北海道の冬は気温も低く室内でお花を育てるのはちょっと無理と思いながらも
毎年、初秋に蒔いた発芽苗や挿し芽苗を育てます。さらに種まきを繰り返し育苗します。
その他に冬越しの多年草のお花があります。
室内管理のお花のためにはいろいろな工夫をしなけれななりません。
室温管理
はお花のためでもあるのですが、だんだん年齢を重ねるにつれて寒さに弱くなるので
室内は暖かく、お花にとっては室内温度は十分に保たれているとおもいます。
気になるのは
日照
ですが、窓際など光のあたるところに置きます。
出来るだけ多くの陽が入るようにレースのカーテンを開けたり取り外したりします。
今年はさらに人工太陽「マイプラント」も使い始めました。
次は
風通し
ですがこれが一番問題です。
北海道の冬は寒いので長時間窓を開けて風を通すことが出来ません。
せいぜい2重窓の外窓を少しだけ開ける程度です。
これもあまりにも風が強かったり雪が降れば出来ませんので殆んどお花は外気に触れずに過ごします。
今回小さなサーキュレーターを使ってみることにしました。
あまり強くするとそばのお花に強すぎるので弱くしましたがあまり風が届いていないような・・・。
そこでテープをたくさん吊り下げてみました。風が風を呼ぶ・・・。
テープが風を受けて動いてくれれば新たな風が生まれるかな?と考えたのですが。どうかしら。
育苗箱の位置を替えたり、いろいろ工夫はまだありますね。

どうして風通しが必要なのか
(以前にメモしたものがあったので整理しました。)
1.光合成を助ける。
(風通しが悪いと植物の葉の周辺に酸素が停滞して光合成の効率が悪くなる。)
2.病害虫を防ぐ
3.植物の蒸散作用を高めて体温を下げる。
4.気温を下げる。
5.植物を丈夫に育てる。
(程よい風が吹く環境では植物は伸びが抑制されて茎が太くがっちり育ち、徒長せずに育つ。)
徒長って何?
そのために葉色も悪く、軟弱で花もまばらになる。
どのような時に徒長するのか。
1.十分な光がない時
2.水分や温度が多い時
3.風通しが悪い時
4.窒素肥料分が多い時
5.密度が高くて蒸れやすい時、
窒素肥料分は多いと徒長するだけでなく アブラムシ
に狙われます。
それは、
窒素肥料が多いと徒長し軟弱に育ちます。
そのためにアミノ酸に合成されない窒素化合物がたまって、
これを好むアブラムシなどの害虫がよくつきます。
また、
育ち過ぎて表面の細胞組織が薄くなると病菌が侵入しやすくなり
病気にかかりやすくなります。
今年はウイルス病の運び屋の アブラムシ
をマイガーデンに近寄らせないように
丈夫な苗作りもしたいと思います。
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