河合隼雄氏のその他の著書について


本の画像を載せようとか、リンクを貼ろうとか、
いろいろと考えていると、なかなか更新できず・・・
とりあえず、読んだ本をざっと並べてしまおう!ということにしました。

さっそく以下が、最近読んだり、読み直したりした河合氏の本です。

・『ナバホへの旅 たましいの風景』朝日文庫 

河合氏がアメリカ先住民を訪れ、その文化や独自の能力について触れた書。
現代社会に適することが出来ず、アルコール依存症に陥っている状況なども
書かれている。



・『「出会い」の不思議』創元社

中央公論に連載したエッセイをまとめたもの。
エッセイとはいえ心理療法にかかわる内容で、「はぁ~、そうかぁ」と
納得のいくようなものばかり。たとえば・・・
「言葉によって、一群の子どもたちのことが「わかり」、
それによって非行少年対策などということを考えたりする。
対策を立てられた少年は、「ほんとうに僕のことをわかっているのか」と
叫びたくなるのではなかろうか」(P33より抜粋)


・『ファンタジーを読む』

海外作品の児童文学を解説しています。この本を読むまで、
ファンタジーには全く興味がありませんでした。
ところがこの本で、ファンタジーには深層心理と夢の関係や共時性などが
書かれていることを教えてもらい、それらがどんな働きをするのか、
どういう意味を持つのかの「見方」を少し身に付けることができました。
以来、ファンタジーには興味しんしんです。
*出版社を忘れてしまいました。ごめんなさい。


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