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このニュースは地元紙でも拝見しましたが、詳細については産経新聞の方が詳しいようなので、以下記事より引用民主党、党代表選 外国人党員・サポーターの投票廃止へ 月内「改正案のたたき台」に盛り込む 民主党は19日、党代表選挙での在日外国人の党員・サポーターの投票制度を廃止する方向で最終調整に入った。党規約・代表選挙規則検討委員会(委員長・細川律夫前厚生労働相)が月内に示す「改正案のたたき台」に廃止を盛り込む。複数の党幹部が明らかにした。民主党の代表選は事実上の首相選びとなるため、外国人の投票参加は、日本国民の権利を侵害し、憲法違反にあたるとの批判が出ていた。 民主党規約では、在日外国人が党員やサポーターになれると明記。党代表選規則は党員とサポーターの両方を代表選の「有権者」と定め、外国人も投票できる仕組みになっている。 平成21年に政権交代後、初めて外国人も含む党員・サポーターが参加した昨年9月の代表選では、自民党が「事実上の首相選びに外国人が参加するのは憲法違反だ」と指摘。今年7月には枝野幸男官房長官(当時)が参院内閣委員会で「私が(22年の)党幹事長時代に(外国人の代表選投票は)適切でないと判断し、しっかり見直すよう議論をスタートさせた」と答弁していた。 これまで民主党は、永住外国人への地方選挙権付与を検討するなど、在日外国人の政治参加に前向きな姿勢をみせていた。しかし、野田佳彦首相や前原誠司政調会長らの外国人献金問題が明らかになり、実際の党代表選規則の改正に乗り出したものとみられる。 ただし、在日外国人が党員・サポーターになれる制度は維持するとみられる。この場合、民主党の“構成メンバー”として、外国人が日本の国政に関与する仕組みは残ることから、なお批判を浴びそうだ。 党代表選規則は来年1月の党大会で改正される見通しだ。(記事元:産経新聞) 以前から問題視されていた民主党の在日外国人の党員・サポーター制度に対し、とりあえず代表選は対象外とするようですが、在日外国人の党員・サポーター制度自体は維持するというのは、問題の抜本的な解決になっておらず、正直理解に苦しむと思う声も多いのでは?って気がする。
2011.11.20
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数々の過激発言で鳴らす橋下大阪府知事が、3日付の朝日新聞の「橋下TV発言 弁護士資格を返上しては」と題した社説について「朝日が早くなくなれば世の中のためになる」などと発言。“朝日批判”をさらにエスカレートさせたようですね。<以下産経新聞よりリンク>橋下知事「朝日が早くなくなれば世の中のためになる」まあ、朝日の社説自体が極めて下らない内容の印象であり、個人的には頷ける点も多いのですが、知事という立場であそこまで言い放つのはまずいのではって思います。前々から感じていたのですが、世の東西を問わず、タレント知事と言われる人種は行政の長に不可欠なバランス感覚というのもが恐ろしく欠如しているということなのだろうか?
2008.10.20
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例の日教組批判発言等の責任を取って国土交通相を辞任した中山前国交相が次期衆議院選挙に出馬せず今期限りの引退表明に伴っての東国原知事擁立論のようですが、知事任期途中での出馬は果たしてありえるのか疑問ではありますが、実際のところはどうなのでしょうかねー?<以下は産経新聞ニュースより引用>東国原知事擁立論も 中山国交相引退で宮崎1区 東国原英夫・宮崎県知事 国土交通相を5日間で辞任した自民党の中山成彬前国交相(65)=宮崎1区、町村派=が3日、次期衆院選に立候補せず今期限りで引退する意向を示したが、これに伴い、中山氏が出馬予定だった衆院選宮崎1区の候補者として東国原英夫知事の擁立論が地元で浮上している。東国原知事は3日、東京・羽田空港で記者団に「今のところは考えていないが、地方を変えるために国を変えないといけない。柔軟に対応しなきゃならない局面が出てくるかもしれない」と語った。 中山氏は国交相就任翌日の9月25日、報道各社のインタビューで、成田空港反対派住民を「ゴネ得というか戦後教育が悪かったと思う」と批判。大分県教育委員会の汚職事件も「大分県教委の体たらくは日教組が原因だ」などと語った。 中山氏は旧大蔵省を経て政界入りし、当選6回。文部科学相などを歴任し、最大派閥・町村派で事務総長を務めてきた。妻は参院議員の中山恭子首相補佐官(拉致問題担当)。現時点では、東国原知事が衆議院選挙に出馬するかどうかは、五分五分の可能性かと思われますが、個人的には知事の任期中に出馬というのは結構難しいのでは?