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3年間、ぶうが着たワイシャツです。最初から着て3年の卒業式までなんとか着られたのは1枚だけ。もう襟が毛羽立っています。それも、もう今日でお終い。 最後のアイロンがけです。 ぶうの卒業式。地域の小学校で、とスタートした義務教育、これで終わりです。 だからね、どんなに泣けちゃうだろうーと思いましたよ。先生に挨拶できるかしら、声が出ないのでは・・・とか。ぶうと通った仲間、たくさん写真撮りたいとも思いましたよ。 ところがね、撮った写真はこれ一枚。一枚ですよ!!あれ~?母の勘違い? ちなみに進んで行く卒業生の中で、ちょっと間が空いてるように見えるところがぶうです。 まずね、卒業生入場はね、在校生がでかくて見えないの。特にぶうは車いすだから、まったく埋もれてしまって見えない! とても儀礼的な挨拶が続いて、卒業生が一人一人呼ばれて証書をもらうけど、170人の名前を順番に聞いてると、正直飽きるのよー。ぶうは後半のクラスだし、油断してると過ぎちゃう!「ん?中断してる?」と思ったら、校長先生がぶうのために壇を降りてきてくださってました。「どうも!」と思ったのはその時くらいかなー。 そして、小学校の時のように花のトンネルを在校生がかけるなどないし、淡々と進んで、卒業生は涙の姿もなく退場し、終了しちゃった。 でも、ワタクシも含め中学卒業式初体験の母達は、てっきりその後教室の後ろにでも並んで、子供達と先生の別れを惜しむところを見つつ、私たちも先生にお礼とお別れをする・・・涙涙。。。と思っていたですよー。 ところが「これで卒業式、終わりでーす。ご苦労様でしたー」だって。 あれ?終わりだって?そう、「終わり」です。 親にとっても義務教育の卒業式、これでお・し・ま・い。体育館の外に放り出されて、「とっととお帰り」状態です。 子供達は、教室で一応先生とお別れはしたそうですが、泣くような子はいなかったそうです。 それに「寒いですし、卒業生が出てくるまでお昼も食べずに待つというのはいかがなものか、という意見もありまして、外で在校生が待つことはなくなりました」・・・そうです。よって、在校生が「○○せんぱ~い!!」などと言って、人気の卒業生に群がって制服のボタンを引きちぎる、などといううわさに聞いていたこともなく、体育館の外に出れば、確かに寒い風がぴゅ~~。卒業生がいつ出てくるかもわからず、やっぱり父兄は帰るしかありません。 「中学の卒業式ってこんなんもんなんだねー」「先生にお礼くらい言いたかったけど、まあいいわあ」「写真撮った?」「一枚も撮らず」「だよねー」 こんな感じで、寒さに震えながら皆さん帰ったのでした。 つまり、ものすごく勘違いしてたのね、ワタクシは。 もう中学生は、親とは関係ないのよ。自分で「卒業」するんだし、先生方とも自分が関わること、その日の友との別れも親が見たり、ましてや写真に「はい、並んで~」なんて言って撮られるもんじゃないんだわ・・・。 ものすごく寂しいけど、こちらもあっさり一応お世話になった先生や校長先生を立ち話でつかまえて、泣くこともなく「ありがとうございまいした」と言えばすんだので、それはそれでよかったかなー。 卒業生たちは、各クラス役員さんたちが設定した「謝恩会」に参加して、大はしゃぎして「卒業」の余韻を楽しんだんですけどね。小さな町なので、会場はカラオケやさんとか居酒屋さんの宴会場とか特別貸し切りで、役員さんが付き添って、の形だったようです。 ま、ぶうたちは十分その日一日楽しんで、お終い、卒業したのでした。 でもさ、ぶうと仲良くしてくれた子とそのお母さんにお礼くらい言いたかったなー。
2009年03月25日
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自分のページを久しぶりに開いてみれば、決定的なあの日以来書いてなーい! いろんなことが怒涛のように押し寄せ、流されていまーす・・・。 公立発表から5日とあけず卒業式(涙なし、あっさりさようなら)、急に決めた旅行by寝台特急(旅先で押しかけ対面ーありがと!!)、どきどきの高校の説明会等などーー。 今日はお彼岸につき、田舎でお墓参りでーす。 家の中は、中学の残骸が散乱し、なんとかせねばーと気ばかりあせり、結局散乱を極めているのです。 ちょっと時間がずれますが、少しずつ報告したいと思いますー(^^)V。
2009年03月21日
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公立高校の合格発表がありました。 ぶうの番号もありました!!! もう、本当にうれしい!!のです。 「高校生になりたいんだよ」と泣いていたぶうや、手の中から砂が落ちるように感じたテストの数々、一喜十憂くらい激しく揺れ動いたおかあの心・・・いろいろなことが思い出されますが、掲示板に「20」と数字が淡々と示されて、あんなに苦しんだ受験は終わったのでした。 終わってしまえば、あっけなく向こう側の岸に着いた気分ですが、でも一瞬の油断もできない入試の厳しさは夢でも幻でもなく、潜り抜けてきた現実です。 ああ・・・本当に本当にほっとしましたー。 写真は「サクラサク」ではなく「ウメガサク」です(^^)v。
2009年03月09日
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結果が出るのはまだ先ですが、『受験生』の生活、終わりました。 5科目の一般試験、面接が終了して、すべて終わり。もう結果がどうでもこの先はありません。 ブツッ!! (緊張の糸が切れる音) プシュウウゥゥーーーーーーッ (頭から知識が抜けていく音) もう何も勉強する必要はない! 覚える必要はない! その日のうちに、自分で机の上から今までのテスト類、プリント類、参考書、問題集、全部結束してしまいました。 最後の面接の日、休みをとってたおとうと終了のその足で「docomo SHOP」へ。欲しかった携帯をゲット。 あれほど、国語の文章は理解できず苦労したのに取り説は必死で読み込んでいます。 3年間ぶうを見てきてくれた家庭教師の先生の時間も終わりました。まともに挨拶したら、もう涙が止まらないと、まだ結果がわからないし「良い結果であることを祈りましょう」とさらりと別れました。 あっけなく、勉強に追われていた毎日はまったくの過去になって、瞬時にだらだら。 もう、今試験を受けたら何も答えられないでしょう。 でも、ぎりぎりまでやれるだけのことはやったし、これ以上は無理。後悔はないかなー。 どうか結果が良いものでありますように! やっぱり祈るのみー。
2009年03月04日
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