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初島の猫たちを保護するに至る経緯について、
お問い合わせを頂きましたので、
簡単に、まずは記事でお知らせさせて頂きます。
'08年の夏、初島の猫たちの悲惨な現状についての情報が、
静岡動物愛護 犬猫ホットラインへ入りました。
スタッフの方が、現状を調べるために島へ渡り、
猫たちがガリガリに痩せていて、餓死している等の状況を確認し、
島民からの反対、罵声を浴びながら、
エサやりを開始したのが'08年9月の事でした。
子供たちに描かせた、猫へのエサやり禁止ポスター(2008年9月)
ポスターは、ネットで騒がれ出し、風評被害を恐れて撤去された・・・
初島の猫の参考写真1(これは特に酷かった例、2006年8月)
初島の猫の参考写真2(必死に生きようとしていた仔猫だったけど・・・)
初島では、怪我をしたにゃんこの他にも
沢山の猫がいる
私が見た中で1番のボロニャン
歳のせいもあるんだろうけど
ガリガリのボサボサ
釣り人の後ろで待ち
胃に入るのは おこぼれ だけ
運よくもらえればいいけれど
中には邪険にする人もいて
追い払われる事も多い
それでも飢えてるから近づくしかない猫たち...
※上記文章は、写真をお借りした方のブログより転載・・・
島の人たちからは一切食べ物がもらえず、
自然から得られる食べ物が皆無の島では
観光客や釣り人に頼る以外に食べ物はなく、
猫たちが次々に餓死して行った事が想像されます。
猫の参考写真は、2006年8月のものですが、
その後も島での猫に対する考え方が変化した様子はなく、
ホットラインの方々が、エサやりを開始した際も、
猫たちの現状は同様だったようです。
その後、まるで人馴れしていなかった猫たちが、
スタッフのエサやりを待つようになり、
次第に人慣れしている猫が目立ってきました。
そんな11月の初旬、人慣れしていて、
エサ場に姿を見せていた9頭ほどの常連猫たちが
次々と姿を消す事態が起こりました。
周囲が海で囲まれた小さな島において、
9頭もの猫たちが急に消えるはずもなく、
何らかの人為的な原因によって、
猫たちが姿を消した事は明らかでした。
その後も、消えた猫たちは、
一切姿を見せてくれる事はありませんでした。
犬猫ホットラインでは、
急激に減ってしまった初島の猫たち、
特に人馴れして捕獲しやすくなった猫たちに、
命の危険を感じ、捕獲保護を開始、
熱海に借りているビルの一室(シェルター)に収容、
病気の猫は病院へ治療に連れて行き、
それぞれの猫に不妊去勢手術を施してきました。
さまざまな島の情報が、あちこちで出てはいますが、
基本的に、島での猫への考え方に変化はなく、
現状では、人慣れした猫たちを、島へ戻す事は出来ません。
しかし、今現在で熱海のシェルターは飽和状態となり、
島に残る猫たちを保護するためにも、
いち早く里親さん探しをしなければならない状況です。
人慣れしていない成猫も多く、
大変難しい里親さん探しではありますが、
どうぞご協力頂けますよう、お願い致します。
この里親さん募集ブログにご紹介する猫たちは、
初島において、人に利用され、そして見捨てられた、
そんな悲しい猫たちの末裔であり、保護されるまで、
初島の島民から虐げられていた猫たちです。
猫たちの悲惨な過去についての詳細は、
保護主である、犬猫ホットライン様のHP内にある、
コチラ
のページをご覧下さい。