ハチロク大好きのHP

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第12話「ダッヂバイパー奪われる!?」


エンジン音「ブオオオーーーーン!!」
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一台の外国車が駆け抜けていく・・・。
??「もうすぐPAに着きマス。」
??「ヨシ、着いたら探すゾ!!」

PA
スキール音「ズギャアアアアァァァァァァ!!」
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一般人達「!!?」
急にやってきた外国車に驚きどよめく・・・。
ドアを閉める音「バタン!!」
外国車から降りてきた外国人がこちらにやってきた。
外国人「オイ、ソコノ人、ダッヂバイパーSRT10知ラネェカ??」
一般人「し、知りません。」
外国人「ソウカ・・・退クゾ!!」
外国人2「ハイ!!」
エンジン音「ブオオオーーーーン!!」
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外国人2「次のPAに目指シマス・・・。」
外国人「ダッヂバイパーSRT10を奪い、儲けしてやるぜ・・。」

PA
レディ「おー、すごいカッコイイ車ですね。」
友達「その車はロータス 350V8だ。」
鉢六「それと二台も速かったなー。追いつくのに大変だったよ。俺のハチロクは~。」
レディ「いや~。楽しくってついつい飛ばしちゃうんだ。なんだかバイパー君も喜んでいるみたいだよ♪」
鉢六「(バイパー君!!?Σ(Д川)そんなに呼ぶなよぉ~!!)」
友達「アッハハハハ・・バイパー君だなんて~~!!( ><)ノシー☆」

その時!
エンジン音「ブオオオオー・・・」
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PAに入ってくる外国車
鉢六「な、何だ!!外国車か!!」
ドアを閉める音「バタン!!」
外国人「オ・・ツイニ見ツケタ・・。コレガウワサノ・・ダッヂバイパーSRT10ダナ・・・コレヲ奪エバ我等ノモノダ・・・。フフフ・・」
鉢六「だ、誰だ!!」
友達「いや、待て!!あの車は・・・BMW M3CSL・・・!!お前はまさか・・・」
外国人「ン?アノボロイ白黒の車は・・・」
外国人2「トヨタ スプリンタートレノハチロクです・・。」
外国人「フン、ダサいね・・・。」
鉢六「(カチンッ!!)」
外国人3「リーダー!ヤリマシタゾー!!奪イマシター!!」
レディ「何ぃっ!!」
それは、ダッヂバイパーSRT10の合鍵を使い、エンジンを始動したのだ!!
レディ「し、しまった・・!!私の愛車が・・!!」
外国人「ワーッハッハハハハ・・・見事ダゼ!!ヨシ、逃ゲルゾ!!」
ドアを閉める音「バタン!!」
エンジン音「ブオオオオオォオオォーーーー!!!」
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鉢六「やられた・・・。」
レディ「・・・・。」
友達「・・・。」
シーンと静かになった・・・つかも間に!!
エンジン音「ブオオォ!!ブオオオオ・・・」
鉢六「レディ!何すんだ!!」
それは友達の車を借りて、エンジンスタートしたのだ。
レディ「バイパー君が気がつくまでパッシングするのだ・・。」
鉢六「え・・・。」
エンジン音「ブッォオオオオーーーー!!」
タイヤから白煙を出しながらPAを出る・・
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鉢六「あ、バカ!!し、進行方向違う!!」

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どうやってやったのか一気に進行方向を向けた!!
鉢六「・・・えっ!!今のは・・・??」
友達「さ、サイドブレーキを使っている・・・。」
鉢六「サイドブレーキ・・??」
友達「あのレディ・・・・只者ではないね・・。」

夜の高速道路
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エンジン音「ブオォォォォォォーーーン!!」
レディ「・・・いた!!」
一気にパッシングし始めた!!
外国人「何ダァ?アノ車・・?パッシングナンカシヤガッテ・・・。」
外国人2「ヘ!只の脅しやろ?ソノママ逃ゲロ!!」
その時!
ガックン!!(車体が前のめりになる)
外国人「オワッ!!テメェ!!ブレーキ掛ケタナ!!」
外国人2「ブレーキ掛ケテイマセンヨ・・・」
外国人「ドウナッテルンダ!!ハヨ、加速シロ!!」
外国人2「ソレガ・・・アクセルもブレーキも利キマセン・・・。」
外国人「何ダッテーー!!」
這いずる音「ズル・・・ズル・・・・」
外国人「ヒッ!!何ダ?今の音は!!」
外国人2「知リマセンヨ!!」
這いずる音「ズル・・・ズル・・・・」
外国人「ダンダン近ヅイテクル・・・。(汗)」

