学校はたいへんです。
私も、そのたいへんさから、逃げるように?
今年、学校のお手伝いをやめたわけですが
まあ、私なんか、お客さんもいいところで、
ただの傍観者とも言えました。
でもね、学校に行くと疲れるのです。
その疲れは、塾や家庭教師、そして科学講座での疲れとは
全然異質のもので、
根源のエネルギーを奪い取っていきます。
たしかに、ひどい生徒がいっぱい、いっぱいいるのです。
酷い、信じられない親もいっぱいいます。
それらに対し、学校が毅然と立ち向かうことは必要です。
今、直接的には、まともに立ち向かっていないことこそが、
問題だとも言えます。
しかし、そういう問題が起きる土壌
集団の規律になじまない子どもが大勢生まれる背景
これを、多面的に調査し、実証し、議論する姿勢
すなわち思考の柔軟性が、足りないと思うのです。
私は、教育機関というのは、
実社会よりも、柔軟性に富んだ思考活動を保証すべきところだと
思うのですが、
現実は、実社会よりも、硬直化した
化石人間・化石のようなモラルの組織です。
これも、伝統を受け継がせるという役目だと考えれば
当然だ、という考えもあるでしょうが、
現代の学校教育に求められているものは、
知識や礼儀作法も、たしかにありますが、
それ以上に大切なのは、
明日の日本を、そして世界を
切り開いていく力です。
テキストは無いのですよ。
いや、今までのテキストを打ち破らなければ
解決がつかないことだらけなんですよ。
すなわち、どうやって、自己変革していくか、です。
これは、単なる知識では教えられない。
教師自身が、そして、学校という組織自体が
絶えず自己変革を繰り返している姿を見て
子どもは、そのやり方とスピリッツを学ぶのです。
学校は、文化の最先端を指し示すべきです。
今、いや、とっくの昔からですが、
学校には、その活力がすっかり奪われています。
たしかに、文科省のせいにもできるでしょう。
しかし、現状の制約の中でも、
ありとあらゆる知恵と勇気を絞りだせば、
すごいことができるはずだし、
その姿勢が、生徒に伝染しないはずがありません。
要するに、エネルギーの方向を、みんなで燃えざるをえないような
ワクワクする方向に向けて、
そして、そちらに、今の2倍も3倍もエネルギーを出し切るのです。
絶対に、今の何倍も働けます。
時間じゃないですよ。
知恵です。
学校の「たいへんさ」は
自分は変わらずにおいといて、
生徒を含めて、周囲だけをコントロールしようというところに
ものすごい「疲れ」を感じさせるのだと思います。
民間の「たいへんさ」は
絶えざる自己変革のたいへんさです。
昨年と同じテキストなんか、使えるわけがありません。
要は、常識のレベルを上げることです。
こういうのが、学校なんだ、という常識レベルを
もっと、もっと、高度なものに、変革していくことです。
生徒の質が悪化しているのではなく、
学校の質が、相対的に(社会の進歩に比較して)低下していることだけは
確信をもって言えると思います。
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