恋愛の代償の誤解


う。
本当は優しい子供たちでも、何人か集まれば子犬を橋から川に投げ込んだり、集団
でリンチをしたり、よってたかっていじめをする。
そのような心を持っています。

常に疑えというつもりはまったくありませんが、大事なことは
【【何の疑問もさしはさまずにいると、それが却って相手を変質させる原因にな
る】】
ということでしょう。

人間関係は切り立った尾根を歩いているようなものです。
※これは恋愛だけのことではない。
少しバランスを崩すと谷底に落ちる。
その微妙な関係を保つのがコミュニケーションであり、その目的はお互いの理解で
す。
蛇足だけれど理解というのは全面的に相手と同意することではない。
ここは価値観が違うと認識することも理解です。
恋愛でももともと育ってきた環境も違う二人だからこんなこと
は当たり前。

よくある誤解は「彼は私のことを理解しているのだから価値観も同じ」あるいは
「もうステディーな状態になったのだから、価値観の違いはたいしたことはない」
というような考え方を持ってしまうことではないでしょうか。
もう少し突っ込んだ言い方をすると「自分の価値観を殺して相手に合わせることが
恋愛の代償だと思う」誤解です。

「代償」というのは何かを手に入れるために失うものです。この場合で言うと常に
真実かどうか確かめるということを放棄することが恋愛の条件のように考えていな
かったかという点が問題でしょう。



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