Hana's  Diary

Hana's Diary

出産



夢を見ていた。それがふと意識が戻る感覚。

あれ?私何してたんだっけ?ココはどこ??

下半身の方でごそごそと人の声。

ああ、帝王切開中だったんだ・・・・・。


オギャーオギャー!!!


生まれましたよ!!女の子!!!


おそらく枕元にもってきてくれている様子だけれど

意識はあるけれど目は開けられない。

それでもふわっとなにか暖かい物体があるのがわかる。

4370グラムです!そんな声も聞こえてきた。

でか~~~~~~~~~。推定よりでかいじゃん!

なんて思っていると急に苦しくなった!!

なにがなんだかわからないけど苦しい!!!!

後でわかったんだけど、気道確保するために管がのどに入れられていた模様。

酸素は確保されているものの、自分で呼吸している意識がないのでとにかく

苦しいのだ。

うううううう~~~!と動こうとするが手が縛られていて動けない。

だからあの時縛られていたんだね。

せめて首だけ左右にふってこの緊急事態を知らせねば!!(だから管が入っているんだってば)

首を振ると麻酔の先生にかなり真剣声で

危ないから首をふっちゃいけません!!!!!!!!!!!

としかられる。ああああ・・・悲しい・・・・。

その後ストレッチャーに移し変えられ病室へ。

高熱のため吹き出た汗をふいてくれる旦那様。

事態を察してきてくれた姉が赤ちゃんをあやしてくれている声。

意識はあったけれど目が開けられない。

やっと目をあけられたのは手術から3時間後、面会時間終了で

旦那さんが帰るときだった。

ありがとうね。

今日はご苦労様。

お互いにそういってわかれたのだった。

一日中、陣痛の痛み逃しで背中をさすり、

分娩台に上がったときは、団扇であおいでくれ、

最後には先生のショックな宣告を冷静にうけとめてくれた夫よ、

君も一緒に頑張ったのだ、ご苦労様。

これで出産のお話は一応おしまいです。

その後、母乳が出ない悩みに加えて、おっぱいが嫌いになって

しまった娘との格闘になっていきますが、その話はブログの中で、

そしておいおいフリーページにまとめたいと思います。

長文、読んでいただいてありがとうございました。


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