Mama earth

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波動的読書論、読み聞かせ編


子ども達によく家で読み聞かせをしています。
今6年生の子が赤ちゃんの時から図書館がよいでしたから、本に囲まれて育ったようなもの。子どもと読書に関するおかあさん向けのリーフレットに「?歳を過ぎた本を選びましょう」という一文があったのを覚えています。意味するのは、初版年を見て長く多くの子ども達に読み継がれているものはそれだけのものがある、ということです。?は、30とか40だったか?・・・。
そういう本はたいてい図書館などで古びて新しい本のほうが目に付きやすいものです。6年生の上の息子が選ぶ本はそういうものが多いです。なぜかな?と考えて思い当たるのは、妊娠中のこと。
着物の図案やさんのお仕事をしていましたので、古い本の花や鳥の、自分が描きたい物の素材探しで古い本、図案集に囲まれておなかが机につかえて描くのが苦しい時期までやってたのですね。
おかげでこの息子は、本も好きだけれど、花や自然と仲良しです。自然が好きな大人ともたくさん出会います。

二番目の妊娠中・・・。
私はキャラクターものやプラスチックのおもちゃはもともと正直言って苦手だったのですが、子どものものとはそんなもの、というところで、随分と、おもちゃが増えました。(どうも、戦いというものにナーバスで、男の子だから何とかマン、何とかレンジャーというのだけは受け付けず、この辺だけは線を引いていました。このあたりについてはいずれまた書きたいと思っています。)
そんなおもちゃや、テレビの子ども番組をまあそこそこに一緒に息子と楽しみ、定期購読の選別なしでやってくるいまどきの絵本、これは、私の趣味じゃないのも多くありながらも、大笑いして楽しくよんで、すでに子どもがいる状態での妊娠には(第2子以降ですね)本は助けになるな~とありがたかくすごし2番目の子を迎えました。
この子をおんぶで、公園と図書館通い、歩き出したら、びっしり薄い本が並んだ絵本の棚から、同じ作家さんの本を引き出して、読んで欲しがるのに気づいてあれ?と思いました。それって、妊娠中特によく読んでいた作家さんだったからです。

3番目の子も同様です。
上の2人の子を両脇に、大きなおなかで横になって読んでいたいた本や、その作家さんのものを、背表紙だけで抜き出してくるのですね。その子に読んであげたこともない本なのに(^^)

アーユルベーダ(インドの伝統医学)では、妊娠中にきれいな絵を部屋に飾ったり見たりするように勧められるそうです。これはお母さんのこころの安定だけでなくおなかの赤ちゃんのためでもあるのですね。これを、胎教としていろいろ応用されたものがありますが、「お勉強」と力をいれず、何より、お母さんがほっとするもの、安らげるものであることが最優先にされて欲しいなと思います。

教育的目的よりお母さんがその本を読むのを楽しんでいる、それが一番気持ちよい波動として届いてるんでしょうね。

妊娠中のこんな過程を経て、また、図書館の読み聞かせのボランティアの皆さんにかわいがられ、読書活動に熱心な先生方との出会いもあり、と、とても読書好きの子ども達に育っています。

選ぶ本の好みが妊娠中のパターンを引き継いでいるのが面白く、個性はこうやってできるのか、と苦笑するのですが、例えば、ご飯、おかず、デザート、おやつと、段階があるとすると、上の子はご飯レベルの本ばっかり2番目の子はおやつばっかり、と、選ぶ本が偏ってるのが目に付きました。幅広くね~、という、このご飯のたとえ話はとてもわかりやすかったようで、いろんな世界との出会いを楽しんでいる子ども達です。

うちの子は感受性の強い部類と思いますが、これについては個人差が大きく、私にしても、ある領域は感受性がとても強くて、ある部分は逆にとても鈍かったりする。でも、みんな感じる力はもっているのに、情報過多、刺激過多の状況の中で、忍者が毒を食べて毒にからだを慣らしているような無意識に鈍くしてることも少なくないといわれます。お子さんが過敏だな、神経質だなと思ったら、お父さんお母さんが感じる力を取り戻し、子どもの感度に近づく努力をして見ませんか?

それは、失った子ども時代を取り返すようなお父さん、お母さんの日々の安らかさにつながることにもなるでしょう。

年子のような2人を一人で相手する時期はお話ビデオに子守してもらってた時期もありましたが、ほんの読み聞かせをするようになり、特に、絵本でないお話を聞かせる時、二人の子がそれぞれ天上を見つめて、天井の木目の手前にどんな世界が展開していたのか・・・(^^)私の声の波動と、彼らの想いの波動が見えない世界を作り出してることを想像するととってもわくわくします。絵本でも出来上がった映像を見すぎるとイメージする力が育ちにくいのだそうですね・・・と、マイナス面を論ずるより、わくわくする見えない世界の交流ですよ。お母さんもお父さんも、お得意の1冊があればいいと思います。
波動、オーラですね。好きなこと得意なことをしてるとき、人のオーラは輝きを増すのだそうです。お父さんお母さんのオーラの輝きに包まれて、子ども達が想像の翼を広げて羽ばたく。オーラが見える方に見てもらったらどんな風に見えるんでしょうね(^^)



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