権利確定日とは?



権利確定日について
この言葉は「株価が安いときは株主優待や高配当の会社に注目するのもいい」とか「権利付き最終日はいついつ」「権利落ち後の高値(安値)」などという話の流れで出てくるキーワードです。今日はそのお話をしますね。
●権利確定日って何?
株は企業が発行しているその会社の権利書みたいなものです。株券の持ち主(株主)は企業が儲かったとき、配当を得る権利、株主総会で議決を行使する権利(総会に提出された議案に賛成したり反対したりする権利)、株主優待をもらう権利などを有します。

さて、そうした権利が売買のたびにある人から別の人に転々するのは非常に煩雑な事務処理が伴います。また、世の中の人には株主の権利はほしくない、安値で買い、高値で売ることだけが株式投資の目的だという投資家も少なくありません。そこで配当や、議決権、株主優待などを得たい人に会社側でその権利を確定する日を設けています。それが権利確定日です。

●権利確定日のポイント
会社四季報、会社情報などの巻末にいつが各社のその日にあたるかの情報が掲載されています。権利がほしい人はその日までに株主名簿に自分の名前が載るように売買をするといいわけです。

権利確定日が1月31日だとしたら通常日(いわゆる証券会社の営業日ベース)換算で4営業日にプラス1日します。
すなわち権利確定日から逆算して5営業日までに株売買をすればお目当ての権利は獲得できるというわけです。今はその売買日だけ、間違わずに実行すれば自分で株券の名義変更手続きをしなくても目当てのもの(配当など)は自動的に届出住所に送られてきます。

保管振替機構を利用することで誰が実質的な持ち主かが会社側に届けられる仕組みになっているからです。保管振替機構の利用は証券会社に口座を開設する際に申し込み用紙がついていて、初回の手続きの際に記名捺印して完了します。(歌舞伎座などごく限られた企業数社は保管振替機構に加盟していないので自分で名義書換の必要があります)

●権利確定日前後の株価について
さて、権利日以前と以降についての株価は、権利をもらえる人ともらえない人に不公平が生じないように権利確定日にそのぶんが調整されます。たとえば200円の株価だったA社が配当を5円出したとすると権利落ち後の単純計算では200円引く5円で195円ということになります。そのような処理をされている株価は通常とは違った▲▽マークで新聞の相場欄に出ますので、注意して見れば初心者にも分かります。

権利落ち後、高くなる株と安くなる株があります。配当やその他の権利付きの方がいいかどうかは個々の投資家の考えかた次第というわけですね。ちなみに無配、優待なしという会社の場合、権利落ちは関係ありません。 




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