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2017.05.22
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カテゴリ: Music/drama/movie, others
<5月の観劇記録>

仕事等ばたばたと忙しくしており、まめに日記を書く余裕はなかったのですが、
結構隙間にはいろいろと観劇しておりました。

★王家の紋章
初旬に観まして、そして、千秋楽公演(7日)も観ました。
若い2人の恋の行方にはあまり涙しませんでしたが、イムホテップ様の見守り視線、
そしてアイシス様の叶わぬ恋を歌う姿には、つーと涙が流れました。
印象的だったのは、カーテンコールで、浦井さんから一言とふられた祐一郎さんが
口ぱくでありがと!って言った、その気持ちです。

大阪公演は、最初予定してたのですが、仕事が立て込んでしまい今回はパスすることになりました。でも、もう十分見た!満足!という気持ちです。


★劇団☆新感線「髑髏城の七人」Season 花

作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
出演は小栗 旬、山本耕史、成河、りょう、青木崇高、清野菜名、近藤芳正、古田新太など。
新しい回る舞台。豊洲の劇場は、外観は倉庫のようですが、
中にはいれば、そして舞台が始まれば、夢のアトラクションのようで、
現実を忘れて愉しみました。
想像していた、次のシーンに移るのに客席が回って移動する、というイメージを
はるかにこえるエンターテイメント性があり、これはハマります!
舞台の前のスクリーンにも映し出される世界。次に進んでいく景色に合わせて


小栗さんの捨之介、そして、山本耕史さんの蘭兵衛、もうこの存在、美しさ、には脱帽です。
カテコのまえに、舞台がぐるりと回り、それぞれの美しかったときのシーンが再現される、
浅葱色のうすい衣をまとう山本さんのあの姿は
息をのむ。美しさに涙。悲しい死に方をするけれど、最後にあの静かな美が
また観られるとは!!。そうそう、笛を吹く姿も絵になっていたなあ。

おとなで深みを増したように感じました。

なによりも!この作品殺陣が本格的でね。もう凄すぎて大変です!
一瞬でも違ったら大変なことになる瞬間の連続。お稽古どれだけ大変だったでしょうか。

古田さんのあの面白さは、言葉では伝えられません。思い出すだけで笑えてくる。
りょうさんも色っぽくて強さと儚さがあってよかった。
成河天魔王は、すごく頑張っていましたが、どうしてもあの2011の天魔王の森山未來さんの
魅力をまた味わいたくなり、鳥がやはりその点楽しみでもあります。
とにかく髑髏城、そしてこの回る劇場はすご過ぎ!!
そして、良い作品には、愛、憎しみ、哀しみ、可笑しさ、そしてやはり毒も必要ですね。
すべてのエキスが絶妙なバランスで閉じ込められていて、しかも拡がりもある、
そんな作品これからも期待します!

★ブラックコメディ(劇団四季、自由劇場)
ライオンキングのスカー役やアラジンのジーニー等でも活躍され、ひそかな人気をもつ
萩原隆匡さんが主人公を演じるというので、これは観に行かなくちゃと。
主人公は無名の若い彫刻家。ある晩、彼は留守中の隣人宅から数々の調度品を無断で借用し、
フィアンセの父親と、大富豪の美術コレクターを自宅に招き、
これらの品々が自らの作品であるかのように仕立て、一挙に富と愛する女性を手に入れようと企てますが、突然停電が起こり、次から次へと招かざる客が訪れて……?!
一世一代の大勝負の日が、たちまち悪夢へ。このピンチ、彼は切り抜けられるのか?
(公式より)というストーリー。恋人と、元のカノの間で、あちゃちゃーとなる慌てっぷりがとってもチャーミングでしたね。
元カノの役者さんは、あ、前のマンマミーアでみたなあ、と思ったり。
あといろいろ出てくる大人たち、みんな味わいがあって、休憩なしだけど、いい作品でした。
停電になっている間は舞台が明るくなり、電気ついてる間は舞台が暗くなる、という
その逆転の発想も面白かった。

