宝徳神社


宝徳神社といいまして、都内のほうからも奉りに来てますよ。私は、信越線の越後岩塚というところから見えるその、派手派手しさに寄ってみたいと思い10年くらい前初めてきました。緑の山に、オレンジ色した、稲荷神社が
くっきりして見えます。寄って見たくなりますよ。
近くには、岩塚製菓という、米菓の煎餅などで有名な工場もあります。美味しいですよ。米菓は、最高!

上の建物は、鉄筋コンクリート造で5mx5mくらいで中央に手を清める石の器がありました。一ヶ所2段梁の中央部分に、x型の亀裂というより、完全に破壊された状態でしょうね。拡大したのが下図です。

見るも無惨な状態です。これは、ゴロンパ流に考えると、2段の梁が中央の束で拘束されていたのです。屋根部分が地震力として強く横振れをおこした時に、上の梁と下の梁が変形していくのですが、変形に追従できなくて、この束の部分が壊れることにより地震エネルギーを吸収したんではと思います。
屋根部分がかなり、重かったと思わせるのは、柱の根元の部分が少し浮き上がっていたことです。転倒の可能性もあったと思います。


神社への入り口のところにある、約5mくらいの高さのある石造の表札みたいなものです。転倒してないのですね。石柱の根元のところが少し割れています。ギシギシと揺れたためだとわかります。ただ単に石柱を置いただけなら転倒してるはずです。石屋さん屹度転倒防止の細工がされているはずです。墓地・墓石を売る店の墓石が、ことごとく転倒してるのをみていますから、工夫されてるんですね。

この神社の、被害はこの程度です。神社の大屋根は、緑青銅板葺きと思われますが、被害は無しです。山間に建築されていますので、地盤は良いところと思われます。そうでないと、建物に必ず、変形・亀裂などが表れてきます。


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