+零+

+零+

→-蝕まれる自我-



拒絶の言葉はもう聞きたくない
離れるから、もう近づかないから

だから もう言わないで


君はどう思ってるんだろう?

僕をどう思っていたんだろう?
…今となっては、いらないモノなんだろうね

だって 声がそう言っていた


冗談にしてはキツすぎて
本気だったなら…悲しすぎて

だけど きっと悪いのは僕で
そうだ きっと正しいのは君なんだ


だけど…だけどね?


本当に怖かったんだ
声も出せなくなるくらいに

平常だって保っていられなかった

いつもみたいに作る事だって、出来なかった


素の僕を見ても、君は「嘘だ」と言うだろう

だっていつも表面しか見せなかったから
本当の僕を見せる事を、僕が拒否していたから


弱いところ、なんて 見せたくなかった


だから隠していたけれど



そうしたら、真実を【嘘】だと思われるようになって





もう近づかないから もう何もしないから





これ以上、何も言わないで


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