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♪ 波風にゆらりゆられて舫い舟離れて寄りてまた離れゆき 夫婦とは、つなぎ合った舫い舟(もやいぶね)の様なものですね。繋がっていながら、くっ付いたり離れたり。価値観や心のずれから喧嘩しては仲直り、あるいは妥協して近づいたと思ったら、またいつの間にか離れている。そんなことの繰り返し。自分の心も分からない事があるぐらいだから、人の心なんか分かるはずもない。夫婦であっても、男女間の資質の違いからくる溝は深く、お互いの人格も違う。育った環境も、価値観も好みも優先順位も、思想も性格も、夢も希望も趣味も体質も違う。 それが、何十年一緒にいようと同じになることはあり得ない。その中で、幾つかの共通のものを見出せたらその夫婦はラッキーだね。如何に、妥協して折り合いを付けていくか。それは、自我を抑えて歩み寄る事しかないのだと思う。その為には喧嘩も必要だ。溜め込まずに思いの丈をぶつけ合うことで、お互いの気持ちを確認し妥協点を見つける。些細なことでしょっちゅう諍いを起こすのは、不平不満の巣を抱えていてそこから毒素が湧き出てくるためだ。喧嘩は、その「不満の巣」を見つけ出して取り除くための通過儀礼だ。そして、人と上手くやっていく方法はただ一つ。「相手に期待しない、求めない事」が最大の鍵だ、と、最近思う。そういえば、「求めない」という本が良く売れていたっけ。けだし、自分に対しては求め続ける必要があるよね。
2009.01.31
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♪本カバーを暁闇の色に染め上げて「坂の上の雲」まだ序盤なり 読み始めた「坂の上の雲」は、文庫本といえども全八巻もある。電車内で読むが、乗車時間は15分ほどなのでなかなか捗らない。やっと二巻に入ったところで、使い回している紙製のブックカバーが傷んできた。それならばと、ローケツ染めで布製のものを染めることに。日本が、国防の黎明期から明治を描いた内容を踏まえて、暁闇をイメージして黒に近い茶色をベースにやや赤みをもたせた。青、緑を指し色に散らし、点と線をランダム模様にして染め上げた。なかなか良いのが出来たぞと早速装着してみれば、本の格が上がったような嬉しい気分。これでまた新しい気分で読み続けられる。が、まだ序盤、八巻の先は長い。電車では往路で読んで、復路はいつも途中で眠気に襲われてつい居眠りしてしまう。そんなわけで一日に数ページ読むのがやっと。読み終わるのはいつになるやら。NHKの再ドラマ化が決まり、秋の放映に向けて既に撮影に入っているらしい。
2009.01.30
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♪塵一つなく群青に夕くれて宇宙(そら)を征して星一つあり この季節の夕暮れは本当に美しい。日が沈んだ直後の、天空の青から地平線近くのオレンジへと続くグラデーションが何とも美しいです。そうして、少しづつ深みを増して暗くなるまでのおよそ20分程のマジックアワー。一日のエピローグとして神が創りたもうた、生き物たちへの労いの儀式だ。どんな生き物も精いっぱい一日を生き、無事に休息の時を迎えられたお祝いのしるしとして・・・・・。そして、真っ暗な西の空には、金星でしょうか夜空を独り占めするかのように大きく輝いています。この時期は日中も出ていて、宵の明星として日が沈むにつれて見えてくるようになるんですね。金星は、今後、最大光度を迎えるのは2月26日で、マイナス4.5等で輝くそうです。
2009.01.29
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♪悪たれをつい応援ぞせしものを剥き出しさるる魂(たま)憧れり 「もう終わった」とも言われながら、あっさりと優勝してしまった朝青龍。本人は密かに自信を持って臨んだらしい。元床山の日向端隆寿さんは、場所前に「千秋楽、オープンカーで待っているよ」と決意の程を聞かされていたらしい。まぐれでもなく優勝をするつもりで本場所に臨み、ファンの後押しもあって見事に賜杯を手にした。それにしても朝青龍の人気は相変わらずで、「横審」に非常に評判が悪いのに反して、衰えるどころか何か事あるごとに益々高まっていく。朝青龍のおかげで相撲人気が復活して角界を支えているような、全く皮肉な状況となっている。その人気の秘密は、あの剥き出しの闘争心とやんちゃな言動、時折見せる人懐っこい笑顔にあることは間違いないでしょう。そして、角界という閉塞社会と軟弱な関係者や力士達へ、楔を打ち込むように挑戦する姿に溜飲を下げるのです。闘魂丸出しの一挙手一投足に勇気付けられ、我がままを地でいく自立心の塊のような姿に憧れをもつのです。 ♪ 出稼ぎに持って行かれし伝統と格と栄誉と諸々のもの大関以下どれもこれも不甲斐ない今の相撲界を、支えているのは外国人だという現実を思えば、バンザイが云々と言ってる場合じゃないんだけどねぇ。財界、政界、角界、みんなしっかりせんと・・・。
2009.01.28
