「人生は厳しい」と子どもたちに教えています?
たしかに、私たちの人生は厳しい。
しかし!
そうでない側面もいっぱいあるんじゃないでしょうか?
「思った通りの人生が展開する」とすれば、
「厳しい」
「戦いの連続」
と意識した子の人生には、まさに、障害ばかりが立ちはだかります。
それに対し、
「人生は楽しい」
「素敵な人がいっぱい」
「みんなで助け合っている」
と教えられた子は、そういう人生を歩むのでは?
特に、他人の常識にとらわれて、
本当の自分の人生を歩んでいない子にとっては、
イバラの道です。
その子にとって、「今」は、将来にあると言われる幸せをつかむための
手段となっています。
この山を越えたなら、桃源郷がまっている、と。
かわいそうに!!
それは、幻想だということを、一生かけて学ぶのです。
今、ここで、歩んでいるステップそのものが、
心からあふれる喜びでなければ、道は幸せにはつながっていません。
自分の人生を歩んでいれば、
苦労も苦労でなくなります。
ワクワク・ウキウキ。
生きているって充実感でいっぱいです。
その人生は、他人から見れば、
「成功」とは見えないかもしれません。
しかし、本人が一番知っています。
この道が私の道だと。
寅さんの歩みも、
会社をやめてからが、本当の人生だとつくづく思います。
たとえ、フーテンであろうが、
一瞬、一瞬が、それまでの人生の何倍どころか、
比較を越えた意味をもっています。
私自身が、どんどん成長していることを実感しています。
子どもに幸せな人生を歩ませてあげたいと思いますよね。
「幸せをゲットするためには、
忍耐とたゆまぬ努力と、ガマンと、戦いを
粘り強くしていく必要がある。」
これは、「有害図書」よりも何倍も有害な教えだと思います。
楽しさの伝染病 2009.08.06
自分を好きになる難しさ 2009.07.21 コメント(4)
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