なりませぬ、食ろうてはなりませぬ

なりませぬ、食ろうてはなりませぬ

病理検査の結果



●2010年7月29日(術後9日目)
午前中にまた婦人科外来に呼ばれ、正確な病理検査の結果を聞く。
摘出した子宮と卵巣をスライスした
断面写真のカラーコピーを見せられる。
なにか作り物めいていて、あまり生々しくはないが
それがかえって気色悪い感じ。
子宮のスライス写真ははまさに「イカめし」の輪切りのよう。
当分、イカめし食えないな~好きだったのに・・・

肥大した卵巣は破裂しており腹膜炎を起こしていた。
ただし幸いなことにその破裂した部分にガンはなく、
お腹の中にガン細胞を振りまかなくてすんだとのこと。
「思っていたより良かったよ~」とH先生は言うが、
そのかわりまだ初期だと思われていた子宮体ガンのほうが
内膜に半分以上逡巡しており、また子宮頚部にも進んでいたため、
化学療法は必要だと言われる。
そっか抗ガン剤か~
ということで私のガン、今回の手術で切除した部位は以下の通り。

・子宮体ガン(類内膜腺ガンG1)80g、腔長6.5cm
 筋層の1/2を越える浸潤や、頚部にも浸潤を認めるので2期
・左卵巣ガン(類内膜腺ガン)200g、13×6×5mm
 表面にガンの露出なし。子宮体ガン転移の心配をされたが
 多房性嚢腫で右卵巣にガンがないことから
 左付属器原発の類内膜腺ガンの可能性が高いと判断する
 左卵管にガンはなし、1期
・右卵巣、卵管切除 ガンはなし
・大網切除 ガンはなし
・リンパ節 トータルで12個切除、転移なし

抗ガン剤(CAP療法)
・ブリプラチン(シスプラチン)
・エンドキサン(シクロフォスファミド)
・アドリアシン(ドキソルビシン)
以上の3種類を4週間に一度投与の予定。

H先生のお許しが出て、抗ガン剤までの間
二泊三日の外泊の許可が出る。


© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: