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2007.03.03
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カテゴリ: 西郷隆盛先生
札幌はまだ3月だというのに雪も降らずまるで春の陽気です。もう少し鍋料理を楽しみたい私としましては寒い方が良いのですが・・・・・・。

今夜は宮の森に行きジャンプ個人競技を観戦する予定でしたが昨日から風邪気味のため断念しました。

さて昨日は 歪められた歴史 について記しました。一般に認知されている歴史的事実というものは権力闘争において 勝者が都合の良い様に作り変えてしまう 傾向があるのではないでしょうか?

それは権力闘争における敗者は闘争に至った経緯から結末までについて語る機会が与えられることが無いからであります。いきおい勝者の広報がそのまま事実となってしまうわけであります。

この構図は現在においても同様です。例えば選挙において勝利した側の表面的な事象・主張が主流を占めるのです。企業の派閥抗争・不祥事でも同様なことはありますね。
(一昨年の郵政選挙も何となくその傾向があったかもしれません。これは有権者にも大きな責任があったのですが。まずあんな短期間であれほどの候補者を選別することは不可能ではないのかと私は思っております。)

タイトルの話題に変えます。



単に衣服がゆかたと軍服かの相違だけではなく“顔”が全く異なります。上野の“顔”は庶民的な風貌です。たいする鹿児島の“顔”は精悍な風貌です。

明治32年、西南戦争から22年が経過し西郷先生が銅像として上野公園に復権しました。その除幕式において来賓として参列していたイト未亡人は西郷像を見て、こう口走りました。

「うちの主人はこんな人ではなかった!!」

上野の西郷像の製作者は高村光雲さんですが製作にあたり高村さんがモデルとしたのはイタリア人・キヨソネさんが描いた “肖像画” なのです。(教科書に掲載されていますよね。)

しかしこの肖像画は正確ではありません。肖像画(顔)の上半分は実弟である西郷従道、下半分は従弟である大山巌をモデルとしたいわば “モンタ-ジュ” なのです。何故この様な事象が起こったのでしょうか?

西郷先生は終生、写真を写さなかったからです。西郷先生は大の写真嫌いだったのです。

写真を写さなかった理由としては西郷先生の職種にヒントがあると言われています。西郷先生は若い頃、薩摩藩の代表としていわゆる“諜報活動(スパイ活動)”を担当していたので敵陣営に顔を知られると任務遂行が出来なくなるからとの説です。

私が鹿児島の方に伺った説は「 西郷先生は謙虚な方 だった。当時、写真を写す事が出来るのは高い身分の人間のみであった。西郷先生は自分を位が高い人間だとは全く考えてはいなかったからどうしても写真を写さなかった。」というものです。

私はどちらも正しいと思っております。



もちろん、西郷先生の写真と称するものが出ては消えていきました。

西南戦争において生き残った若者とて西郷先生の姿をじっくりと見たことはなかったそうです。西郷先生の顔を正面からじっくりと眺めることが出来た人はイト未亡人、親族、そして私学校の幹部くらいであったのかもしれません。

ちなみに西郷先生は今で言う “イケメン” であったそうです。イト未亡人が初対面で「なんとまあ、 よかにせ(イケメン) のお方で」とおっしゃったそうですから。



そういえばテレビや雑誌で見ていた政治家に実際に会ってみるとかなり顔つきが異なっていることがあります。彼らは念入りにメイクをしているのでしょうか?



    写真は鹿児島の西郷像です。
    ちょっと写りが悪いですね。


画像 068.jpg















































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Last updated  2008.02.04 22:32:35
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ツン さん
ツンで御座います。主人は無類の犬好きで一時期私の他にも可愛がっていた犬が十数頭おりました。主人は狩が上手な名犬がいると聞きわざわざ出掛けて来られ、譲り貰うと人の好意に対しては身の回りの高価な謝礼を贈ったり、何も無い時は着物や帯まで差出して大事に育ててくれました。私の背中を擦り話掛けている姿を多くの方が後年語っております。上野の銅像や《陸軍大将大礼服の西郷隆盛》にも共に描かれてる様に大体いつも一緒でした。日本ではその後のハチ公やタロジロより有名だと自負してますがツンと言う名を知る人が少ないのが残念です。 (2007.03.04 17:53:19)

ツン様  
よくご存知ですね。

でも私は猫派なんですよねえ。 (2007.03.05 00:34:39)

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