陽だまりブログ  

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1回目の流産


生理予定日より、1週間経っても生理始まらず、
妊娠検査薬を使った。
陽性反応が、直ぐにくっきりと出た。

その頃、私は、夫といろいろな事があり、
別れるの別れないのと揉めている最中で、夫は、家を出ていた。

しかし、この子は、必ず産むと決めていた。
当たり前に産まれて来るものだと思っていた。
夫には、妊娠している事を言わなかった。

検査薬の反応の翌日、病院に行った。
タイノウが、確認できた。
「また来週来て下さい。」と言われ、
翌週、病院に行った。
心拍が確認できた。
「次は、4週間後に来て下さい。」と言われた。
4週間後には、大きくなった姿が見られた。
「それでは、次は、4週間後に。」
問題はないと思っていたので、
6週間後に病院に行った。
心拍が停止していた・・・・
何が起ってるのか分からなかった。
翌日、手術をする事になった。
夫とは、相変わらずの状態だったので、
付き添いを友人に頼んだ。
友人は、何も聞かずに「何時に病院に行ったらいい?」と聞いた。
私も事務的に、時間を告げた。

手術が終わり、麻酔が切れる頃に、
どうしてか、私は、過呼吸に襲われた。
看護士が慌て、「先生を呼んできて!!」と大きな声で言っていた。
意識が朦朧とする中で、周りが騒がしくしていた。
スローモーションの様にその様子が見えた。
私の心は、冷静だった。
そのうち、袋を被された。
少しづつ、過呼吸が収まった。

医師は、自然沙汰だと言った。
そういうものなんだ・・・と思った。
夫と揉める中、精神状態が安定せず、
ストレスが多く掛かっていたので、
そのせいだったのかも知れないと、私なりに考えた。




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