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2022.05.20
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カテゴリ: リハビリ
今日の訓練はTさんMさんが来てくれました。ありがとうございます。
歩行器立位は調子が良くて、あまり疲れた感じがなかった。
背中の力が強くなっているのか?
それとも動きが良くなっているのか?
どちらにしても、起き上がる動きが強くなっている気がする。

そんな調子だったので、最後の方でやっている歩行器壁立前屈は、少し低過ぎたかなと思う歩行器の高さでも、いつものように力を使って動けた。
下半身の感覚がしっかりしていて、動きの切り替わりも安定している。
上半身を起こす時に、腰の上辺りからお尻を通って太ももの後ろ側まで、力の連携する感覚がある。

そうなると、もっと自分を試したくなる。

前へ傾き切った時しか歩行器に肘がつかない。
なのでほとんどの姿勢は、体幹が中心で腕は軽く姿勢の補助をするだけ。
補助といっても、体幹の邪魔をしないようにバランスを取って、力を抜いて動きに合わせるだけだが。

難しいかなと思ったけど、いつも通りに動きを意識して力を使うとスムーズに動けた。
自分でもちょっと、おっ!と思うほどに良い調子。
良いリズムで10回を終えて、次のセット。
それもまた良いリズムで動いていたが、セットの最後の方は動きがゆっくりになってきた。

やばいかなぁ。
次のセット最後まで、この歩行器の高さで動き終えられるかな?
そう思ったが、ダメなら途中で歩行器を調整すれば良い。
なのでスタート。


そしてスムーズには、起き上がり切れなくなってくる。
腕を伸ばして補助をすれば、何とかなるだろう。
だけどこの項目は腕の補助を使わないで、体幹で動くのが目的。

あと少し…

となると、どうしても頭や首を使って動き切ろうとしてしまう。

頭を動かすことで重心を移動したり、もともと麻痺のない首や肩周りを使って補助をしようとするからだ。
だけどそれは大きな間違い。
それでは良い動き方にならない。
そうすることで顎が上がり、顎を上げることでお腹を突き出す動きが入り、腰が前傾する。
起き上がるのとは逆の姿勢になってしまう。

なのでそんな時は顎を引く。
顎を引く事で、腰を起こす動きが入る。
腰が起きれば、お腹周りの力を使って上半身を起こすことができる。
首肩周りの力を使う必要は無い。

ただそれは、とても難しい動き。
まず背中の下半分にしっかりと力を入れられなくてはならない。
その力をコントロールする必要もある。
そしてその力と腰の動きを連携させる必要がある。

更にその動きをコントロールするタイミングに合わせて、顎を引かなくてはならない。
これも難しい。
起き上がろうと必死になってしまうと、顎が上がりやすくなる。
それを堪えて、一瞬しかない絶好のタイミングで顎を引く動きに切り替えなくてはならないから。
それがわかっていても長年できなかった。
動き方がわかっていても、動けるだけの力が必要になるし、それがコントロールできないと無理。

これまでの中で最も上手くできた。
これが決まると、力強く起き上がれて、自分の感覚的にはピタッと直立で止まっている。
これまで散々苦しめられた、お腹周りの疲労感や緊張の先にある動き。
本来の動きに比べれば、まだまだ序の口だろう。
だけどこの動き方を取り戻せた事は、これからの動きに大きな影響を与えてくれるだろう。


左向きで寝て肘を曲げた右腕を上げる(寝て左向きで右腕の肘を曲げて正面で上げる(脚立))動きは、セッティングをちょっと工夫してみた。
この動きは右腕を前にならえをした状態から、肘を90度に曲げて、手から肘までを水平にした姿勢を保持しながら、体の正面中央から上げて戻す。
体の正面中央に戻した時は、力を切り替えるために脱力する。
その時、肘は反対側の腕に乗るけど、手はベッドまで下がる。
なので水平を保持していた状態から、肘よりも手が下がった状態に変わる。
なので次に上げる時は、まず手だけを上げて水平状態にしてから、腕を上げる必要があった。

これまであまり深く考えず、そうやって動いていた。
だけど疲れが強くなると、その最初の手を動かす動きが悪くなって、その後の全体の動きも不安定になりやすかった。
今更だが、どうにかしないと…と思った。

簡単にできること…と言えば、すぐ近くに転がっている2キロの重りを置いて、戻した時に手を乗せるようにするぐらい。
と閃いて、早速やってみた。

するとこれがめちゃめちゃいい感じ。
最初の手だけを上げる動作が無いから、全体の動きにもっと集中しやすくなった。
水平が保持しやすい。
それによって、これまで以上に肩周りに意識と力を集中できた。
これまで以上に入る力を強く感じる。
これはなかなかいい閃きだ。



体温は36.6度
排便は2つ
血圧は89/54





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最終更新日  2022.05.21 20:54:28
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