2015年02月26日
XML
カテゴリ: こだわりの食材
大阪では「きつね」と言えばうどんであり、「たぬき」はそばに決まっていま

の入ったそば」を指します。とうもろこし(なんばきび=南蛮黍)のように、
南蛮を略して「なんば」と言う場合もありますが、ふつうは「南蛮漬け」がそ
うであるように、南蛮はとうがらしのことを指します。そして「なんば」は、
今の大阪のミナミ、難波がねぎの産地であったために、ねぎの異称なのです。

今回は合い鴨のつみれを使いましたので、厳密には鴨なんばではありませんが
ご容赦ください。市販のつみれは、軟らかかったので、中央を指でへこませて
火の通りを良くしています。長ねぎは白い部分のみを使い、5cmほどに切っ

そばのつゆは、しょうゆの18倍希釈、つまり3人前で900ccとして、だし800
ccに、濃い口しょうゆとみりん各50ccを加え、ひと煮立ちさせています。

かけそばのつゆを煮立てる際に、合い鴨のつみれと焼き色をつけたねぎを投入
し、火を通します。そばは規定の時間茹でたら、いったん冷水に取って締め、
表面のぬめりを落としてから、再度温め直します。そばを丼に移し、汁を張る
とともに、つみれとねぎを乗せて、できあがり。鴨肉そのものではないので歯
ごたえは今ひとつですが、つゆにも合い鴨のだしが出ているかと思うと、それ
だけで美味しそうです。それにしても、鴨とねぎは、いい取り合わせですね。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022年11月10日 17時20分41秒
コメント(2) | コメントを書く
[こだわりの食材] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

コメント新着

はなだんな @ Re[2]:「続^2・とうがんの酢の物」 YoshicoHino さん、書き込みありがとうご…
YoshicoHino @ Re:「続^2・とうがんの酢の物」(11/10) ほんとに胡瓜、うそのような値段、今日1…
はなだんな @ Re[4]:「続^3・貝割れ菜と平天の澄まし汁」 YoshicoHino さん、書き込みありがとうご…
YoshicoHino @ Re[3]:「続^3・貝割れ菜と平天の澄まし汁」(11/05) はなだんなさん、お気持ちわかります。 我…
はなだんな @ Re[2]:「続^3・貝割れ菜と平天の澄まし汁」 YoshicoHino さん、書き込みありがとうご…
YoshicoHino @ Re:「続^3・貝割れ菜と平天の澄まし汁」(11/05) これからは、温かいものを身体が欲します…

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: