暖冬傾向で、ゴルフ場の予約が多い!
100万ポイント山分け!1日5回検索で1ポイントもらえる
>>
人気記事ランキング
ブログを作成
楽天市場
266031
ホーム
|
日記
|
プロフィール
【フォローする】
【ログイン】
山さんの刑事部屋
1
『爆弾ポンスケ』
登場人物表
川西 蔵六(二二)男性。金山組若衆。
加地 紗月(一七)女性。たこ焼き屋の娘。
田槙(四六)男性。金山組代貸。
山江(三五)男性。金山組幹部。
室川(三六)男性。金山組幹部。
小武(三五)男性。小武組組長。
梅若(四五)男性。捜査四課刑事。
成松(四三)男性。金山組若頭。
金山(五〇)男性。金山組組長。
松坂 凡助(?)男性。元ヒットマン。
●走る視点・駅~商店街~風俗街・夕
ひた走る川西蔵六の視点。
蔵六「えらいこっちゃ、えらいこっちゃ」
駅の高架橋の帰宅ラッシュ。
蔵六「どけどけ、どきさらせ!」
くたびれたリーマンを突き飛ばし。
ぴちぴちの女学生たちに顰められ。
下り階段を踏み外しかけて踏み止まり。
蔵六「えらいこっちゃ・・・はよ、はよ」
うらぶれた商店街のアーケード。
濡れたタイルに滑って大転倒。
蔵六「うわっちゃあ!」
傍で見ていた子供たちが歌い出す。
子供たち「やねよーりたーかーい」
蔵六「な、なんや、見世物やないど」
きゃっきゃ逃げてゆく子供たち。
じとじと暗い風俗街の路地。
蔵六「は、はよ知らせな・・・」
使用済みコンドームを踏みつけ。
交尾中の野良犬を蹴飛ばして。
路地から勢いよく飛び出す。
危うく中華屋の出前バイクに衝突寸前。
出前持ち「おんどれ、気ぃつけえ!」
蔵六「わ、わ、われ誰にもの言うとんじゃ」
尻餅ついたまま、去るバイクに遠吠え。
隣にストリップ小屋の楽屋口。
ビールケースに腰かけて煙草を吸う女。
衣装をはだけたままケラケラ笑う。
蔵六「ち、ち、ち、乳しまえ、このブス!」
悪態をつきながら飛び起きる蔵六。
蔵六「いちいち相手してられへん・・・」
再び走り出す視点。
●金山興業・事務所
煙草の煙で朦々たる室内。
立ち込める殺気だった雰囲気。
部屋の此処其処で険しい顔の男たち。
そこに飛び込んでくる蔵六。
蔵六「えらいこっちゃあ!」
たちまち同時多発する崩壊と阿鼻叫喚。
ジェンガ、トランプタワー、将棋崩し。
全てが水泡に帰する。
蔵六に鬼の形相で詰め寄る男たち。
田槙「この落とし前、どうつけるつもりや」
木製の直方体を持って。
山江「ワシの四時間返さんかい!」
スペードのエースを持って。
室川「駒の代わりに奥歯抜いたろか!」
飛車を持って。
蔵六「か、か、堪忍・・・」
潰れ蛙のように這いつくばる蔵六。
水浸しで透けた薄いシャツの背中。
背負った紋々は下手くそな鯉のぼり。
成松「えらい騒々しいやないけ。お嬢さん方
が落ち着かんて、おやじオカンムリやぞ」
ダンディな成松、社長室から登場。
山江「カシラ、すんまへん。このボンクラが
ほたえくさりよるんで」
室川「おう、何がえらいんか言うてみいや」
蔵六、小突き回されて口をパクパク。
田槙「なんやコイツ、しびっとるんか」
成松「過呼吸やな。吸うんやめえ」
傍の卓上のパチンコ屋の紙袋。
成松から渡されて口に当てる蔵六。
成松「落ち着いて話してみい」
蔵六「ぽ、ぽ、ポポポポ・・・」
紙袋から口を離すも吃りが酷い。
田槙「汽車ポッポー、ってか」
成松「茶々入れんといてください。余計時間
かかりますよって」
蔵六「ぽ、ぽ、ポンスケ・・・」
その固有名詞が場を一瞬で凍らせる。
成松「・・・なんやて?」
蔵六「か、帰ってきよった。ポンスケが」
●同・社長室
デスクで葉巻を咥える金山。
アングリ開いた唇から今にも落ちそう。
成松「せやからですね・・・」
部屋の彼方此方で我が物顔の猫たち。
直立不動の成松の頭の上にも一匹。
金山「・・・聞こえへん」
成松「ポンスケが・・・」
金山「分からんか。聞こえへんちゅうのは、
聞きたないちゅうこっちゃ・・・」
肩に飛び乗った猫を撫でるも上の空。
成松「おやじ、火、火!」
金山の着物の膝に落ちた灰が燃える。
金山「あっちィ!」
飛び上がった飼主に猫たちも大恐慌。
●タイトルバック
町中で飛び交う噂。
サウナで我慢比べのやくざたち。
やくざA「よそに囲われる前にウチで抱えた
方がええんとちゃうか」
やくざB「仇のアタマ殺って返す刀で自分の
親も半殺しにした外道ぞ。あないな厄ネタ
どこも手ぇ出すかいな」
魚屋で刺身を品定めする主婦たち。
主婦C「えらいええオトコなんやて」
主婦D「そのうえ馬みたいに絶倫やいう話よ。
いややわ、犯されたらどないしよ」
公園でごった鍋をつつくルンペンたち。
ルンペンE「ごつい嵐が来そうやな。ワシら、
平和なんが一番やのに・・・」
ルンペンF「いっそなんもかんもぶっ壊して
くれんかな。逆におもろそうやんけ」
通学路に白墨で落書きする小学生たち。
小学生G「身長三メートルあるらしいぞ」
小学生H「目ぇから殺人光線出すんやで」
●商店街・深夜
人気の途絶えたアーケード。
肩を怒らせて室川が来る。
その後ろに付き従う蔵六。
室川「けったくそ悪いのう。なんでこないな
貧乏くじをワシが引かんならんのじゃ!」
派手な足音と酔った怒声。
蔵六「む、室川のアニキだけやないですよ。
山江のアニキかて・・・」
室川「全然ちゃうがな。アイツは駅向こうの
担当や。カシラの目も届かへん。サボって
料理屋でシッポリやっとってもおかしない
わい!」
蔵六「せ、せやけど、駅向こうは小武のシマ
でっせ。いくら山江のアニキがおそそ好き
や言うたかて、ちびっとくらい我慢しはり
ますやろ・・・」
室川「その小武のシマのど真ん中でノンキに
銀玉弾いとったんは何処の誰や!」
蔵六の股間を蹴り上げる室川。
引っくり返って悶絶する蔵六。
室川、懐から煙草の箱を取り出す。
室川「くっそ、厄日かいな!」
最後の一本を咥えて空箱を握り捨てる。
室川「おい、アメスピや。あとタク捕まえて
こんかい」
未だにヒイヒイ転がる蔵六を足蹴に。
蔵六「ど、どっか行かはるんでっか」
室川「ただでもジトジト鬱陶しい天気やいう
のに、辛気臭い火の用心なんぞやっとれる
かいや。鬼が来んよう厄除け祈祷じゃ!」
蔵六「じ、神社、この時間やっとるやろか」
室川「アホウ!(蹴)物のたとえもわからん
のか!(蹴)いつまで寝転がってるつもり
や!(蹴)はよう去なんかい!(蹴)」
ドリブルで蹴り出されて走り出す蔵六。
路上に胡坐掻いて座り込む室川。
煙草に火を点けマッチを無造作にポイ。
室川の視点、煙と酔いでぼやけ気味。
室川「ぐずぐずしくさって・・・。お祓い棒
が萎びてまうがな・・・」
ふっと体が持ち上げられる感覚。
と同時に耳鳴りと衝撃。
室川「・・・酒弱なったな。地べたがえらい
遠う見えるわ」
宙に浮いて見える自分の足。
その数メートル下に地面。
●同・承前
両腕にカートン抱えて戻ってくる蔵六。
蔵六「アニキ、ラキストしかあらへんかった。
・・・なんや煙いのう」
得体の知れぬ煙が充満したアーケード。
霧を払うように進む蔵六。
蔵六「アニキ、そこまでタク来てまっせ」
蔵六の眼前に火の点いた煙草がポトリ。
後を追ってボタボタ降ってくる赤い雨。
見上げた蔵六、顎が外れそうに。
垂れ幕の横棒に腹を貫かれた室川。
高所に晒された罪人のような屍。
●どぶ川・早朝
細い雨束が鼠色の水面を叩く。
ぽっかりと浮かんだ男性の背中。
無理に着せたようなシャツが半脱げ。
ほぼ露わになった吉祥天の紋々。
塵芥に覆われ淫らな笑顔を浮かべて。
●金山興業・事務所
血相変えた若衆たちに囲まれる梅若。
若衆I「そんなわけあらへんやろ!」
若衆J「ポリまでワシらをナメくさるんか!」
若衆K「もっぺん現場検証せえや。現場百遍
ちゃうんけ!」
梅若「・・・なんぼ調べても同じや」
若衆K「あああん!?」
バグった距離感で詰め寄られても冷静。
梅若「歯ぁ毎日磨けよ。年いった時困るで」
若衆K「余計なお世話じゃ! それより自分
の目ん玉心配したらどないや!」
若衆I「そやそや! どう見たらアレが事故
に見えんねん!」
梅若「お前らが泣こうがわめこうが見立ては
変わらん。事故や。以上」
若衆J「ほんだら山江のアニキはどうなるん
じゃ。アレも不幸な事故や言うんか」
梅若「アッチは病死や」
若衆たち「こしlじぇwk@pwwふぇ:」
蚊帳の外で縮こまっている蔵六。
田槙「ほんまにえらいことになってもうた」
いつの間にやら傍に田槙。
蔵六の肩を強引に組んで。
田槙「それも、よりによっておのれが目ぇ離
した隙になあ」
蔵六「せ、せ、せやかて・・・あの時は室川
のアニキが・・・」
田槙「わーっとる、わーっとるがな。どうせ
アレや、酒と女でオツムテンテンやったん
やろ。あんなもん、戦時や言うのに警戒を
怠りよったあのボンクラどもの自業自得よ。
兄ぃにもその辺よう含んどいたる」
焦点の定まらない田槙の眼。
捲れかけたシャツの左袖。
蔵六「お、おじき、ペイ打たはったんでっか。
今はマズイでっせ。サツの旦那が・・・」
田槙「かまへんかまへん。アレとはガキの頃
からの付き合いや。こまいことでいちいち
因縁つけてけえへんよ。それよりな・・・」
蔵六にグイと顔を寄せて。
田槙「おのれ、ポンスケ見たんか」
●商店街・深夜(蔵六の記憶)
室川の屍を見上げながら後退る蔵六。
足元の障害物に躓いて尻餅。
障害物の正体に触れて困惑の表情。
蔵六の視線、地面から商店街の出口へ。
●喫茶店・窓際・午後
窓に流れる灰色の雨。
対面席で声を潜める二人。
田槙の前にバナナパフェ。
蔵六の前にはお冷やだけ。
田槙「で、どうなんや」
蔵六「へ、へえ・・・」
田槙「ちゃんとツラ拝んだか」
蔵六、少し考えて首を勢いよく横に。
蔵六「・・・ツ、ツラは全然。い、去による
後ろ姿だけ・・・」
田槙「どないな恰好やった?」
蔵六「え、えっと・・・む、蒸すのに灰色の
オーバーなんぞ着よって・・・」
遠い目で記憶の映像を辿るように。
蔵六「お、オツムにこじゃれた帽子・・・」
田槙「飽きんとアラン・ドロン気取りかい。
他に気ぃついたことは?」
蔵六「・・・ど、どっちかの脚、擦りながら
歩いとった!」
田槙「・・・ワシがつけたった刀傷や」
一瞬だけ引き締まる田槙の顔。
田槙「アレのおかげで、おやじは殺られんで
済んだんやで。ぶるってもうてその後すぐ
引退しはったけどな」
パフェのフレークをスプーンで崩す。
蔵六、お冷やをがぶ飲み。
田槙「おう、遠慮せんで何ぞ頼め」
蔵六「ぐふっ。わ、ワシ、水がええんです」
田槙「ケッタイなガキやのう・・・」
窓を伝わる雨の筋を見つめて。
蔵六「え、ええんですか。こないな窓の傍に
座ってても・・・」
田槙「景色見るんが好きでな。特に雨降りは
格別や。何とも言えん寂しい心地になるわ。
なんや、怖いんか?」
蔵六「ぽ、ポンスケが来よったら・・・」
田槙「逆に安全やないかい。こうやって見張
っとられるし、いざとなりゃあ迎え撃つも
逃けるも自由自在や。カチ込まれてホンマ
に危ないんは奥まった席ぞ。映画やなんか
でも大体あっさり殺られとるやろ」
蔵六「はあ・・・」
田槙「ええこと教えといたるで。この世界で
長生きしたかったら大事なモンは二つや。
嗅覚と人脈、それだけ忘れんようにせえ」
蔵六「き、キュウカク?」
田槙「鼻きかせ、ちゅうとるんや」
クンクンと鼻を蠢かす蔵六。
蔵六「ヤニとコーヒーの匂いしかせえへん。
年中詰まっとりますさかい」
蔵六の真顔に田槙苦笑。
田槙「耳鼻科やのうて家庭教師が必要やな」
●同・承前
所在なげに溶ける氷を眺める蔵六。
向かいに田槙の姿は無い。
コンコンと窓を叩く音。
ビクッと顔を振り向ける蔵六。
雨だれのスクリーン越し。
黒い雨傘を差した成松が覗き込む。
next
ジャンル別一覧
出産・子育て
ファッション
美容・コスメ
健康・ダイエット
生活・インテリア
料理・食べ物
ドリンク・お酒
ペット
趣味・ゲーム
映画・TV
音楽
読書・コミック
旅行・海外情報
園芸
スポーツ
アウトドア・釣り
車・バイク
パソコン・家電
そのほか
すべてのジャンル
人気のクチコミテーマ
TVで観た映画
映画 8番出口(監督:川村元気) …
(2026-05-06 16:24:03)
華より美しい男~イ・ジュンギ~
10月の準彼ンダー&台北公演の画像続…
(2024-10-01 14:52:47)
最近観た映画。
スターゲイト
(2026-05-20 09:00:05)
© Rakuten Group, Inc.
共有
Facebook
Twitter
Google +
LinkedIn
Email
Mobilize
your Site
スマートフォン版を閲覧
|
PC版を閲覧
人気ブログランキングへ
無料自動相互リンク
にほんブログ村 女磨き
LOHAS風なアイテム・グッズ
みんなが注目のトレンド情報とは・・・?
So-netトレンドブログ
Livedoor Blog a
Livedoor Blog b
Livedoor Blog c
楽天ブログ
JUGEMブログ
Excitブログ
Seesaaブログ
Seesaaブログ
Googleブログ
なにこれオシャレ?トレンドアイテム情報
みんなの通販市場
無料のオファーでコツコツ稼ぐ方法
無料オファーのアフィリエイトで稼げるASP
ホーム
Hsc
人気ブログランキングへ
その他
Share by: