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過日、料理研究家のコウケンテツさんのクッキング教室をのぞく機会がありまして。もうそれはそれは、マダムもお子様もコウさんに釘付けでした。スマートでカッコいい手つきでフライパンを返す姿は見とれてしまいます……いや、お顔ではなく手元を見てね(笑)、と心の中でツブやきながらこっそり拝見させて頂きまsた。このときのお料理冬野菜中心の炒め物でしたが、いつも私が家庭で参考にさせて頂くレシピは、やはり韓国風の味付けが多いですね。本場の味付けがあまり得意ではないので、コウケンテツさんの日本人になじみやすいレシピはとっつきやすいです。「かつおのたたき」なども、たまねぎを敷き詰めて、ヤンニョム(にら、白ゴマ、しょうゆなどをつかったたれ)をかければ、あっという間に韓国風に。「大根と牛肉のナムル」などもちょっとしたおつまみにもごはんにも合う。そして、こういった調味料が生き生きしたお料理にあうお酒といえば……焼酎。正春酒造「逢初 Blue」宮崎の芋焼酎です。地域柄、宮崎の芋は比較的あっさりめ。その中でもひときわクリアなお味です。すっきりした芋の香りにのどごし。芋焼酎ビギナーにもおススメ。アルコール度数も低めなので、女性も好まれるとか。クセがきつくなく、それでいてコクもあってどんな料理にでも合わせられる焼酎です。同じく「逢初 麦」もクリーンな味わいです。やさしい味わいが料理の妙を壊すことなく楽しめますよ。
2012年02月28日
そろそろ「白酒」が出回る季節になりました。関西では出荷も始まり酒屋さんの店頭に並んでます。「しろざけ」は、「あまざけ」ではなくアルコールが入った飲料ですので、お子様にはNGです。残念ながら。子どもの頃は、それでもオトナのまねして「しろざけ」が飲みたくてしかたありませんでしたね。そもそもお酒は「清酒」とわざわざ呼ぶことからも、「にごり酒」がスタンダードです。いわゆる「どぶろく」ですね。今はどぶろくを無断で製造することは出来ませんが、昔は田舎では密造酒的に造っていたと聞かされたことがあります。査察が来ると、床下に隠したりとか。うーん、いつの時代でしょうか……。ともかく、わざわざお酒を濾過するのは非常に贅沢で手間のかかることなのです。「清酒」が全国的に流通し始めたのは、江戸時代からです。「下り酒」という言葉は、摂津池田や伏見などの上方のお酒が江戸に運ばれたことから来ています。「下らないもの」という言葉の語源でもあります。それまでは、各々の地方で酒造りが行われていたわけですが、わけても室町~戦国時代にかけての「練り酒」「しろざけ」。これは全国各地の僧坊や神社などで盛んに造られたようです。ヨーロッパ(修道院)におけるワインもそうなのですが、酒類は神事、祭事に深くかかわっているという性質上、宗教関係者の手に委ねられていたのです。「練り酒」の中でも、とりわけ上等とされたのが「博多練酒」です。キメの細かい喉越しなのは、「絹」でお酒をろ過しているため。荒いもろみは残っていないので、どぶろくのようにドロドロではなくなめらか。甘酒とはまた違う風味で、白酒よりもアルコール度数は低い(3パーセント)ので酒臭さはなく、ヨーグルトドリンクみたい。これは、室町時代の酒造技術を記した「御酒之日記」の製法から再現したものだそうですが、当時の技術の高さを十分に感じられる逸品です。「上さに人のうち被(かず)く 練貫酒のしわざかや 彼方(あち)よろり 此方(こち)よろよろよろ 腰の立たぬは あの人のゆえよなう」と、室町時代の俗謡を集めた「閑吟集」に博多練酒の記述があります。歌の意味は、「着物の上からうち被る練貫小袖ならぬ練酒をたくさん飲んだからでしょうなあ。あっちへよろよろ、こっちへよろよろ。足腰も立たないほどにメロメロにされたのは、全部あの人のせいですよ」。男性が、想いを寄せる女性に杯を勧められて何杯も飲みまくってしまった、という情景と解釈されてます。が、別の見方をすれば、言い寄られた女性にとっては好みのタイプじゃないし相手にしたくないから、酔い潰してしまえ、って感じもアリですか?アルコール度数3パーセントのお酒で酔う、って相当な量を飲んでますね。「うち被く」とは、「着物を被る」と「頭からかぶるように飲む」という意味をかけてますので。ところで。皆様お気づきになられたでしょうか。面白いのが、俗謡の語尾につく「なう」。「~なう」は、500年前からあったんですよ!たとえば、「憎げに召さるれども 愛ほしいよなう」(あの方はいかにも冷たいそぶりをなさるけれども、そこがまたカワイイんだわ)というツンデレの歌。「つぼいなう つぼいなう」坪井NOWではありません。「可愛い(=つぼい)なあ 可愛いなあ」という意味。こういう「なう」が「閑吟集」にはいっぱいです。ただし、この時代の「なう:nau」は音読すると「のう:nou」ですが。。。練酒の飲み方ですが、度数が低いので食前酒にも向いてます。食紅や赤紫蘇などでピンクに染めるもよし、キンキンに冷やして飲むもよし、です。
2012年02月09日
もうすぐバレンタインですね。今年はひと味違った演出を、と思われるみなさまにちょっとだけヒント。。。チョコレートリキュールを使ったカクテルレシピのご提案です。材料は、1、ゴディバチョコレートリキュール 30ml2、麦焼酎いいちこ 15ml3、生クリーム 15ml1~3をシェイカーでシェイクするだけ。トッピングにトリュフチョコを添えるか、少し削ったチョコレートをかけてみてはいかがでしょうか。オレンジピールも合いますよ。簡単です。名前はあえて付けません。その場で、あなたのお好みの名前を付けてあげて下さいね。たとえば、チョコリキュール使ってるので「いいチョコカクテル」とかいう安直な(笑)のもありますが、せっかくなのでロマンティックなネーミングを。レストランやバーで、このレシピでお願いします、というのもOKですよ。焼酎がない時はウォッカを代用してもいいのですが、度数が強いので気を付けて。世界でたった一つだけのチョコレートカクテルでバレンタイン。このカクテルが素晴らしいバレンタインのお手伝いになれば、幸いです。
2012年02月03日
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