チワワのひとり言

チワワのひとり言

青春



K男の魔法にかかったまま床屋の学校と床屋でのバイト生活にも慣れ学校は夏休みを迎えました。
床屋の学校では、クラスの中でいくつかのグループに別れていました。
真面目グループ、普通グループ、不真面目グループ、何処にも属さない少数。
私は、何故か?不真面目グループにいました・・・?
その不真面目グループと普通グループの数人とで日帰りで海に行こうということになり車3台で出かけました。
1日楽しく泳いで帰る途中に私が乗せてもらっていた車が、故障してしまったのです。
運転していたのは、私に告白したI男の付添い人だったP男、そしてI男
と私、小太りのM子、足立のS子でした。
K男も行ったのですが、実は、M子は、I男の事が好きでP男の車がきれいだからと強引に決めてしまったのです。
車は、もうすぐ新宿という辺のトンネルの中でエンストしてしまいました。
交通量が多いしトラックなども多いので怖かったです。
車が止まる前に足立のS子が、トイレに行きたいと言っていたのですが、急なアクシデントでP男は、歩いて非常電話をかけに、I男は、皆を車から降ろして待機していると、程なくパトカーが来て危ないので車を端に寄せてボンネットを開けてしばらくするとエンジンがかかりました。
その時、S子がお腹が痛い痛いと言い出しどこかトイレのあるところで降ろしてくれるように言っても車を止めるような所がなくグルグルしている時もS子は、前かがみになり泣きそうな顔でもうダメ、もうダメ。といい続け
仕方がないので途中で私とS子が降りて歩いて少しの喫茶店に入りトイレをかりました。
S子は、まっすぐに歩ける状態でなく支えながらトイレに・・・
大丈夫?大丈夫?と言いながら待っているとS子が、「痛いーっ、痛くて出ないよーぅ・・・」と言うのです。
しばらくしてトイレから出てきたS子は、汗と涙でぐちゃぐちゃの顔で足立のS子とは思えない様子です。
大丈夫?と言うと泣き声で「おしっこが・・・血、血でてるの・・」と言うので「血尿?・・・膀胱炎になっちゃったのかな?」と言いまたS子を支えて店を出て車を探し乗り込むと皆、心配顔で待っていました。
明日、病院に行くように言ってそれぞれ駅まで送ってもらいバイバイしました。
その後、やはりS子は、膀胱炎のなってしまっていてしばらく薬を飲んでいました。
そんなことがあり夏休みも終わり2学期が始まったころ不真面目グループのM男、K男、O男が、学校で喫煙していたのがばれてしまいクラスの不真面目グループは、大騒ぎになりました。
やっべー、やっベー、どうする、どうなるの?と言うばかりで オロオロするばかりです。
高校の時、先生を殴った生徒がいてその時もこんな感じだったな・・?
女子トイレからタバコの臭いがして担任のO先生が気づいて入ろうとしたとき先生を真顔で引きとめ「先生、私に任せてください。大丈夫です。ちゃんとさせますから・・お願いします」と言って見逃してもらったっけ・・。
まったくドジな奴らだなぁー。そう思いつつM子とT子に署名取るしかないか・・・?と言い退学だけはさせないでと嘆願書と署名を集め提出したのです。
結果、担任の先生の口添えもあって反省文だけでお咎めなしでした。
飲み会で新宿に繰り出し生まれて初めて立ったままマーライオンのようにゲロを吐く所を見たり・・・
ディスコで初めてチークダンスを踊ったり・・・
タクシーに乗車拒否されたり・・・
酔いつぶれて家に帰らなかったり・・・・
些細な事で日暮里の駅前で不真面目グループ同士で殴りあいの喧嘩になり一人は、青森弁で一人は、茨城弁で・・親元を離れて心の何処かが寂しかったのでしょうね・・・初めて目の周りが青黒くなるアオタンも見ました・・
呑んでいても0時になると今日は今日、明日は、明日。が合言葉になっていてまた乾杯したり・・・こんな時K男は、盛り上がっている私にもう呑むな。などと野暮なことは言わず耳元で「楽しんでる?帰りは気にしないで・・」と言ってウィンクするのです。

忙しい日々なのに何であんなにいろんな事が出来たんだろう・・?
仲間がいて若く元気だったのですね。
こんな充実?した生活でも学校やバイトを休んだりすることは、なかったのです。
こうしてそれぞれが、卒業後のインターン先のお店に暮れの体験学習に入ったのです・・・。   つづく


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