*喜怒悲楽*

[喜怒哀楽]


それは人間にとって当たり前の事で


忘れてはならないものだ


でもそれを忘れてしまうものもいる


それは


それは私だ


私は彼を殺す事で喜を失った


そして体を無くすことで楽もなくなった


そして


気付いた時には怒る気力さえなくなって


そして気付いたら


哀しか残っていなかった


私はある娘の体内にいる


それで私が喜怒楽を思いだしたと思うか?


それは違うな


私はあの娘の体の中にはいってもまだ


喜びや怒り楽しみを思いだせずにいるんだ


どんなに綺麗なものを見ても


どんなに楽しいものを見ても


出てくるのは悲しみだけ


―――――喜怒悲楽


それは人間にとってなければならないもの


だが


忘れた者もいる


そう言う人はどうすれば良いんだ?


私は


私は一体どうすればいいんだ?


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