★オペラ座の怪人
KAAT(神奈川芸術劇場)初体験でした。
最初の回は高井ファントム。2回目は佐野ファントム(佐野んとむ)。
高井さんは、普通の人とみせておいて歌いだすとすごいオペラチックなダイナミックな声で
そのギャップに圧倒されますね。
佐野ファントムは、もっと繊細な感じで涙が出たのは佐野ファントム。
Music of the nightのときは、もちろんこの前のクリコレIIIでの、あの祐一郎さんの
歌唱は、この歌い方とはまるで違ったなあ、優しさに満ち溢れていたっけ・・と
つい思い出しましたよ。
でも、不思議なことに、日本語の歌詞で、そしてその歌詞に合わせた
リズムの演奏で聴くと、また別物なんですね。
もしここにいるのが祐ファントムだったら・・・などという妄想はとりあえず捨て、
眼の前に繰りひろげられる悲しい愛の物語に没入しました。
佐野さんは、ラウルもよかったけれど、このファントム役、全力投球っぷりが凄いです。
最後は、もはやロイド・ウェバーが演じてる?と思えるほど、なんだか胸がぎゅーっとなる
そんなファントムでした。
クリスティーヌは山本さん、苫田さん。歌声は綺麗でした。
ラウルはどちらも同じ俳優さん、美声、かなりの長身でイケメンさんでしたが、
マスカレードの踊りが・・・すこし硬いだけなのかもしれないがしかし・・・。
祐一郎さんがラウルのときって、どんなだったのか、今からでも観たい!と思っちゃった(*^_^*)
いろいろと演出にも変更が加えられたようですが、やはり名作というのは名作だな、と
しみじみ感じながら帰りました。しかし今回のカルロッタは若くて綺麗なので、
声も綺麗だし・・・あまりクリスティーヌとの対照にはならないなあ、と。
森くみさんみたいなタイプだと面白いかも・・とちらっと思いました。

★海宝さんと中川くん

海宝さんに関していえば、あの素晴らしい渾身のカジモドを演じていた「ノートルダムの鐘」は
個人的には、2月中頃に観た海宝カジモドが今回のMyラストになりました。
思えば8回?くらいとっていたなかで6回が海宝カジにあたり、なんてラッキーだったことか。
勿論作品が素晴らしいので、誰が演じても素晴らしいのですが、
やはり海宝さんのカジモドは特別なドラマチックな気持ちにさせて
もらえる逸品なんですね。自分にとって・・。ご本人とのギャップが凄いということも
魅力の1つかもしれません。
丁寧に心を籠めてカジモドを演じる海宝くんにしばしさよならになるな、と
想いで涙した2月でした。
そのあと、山口さんのクリコレIIIに埋没していて、クリコレIIIが終わってすぐ
3月9日10日と、銀座のヤマハホールで、海宝さんのソロコンがありました。
そこで、カジモドにかける思いなどを聴いてまた涙して。
もちろんミュージカルの曲以外も聴くことができて、普段着の海宝さんのトークも
キュートであり、なかなか楽しかった時間。
そこでは、陽ざしの中では歌わず、石になろう、も歌わず、
歌ってくれたのは、あの最後のSomeday(いつか)。
叶わない夢だからこそ美しい。それを理想として求めるその心が美しい。
本公演の、あのフィナーレの感動のシーンが蘇ります。

3月14日にはアッキーのソロコンサートを四谷の紀尾井ホールで聴きました。
オーケストラの伴奏で歌うアッキーも新鮮でしたね。
フレンズオブディズニーコンサートでも海宝くんが出演され、陽ざしの中でを
聴くことができ、このとき、まだカジモドが残っているようですこし顔の一部が
ひきつる感じがあり、さらにじわっと来ちゃいました。

4月末にはオーチャードホールで、ミュージカルミーツシンフォニーも聴くことができ、
(海宝さん、笹本さんそして、あのシエラ・ヴォーゲスとベン・フォスター)
至福のときでした。四季劇場では生オケではないので、フルオケで聴く「陽ざしの中で」の
壮大な音の響きに時を忘れました。そして世界の凄い歌い手と一緒にステージに立つ。
それも凄いことだな、と。ありがたいことですよね。
しかし、シエラとベンのオペラ座の怪人は素晴らし過ぎました。
ベンの「Music of the night」や、美女と野獣の愛せぬならばも聴け、その声の飛び方、
歌声での表現力に驚きつつも、やはり祐一郎さんのことを思わずにはいられませんでした。

★レ・ミゼラブル

海宝さんがノートルダムを抜けたのは、もちろんレミゼでマリウスを演じることが
決まっていたから。とうとう5月21日がきました!