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♪しのび寄る黒き航空母艦(くうぼ)のごとき影 覆う地上の春遠からむ 益々ひどくなる景気に成す術もなく、国会は補正予算案巡り与野党全面対決の展開。いまだに給付金でごたごたし、年度内支給の先行きは不透明。国民の大多数が反対しているものをごり押しして、メンツだけを優先する。こんなドブネズミの、意地のつっぱり合いの先にスカッと晴れやかな春は期待出来そうにありません。真っ黒な雲が地球を覆って、日光不足の地上では生存すら脅かされているというのに・・・・・
2009.01.27
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♪違いたる右と左の筆順の意味知りたれば篆書おもしろし 書き順でよく問題になる文字に右と左の字があります。 最初に横棒を引くのが左で、ノの字(はらい)を先に書くのが右ですね。どうしてそうなったかは篆書(てんしょ)の文字を見るとよく分かります。 → 「右」という字は右手の形と「サイ」という祝詞を入れる器の会意文字で、右手の指にあたる部分が楷書の左払いになり、腕が横線になる。 → 「左」は、左手と「工」という呪具との会意文字で、左手の指にあたる部分が横線になり、腕が左払いになる。 篆書(てんしょ)は、紀元前221年、「秦の皇帝」が中国を支配する唯一の統制者となったと同時に、国内統治するため、度量衡の統一と全国共通の文字を定めた。当時、秦の地方で使われた書体は大篆は、字画が複雑で書くには不便であったので、丞相李斯は始皇帝に命じられ、大篆を改良して新しい書体「小篆」を作成した。 紀元前219年、東方諸国を巡視した始皇帝は、自分の功績を述べたたえた文章を石に刻ませ、泰山の他全国6ケ所の山に建てさせた。これが石碑の起源と言われる「秦始皇刻石」で、刻石の文字はもちろん標準書体の小篆である。 現在では、篆刻の世界で使われている大変面白い文字です。書体も色々あり、印鑑や落款にも使われているので、解説本などを見て少しづつ分かって来るとなかなか面白いものです。
2009.01.26
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♪暮れわびし睦月枯畑佐布里谷(そうりだに)に もぐら脅しがぎゅるぎゅる回る ペットボトルをプロペラ状に細工して、風で回るようにした「もぐら脅し」が、人気のない夕暮れの畑で回っていました。 その数およそ15本。北西の風に向かって、大きな音を立てながら勢いよく回っていました。広い畑野の一角、ほんの小さなその畑だけに15本も立っているのは、少し異様な感じです。モグラに余程ひどい目に遭っているのでしょうか。 作物を食い荒らすという事はないようですが、地中に空洞が出来るわけですからこんな被害があるらしい。 ◇土の持っている保水力が極端に低下し、植物が枯れる。 ◇根が張れず、養分の吸収が出来なくなって生育が悪くなる。 ◇トンネルによって水田の治水などに影響が出る。 ◇トンネルにネズミが入り込み、農作物を食べる。 コウベモグラ(静岡県以西に生息)とアズマモグラ(関東以東に生息)というのがいて、ミミズや昆虫を食べています。ミミズが大好物らしい。 モグラはこの寒い時期も冬眠しない(寒冷地ではする)ので、動きは鈍くなっているといっても生きるための活動はしているんですね。 モグラと人間の戦いは、どちらに軍配があがるのでしょうか。 多分、少しぐらいではモグラの根性が上回って畑を荒らされるので、「もぐら脅し」が徐々に15本という数まで増えていったのでしょう。 可愛い顔したモグラちゃん。頑張って!と応援したくなりました。
2009.01.25
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♪ 一転の明日の冷え込み知らずして梅はいさみの花開きけり あんまり暖かかったので、早くも梅の開花を伝えるのニュースがありました。この急激な冷え込みを知っていれば、もうちょっと我慢しただろうに。 梅の花は、夏に花芽をつけた後に休眠し、冬の低温によって休眠から目覚め、気温の上昇とともに花芽が成長して開花するのだそうです。 あの暖かい日の後に、今冬一番の冷え込み。最高気温が一気に10度も下がるなんて思ってもみなかったですね。体が付いていけないぐらいの高低差です。 梅は、せっかく開いた花を引っ込めたいぐらいでしょうね。 この急激な寒さも、やっと「大寒らしい」気温になったというだけのことでしょう。本当に寒いのはあと2週間ほどでしょうか。そして、その向こうには絢爛の春が待っています。 今年も、私は絶対に風邪をひかない宣言を(心の中で)しました。 皆さんも風邪なんかひきませぬ様、気合いを入れて乗り切りましょう・・・・・・。
2009.01.24
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♪書きなぐりて寄こす手紙に速攻で吾(わ)も鉛筆でなぐり返せり えらく腹を立てているカミサンが、短い手紙を投げてよこした。言いたいことが口で上手く言えないので手紙に書いたらしい。その内容に納得がいかないので、こっちも負けずに書きなぐって返信だ。勢いを落とさないために濃い目の鉛筆を使う。普段言わずに溜っている事を、誤字も気にせず書きなぐった。大きい文字が千々に乱れて流れ気味。結構長くなって、便せん二枚を投げ返す。どうやら行き違いは補修できた。色々あって精神的に参っていたようで、こっちにも原因があった。不平不満をため込まないで、こういう形でもいいから吐き出すことは必要だね。お互いさまの部分も多いもの。夫唱婦随とはいかないまでも、男に包容力がなければ夫婦は成り立たないと実感した。
