連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサーは軍国主義と文部省の関係をよく理解していたようです。
日本人を狂信的な軍国主義者にしたと考え、
そのシステムを完全に廃止しました。
マッカーサーは文部省による教科書作成を廃止し、
出版社が自由に教科書を出版できるようにした。
また、地方の教育参加を強化し、
日本の教師や学者が学問の自由を取り戻し、
自由な発言と議論ができるように改善しました。
しかし、戦後60年あまり、
日本の教育はマッカーサーの意図とは
全く正反対のものになってしまっています。
半世紀以上前にマッカーサーが書いた軍国主義教育の記述は、
現代の教育問題を考えるカギとなると思われます。
歴史的な価値があると思われる
マッカーサー回顧録の一部を
ご紹介します。
軍国主義教育について(マッカーサー回顧録より)
新しい教育システムを導入後、
しばらくしてから調査したが、
結果は非常に満足すべきものであった。
日本の子供たちは全く新しい方向に関心をもっていた。
数年前まで軍国主義一色に塗りこめられた社会で、
今やほとんどの子供たちが専門職や一般の職業に興味を持つようになっていた。
数百人の統計のうち、
陸軍や海軍の軍人になりたいと希望する子供は
たった一人しかいなかった。
しかし、その子供はマッカーサー将軍になるのが夢だったので、
私は忠実な部下を一人得たことになる。
以上です。
マッカーサーの考えは、
私たちにとって「押しつけられたもの」でしょうか?
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