はにわきみこの「解毒生活」

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2007.10.17
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カテゴリ: 食べる&飲む
去る10月6土7日8祝、の3連休、私は山口県で「みそ仕込み祭り」に参加していました。

ここでは、年に1回、20~30人の人が集まって、この土地独自の「麦味噌」を仕込みます。

miso_2
(最終日、みんなで容器にお味噌を詰めているところ)

私がこのお祭りに参加するのは今年で4回目。みんなで仕込んだお味噌は、材料費と引き替えにそれぞれが持ち帰ります。麹歩合が多い、甘口の麦味噌は、なんと仕込んでから1週間目から食べ始めてOK。少しずつ大切に食べてきましたが、ちょうど1年たった昨年仕込みのお味噌のおいしいこと!
このお味噌は、麦を蒸して麹菌をつける、「麹作り」から始まります。そのため、麹の発酵に適した気温(28度)が保てる夏~初秋に行われ、麹の花が咲くまで、全行程は2泊3日必要なのです。

miso_3
(今年は、全部で164kgも出来ました!)

さて、この間、晩ご飯は「お疲れさま宴会」となります。参加者がそれぞれ「差し入れ」をもってくるので、大変なごちそう。今年の私達は、「盛岡ベアレンビール」を選択。



普段から、ベアレンの作る様々な限定ビールを楽しんでいるのですが、今回、ちょっと思いついたことがあったんです。

過去、5L入りの樽のオークションをしていたこともあるし、もしかして相談してみたら何か方法があるかも!
2年前、岩手の花巻温泉温泉湯治をしているときに、足を伸ばしてベアレンビールの工場見学にでかけた私。店長のシマダ氏と面識もあることから、気楽に相談メールを書いてみたのでした。
そして、この直感は正しかったのですっ!

「10Lの樽ならあるので、作れます。要冷蔵なので、クール便で送ります。着いたその日の内に飲みきってください」とのこと! やった~!

■詰めるビールの選択肢。
ベアレン樽生ビール10L・フェストビール ちなみに、この時期で選べる内容は全部で4種類。期間限定のフェストビールの他、クラシック、シュバルツ、ピルス。
価格については、直接ベアレンさんに問い合わせてみてください。

■ビールサーバーと、アタッチメントの話

問題は、樽生ビールをグラスに注ぐには「ビールサーバー」が必要だということ。こういうマシンです。
miso_4
(飲食店でよく見かけますよね)

幸い、今回の参加者には「山口ユースホステル」さんが居ました。食堂で使っているサーバーを借りられることに!


するとシマダさんから提案が。
「ヘッド部分の部品を付け替えれば、キリンタイプにも接続できますよ。その部品も一緒に送ります」
ということで、問題解決~!

無事に、サーバーから「フェストビール」を生で飲めるようになりました~!
miso_5
(セット完了、グラス準備OK~)



(通常はビンでの注文です。秋の限定1万本、売り切れ次第終了)

手造り味噌を仕込むほど、ちゃんと作ったもの、おいしいものに目がないメンバーの目がキラリと輝きます!

「香りがいいね!」
「しっかりとした飲み口」
「いくら飲んでも飽きないな~」

結局、一晩のうちに、しかも、宴会半ばにして、10Lビールの樽がカラになってしまいました!考えてみたら、10Lって、500mlのグラスで飲んだら20杯分ですもんね。
もっと小さなグラスで飲んでいましたが、20人も人がいたらあっという間・・・。

「来年は、2樽必要なんじゃない~?」

皆さんに期待されてしまい、金銭面で青い汗が出てしまう私なのであります。

それにしても、フェストビールの樽生作戦は大成功!
ムリな注文を聞いてくれた、ベアレンのシマダさんに感謝です!





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最終更新日  2007.10.19 17:18:34


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