って感じます。まあ、それについては宮崎県民が判断することであって、他地域の人間である私がどうこういうべき話でないんですが、地元からの後押しがあれば出馬もありえるかもしれませんね。仮に東国原知事が衆議院選挙に出馬して当選した場合、同様の経歴の国会議員としては元長野県知事の新党日本党首の田中康夫氏がいますが、ハッキリいって田中氏とでは政治家としての信条や力量、そしてその人間性においてあまりにも大きな差があると思う。もっとも現職知事でありながら地元から擁立論が出る東国原氏と地元民から総スカンを食い、前代未聞の現職で知事選に落選となり、その後、国政に転じた田中氏と比較するのもヤボでしょうがね・・・(笑)>「今のところは考えていないが、地方を変えるために国を変えないといけない。柔軟に対応しなきゃならない局面が出てくるかもしれない」これについては本当にそのとおりだと思います。所詮、県知事レベルでやれることには限界がある。ただいたずらに国と対決姿勢をとっても、結局は自県の不利益にしかならないことは田中氏の6年間でイヤというほど味わっていますから・・・(苦笑)最後になりましたが今後の東国原知事の動向、気になります。
2008.10.03
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真偽の程は不明ですがZAKZAK記事でアップされていたので、それについての感想を。 <以下9月27日付配信ZAKZAK記事より引用>田中康夫「サプライズある」…小泉Jrと激突!? 田中康夫氏 小泉純一郎元首相(66)が世襲を決めた次男の進次郎氏(27)に、新党日本の田中康夫代表(52)という強烈な刺客が立ちはだかる可能性が出てきた。郵政総選挙では、抵抗勢力に刺客を送り込んだ小泉氏だが、今度は子息が“意趣返し”を受けることになるのか。 「田中康夫さんとか、そのような声も出ている」 民主党の鳩山由紀夫幹事長は26日、定例会見でこう漏らした。民主党と新党日本は「政権交代」を掲げて選挙協力をしており、田中氏と民主党の小沢一郎代表(66)は強い信頼関係で結ばれている。 進次郎氏が出馬する神奈川11区は「小泉一家」の強固な地盤だが、小泉改革の影響もあり地元経済が低迷しているのも事実。田中氏は次期総選挙について「私自身を含めサプライズがある」と語っており、その決断が注目されそうだ。「はー!?。何それ?」というのがこの記事を拝見したときの私の感想。こういうことを含め選挙民を愚弄するようなことばかりやるから、2年前の長野県知事選でも落ちたわけでしょう?小沢さんも小沢さんだけど・・・。。>「私自身を含めサプライズがある」どんなサプライズなんでしょうね?まあ、せいぜい確実に勝てそうな東京都の選挙区出馬というのがオチかと思いますが、そんなに甘いものじゃない気がしますがね。どんなサプライズか楽しみにしています(笑)
2008.09.28
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実に小泉さんらしいといえば小泉さんらしいですが・・・。その小泉さんの後を引き継いだ安倍さん、福田さんの両氏とも途中で政権の座を放り投げることとなったのも、小泉改革の負の遺産処理がそれだけ大きな難題であるということなのでしょうね?<以下読売新聞より引用>小泉元首相、次期衆院選に立候補せず…政界引退へ自民党の小泉純一郎元首相(66)は25日、神奈川県横須賀市で開かれた党支部役員会に出席し、次期衆院選に立候補せず、今期限りで政界を引退する考えを伝えた。 役員会の出席者によると小泉氏は「もう総理もやったので、十分だ」と述べた。後継については、二男で秘書の進次郎氏を挙げたという。 小泉氏は衆院神奈川11区選出で当選12回。2001年4月から06年9月まで約5年半にわたって首相を務め、戦後3番目の長期政権を維持した。 小泉氏は「聖域なき構造改革」を掲げ、道路公団民営化や郵政事業民営化などを推進した。特に郵政民営化については、05年8月に参院で民営化法案が否決されると衆院を解散し、翌9月の衆院選で自民党を296議席獲得の大勝に導き、その余勢で同年10月に郵政民営化法を成立させた。 外交では、01年9月に起きた米同時テロを受け、自衛隊のインド洋派遣を決断した。03年3月のイラク戦争では米国を支持し、イラク復興支援のため自衛隊を派遣した。ブッシュ米大統領と個人的な信頼関係を築き、在任中の日米関係は「戦後最良」とも評された。 02年9月には、日本の首相として初めて北朝鮮を訪問して金正日総書記と会談し、日朝平壌宣言に署名した。金総書記に日本人拉致事件を北朝鮮の犯行と認めさせ、拉致被害者5人の帰国を実現させた。04年5月にも再訪朝し、拉致被害者家族5人が帰国した。 一方で、総裁選の公約に掲げて実行した計6回の靖国神社参拝は中国や韓国の強い反発を招き、両国との関係を冷却化させた。 小泉氏は、森元首相の退陣に伴う01年4月の総裁選に抜本的な党改革を掲げて出馬。地方での党員投票で「小泉ブーム」を起こし、本命視された橋本竜太郎・元首相に圧勝した。小泉氏は歯切れのいい口調で国民の支持を集め、内閣支持率は就任直後、読売新聞社の調査で87%という空前の高支持率を記録した。 首相退陣後は表舞台に出ることを控えていた。福田前首相の退陣に伴う今月22日の自民党総裁選では、麻生首相に敗れた小池百合子・元防衛相を支持した。
