明日天気になぁーれっ~天使になった赤ちゃん~

眠れない夜。。。。


天使ちゃんはね


そして義母達はとりあえず家に帰っていった。。

病院の配慮で旦那は一緒に泊まってもらう事が出来た。。

また2人になった。。。。。

ただ2人でベットの端に座り、ボーっとし続ける。。。。




ごめんね。。ごめんね。。。。



ただ謝る事しか出来ない。。

でも旦那は

オレが悪いんや。。本当にごめんな。。。。って。



何を言ってるんだよー。悪いのは私に決まってるのに。。。


もっともっと私を責めてください。。。

そして自分を責めないでください。。。

私はあなたの妻失格なんですから。。。。。

優しくしないで。。。。。



私はお腹を触る癖が抜けなかった。。

でも晴くんはもう動く事はない。。

触っても晴くんは亡くなっているのに。。なぜかやめられない。

こんな姿誰かがみたら笑うだろうな。。

亡くなってるのに何してんのっ??って。。



そして私はそんな心の葛藤と戦い、まず腹帯をはずした。。。

直接触れたお腹はいつもより少し冷たく。。。。。


本当に晴くん亡くなってしまったんだね。。。。




少し晴くんの死を実感し始めた。。。

そして早く晴くんをこの狭いお腹の中から出してあげたいって思い始めた。



そして妊婦用のパジャマに着替えた。




本当は元気な晴くんを産むために買ったのに。。。




晴くんのもの、いっぱい揃えたんだよ。。




もういつでも生まれていいようにね。。。。




張り切りすぎたのかな。。。。




晴くん。。。。



お母さん晴くんがいないとやっていけないよ。。。。
本当に本当にごめんね。。。。。。。



2人でベットに横になるも全く眠れなかった。。。


怖かった。。。。


自分が嫌で嫌で。。。。


この人を(旦那)不幸にしてしまったという罪悪感でいっぱいで。。




晴くんと私と旦那。。。3人で過ごす最後の夜になるのかもね。。




晴くんといた10ヶ月本当に幸せだったよ。。



そしてどんどん晴くんといた10ヶ月の事が頭に浮かんできて涙が止まらなくなってずっと泣き続けた。2人で一緒に。。。


そして、お腹の上から手を離せなかった。

だって晴くんはまだここにいるんだもん。。。

まだ天国になんか行ってないよ。。。。。



何かの間違いだったら。。。

亡くなったなんて信じられないよ。。。。。



でも命を救ってくれた晴くんのために悲しむのは辞めよう。。。


いつでも晴くんはお空から見守ってくれているから。。。


そして2人は笑顔を取り戻した。。



でもこれは、悲しみを忘れるために無理矢理に感情をコントロールしていた
だけだった。。。。。。。。。




次へσ(o・∀・o)♪ベビー



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