私の科学教育の目的は、「自立心の育成」と言えると思います。
それは、福沢諭吉のこの言葉が、バックボーンにあります。
「自立の気力のない者は必ず人に依頼する。
人に依頼する者は必ず人を恐れる。
人を恐れるものは必ず人にへつらう。
そして人にへつらうことによって、
時に、うそ・悪事をなすことになる。
自立心の欠如が結果として、
不自由と不平等を生み出す。
学ぶことの目的は、まずは自立心の涵養である。」
残念ながら、日本の社会では、
大人になるというのは、
組織に依存する体質をつくることと同意義になっていることが多いですね。
そして、学校教育も、しばしば、この「大人」をつくることに
手を貸してしまっています。
この世は不平・不満でいっぱいです。
働けど、働けど、豊かにならないのは、
国や社会に問題があるのだ、というのは、一面真理ですが、
個人的意識としては、それは、社会に依存していることの表明であり、
その裏側で、自分の尊厳を汚していることにもなります。
今の日本の閉塞状況は、
やはり国民ひとりひとりが「依存」傾向であったことに起因するんじゃないでしょうか?
国際・外交力も、自立心があればこそです。
まずは、政治家ひとりひとりの自立心を求めたいところですが、
それよりも、まず自分の依存心のチェックから入らなくては。
学校に依存していないか?
会社に依存していないか?
親に依存していないか?
子どもに依存していないか?
妻や夫に依存していないか?
自立した者同士のみが、本当の協力関係を築けるのですから。
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