2008.09.25
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今日も政治関係ネタでお茶を濁させていただきます・・・(笑)<以下毎日新聞より引用><道路特定財源>全額の一般財源化 福田首相が検討表明 参院予算委で答弁に立つ福田康夫首相。左奥は冬柴鉄三国交相=国会内で2008年3月18日午後1時3分、須賀川理撮影 福田康夫首相は19日夜、道路特定財源の見直しについて「全額一般財源化も視野に入れて検討していく」と表明した。民主党は全額一般財源化と暫定税率の全廃を求めており、首相がこのような踏み込んだ発言をしたのは初めて。首相官邸で、揮発油税などの暫定税率延長を盛り込んだ租税特別措置法改正案の修正問題をめぐる記者団の質問に答えた。 全額一般財源化の検討時期については「税制の抜本改革は前から約束している。その時に合わせての検討は非常にいいタイミングだ」と述べ、今年末の09年度税制改正論議で行う考えを示した。暫定税率見直しも「抜本改革の中で考えていっていいのではないか」と柔軟姿勢を示した。 これに先立ち、首相は官邸に自民党の谷垣禎一、公明党の斉藤鉄夫両政調会長を呼び、5項目の「道路特定財源の考え方」を示し、民主党と修正協議に入るよう指示した。(1)道路特定財源は税制抜本改革時に一般財源化に向け見直す。その際、地方の財源は守る(2)道路整備の中期計画は新需要予測データ等を基礎に計画の期間を含め見直す(3)公益法人への支出を含め道路予算の透明化、厳格化を行う--などの内容。 与党は21日に考え方を与党修正案として民主党に提示し協議を呼びかけるが、修正の具体的内容はなく民主党が応じるかは不透明。 道路特定財源は国税として揮発油税や自動車重量税など、地方税として軽油引取税などがある。08年度予算案では約3.3兆円が計上されており、道路整備に使った残りの約1927億円が一般財源化される。<以下引用終わり>日銀総裁問題と並び福田内閣の最大のアキレス腱である <道路特定財源>問題について、福田さんは「全額一般財源化も視野に入れて検討していくとコメントしていますが、まず「検討していく」というフレーズが出るうちは実質現状維持はほぼ間違いないと思いますね。この「検討していく」という言い回しについては役所の世界では「何もしない」という裏の意味で使われる代表的な言葉として有名であり、官僚以上の官僚的政治家で財務官僚大好きの福田さんがこの言葉を使う以上、期待はしないほうが賢明でしょう。
2008.03.19
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いったいこの後に及んで何をやっているのでしょうか?もう怒りを通り越してあきれ返ってモノがいえないですね。日銀総裁空席の公算=民主、田波案も不同意-旧大蔵次官理由に-西村副総裁は同意(以下時事通信より引用) 民主党は18日夜、党本部で役員会を開き、政府が次期日銀総裁候補として再提示した田波耕治国際協力銀行総裁(68)を不同意とすることを決めた。副総裁候補の西村清彦日銀審議委員(54)は同意する。民主党など野党が多数を占める参院で「田波総裁」は否決される方向だ。福井俊彦総裁の任期切れを19日に控え、総裁空席の事態は避けられないとの見方が一段と強まった。 民主党は、田波氏が先に不同意とした武藤敏郎日銀副総裁と同じ旧大蔵省(現財務省)の事務次官経験者であることから「財務省の順送り人事は認められない」とした。 これに先立ち、町村信孝官房長官は国会内で鳩山由紀夫幹事長と会い、田波総裁案に理解を求めた。しかし鳩山氏は「武藤氏を不同意にしておいて、田波氏を同意するのはなかなか難しい」と伝えた。西村氏については「(日銀での)経歴が生かされるのではないか」(鳩山氏)と評価した。 民主党以外の野党では、共産党が田波、西村両氏とも不同意とする方針。社民党は田波氏のみ不同意とすることを決定した。国民新党は「総裁人事を政争の具にすべきではない」(綿貫民輔代表)として両氏とも同意する。 <以上引用終わり>率直にいって、総裁人事が政争の具になっている以上、どうしようもないでしょうね。政府・自民党も民主党も絶望的に空気が読めない集団であることを証明しており、もはや先進国のやる政治ではないとしかいいようがない。
2008.03.18
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今年も残りわずかとなってきたので、そろそろ今年を振り返ってのテーマでブログをまとめようかと思っていましたが、ローカルネタとはいえ、地元紙一面の記事でありましたので、今日はこの話題で。(以下web信毎より引用)~アルピコが再生支援要請、八十二銀など支援へ~ 松本電鉄(松本市)などアルピコグループ19社は25日、グループ全体で総額182億円の実質債務超過に陥り、「自助努力では返済できない」(滝沢徹社長)と判断し、主要取引金融機関の八十二銀行(長野市)など8金融機関に金融支援を要請した。同行や投資会社のリサ・パートナーズ(東京)などが支援に乗り出す。支援総額は投資会社も含め200億円超。同時に事業再生計画を発表し、経営効率化で再建を図る。滝沢社長ら現在の経営陣は来年4月に引責辞任する。 同グループは松本電鉄のほか、バス会社やスーパー、観光事業会社などを中核にした県内有数のグループ企業。グループ各社の営業は継続し、基本的に人員削減も行わない。再建では、企業統治の強化や組織合理化などが課題となりそうだ。 金融支援は「私的整理に関するガイドライン」に基づき、金融機関に申し入れた。グループの事業再生計画によると、有利子負債610億円のうち、8金融機関に総額152億円の債務免除を要請。うち八十二銀行の債務免除は85億円。このほか、投資会社のリサ・パートナーズが管理する投資組合がスポンサーとなり、同行などとともに総額50億円程度を出資する。同行はこのほか、30億円の債権を株式化する。 この結果、同行とリサ・パートナーズの両者で同グループの株式の過半数を取得し、経営の主導権を持つことになる。 同ガイドラインの活用で同日、アルピコ側と八十二銀行が合意。両者で他7金融機関に対し、借り入れ返済の一時停止を通知した。 金融支援以外では、バス会社の統合や不採算路線の見直しで経営を効率化。小売り事業では不採算店の閉鎖や既存店舗の改装も進め、営業強化を図る。 同グループの中核企業は、松電のほか、バス会社の川中島バス(長野市)や諏訪バス(茅野市)、スーパーのアップルランド(松本市)、ホテル・旅館など観光事業の東洋観光事業(茅野市)。 経営悪化の原因については、1980-90年代のホテル、ゴルフ場経営への投資が十分な収益を生み出せず、新規出店・改装など小売り事業への必要な投資が滞り、全体の収益力が低下した、と説明している。今年9月中間期で初めて連結決算をまとめた際、多額の債務超過が判明した。 同日夜、松本市内の松電本社で滝沢徹社長、八十二銀行の堀籠義雄常務らが会見。滝沢社長は「各社の個々の収益を大切にして、グループとしての財務が悪化した。グループ全体の経営戦略が欠如していた」と述べた。 また、交通事業の見直しについては「鉄道は基本的に存続していく。路線の効率化もある程度考えるが、地域の利用客が不便にならないように対応する」と述べた。 リサ・パートナーズは1998年設立。東証1部上場で、全国の地域金融機関と連携して企業再生ファンドを立ち上げている。県内では長野ホテル犀北館(長野市)に出資している。(以下引用終わり)アルピコグループといえば、長野県内でも鉄道・バス事業を中核にスーパー、ホテル、ゴルフ場等の多角化展開を図る有数のグループ企業として知られていますが、正直ここまで経営状況がやばかったとは驚きでありましたが、それ以上に驚いたのはこれほどの企業グループでありながら、グループとしての連結決算をまとめたのが昨日25日に発表した2007年中間期がはじめてで、この時点で経営陣自体が「ここまで債務超過が大きいとは」と気がついたという事実であります。アルピコグループの場合、HD制ができなかった理由として企業間の株式持ち合い関係が複雑だったため、中核の松本電鉄自体にグループの経営戦略がなく、ガバナンスが強められなかったのが背景にあるようですが、個人的にはメインバンクの八十二銀行がもっと早い段階で手をつけられなかったのかな?と感じます。再生スポンサーは私の予想どおりリサ・パートナーズとなりましたが、今後はリサと八十二が役員を派遣して再生に取り組むこととなりますが、公共性の強い鉄道・バス会社を中核とし、地域経済への影響力の大きい企業グループをどう再生していくのかは今後の試金石となるかと思いますが、地元民としてはハードランディングだけは避けてほしいものでありますが、そうはいかないでしょうね?
2007.12.26
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本日午後、安倍総理が辞任表明をしました。それにしても、このタイミングでの辞任はあまりにも空気が読めてないとしかいいようがありませんねー。こんな時期に辞任するのなら、それこそ参議院選挙の惨敗の責任を取って辞任したほうが安倍さん自身にとっても賢明な選択だった気がしますし、それを押し切って続投した以上、踏ん張ってもらわないと困りますし・・・。。これじゃまるで途上国以下の政治レベルといわれても文句はいえないし、東京市場から外国人投資家が資金を引き上げても当然でしょうね。正直、政局の混迷は歓迎できませんが、ここまできたらしっかりとした政権作りに務めてもらいたい。(期待はできませんが・・・)何事も節目を読んで対応することの重要性を物語る安倍総理の辞任劇でした。
2007.09.12
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注目の本日の参院選は、自民党大敗はある程度予想されていましたが、蓋を開けてみると予想以上の民主党躍進、自民党大敗の結果となりました。現時点の投票速報では、岡山では現職の参院幹事長の片山氏が民主党の候補に破れたり、四国4県に至っては自民党はすべて議席を失うという惨憺なる状況でありかって宇野内閣が辞任に追い込まれた1989年の参院選での36議席に匹敵する40議席割れが確実である等、過去最悪に匹敵するほどの大惨敗となりそうです。当初の自民党の責任ラインは、改選議席が64議席ということで、公明党の13議席獲得を前提として与党の過半数維持確保できる51議席がノルマであったわけですが、実際は過半数維持どころか、大幅に割り込む結果となるわけであり、今後安倍政権が続投するにしても、参院は第一党の民主党との協力なくして審議は進まないこととなり、安定した政権運営上において難しい局面が予想されるだろうと思われます。正直なところ、今回の結果は年金問題等もそうですが、明らかに安倍政権の閣僚の相次ぐ不祥事やそれに対する対応のまずさが支持率低下に直結しているものであり、民主党は単に漁夫の利を得たに過ぎないだけだと思いますね。個人的には、政治というものはできもしない理想論より現実に出来る政策をどう実現できるかが重要であると考えているので、選挙の際はいかに政権運営を担える能力をもった政党からよりよい選択をするかだと思います。もちろんベストの選択ではありませんが、投票したい候補が、政党がないからといってせっかくの投票権をパーにする選択肢だけはしたくない。そんな理由から選挙には必ず投票するようにしていますが、今回は選択には本当に悩みました(苦笑)まあ、こういう結果となった以上、惨敗の自民党には抜本的な見直しを、大勝の民主党には責任政党としての役割をしっかり認識して党利党略でない挙国一致で政策運営にあたってもらいたいものです。あと余談ですが、議席獲得が微妙と言われていた国民新党は2議席、新党日本は1議席を確保したようですが、新党日本の1議席はやはり例の方でしょうか?
2007.07.29
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果たして、猪瀬さんが石原さんの腹心として都庁入りするのか?注目してみてみたいと思います。石原都知事、猪瀬直樹氏に副知事就任を打診へ 猪瀬直樹氏といえば、長野県出身で作家とあることから、前回の長野県知事選において、当時の現職の田中康夫氏の再選を阻止できる最有力候補として、地元ではかなり前から名前が取りざたされ、実際に出馬要請もあったようですが、ご本人は出馬の意思はなかったため実現となりませんでしたが、もし出馬していたら、間違いなくダブルスコアの大差で当選していたでしょうね。石原さんとは同じ作家という共通点があり、一定のバランス感覚は持ち合わせている方であり良いのではないでしょうかというのが私の印象です。さて話は変わりますが、本日、一旦利益確定した武田薬品と沖縄セルラーを買い戻しました。両銘柄とも、利益確定時より5%~7%近く押した状態でありますので、予定の行動です。また、財務面においても有利子負債もほぼゼロでキャッシュも潤沢であり、配当も2%近く見込めることから、高利回りの定期預金感覚で保有できると考えています。
2007.06.13
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やはり参院選に出馬ですね!まあ、お手並み拝見といきますか?<以下関連記事参照>新党日本代表の田中康夫前長野県知事(51)は31日、夏の参院選に出馬する意向を固めた。 比例選への立候補を軸に調整している。6月上旬に正式に表明する。 田中氏は長野県知事時代に、公共事業改革などを進めた。2005年8月に新党日本を結成し、北海道夕張市の財政破たん問題などに取り組んでいる。田中氏は「知事を務めた経験を生かし、『長野革命』を全国に広げたい。組織の都合ではなく、個人の希望に根ざした政治を目指す」としている。 新党日本には現在、滝実衆院議員と荒井広幸参院議員が所属している。(読売新聞より引用)この御仁についての批評は以前の私のブログにて触れているのでここでは割愛しますが、彼の本質は自分益をどう実現するかが信条としか思えませんな。あとは有権者がどう判断するかですね・・・。。
2007.05.31
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当初の下馬評は低かったようですが、元タレントのそのまんま東氏が、早々と宮崎県知事に当選が決まったようです。<以下関連記事><宮崎知事選>そのまんま東氏が初当選1月21日21時12分配信 毎日新聞より 宮崎県の官製談合事件で逮捕された前知事の安藤忠恕(ただひろ)被告(65)の辞職に伴う出直し知事選は21日投開票され、無所属新人の元タレント、そのまんま東氏(49)=本名・東国原(ひがしこくばる)英夫=が初当選した。高い知名度を生かし、事件を受けた行政・政治不信を背景に、前林野庁長官の川村秀三郎氏(57)や元経済産業省課長の持永哲志氏(46)ら4氏を振り切った。県民は行政・政治経験のない東氏に県政刷新を託し、事件で指摘された官民の癒着や「しがらみ」との決別を強く求めた。 事件では競売入札妨害罪で起訴された安藤前知事を含め、県幹部7人が逮捕された。新人5人が立候補した知事選では入札制度の改善や県政刷新のあり方が争点となった。 同県都城市出身の東氏は「しがらみのない政治ができるのは自分だけ」と主張し、同級生らが草の根運動を展開。「宮崎のセールスマンとなって全国に売り込む」と訴えた。一方で、出馬表明時に芸能界からの引退を宣言し、選挙中はタレント仲間の応援は求めず、観光振興や防災対策などを訴え、支持を集めた。 昨年末に林野庁長官を辞職し、出馬を表明した川村氏は「県民党」を標ぼう。農林業の振興などを主張したが、出遅れが最後まで響いた。 元経産省課長の持永氏は自民、公明両党の推薦を受けて組織選挙を展開したが、川村氏の出馬で保守が分裂し、共倒れの形となった。官製談合事件を受けた世論の厳しさから建設業界などの動きは鈍く、無党派層などの支持が行政・政治経験のない東氏を押し上げる結果になった。共産党県委員長の津島忠勝氏(61)と、元高校教諭の武田信弘氏(52)は支持を広げられなかった。今回の結果については、官製談合事件を受けて県政の刷新を官僚出身の知事でなく、タレントの東氏に託した選挙結果は、かっての長野県知事選で作家の田中康夫氏が当選した構図と同じでありますが、大変なのは当選後のこれからでしょうね。確かに知名度はある分、県のPR面では客寄せパンダ的役割は期待できるでしょうが、田中氏の長野県知事時代のように目に余る自己PR的なタレント活動に腐心したり、国や県議会、職員等と無用の対立を繰り返して、県政の混乱と組織の崩壊をもたらすような愚行を起こさず、地道な県政運営に邁進してほしいものです。
2007.01.21
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先日、首相の諮問機関である政府税制調査会(政府税調)の会長に本間正明・大阪大大学院教授が選ばれたそうです。当初、事務局である財務省と総務省は前会長であった石弘光氏(中央大特任教授)の続投を念頭においていましたが、安倍首相が経済成長戦略の重視をより鮮明にし始めたことで、官邸が石氏の続投を見送った形でありますが、これについては大いに歓迎したいものです!何よりも石前会長は生粋の増税論者として、完全な財務省ご用達の御用学者として君臨していた御仁であることはあまりにも有名であり、彼の続投などは全くの論外と個人的には考えていたので、とりあえず、今回の人選については官邸はグッドジョブをしてくれたと思います(^^)それにしても、事務局が固めた会長の人事案が覆るのは異例ですが、変人石氏の続投を防いだことは今日の株式市場にもプラスの反応だったようですし、本当によかった♪それにしてもなぜ、石前会長があれほど強気に増税論者で通していたのは、結局は一橋大の学長(だったと思いますが・・・)まで務めるくらいのヒトですから、「自分ほど税制や経済のことを知っている人間はいないし、一般の国民はそのことを全くわかっていない」という意識が強いからでしょうね。確かに私を含めた多くの一般国民は理解していないでしょうが、根本的にコスト意識が欠如していて、お世辞にもまともな行政運営をしていると思えない官僚主導の委員人事だけは正直勘弁して欲しいというのが本音ではないかと思います。
2006.10.20
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今夜9時から日テレ系の緊急特別ドラマSPということで、2000日間にわたる小泉劇場の裏についての再現ドラマが放映されていましたので、思わず見入っていました。この再現ドラマの主役級キャストは小泉純一郎・・・岩城滉一亀井静香・・・・竜 雷太田中真紀子・・・朝加真由美田中 均一・・・辰巳卓朗が演じたのですが、実にホンモノにそっくりでおもわず笑えました!小泉さんといえば、変人のキャッチフレーズ通り、一般の代議士が好き好む、高級料亭等での会食等を好まず、コンサートや歌舞伎やオペラ、ミュージカル等の舞台鑑賞を好むという一面や派閥にとらわれない閣僚の選定やメディア等を駆使した劇場型パフォーマンス政治の成功者といったところでありますが、反面、外務省問題で職員との軋轢で求心力のなくなった真紀子氏の更迭や郵政民営化で最後まで抵抗した亀井氏等の造反組に対する非情なまでの切捨てぶりに良くも悪くも小泉流が現れていたなーと改めて感じた次第です。余談でありますが、この小泉劇場の1年前に長野県では田中康夫知事による田中劇場がスタートしましたが、その手法が実に似通っているなーと感じましたが、そこは政権与党と無勝手流系の違いかもしれません。くしくも、ほぼ同時期に劇場終幕というのは単なる偶然ではないかもしれませんし、その田中氏を破って新知事になった村井氏は、郵政民営化造反組として前回の衆議院選挙は不出馬に追い込まれたものの、小泉政権では防災担当大臣を務めていたというのがなんとも皮肉でありますが・・・。。今後、次の総裁が確実な安倍さんは小泉路線を継承しつつ、安倍色というものを出していくことになるのでしょうね。
2006.09.18