2009.01.23
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♪ 新しきドラマの幕の上がりしを待ちて溢れし200万人 全米から、そして世界中から、オバマ新大統領の就任式を見るために集まった人の数なんと200万人。福島・栃木・群馬・岐阜各県の人口に値する数です。 世界中の目がこの瞬間を見届け、アメリカの再生を期待し、ひいては世界中の復興を信じた瞬間でした。 オバマは初の黒人大統領として歴史に新しいページを刻んだのは確かですが、やろうとしている事は決しして革新的なことではないようです。 ルーズベルトが「恐ろしいのは恐れそのものだ」、ケネディーは「国民が国家に何を出来るか」と言ったのと同じ目線で、本来あるべき姿に戻るべきと訴えているのだと思う。 演説では「チェンジ」の言葉は一度も出ず、「責任の共有」を訴えて国民一人一人が忍耐と努力なしに変革はないと静かに述べた。 キング牧師が訴えた人種差別の撤廃は、「大統領になったことが最大の仕事」で終わるような簡単な話でもない。 それにしても台本も見ず、200万人いや世界中の何億の人々に向かって堂々と信念を語る姿には、いたく感動しました。日本の政治家はどう思って眺めたのでしょうか。 特に麻生首相は、ただただ格の違いにひれ伏すしかなかったのでは。記者の問いに、小さな声で「同じ考えのようだから・・・」と口ごもっていましたが、圧倒されたで有ろうことは、黒くてかったその顔に滲んでいました。 インターネットを使った草の根運動がもたらしたとも言える黒人大統領の誕生は、間違いなく底辺にあえぐ低所得者などに大きな勇気と、行動の必要性、変革の可能性を自覚させたのは確かな事です。 今の日本も、非正規労働者や派遣切りにあった人たちが、ユニオンを結成して活動を始めました。 湯浅誠さんが立ち上げた反貧困ネットワーク「もやい」が、このアメリカの草の根運動に力を得て、今後ますます発展し強力な組織になることを望むばかりです。
2009.01.22
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♪人混みにカゼ、カゼ、カゼと咳込みの嗚呼あの菌も蠢いている かなり風邪が流行っているようです。通常の風邪で咳き込む人や胃腸風邪で腹痛になる人など色いろいるようです。中でもインフルエンザが急速に流行し始めています。学級閉鎖もあちこちで起こり始めており、東京都では院内感染で死者も出ているらしい。院内感染の患者はについて、「Aソ連型」は治療薬タミフルが効かない耐性ウイルスが大半を占めているが、「A香港型」は耐性ウイルスの報告はなく、都は「現在行っているタミフルによる治療は有効」としているようです。新型のインフルエンザも心配されている中、中国では鳥インフルエンザが相次いで発生し、死亡者も出ている模様。今月末の旧正月を前に警戒を強めているそうです。この厳しい情勢の中、弱り目に祟り目ですね。休養と栄養、睡眠を十分に取り、うがい手洗いを励行して、絶対に菌を寄せ付けないという強い意思が必要かと思います。
2009.01.21
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♪ 冬の夜に行方不明を伝えいる防災無線の声響きたり 昨夜、防災無線が試験放送以外で初めて使われた。家を出たまま夜になっても戻らない老人があり、市内の各地に心当たりを募る呼びかけがあった。今日は大寒ですから夜はかなり冷え込みます。老人が外で一晩過ごすことは死を意味します。無事に発見されていればいいですが、どうだったのでしょうか。昨日は、一人暮らしの中年男性がアパートで餓死しているのを発見さたニュースを伝えていました。 仕事が見つからず、生活保護の相談をしていた矢先のことで死後一か月経っていたらしい。生活保護を受ける世帯は毎年増え続け、今後ますます増加することは間違いありません。しかし、行政側の冷たい抵抗に遭って申請を却下されることが多く、各地で問題になっています。一体この国はどうなってしまったのでしょうか。人の不幸が不幸と思えない人間が増えているというのは、どういうことでしょうか。政治家は相変わらず石のような頭で政策論議を交わし、党利党略自己保身の陳腐下劣の二流演劇。何が悪いって、政治家の能力が世の中の変化についていけないことが問題だ。どうしていいのか分からず、旧態依然の腐った理論を振りかざしてお茶を濁しているだけ。今では、TVに顔が出ると拒否反応が出るようになった。国民を精神病者にするような政治家は、ホームレスにでもなって根性入れ替えてもらうしかない。
2009.01.20