やはりノートルダムにはまった友人と軽食をとりながらいろいろとお話し、
期待MAX!!

レミゼ2017年のプレビュー初日(5月21日ソワレ)
キャストは、
バルジャン:福井晶一
ジャベール:吉原光夫
ファンテーヌ:和音美桜
エポニーヌ:昆夏美
マリウス:海宝直人
コゼット:生田絵梨花
テナルディエ:駒田一
マダム・テナルディエ:森公美子
アンジョルラス:上原理生

今年は日本初演30周年ということで、スペシャルウィークもあり自分も予定しております。

帝劇入口正面のウィンドウには、いっけん普通のレミゼのパネルにみえる
大きな写真が貼られています。

FullSizeRender.jpg

しかし、どんどんとこのパネルに近づいてみると・・・。

なんと、細かな過去キャストたちの小さな写真のモザイクで成り立っていた、
ということがわかり、驚かされます。

IMG_3730.JPG

ちゃんと赤い部分は、赤いライトを浴びたキャストの写真、青い部分は青いライトを
浴びたシーンのキャストの写真・・・と、まさにモザイクなんですね。

岡アンジョ、禅マリウス、そしてなんと、山本ガブローシュまでいましたよ!!

そして!ちゃんと祐一郎バルジャンの写真もたくさんありましたよ!!
というより、どうしても祐バルだけが、愛おしくてわたしの目には飛びこんできちゃう!!

IMG_3743.JPG

そういう思いは勿論一生忘れることがなく、
わたしにとっての祐バルはもうかけがいのないもの、
という思いはあります。もちろん、特別ですもの!

しかし!引きずっていても現実を楽しめない。
だから、それはそれとして、今回のレミゼ、新演出ならではの良さもあるので、
愉しもうと思っています。

プレビュー初日のそれぞれのキャストへの感想を書くと長くなるので省きますが、
感じたのは、やはりこの作品はなんてすばらしいんだ!!ということです。

鳴り響く拍手の音、1階後方席でしたが、2階の熱さ、拍手も
地鳴りのように下に伝わってくる。これ残念ながら王家では聴けなかったですね。
やはり30年という年月を経て演じられる作品というのはまさに帝劇という大舞台に
ふさわしい作品がなんだ!って心から感じた。

人の心を震わせる確かなもの、本物じゃないと、そんな年月に耐えられない。

旧演出、山口バルジャンのたたずまいに心ふるえたあの日々、
回る盆。
輝かしく散っていくアンジョルラスのあの姿・・・。

いろいろと幻が、それこそファントムのようになって、私の心にふっと浮かびます。

でも、新演出のこのリアリティを追究した、
余計な美学を排除したような、
そのハードボイルドな世界も、また、ありかな、と思えるようになってきた。

映画と同じように、ファンテが豊かな髪を売ってしまったあとのあの髪・・・は
あまりに酷い。そう、どのシーンもわ、ここまで描くか!と思うこともあり、
心いたむのですが、
(大八車で運ばれるアンジョの死体はね・・ちょっとね~。リアルではそうなんでしょうけど、
どうしてもあの華麗なるアンジョの死、というのが脳裏に残っているのでね)

自分のなかに染みついている美の型、というものをいったんリセットしてみれば、
そこで、一生懸命生きている人間の姿というものがそのぶんクリアに浮かび上がる。

それぞれの人間のもつ、ミゼラブルな要素が、新演出ではまた旧とは違った色合いで
表現される。

旧演出が引き算の美。そこに或るだけで美しいその存在、立ち姿、美学があるとすれば、
新演出は、リアルに悲しみもがく人間の、その生きざまが人の心に訴えかける、
その部分に美があるのかもしれません。