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本日をもって、ついに田中康夫長野県知事が退任することとなりましたが、稀代の天才パフォーマー田中康夫氏の脚本・演出・主演にて繰り広げられた、実にあのライオンキングにも匹敵する6年にも及ぶ超ロングラン公演であった「田中劇場」の千秋楽は予想通り、最後まで田中氏らしく派手なパフォーマンスで幕を閉じたようです(笑)<以下はヤフー掲載の記事より引用>最後まで“田中流”一般開放した知事室に数百人殺到 「脱ダム宣言」など独自の政策で注目を集めた長野県知事の田中康夫氏(50)が31日、任期満了で退任した。「ガラス張り知事室」を初めて一般開放するなど、最後の日まで“田中流”を貫いた。 県庁1階にある「ガラス張り知事室」は午後2時から約2時間、「知事室ファイナル 誰でも入れるデー」と称して県民に開放された。数百人が殺到し、知事室前は長い列が続いた。室内では、田中氏に記念撮影やサインを求める姿が見られ、中には「知事に戻ってきて」と涙ながらに呼びかける女性も。拡声機で誘導していた職員は「庁内にこれほどの県民が訪れるのは前代未聞」と驚いていた。 田中氏はその後、県庁玄関で職員や県民らに退任あいさつ。「6年前、一人で落下傘降下してきたようなものだった」と振り返り、「今度は落下傘ではなく、素晴らしい夢を実現させるバルーンに乗り込んで、信州から、信じられる社会を取り戻すため、皆様と共に歩めれば」と締めくくり、今後も政治活動を続ける意向を示した。(読売新聞より)田中知事の退庁風景はこちら(以下長野県ホームページより引用)それにしてもすごい人だかりですね。さすがに支持者の心を掴む話術とパフォーマンスにかけては天下一品の田中氏だけあって、出馬が噂される、来年の参議院選挙対策も抜かりなさそうです(笑)いずれにせよ明日からは、県庁周辺も静かになり、村井新知事のもとで、ごく普通の県政が営まれることかと思われますので、このような風景はおそらく二度とないでしょう。ただ6年間は長かった・・・。実に・・・。
2006.08.31
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本日行われた長野県知事選の結果ですが、県民は現職の田中氏の劇場型パフォーマンス県政に「ノー」を突きつけた結果となり、新人の村井氏が当選となりました。(以下関連記事より)<長野県知事選>新人の村井氏が初当選 田中氏の3選阻む 任期満了に伴う長野県知事選は6日投開票され、新人で元防災担当相の村井仁氏(69)が、現職の田中康夫氏(50)を破り、初当選を果たした。県議会の不信任、知事失職に伴う前回出直し選挙で大勝した田中氏の勢いは影を潜め、県議や自民党県連などが推す村井氏が「反田中票」を結集した。投票率は65.98%。 選挙戦では、県議会との対立が続く田中氏の県政運営手法の是非に加え、告示直前の豪雨被害で災害対策を含めた公共工事への対応が争点に浮上した。 自民党衆院議員だった村井氏は郵政民営化法案に反対して政界を離れたが、難航した候補選びの末、県議らの要請で告示直前に出馬表明。自民、公明両党が県レベルで推薦し、連合長野、業界団体も結集。田中氏の県政運営を「独断専行」などと批判。反田中票を集めて出遅れをばん回した。 田中氏は2期6年の財政健全化の実績を強調し、「改革を後戻りさせてはならない」と訴えた。また、「木製ガードレール」を例に県内の循環型経済や地域雇用、環境配慮を掲げた。序盤は豪雨対策の公務を優先したが、中盤から活発に運動して無党派層に支持を呼び掛ける一方、終盤には共産党の支援も得て、巻き返しを図ったが及ばなかった。(毎日新聞より引用) 個人的には、今回の選挙結果については、まあ当然の結果かと思います。 田中県政については県政改革という面においては、一定の効果があった点は認められても、特に2期目のこの4年間における「独断専行」ぶりは目に余るものがありましたし、彼の目線は地元・長野よりも東京のマスコミ向けパフォーマンスを重視した手法が目立ち、肝心の中身はない印象でしたし、また県民を愚弄するような県庁所在地以外の地域への住民票移転問題を引き起こしたり、本来最優先で解決すべきダム予定地(浅川ダム等)の代替治水問題における関係市や地元住民への不誠実な対応等を見ていると、とても彼に次期の県政運営を委ねることはできないと考えた県民が審判を下した結果であるわけですから、そのことは真摯に受け止めるべきでしょう。 いずれにせよ、当選した村井氏には、前知事が疎かにしてきた防災治水対策や産業振興策への積極的な取り組みや国や市町村及び県議会、職員等との関係改善に力を入れて欲しいものです。
2006.08.06
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ついに本日、長野県知事選の投票日を迎えました。今回は現職で三選を目指す田中康夫氏と元自民党衆議院議員で元国家公安委員長兼防災大臣の村井仁氏との一騎打ちとなりましたが、新聞報道等を見る限り、激しい競り合いとのことのようです。私もこれから家族で投票に行きますが、どちらに入れるかは私自身の信念に基づき、これからの長野県にとって有益と判断される候補者に投票するまでです。今回は選挙選の最中に諏訪地方や上伊那地方を中心にかってない集中豪雨となり、多くの人命が失われ、かつ多くの家屋や工場、公共施設等に多大な損害ももたらしました。それら防災対策のあり方や疲弊した県内経済の建て直し、高校再編問題、財政問題等の難題に真摯に取り組めると思われる候補者に新知事になってもらいたいものです。まあ、あとは有権者がいかに賢明な判断をするですね。それでは、投票へいきます!
2006.08.06
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今日はネタに事欠くため、株の話ではなく私の地元関係限定の話題となってしまいます点をご容赦ください(^^;)どうやら、長野県知事選は8月6日に投開票で決定のようです。注目の現職は出馬については相変わらず明言は避けていますが、彼の性格からして間違いなく出馬するでしょうね。ただ、国や部下である県職員との関係は最悪で、かつ県民の支持も急落している状況を有権者はどう判断するのか?あとは、現職の対抗馬は誰になるのか?要注目です。<以下は信濃毎日新聞の記事より抜粋>県選挙管理委員会(松葉邦男委員長)は24日午前の定例会で、8月31日の任期満了に伴う知事選の日程を、7月20日告示、8月6日投票と決めた。即日開票する。 公職選挙法の規定などから、投票日は8月6日、13日、20日、27日の4つが考えられたが、委員4人は「選挙準備や作業に当たる市町村のことを考えると、お盆休み前に行うことが望ましい」(松葉委員長)との意見で一致した。 立候補予定者に対する事前説明会、届け出書類の事前審査などの日程は、5月18日の次回定例会で決める予定だ。 知事選では今のところ、立候補表明した人はいない。現職の田中康夫氏(50)はこの日、取材に対し、立候補するかどうかは明らかにしなかった。 県内ではほかに、田中知事に代わる候補者の擁立を目指す複数の市民グループが活動。このうち4グループがそれぞれ、小諸市区選出県議の高木蘭子氏(60)、日銀仙台支店長(前松本支店長)の橋本要人氏(51)、総務省調整課長の務台俊介氏(49)、若林正俊参院議員(県区)の長男で公認会計士の若林健太氏(42)の名前を挙げ、立候補を要請したり要請する方針を明らかにしている。肝心の現職への対抗馬については、まだ誰も正式に出馬を表明していませんし、前述の候補者自身も市民グループサイドで名前を挙げた段階であり、本人の意思も明確にはなっていないようです。巷では地元出身の作家で道路公団改革推進委員の猪瀬直樹氏が出馬という説もありましたが、それはまずないでしょう。誰になるにしても、ただ壊すだけでなく、創ることのできる人に知事になってほしいものでありますが、どうなることやら・・・。。
2006.04.25
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もう連日のように新聞やニュース番組を賑わしているこの問題については、東京や千葉、埼玉等の首都圏のマンション、ホテルのみならず、偽造の張本人である姉歯一級建築士が手がけた全国各地の物件にまで問題が波及しており、今回の問題の深刻さを物語っています。しかし、それにしても、この姉歯建築士はもちろんのことかり、あのフージャースもどきの名前ながらも肝心の中身は雲泥の差であるヒューザーの小嶋社長しかり、サン中央ホームの工藤専務といい、あと、検査機関のイーホームズしかり、見事に体たらくの対応ぶりにあきれかえってものがいえないといった感じがしています。まあ、唯一、まともな対応だったかといえるのは、シノケンの篠原社長ぐらいだったような気がします。もっとも、シノケンはジャスダック上場先ですから、非上場の他社とは当然対応は違ってくるといえば当然ですが。そして、今回の偽造建築に主体的にかかわっていた木村建設は不渡りを出し、経営破たんとなる等、巨額の入居者への補償問題については、刑事告発でその行為自体の罪は問えたとしても肝心の補償は充分に貫徹されない可能性が大きいでしょう。というのは、今回の中小マンデベクラスにとってはとても補償負担に耐えられない金額になってくるでしょうし、近い将来に第2の木村建設となる可能性が大きいからです。それにしても震度5程度の地震で倒壊の危険が大の物件なんてとても住めないものでしょうし、これらの案件を買った人々は本当に気の毒としかいいようがありません。そもそも、破たんした木村建設をはじめとする請負業者等は明らかに偽造されていた設計図ということは充分承知していたはずです。長年、建設工事に携わっている業者が知らないはずがないでしょうし。ただ、建設業界の受発注のピラミッド構造は未だに旧態依然とした徒弟的体質が残っているのが影響しているので、親元に逆らったら、仕事を切られるという恐怖があるので、どうしようもないと思います。しかし、あのヒューザーの小嶋社長がTVに出てきたときのホリエモンをもじってオジャマモンとのたまったときはさすがに怒り心頭となりましたね。あそこまで、緊張感のない、自らの立場をわかっていない人も珍しい。あと「私の顔が悪人に見えますか?」と記者に逆に問いかけるような究極の開き直りぶりにはあきれてものがいえませんし、「アンタ、頭大丈夫?」って感じです。ほんとに!
2005.11.24
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