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♪ 鶺鴒の色の違いて争えり縄張りの距離5メートル弱 いつもの水路に、セキレイが餌を求めてちょこまかと歩いたり、飛んだりしている。ハクセキレイが距離を置いて2羽いるようだ。そこへ、キセキレイがやって来た。すると、ハクセキレイがスーットと飛んで、キセキレイを追い立てる。2度繰り返して移動すると、そこにいた別のハクセキレイがまた、同じように奴を追い立てた。どうやら縄張りがあるらしい。ハクセキレイ同士は初めから距離を取っていたのに、キセキレイはそれに気づかなかったのか。キセキレイはハクセキレイより大人しいのかな。あるいはキセキレイにはそんな習性がないのか、ここのハクセキレイが特殊なのかも分からない。参考写真ハクセキレイとキセキレイ生存競争の中では、自然界も人間界と同じなのかもしれない。そう思うと何だか切ない。
2009.01.19
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♪ 身の虫のぎゅろと動きて癇声(かんごえ)の あがるとき吾(わ)は貝となりたり 些細なことで癇癪を起こすつれあいは、不満という虫をいくつも飼っているに違いない。たいがいは「言った」「言わない」「聞いてない」が発端で口論になるが、自分の方に非があると認めたことが一度もない。何を言っても無駄で、もうこちらは押し黙って貝の口を閉じるしかない。ここぞとばかりに自己主張するのは多分、主婦に棲みつく「我慢と不満の虫」が暴れているのだろう。その虫を駆除する方法は、主婦という立場を捨ててその生息地から抜け出るしかないでしょう。私に出来ることはせいぜい眠っている虫を起こさず、ジッと我慢の小さな虫を自分も同じように飼うことぐらいだ。飼ってみましょう我慢虫。それで我が家に平和が来るなら・・・・・・
2009.01.18
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♪ アーアーとただ単調にあけぼのの空に鴉の時つげるなり空が白みかけると真っ先にカラスが鳴き出し、呼応するように北の空へ逆V字編隊で渡り鳥が飛んでいった。そして間もなく鶏がコケコッコーと鳴き、まだ太陽の姿は見えないがかなり明るくなった街路に、ムクドリも交歓の声を上げ始める。今朝は、風邪もなく穏やかに一日が始まりました。大阪生活の住まい探しに、妻と息子が車で出発するより前、まだ暗い6時に早朝ウォーキングに出かけた。8キロ程のコースで後半に昇り坂が4つあり、今朝はそれを全部クリアしてつなぎつなぎで3キロ程のランニングをこなした。久しぶりゆえ自重した。 知人は今年の揖斐川マラソンに参加するつもりらしい。遠のいていたランニングを、アキレス腱を切ってから後に久しぶりに再開。そして11月のフルマラソンに参戦するそうだ。私も大いに刺激を受けるが、走っても精々10キロがいいところでしょうか。とりあえず今年の目標は10キロ完走とする。
2009.01.17
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♪ をちこちに不二は座りて不動なり吾もかく在りかく生きるべし快晴の14,15の両日はどこから見ても富士山がきれいでした。終の棲家に、富士山の見えるところを理想としている私は、あちこちから眺めて楽しんできました。三保の松原では釣り人が糸を垂れ、富士を正面にしてのんびりと時を過ごすという贅沢な姿に嫉妬を覚えました。「御殿場プレミアム・アウトレット」へ行ったついでに、山中湖の高台から見る富士は逸品ですから、今回も足を伸ばして眺めてきました。東名高速だと富士川サービスエリアからの眺望が一番かな。何処から見ても美しい富士山。大雄峰は本州のへその位置に、泰然自若として座っています。こうあるべきだという男の象徴として、端然としたその雄姿を脳裏に焼き付けてきました。伊豆でのイチゴ狩りは、15日が丁度いちご(15)の日に当たりイチゴジャムのくじ引きの特典があって、四回引いて3個をゲット。長男の大好物でも朝食の後でコンディション悪く、私と長男がせいぜい30個食べるのがやっと。あとの二人はその半分も食べられず、ジャムがなければ元は引けなかったな。地元に戻って、大府で食べたスパゲッティは美味かった。本格的なスパゲッティは久し振りで、正月の「ランポーネ」でひどい目にあった思いを十二分に晴らすことができました。この店の名は「LAMBRETTA」。JR大府駅の北にあります。快晴に恵まれ、美味しいものを食べ、美しい富士を眺め、家族のコミュニケーションも出来、良い還暦記念となりました。次男は大阪勤務が決まり、今春には家を出るので、そのはなむけの旅にもなりました。
2009.01.16
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♪ はや梅の咲きて丸子のとろろ汁 旅にたしなむ今日の記念日 きょう15日は、私の還暦となる記念すべき誕生日。この日を祝って家族が伊豆へ、昨日、今日と一泊旅行に連れて行ってくれました。快晴に恵まれ、行くところ全てが最高のコンディションで出迎えてくれました。 静岡市駿河区の丸子(毬子)の宿は、鎌倉時代から続く往時の姿を残し、十返舎一九の弥次喜多や安藤広重の東海道五十三次で名高いところ。 吐月峰柴屋寺(とげっぽうさいおくじ)は連歌師・宗長が永正元年(1504)55歳で草案を結び余生を送ったところ。禅宗の影響で孤独閑寂の生活を楽しむことが流行し、宗長自身もここに京都銀閣寺を模した庭園を築き、四季の風物を眺めて暮らしたといいます。 風雅な庭園は本堂の正面はるか南方にある「丸子富士」や庭の西方にそびえる「天柱山」など美しい自然をたくみに取り入れた借景園で、庵の背景となる枯山水の庭園と合わせ、国の名勝・史跡に指定されています。 毎年、中秋の名月には観月会が開かれ、大勢の人が訪れる、小さいながら誠に風情のあるお寺でした。梅や槇、百日紅のいずれも樹齢4~500年の古木に雅趣を感じました。 この街道で有名なのがとろろ汁で、中でも創業が慶長元年という「丁子屋」が一番と聞いて食べてきました。なかなかの一品で、セットものでなくても「すきとろ丼」で十分堪能できた。 つづく
