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2011年07月12日
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先週末はイギリス・グランプリ。モンテカルロ、モントリオール、
ヴァレンシアと市街地のお祭り気分3連戦がひと段落して、本来の
サーキットに戻ってくるのはUKシルヴァーストンというところが
雰囲気が盛り上がって良かったです。

やはり一度は行ってみたいと強く思いました。そして、ようやく
スクデリーアの今季初優勝でした。

レースの内容はニュースサイトや雑誌、ファンの方のブログ等を
ご確認いただくとして、シーズン中に規則について2つの大きな
変更がありました。


もうひとつは2014年からのエンジン規定について。

ひとつめの影響は、クルマのダウンフォース量が減ることによる
パフォーマンスへの影響で、レッドブル、マクラーレン、ルノー
等々に影響があったようです。

しかしながら、グランプリをみるとレッドブルの最速は変わらず、
マクラーレンも決勝で強いパフォーマンスを見せ、これらを理由
にフェラーリのフェルナンド・アロンソ選手が勝ったと言い切る
のは難しいところです。

昨日のニュースでは、この規則変更を前回のヴァレンシア・レベル
に戻すことになったそうですので、今年のサーカスは従来の流れ
で進みそうです。


選手も同様で、エンジンオイル漏れという初歩的なトラブルでレー
ス完走になりませんでした。残念。

もうひとつの新エンジン規定については、FIAが直列4気筒ター
ボで決めていたところに、一部のチームやレースのプロモーター、
Mr.Eが反対してひっくり返りV6ターボになったとか。


ヴァーと契約を更新しながら新規定が決まりならF1を辞めると
口と足が逆さまを向いた動きだったのですが、それにはもちろん
訳があったのは大人の事情が見え隠れしています。

直4導入に動いたのはFIAのジャン・トッド会長。この人は元
スクデリーアのディレクター。ミハエル・シューマッハー選手を
引退に追い込んだ人物。一方、直4では会社が傾くイタリアの会
社はV6が絶対条件。

ところで、なぜかスクデリーアはザウバーで凡ミスを繰り返して
いたジャン・トッドの息子がマネジメントするフェリペ・マッサ
なる人物にシートを与え、皇帝の下で修行させて何とか一人前に
育てたのですが、元来の資質に問題があったのか伸び悩み「将来
は風前の灯火」と去年書いたような気がします。

今年のシーズンで評価の高い小林可夢偉選手は、周囲からトップ
チームへの移籍の噂が囁かれています。この業界の噂は「うわさ」
という名の「将来の事実」であることが多く、業界を熟知してい
る人なら真摯に検討する問題です。

先の風前の灯火は噂になっていませんが、これはもう公知の事実
に限りなく近いからで、なぜならばこの会社の要求が通ってV6
エンジンに決まったからに違いありません。

FIA会長の肝入り直4が既定路線のうちは、息子が世話する輩
に給料を払うのはビジネス上の必要経費かもしれませんが、V6
でないと業界全体がダメになると各ステークホルダーが主張して
V6で丸く収まれば、先の経費は不要な出費になります。

もちろん成績不振での交代は一番説得力のある理由ですから、こ
こで赤いクルマのセカンド・シートが空くではありませんか。

すると、誰もが渇望するシートが空くなら、もうすでに埋まって
いるとされる契約だってオプションが行使される可能性が高まる
ことになりますので、優勝確実のヴェッテル以外すなわちウェバー、
バトン、ルノーの2つと4つものシートが流動的になるというこ
とです。


さて、とある筋に言わせると私は自称イタ公なのだそうですが、
そのように言われるということは、自他共に認める特徴なのかな
とも思います。

確かにそういうところはありますし、それ風なことを口走ったり
もしますが、同時に日本への愛国心も持ち合わせているつもりで
すので、今日はそのあたりのことについて書いてみようかと思い
ます。

シルヴァーストンのレース前、ザウバーチームと小林選手の契約
更改がニュースとなりました。その理由はF1キャリアでの恩義
とトップチームに空きがないからというものです。

しかし、チームのランキングでザウバーよりも上のレッドブル、
マクラーレン、フェラーリ、ルノーでシートが空きそうなのに加
えて、何年経っても速くならないクルマに業を煮やした皇帝が再
引退する可能性も残ってますから、より速いクルマにのるチャン
スが到来しそうです。

自身がノッている時期と周囲の評価が高まる時期とトップチーム
のシートが空く時期がマッチするのは、あまり多くない機会では
ないでしょうか。

9月の第2週に開かれるミラノでのイタリアGPでは、スクデリー
アが大きな記者発表を行うことが慣例に近い常識となっており、
その後に他チームのシートも決まっていくことが予想されること
から、それまで果報を寝て待ってもよかったのではないかと余計
な心配をします。

かつて、トップチームに移籍するチャンスがあったという日本人
ドライバーの話もあったことから、もしも今回の契約更改が所謂
バッド・マネジメントによるものだとすれば、もう少しレベルの
高いゲームの戦略思考を持ち込むようにされると良いのではない
かと思いました。

ザウバー・チームが小林選手の契約を売って、三法一両得の漁夫
の利を得るサプライズがあったりすることを期待しています♪

頑張れ、可夢偉!表彰台に上れば来年はスクデリーアだぞ!!!

ferrari-flag.jpg

感謝!






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Last updated  2013年05月27日 11時13分47秒
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