♪ やや遅れて葡萄に若芽ふき出でぬ吾が為すことの捗(はか)ゆかぬまま
小指って鼻の穴をほじくるぐらいしか用がないと思っていたが、さにあらず。布などを一度に沢山持ちあげたりする時にけっこう使っているらしい。思わず「イタタタ」と声が出た。
人体に不要なものは付いていないという事。必ずや役に立っていて、使えなくなって初めて気づくことが時々あって感心する。手の指、足の指なんかその最たるものだね。
やりたいことが沢山あって、今年はそれをどこまでやれるかと思う。体力や知力が年々衰えていくのを何とか食い止めながら、やりこなしたいと思う。
谷崎潤一郎の「鍵」を読了したが、なんだかスッキリ来ない。夫が死んでからの説明がまだるっこくてくどい。不要な記述が多い気がするのと思っている内に腑に落ちないまま終わってしまった。最晩年の70歳の時に上梓されたものなので、やはりイマイチ冴えがないのかと思ったりする。
脳血管の異常や狭心症の発作で倒れることもあったし、一時視覚障害に陥ったり右手に麻痺が残ってしまったりもしているので、納得する部分もある。こうなってはさすがの谷崎でも正常な執筆活動は出来なかったんじゃないかと。
自分もそんな歳に近づいているわけで、安穏として時間を浪費しているわけにはいかない。
そういえば、今年は初鳴きは聞いたが、それ以降あまりウグイスの声を聞かない。一二度聞いた記憶があるが、いつもなら盛んに聞こえてくる声がほとんどないのだ。どうしたんだろう?
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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