2009.01.15
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♪ 4歳でデビュー負けん気はや二十歳 愛という名の親善大使 卓球の福原愛ちゃんほど長い間人気を持続している有名人は珍しい。 4歳でデビューしてから、今年二十歳になるまで途切れれることなくマスコミに登場しています。その愛嬌と卓球に向ける真摯な姿は益々魅力を増すばかり。全日本選手権に向けた練習のため中国で12月上旬からの1カ月間合宿。12日の成人式を欠席して13日の本番に備えたとか。 4歳でテレビに初登場し、「天才卓球少女」「泣き虫愛ちゃん」と呼ばれるようになった。一躍国民的アイドルとなった5歳10ヶ月で全日本選手権バンビの部(小2以下)史上最年少で優勝、以降数ある大会で優勝し、史上最年少記録を多く作り小4でプロ宣言。 14歳の若さで世界卓球選手権に抜擢され出場し、日本勢の中で一人躍進、ベスト8まで進む快挙を成し遂げる。 2001年にはコーチの黄智敏と1分間に173回のラリーを続けるというギネス記録を達成。 アテネ五輪を経て2005年には、中国で最もレベルの高い超級(スーパー)リーグに参加、遼寧本鋼チームと契約し福原は全試合に出場した。 2月にはアジアカップで強豪の郭炎を破り2位に、同年11月の女子ワールドカップに推薦が決まり出場し、リ・ジャウエイやティエ・ヤナといった強豪相手に快進撃を続け見事3位銅メダルを獲得し、世界ランク16位まであげた。2006年5月には世界選手権団体で銅メダルを獲得。昨年の北京での活躍はご存知の通り。 中国でも人気があり世界卓球8大美女に福原愛が選ばれた。2005年「面対面」という中国の人気インタビュー番組に出演し、質問に答えられずに泣いたことが話題になった。 福原は日本の中国大使館を何度か表敬訪問しており、「中日友好」の色紙を持って王毅駐日大使(当時)と撮影に応じた。他にも日中友好関連のイベントによく招かれている。 昨年、上海万博事務協調局は2010年の上海万博の日本親善大使に、卓球の福原愛選手ほか2名に決定したことを発表した。聖火リレー(長野市)では、当初日本側からの出走依頼はなかったが、中国側から中国大使館枠で参加を要請されて走り、中国でも新聞の一面などで大きく報じられた。 忘れられるような暇がないほど切れ目なく活躍している。今日本選手権は初優勝が期待され、それを本人も最も望んでいる。 期待しましょう。
2009.01.14
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♪ メンバーをお経の節に読み込みて揶揄の一興はるのざれ歌新年も 一品持ち寄り賑やかに 多士済々の集いたり。この度も 才媛彼女は如何なく 粋な文才発揮して おもろい歌を二つほど 独演披露の余興あり。 一つ目は メンバー個性詠み込んで お経の節で読みあげる お皿叩いて戯れ歌の 可笑し悲しき本願寺。その発想もさることに 読みこむ言の葉おもしろき。漢語連ねてリズムよく 黙って聞けば有りがたき お経に聞こえてさに有らず いじり、くすぐり、つっつきと 揶揄する言葉の博覧会。これにゃ一同たまらずに やんややんやの大喝采。さて二つ目は専門の 英語に日本語織り交ぜて 早口巻き舌オノマトペ。「ヘモレの歌」なる二作目の これまた彼女の独壇場。職を失うことあらば 芸能世界でおまんまを 喰えそな気がする面白さ。とまあこんな具合で、新年の楽しい一日が過ぎました。御大は、1000m文人画を描くべく、意気軒高に精進の魂籠めて端坐して、睥睨の体で一同を眺めていたというところ。持って行った自家製キムチが、皆さんの前に出ることなく、こっそりと冷蔵庫にしまわれた様子。大好物なのでみんなに喰われてはたまらんと思ったのでしょう。これは誰も知らない。
2009.01.13
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♪ アラ還の世にはびこりてゆるゆると 世直されゆくネオソサエティー 「あらかん(嵐寛寿郎)」を知ってる世代の60代 を「アラフォー」ならぬ「アラ還(アラウンド還暦)」と言うらしい。厳密にいえば「アラ団(アラウンド団塊)」というところでしょうか。 いろんな分野で元気に活躍している高齢者の話が伝わってきます。 東京の五反田に「モスジーバー」なる店があるという。何のことはない。「モスバーガー」のスタッフに、高齢者がたくさん働いているところからこう呼ばれるようになったのだとか。土地柄からオープンの時に若いスタッフが集まらず、仕方なしに募集の年齢を60歳以上としたら応募してきた婦人がいて、いい仕事をしてくれるんだそうです。 人生経験も豊富で人当たりも良く、第一良く気が付くのだそうです。