リンデンフェルズのブラウフトトゥムターク




リンデンフェルズのブラウフトトゥムターク

伝統の民族習慣市とでもいうのかな
うまい言葉が見つからないリンデンフェルズはヘッセン州にある
オーデンヴァルドという森の中の村の名前


地域の資料館には 土地の職人仕事の仕事場や生活の部屋が 作ってある
例えば 鍛冶屋 印刷屋 消防 時計屋 パン屋 織物 糸つむぎ
民族衣装 寝室 台所 民宿の部屋 などなど

今日はそこに 地元のお年寄りが 実演して見せている
手作りの釘を実演したり パン 絞りたてのリンゴジュースを売っていたり 
昔は水道管に使っていた 丸太の穴あけ(手動ドリル)
ハーブとドライフラワーの花束 農産物 などの 現代の手工芸品もあった 

モーターを使ったものがほとんどなくて 機械も 
人間が回す力を使って 動かしている
人が知っている事が 実際役に立った時代 鉄や木の特性を知っていた時代
草刈の鎌の刃を たたいて 鋭くする人 木の玩具を作る人
石造りの窯で パンを焼く人 壁に色を塗り模様や諺を書く人 石工さんもいた
屋根をふく こけら板をつくってる人もいた 
現代はもちろん機械で作っているものも 実際昔は手で作ってたんだよね
なんだか 失業率が高くなるのも無理ないような気がした

民族衣装を着た人も たくさんいて 彩りがあり
仕事をしているのは 少なくとも半分はお年寄りなのに 活気がある
もうお年寄りしか出来ない 仕事もたくさんあるのだ
民族衣装は 殆どが手作りだった ビーズや刺繍が贅沢に施してある
どんな風に身につけていたかわかる 若いひともいたけど お祖母さんもいて
それがとっても似合っていて 不思議だった 
年を取ると地味な色を着るという事はなかったのかしら? 
黒が基調だからかもしれない 結婚衣装も黒地に飾りがついたものだった
白い衣装って ヨーロッパ共通じゃないのね

糸を紡ぐ部屋では二人のお祖母さんと一人の若い女性が民族衣装を着て仕事を
していておじいさんも側にいてアコーディオンを持って座っている
おしゃべりしながら えんえんと作業している トーマスが昔は糸紡ぎながら
他愛ないことを言ったもんだから 今でもあのひとは糸紡いでるなんて言うのかな
だって その内みんなでアコーディオンに合わせて歌い出した
この歌知ってる?ってきいたら 知らないっていってる
なんとも言えない雰囲気だなァ

てっちは あれを回したりこれを回したり
とにかく 仕組みのあるものが 好きで 働きまくってたよん
昔は 子供も結構働いてたんだろうな
長く見習いなんかして 一人前になるように 修行したんだろうな
手作りの鉄釘を手渡されて 彼は 何のきなしに匂いをかいだ
大人は笑うけど てっちにして見れば 始めての出会いだよね

自分で出来そうで出来ない 出来てもしない物がたくさんあった 

印刷機

この図は 手動の印刷機 右側についている円盤状の部分を回すと動きます
上から一枚紙を差しこみ 印刷されて後側に出て吐き出される手前で止まる
もう一枚差しこまれると その一枚が後から出る 次の一枚が出る前に
半紙のような薄い紙を載せて印刷されたのもが すぐ直接触れて汚さないようにしている 回すひと 紙を差しこむひと 後で薄紙を挟むひと 3人で機械を操作している 実演では小学生ぐらいの子供達が かわるがわる回していた 出来たものは今の印刷と変わらないぐらいしっかりした綺麗なものだったょ

こけらの種類



mihon






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