漂流録-ScrambleHalloween

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2019.01.09
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カテゴリ: 音を楽しむ




とある楽器屋さんの前を通りがかった私の目に入ったのは





ぱっと見きれいな アコギ





100円!

右上に書かれてます。
「ブリッジはがれてます。」

でも

100円。


とりあえず。

打ち身も少なく
ネックも程度の良い

難を言えば
ブリッジがはがれている
表板のブリッジ付近がうねっている

くらい

いじるの大好きな私にしてみれば

こんなにいい素材はない!

しかも
ちょうど アコギ

Martin みたいな見た目のこの アコギ





「Morales」

Morris 」ではない

パチモンか?



サウンドホールの中に
「made in Japan」

ん~

調べてみると
「全音」というところのギター
古き良き時代に安くはないけど
高くもないギターを作っていたメーカーだそう

表板のバインに貝が貼ってあったり
細部まで丁寧に作ってある アコギ です。

問題はブリッジの剥がれ





100円です。
修理するでしょ。
自分で。

ギターの修理では タイトボンド をよく使います。

タイトボンド 乾くと固くなり削ったり着色したりも簡単です。

でも
単純に接着力の信頼性なら私は
木工ボンド を選びます。

made in Japan です。

ちゃんと使ったときの接着力は抜群です。

そうと決まれば手順は簡単。

ブリッジと表板の接着剤をきれいに取り除きます。

そして接着面をぴったりくっつくように平らに削ります。

その後、下地処理として#400あたりの 紙やすり
接着面を軽く荒らして接着剤の食いを良くします。

木工ボンド は薄く均一に

ぴったりと合わせたら圧着します。

ブリッジピン 太さよりも少し細いネジ
表板とブリッジをねじ止めします。

もちろんネジの当たるところは当て木をして
ギターを保護するのをお忘れなく

しっかりネジを締め付けて24時間のところを
48時間静かに放置。

無事圧着完了。

弦を張って鳴らしてみたところ。
やっぱり自分が手を入れたということで
良い音がする気がします。

その後、張ったままでしばらく様子を見ましたが
しっかりとくっついているようで

いまも問題なく良い音がするお気に入りの一本になりました。

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最終更新日  2019.01.09 19:09:11
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