それでベテランの数を増やした結果、「モスジーバー」なるニックネームが付いたのだとか。 折しも、世界恐慌の嵐が吹き荒れています。 「嵐寛」の鞍馬天狗が悪を退治し世直しをするがごとく「アラ還」が活躍する時が来たのです。贅沢三昧の輩をバッタバッタと切り捨ててながら、ぎすぎすした世の中をホンワリゆったり包んで、ゆるりゆるりと世直ししていくんです。 前年比アップが至上主義のマーケットも、ムハマド・ユヌス氏(グラミン銀行総裁・ノーベル平和賞受賞)の提唱するソーシャル・ビジネスが注目され、少しずつその方向へと変わっていくのでしょう。 金なんかなくても十分楽しめるという新しい価値観にシフトをダウンさせてスローライフを満喫する。 新しい社会が始まろうとしています。
2009.01.12
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♪凍輪の青き光を浴びるればあな上質になりゆく細胞 冬の月を「凍輪」と言うのは、日本語の素晴らしい表現力を感じます。今日は満月ですね。冴え返った空に、キンとした冷気に包まれて端然と輝いています。その澄んだ光に身を晒せば、バラバラだった細胞の向きがピッピッとそろって、上質な細胞に生まれ変わっていくような気がします。寒いけれど、この身の引き締まる季節はいいものですね。麻生首相はこの冷厳な月の光を浴びて、虚心坦懐に事を進めてほしいものです。意地とメンツを捨てて、政治家としての「一分」を通すべき時です。党派を超えて、ライバル同志をも政権に迎えるオバマのように、超党派で難局を乗り越えるしかない時なのですが・・・・。
2009.01.11
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♪犬のごと喜び上手であるならば褒め言葉なを生まれ出ずらん 千切れんばかりに尾を振って、犬は全身で喜びを表してくる。ストレートと言おうか素直と言おうか。こっちが恥ずかしくなるぐらい、それはそれは大仰に意思表示しますね。 そこへいくと、猫の何と無愛想なこと。嬉しくてもせいぜい喉を鳴らすぐらいで、まったく張り合いがない。 日本人も猫と同じで、喜びを表現するのは非常に下手ですね。感情を抑えることが美徳としてきた伝統によるものでしょうか。 日本語は、圧倒的に悲観的な感情を表現する言葉が多いと聞きます。例えば「悲しい、苦しい、辛い、空しい、切ない」「おぞましい、恐ろしい、痛ましい、寒々しい」などに比べて、喜びを表現する言葉は「楽しい、嬉しい」ぐらいしか思い浮かばない。 周囲を慮って喜びを露骨に表に出さないことが、言葉を必要とさせなかったのでしょうか。 もしも、喜びや嬉しさを子犬のように素直に表わす習慣があれば、褒め言葉がもっともっと発達のかも知れない。 褒めてあげた相手が大喜びしてくれたら、またその喜ぶ顔が見たくなって褒める言葉を探すでしょう。 褒めたのにあまりいい反応が返ってこなかったら、褒め甲斐がないというもの。ほめられ上手の方がぜったい得だと思いますね。その方が世の中明るくなりますよ。 褒められ上手になりましょう!!
2009.01.10
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♪ 中潮の汽水に稚魚の群れありて身じろぎもせぬ小寒の朝 セイゴやボラは河口から汽水域へと遡ってくる習性があります。去年生まれた稚魚が、団子状態になって水路にかたまっていました。 水温も一番低くなる季節ですが、稚魚は成魚のように深場でジッとしてることなく遡上してくるんですね。 いたずらに小石を投げ入れてみたら、僅かにかたまりが崩れたものの直にもとの形に戻りました。まだまだ小さい一年生ですが、自分で餌を取って生きていかねばなりません。 敵も多いので、集団で行動することで身を守る必要があるのでしょう。 セイゴは大きくなるにつれて名前の変わる出世魚。10cmほどの幼魚をコッパ、 25cm位までの若魚(1年魚)をセイゴ、30~50cm位の2年魚をフッコ、3年あるいは4年魚以上で60cm以上になってようやくスズキになります。スズキになる前をマダカと呼んだりします。 ボラも同様に、関東 - オボコ→イナッコ→スバシリ→イナ→ボラ→トド、関西 - ハク→オボコ→スバシリ→イナ→ボラ→トドと変わっていきます。 この中のいったい何匹が、成魚のスズキ、トドと呼ばれるまでになれるのでしょうか。
2009.01.09
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♪ 参詣の人も少なき境内の楠の実散らして鴉食みおり きのう遅まきながら熱田さんにお参りにいった。5日の仕事始めの日はさすがに大混雑だったが、きのうは人影も少なくスムーズにお参りできた。 杜の中の小砂利を敷き詰めた脇道に、クスノキの小さな実や枝葉が落ちている。まだ松の内、きれいに掃き清められているはずの境内に青い枝葉が落ちているのはちょっと不自然だ。 不思議に思って見上げると、カラスが何羽も集まって楠の黒い小さな実を啄んでいた。不器用なのかいたずらなのか、くわえたものを引きちぎっては落としているらしい。大楠ともなると、あんなにたくさんの実をつけるのだとその時初めて知った。 花の咲かない樹はないと言うし、わが庭にもたまにクスノキの芽が出たりするので、クスノキに実がなることは頭では知っていたが。 寄ってたかって食べているカラスの姿が、何だか熱田神宮の象徴のように思えてしまった。 熱田神宮は「宮の渡し」に近く、神社としては珍しく標高のごく低い土地にある。お伊勢さんのように山懐に抱かれていることもなく、やや俗っぽい印象があるのは否めない。カラスも多く生息していて、人間になれているのでしょう。 このクスノキの実はカラスの好物なのだろうか。 海に近いところとは言っても名古屋市内ですから、カラスが食べるような木の実が少ないのでしょう。 正月にカラス。縁起が悪い?そんなことはないでしょうけど、黒い色でずいぶん損をしている。