思えば、この初日キャスト、とても豪華でした。

駒田さん、もりくみさん、そして上原アンジョは、祐一郎バルジャンともなんども演じた
いわば、旧キャストの生き残り組。
この作品ということをおもえば、生き残るのは、まさにテナ夫婦にふさわしい課題。
複雑な気持ちもおぼえつつ、新演出でも力強く生き残っている彼等にも、
ある意味感動を覚えましたね。

福井さんのバルジャン、祐一郎さんとは真逆な方向にあるかもしれない。
もがき、叫び、人間の大きさ、弱さ、はかなさ、そして愛をこれでもか、とハードに濃く表現する。そして歌い方にも独特な癖があるように思えて・・で、
最初は違和感があったけれど(2013年の話です)、案外これもあり、と受け入れている
自分もいました。

吉原さんのジャベール。パワフルです。大きいです。ご結婚されたせいか(?)また
恰幅がもとに戻られたような?(ジャベールの自殺のとき前のボタンをとめるのですが、
ぱつぱつしてた)そう、この回は、吉原ジャベと和音ファンテの組み合わせをみることが
できました。
セーヌ川での星よ、と自殺のシーンは舞台が美しい。ジャベールの横顔も観られ、新鮮。
吉原バルジャン+和音ファンテの日も観る予定なので、それもまた楽しみです!

海宝マリウス。ノートルダムでのカジモドが海宝くんの姿からは程遠い役だったせいか、
わりとノーブルなこの役はぴったりすぎていて、ちょっとこそばゆいようなそんな気がしました。
(似合いすぎているので・・)でもやっぱりすごいよかった!!
まだプレ初日なので、緊張もかなりあったと思いますので、声の伸びなどは
これからもっと伸び伸びと発揮されていくと思う。
しかし!敏捷なのね。さっと飛び出したりダッシュするシーンは、目にもとまらぬ速さで動く。
若いなあ!と感動します。
とても丁寧に心の動きを演じる方なので、コゼッとやバルジャンと向き合うシーンは
ある意味安心して観ていられるけれど、エポに関してはちょっとバタバタしてて、という
印象でした。エポの死のときに、もっとぼろぼろになって欲しいのかも。
マリウス以外の姿を探すのは、さすがに舞台も暗いシーンが多く、なかなか大変でした。
旧演出では、俺はジャンバルジャン!!のシーンの上部にいる裁判官はマリウスとアンジョでしたけど、新演出はいないのね・・・ちょっとオペラを構えてしまっている旧人類の私でした(笑)

カフェソングはやはり号泣しました。

といいつつも、自分の中の最高のマリウスが岡田くん(2003年から)でそれがデフォに
なっているので、
大好きな海宝さんですが、まだまだこれから変わる、きっとね、という期待でいっぱいです。

しかし!王家では涙があまり出なかったせいか、涙がたまっていたのでしょうか?
ほんとにこの作品、泣いてばかりでした。
今回もうファンテのソロから、泣けてなけてね。

ガブローシュの子もなかなかリアリティがあって、凄い子でね。
ガブが死ぬところも、あれ、バリケードの向きって変わらないんだっけね、と思い出しつつ、
撃たれるのは悲しいね。

でもなんだか音楽のテンポがやたら速くて(指揮は若林さん!クリコレIIIのときから
ずっと一緒の気持ちだわ)
エポの死はあっという間なかんじで、あまり泣けなかった。

とにかく書くとまとまらないのですが、この作品のもつ懐の大きさというものを
強く感じつつ、原作者、作曲者、作詞家、訳詩の方、演出の方・・こういう作品が
できあがるというのは奇跡なんだな、とそして、それに関わってきた山口さんを初め、
キャストの方々はほんとうにラッキーなことなんだな、と思いましたよ。

素晴らしい作品に出会えた人、キャストもそして観る側も
やっぱりラッキーなのだなと。





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Last updated  2020.09.04 10:17:24
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