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反自殺クラブ


4巻まで読んで、自分の中ではいったん完結していた
池袋ウエストゲートパーク の続編が出版されていた

反自殺クラブ

時間ができたときに3冊一気に読んでしまったのだけれど
以前のようなトキメキは。。。少なかった気がする(苦笑)
まことは相変わらず。。。ださカッコよかったんだけれど?!


こりもせず よせばいいのにと思うようなトラブルに巻き込まれ
あるいは、依頼されて事件の渦中にはまっていく 主人公まこと 


最近の新聞の三面記事を思い浮かべる事件の中で。。。

どうしようもない、人間の哀しさや醜さを映し出しながら
ときおり垣間見える 人の温かさ 純粋さにほっとしてみたり


フィクションなのに、事件の裏にあ~こんなことがあったんだな~と

例えば自殺者にはその家族があって、
残された人がどれほどの打撃を受けるのか。。とか

事件の重みを知らされる気がするのはさすが



新聞記事によるとココ何年かの自殺者数が
25000人でとどまっていたものが30000人になってきてるらしい

何が原因か。。。と分析するよりも
残された人たちの声を聞かせることの方が効果テキかもしれない


自分を惜しんでくれる人がいる

自分を頼りにしている人がいる


何かをなそうとしている

何かを探そうとしている



そんなものが歯止めになるのだろうけれど。。。
それすらも見失っってしまったとき。。。
簡単に すべてを手放してしまうのだろうか。。。と


そうならないために。。。今日は何をすればいい?


かき寄せるように掴んだ手のひらが 空を切るような毎日の中で

それでもまことは前を見据えて一歩を踏み出している



それってやっぱり。。。カッコイイよね




灰色のピーターパン Gボーイズ冬戦争





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