2009.01.08
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♪ あの頃とおなじ花咲く夢を見る森の賢人オランウータン 財界の長が、それぞれの団体ごとに一堂に会しての賀詞交換会があった。どの社長も、大変だけれどこの不況はそんなに長くは続かないだろうと見ているようだ。 果たしてそうだろうか。今までと同じ形ですんなりと景気が戻るとでも思っているのだろうか。経済危機、食料危機、医療危機、政治危機、雇用危機、燃料危機などを身を持って経験した国民が、今までと同じ価値観で同じような消費生活をするだろうか。 今回の不況は、価値観が大きく変わろうとしている矢先の出来事です。 ライフスタイルや消費動向は、今までと違うものに確実に変わろうとしています。今までと同じような右肩上がりの成長は、もう望めないだろうと思います。美しい薔薇の花はもう咲かないのです。 今の価値観で成り立っている経済アナリストや大学教授のご宣託は早晩、通用しなくなる時が来るでしょう。「新しい何か」というものは誰にも分らない。 今までがそうだからこれからもそうだと思いこむ。頭が良くて学習能力があるけど、森の中から出ようとはせずじっと待ってるオランウータン。結集して世間の風向きが都合のいい方に変わらないかと相談している。 麻生首相は、国民給付金をこれだけ反対があるにもかかわらず支給すると言う。公明党の足かせで身動きがとれないでいる。 そして、今度は国会議員までが給付を受け取って消費を刺激するべきだと言うような、小学生並の理論を持ち出してきた。使いたくても使えない庶民の生活実態と庶民感情が全く読めていない。今や、政治家は腐った林檎だ。 早く解散して選挙をやれ!ってんだ。
2009.01.07
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♪ 体力のにわかに落ちて鶺鴒の飛翔まぶしき朝のウォーク 小寒というには暖かい今朝、久し振りに朝のウォーキングへ出た。 寝坊して一時間遅れ、太陽はすでに顔を出していました。甕のぞきのような薄青い空に、オレンジ色の雲が浮かんだ美しい穏やかな朝でした。少し風があるぐらいで良く晴れ、小春日和を予感させます。 何時ものように、後半をランニングし始めては見たものの、体や足が重くて思うようには走れず。暮れからの運動不足がたたり、体に怠け癖がついたようです。 実質的な体力も去年に比べると一段と落ちた気がする。体力というのは、緩やかな下降線を辿るのではなく、階段を3~4段飛び越したようにガクッガクッと落ちていくんですね。 朝日の中を、ハクセキレイがキビキビと白い羽を輝かせて飛んでいきます。 真近をス~ッイ、ス~ッイと波打つように飛ぶこの鳥の、溌剌とした姿が好きです。特に冬の寒さの中で出会うと、縮こまった心に元気がもらえる気がします。 寒さはこれからが本番です。風邪など召しませぬ様に・・・・
2009.01.06
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♪ 双六の振り出しとなり出直しの丑年なりやゆるり参らむ グローバルバブルがはじけて全てが振り出しに戻り、2009年は新たな一歩を踏み出す年となりました。偶然なのか、ちょこまかと動き回るネズミの年が終わり、じっくりと歩を進める丑の年となりました。 アメリカもいいタイミングと言うべき歴史的一歩を間もなく踏み出します。前途多難は承知のこととして、新しいことを始めるには絶好の状況と考えたい。 この国も、どうやら4月に待望の総選挙が行われそうです。ドラスティックな結果を期待し、新しい日本の曙と考えたい。 団塊の世代最後の私自身も、還暦と言う大きな節目を迎えました。全てをリセットして生まれ変わるチャンスと捉えたい。 今までの価値観が大きく変わる時代が、そこまでやって来ていると思います。 皆と同じことをしていればいいという行動パターンは徐々に減少し、個人個人が自分の価値観で動き、意志を持って行動するようになっていくでしょう。あなた任せの無責任ではなく、自己責任において行動する自立した人間として・・・。 リベラル派も行き詰まり、自由資本主義も閉塞しています。縦社会の限界がきている以上、横へ広げて繋がっていくような社会が理想でしょうか。 今後は、一人ひとりがグローバルにリンクして、アメーバーのように共通の認識のもとに、付かず離れず協力し合って行動するような社会になっていくことが理想のように思います。
2009.01.05