レディ「フフフ・・バイパー君が起きてくれた♪」
外国人「ソンナモノ・・ビビルナ!!」
外国人2「アクセルを床まで踏ンデイマスガ・・・全ク加速シテクレマセン・・・。」
惰性状態のまま走るダッヂバイパーSRT10・・・
外国人「何故カ震エガ止マラナイ・・・」
蛇の鳴き声「シャーーーーーーーーー!!!!」
フロントガラスいっぱいの蛇の顔が出てきた!!
外国人1・2「ぎゃああああああ!!!!!」
蛇の顔にビックリし、壁にぶつかった!!
外国人「(泡を吹いて気絶)」

ブレーキ音「キキーーッ!!」
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レディ「フッ・・・奪うと痛い目に会うからね・・・。あ、でも壁にぶつかったから大丈夫かな?」
走る音「タタタタタッ・・」
ダッヂバイパーの前に来て覗いた。
何と壁までの間1cm!!
ハンバーは無事だった。
レディ「ホッ、良かった。」
ドアを開け、外国人の顔をビンタし、起こす。
レディ「起きろ!!」

数分後・・
外国人「ご、ゴメンナサイ・・・。」
外国人2「そんなに恐ろしい車だったなんて知りませんでした・・。」
レディ「じゃあ、何で私の愛車を奪ってまで逃げたのか?」
外国人「も、儲かりたかったんです・・・。」
レディ「儲かりたかった・・・??ふざけんな!!」
外国人「ヒッ・・・」
レディ「お前は、まだまだ若い!!それなら仕事をし、給料をもらえば良いんじゃないか!!それなのに、そんな犯罪をしてまでも、儲かりたいだなんて・・・それは悪い事だ!!!!」
外国人「そ、その通りです・・・。す、すいませんでした!!」
レディ「それなら、反省するんだな!!」
外国人「ちょっと待ってください!!」
レディ「何だ?」
外国人「蛇が出てきた・・・のは何故ですか・・??」
レディ「・・・・バイパーは蛇をモデルにし、作られた車なのだ。だから、変な人が乗っていても蛇が出てくるのだ。それに驚いた変な人は乗り捨てて逃げてしまう、恐ろしい車なんだ。」
外国人「あなたが乗っていても平気なのは・・??」
レディ「それは、オーラが私と合っていたのだ・・・。だから乗っていても平気なんだ。じゃあ、その車をPAまで運転してこい!!」
外国人「は、はいいぃぃぃ!!」

PA
外国人「はい、お返しします。申し訳ありませんでした!!」
鉢六「レディは?」
外国人2「今高速道路を1週しています。もうすぐ帰ってくるころです。」
鉢六「そうか・・・。」
外国人「(次はあのハチロクを・・)」
外国人2「(そうだね。今から・・)」
鉢六「(ギロッ!!)何してんだ!!」
外国人「!!・・・ひ、ひぃぃぃ!!」
慌てて外国車に乗り、去っていった。
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鉢六「ふぅ・・」
友達「そろそろレディが帰ってくるころだね。」

その頃・・
夜の高速道路
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スキール音「ズギャギャーー!!」
レディ「お、ドリフトしやすいな。」

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軽くスライドしながらマシンの挙動を楽しんだレディ・・

PA
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ドアを閉める音「バタンッ!」
レディ「ふぅ・・友達の車は凄いし、楽しいわ♪」
友達「そうか?あ、何かぶつかっていない?」
レディ「ぶつかっていないよ。」
友達「凄い!!あんなスピードを出しながらコントロール出来るとは・・?」
鉢六「やっぱ、バイパーのおかげかな?」
レディ「そうだね。バイパー君、ありがとう。」
鉢六「さーて、今日はそろそろ帰ろうか?」
友達「そうだね。もう時間遅くなったし。」
レディ「うん。」


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