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♪新年のサイドワークの明けし夜の大外れなる晩餐や憎し 年に一度の二家族揃っての夕食会。予約をしてあったイタリアンレストランへ。11階の展望レストランはゆったりとした空間が採ってあり、地方都市ながらきらめいく夜景が眺望できる絶好のロケーション。と思って喜んでいたのもつかの間、対応の悪さと料理の不味さに気分は一気に落ち込んだ。 料理は予約しなくてもいいという話なので、当日のセットメニューから選ぶつもりで出かけた。ドリンクメニューは来たが肝心の料理のメニューが来ない。催促すると正月は限定セットメニュー4000円のコースしかないと言う。これって詐欺じゃないか? 仕方がないのでそれにするが、ライスにするかパンにするか決める時に、ほぼ全員がパンと言うと、ライスを予定していたのでムニャムニャと不服そうな態度。そんなこと知るか。予約せんでいいと言ったのはそっちだろ。 前菜の後に出てきたオニオンスープの味が濃く見てくれもヒジョーに悪い。オーブンで暖め過ぎて焦げたという感じか。 魚のテリーヌとフィレステーキのメインディッシュが最も問題だった。 テリーヌはサワラらしいが味が濃くてしょっぱい。新鮮という言葉の対極にある素材を使っているらしい。ステーキに至っては、これもソースが濃くて硬い。焼き方も肉の扱いも分かっていない。これも素材が相当古いか冷凍のものを使っている感じ。どちらも素人料理の域を出ておらず、これでよくも4000円もふんだくったものだ。いくら地方都市だかと言って客を見くびちゃぁいけないね。 この店の名は、東浦町の「あいち健康プラザ」にある「ランポーネ」。 ランチメニューは1050円でそこそこ人気があるらしいが、こんな料理を出していては先が無いな~。ロケーションの良さだけで持っているというのは勿体ないし、地元の人間にしても情けないだろう。 健康に関する設備が充実している大規模施設で、年配の人が多く利用するところ。年寄りと田舎の人間をちょっと馬鹿にしているとしか思えない。 近いうちに間違いなく潰れるだろう。 めったに外で食事をしない、合い方の母の気に入りそうなところだと思って選んだ店だ。こんなことになって申し訳ない気持ちで一杯だ。 大枚はたいての帰路は、不平不満のぼろくそ大会で後味わるい一夜だった。
2009.01.04
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♪ 凍て空に日照雨(そばえ)の降りて銀の糸 キラキラキラッと輝きにけり もう少しで雪になるような冷たい雨がパラパラッと、冬雲が流れる青空から突然降って来た。 ピンと張りつめた空気の中を、銀の糸のように一瞬輝いてすぐに止んだ。 天気雨の事を狐の嫁入りとも言いますね。意味は諸説があって定かではなさそうなので・・・・ 今シーズンはまだ雪を見ていないな~。 純白となって地上の全てのものを覆い尽くしてくれる雪は、憧れそのものです。雪国の人たちにとっては戦いの相手であって、そんな悠長なことは言ってられませんが、我々にとっては一年に一度はお目にかかりたい景色です。
2009.01.03
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♪ 見下ろせば目のくらむほど運ばれり エスカレーター止まるを知らず ただ生きているだけで年月は止まることなく積み重なっていきます。生き恥をさらしながらエスカレーターに乗せられて、気がつけば60階まで来ました。 日本では100歳以上の人が、平成17(2005)年9月末現在で2万5千人を超えたそうです。また、80歳以上の高齢者人口(平成17(2005)年10月1日現在)は632万6千人となっていて、今や60歳なんて何の基準にもならない存在かもしれません。100歳以上の人口推移 昭和46(1971)年から35年連続で過去最高を更新し続けているらしい。 平成17現在、女性は2万1,775人となっており、全体の約85%を占めているそうです。男である自分は、当然この中に入る可能性は少ないでしょう。 何歳まで生きるかは神のみぞ知ることですが、エスカレーターを止めることはできません。上りつめた世界にはどんな風景が見えるのでしょうか。 エスカレーターは、未知に向かって前向きで乗っているから平気で上っていける。 後ろ向きで乗ってみることを想像すると、何だかぞっとしますね。過ぎ去るもの、失うものを見ながら運ばれていくというのはつらい気がしますね。
2009.01.02
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♪ 氷輪の輝きまして新たなる地上の星ぞ光ましまむ 穏やかに2009年がやってきました。 凛とした三日月が、日中の空に輝いて太陽と共にこの地上を照らしてくれます。 11日には満月となって夜空に昇り、輝きを増して満天の空を煌々と照らすことでしょう。冬の月は、全てを前向きに行きなさいと静かに語りかけてくるようです。 新年を新たな気分で迎えるにふさわしい穏やかで厳粛な元旦の朝です。 本年もよろしくお付き合い頂きますよう、お願い申し上げます。
2009.01.01
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