蚤とダイエット

蚤とダイエット

2007.05.06
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お肉や甘い物好きで、夜は食べたらすぐ寝ちゃうらしいんですが
現在81歳。体重も結構あるそうなんですが元気です。
(膝が痛かったり、血圧が高めとかいろいろあるそうですが)
おじいちゃんも90歳でお店の留守番をしたりして元気です。
(たまにスクーターに乗ることもあって身内の人が止めてと注意してますが)
ベジの考え方から行けばだいぶかけ離れた食生活のようですが、
このお二人のように大病せずに生活できる人も結構いるのでしょうか?
(120歳まで背筋延ばして長生きするのが目指すところといわれれば、


A:以上が質問の全文です。まずは一般論として述べます。
その次に個々の質問に対して回答いたします。

現在80歳以上の高齢者の方々には「ベジタリアン」という
発想はないでしょう。子どもの頃、若い頃、肉は日常的に
食べる食材ではありませんでしたから。ですから自然に
ベジタリアンに近い食事をしていたものと思います。
さらに40代~50代までも、あまり肉を食べてこなかったと思います。
ということで高齢者の皆さんは、若い頃には肉の害を受けていないと
判断ができます。ここ20年前ころから肉が豊富に出回るようになりました。
しかし、子どもの頃~若い頃に身に付いた味覚はそんなに変わらないと
思うのです。だから今の高齢者には、お肉が大好きで毎日積極的に


僕の友達の母親は「わたしゃ肉嫌いだから食べたことないよ」
と言っています。肉が手軽に購入できる現在でも食べていないのです。
この方みたいに全然食べない、という人は少ないとしても、
あまり肉は食べない、という高齢者は少なくないんじゃないでしょうか?
その友達と奥さんのいいところは、自分達は肉を食べるけど、

「嫌いなんだから食べなくていい」という発想です。

一般には、ひょっとすると、家族から

「お肉も食べないと長生きできないんだからね。生島ヒ○シも
言っていたでしょう?『高齢者ほど肉をたべましょう』って」

とか言われて、好きでもないお肉を食べさせられている、という場合も
あるんじゃないでしょうか?
そうそう、牛乳もね。
「おじいちゃん/おばあちゃん、骨粗鬆症にならないために牛乳を
毎日コップ一杯は飲んでね」
な~んて、息子ヨメに言われて、飲むとお腹がゴロゴロ言うのに
無理して飲んでいる、とか、あるんじゃないでしょうか?

>お肉や甘い物好きで、

これらの食品は食べない方がいいと思います。が、
ご本人がその気にならないと、ストレスやら家族間の
トラブルに発展することもあるので、無理強いしないでいいと思います。
高齢者に対する食育というのも難しいものですね。
あ、高齢者に限らず中高年に対するのも難しい。
子どもへの食育が一番やりやすいかな?
なにしろ子どもは素直だからね。
しかし、その親たちも同時に理解してもらわないことには意味ないですけどね。
みのさんの番組やためしてガッテンなどが、肉の害を説く内容の
番組を1ヶ月続けてやってくれるといいんですけどね。
無理に決まってますからね。

巷では「肉を食べよう」「肉はまいう~」「スタミナには肉」とか、
「砂糖は脳の栄養だよ」「疲れたら甘い物食べて元気はつらつ」とか、
情報が流されて、知らず知らずのうちに洗脳されてしまいます。

>夜は食べたらすぐ寝ちゃうらしいんですが

これも止めた方がいいと思いますが、
その生活習慣が身に付いているので、改善するのは難しいでしょうね?
ご本人がその気にならないと。

>現在81歳。体重も結構あるそうなんですが元気です。
(膝が痛かったり、血圧が高めとかいろいろあるそうですが)

腰痛があっても、血圧が高めでも、血糖値が高めでも、
コレステロール値が高めでも、体重が多めでも、
81歳でしたら元気な方はたくさんいるでしょう。
元気でない人も沢山いますし、入院生活を送っている人もいますが。

「血圧が高め」というのは薬物を服用してコントロールしている値でしょうか?
薬物は服用していなくて高め、ということでしたら、このままですと、
高くなっていくと思われます。
まずは「肉」を食べないことをお勧めします。
薬物を服用していながら血圧が高め、ということでしたら、
肉も甘い物も食べない方がいいでしょう。
さらに牛乳・乳製品を摂取していたらそれらも止めることをお勧めします。
そうしたら腰痛も改善するかも知れませんよ?

>おじいちゃんも90歳でお店の留守番をしたりして元気です。

素晴らしいことですね。ピンコロ人生となれることでしょう。

>ベジの考え方から行けばだいぶかけ離れた食生活のようですが、
>このお二人のように大病せずに生活できる人も結構いるのでしょうか?

いますよ。百歳過ぎている方もいますよね。
それは前述したように、子どもの頃、若い頃、中高年までの食生活が
欧米食の洗礼を受けていなかったから、ということが一番大きいと思います。

しかしながら、現在闘病中の方もすでに亡くなっている方もいます。
ぼくの親父は生きていたら今年の1月で80歳になっています。
しかし64歳で亡くなりました。
大酒のみで、ヘビースモーカーでした。
大腸ガンにかかって酒も煙草も止めましたが、
時すでに遅し!でした。

「酒もタバコも飲んで吸っていながらピンピンしている高齢者もいるよ?」

はい、たしかにそうですね。
これは遺伝的要素もあるかも知れないし、個体差もあるかも知れません。
それと、生活環境もあるでしょう。
働き過ぎによる過労はないか。ストレスの上手な解消しているか。
適度の睡眠はとれているか、適度の運動をしているか。などなど。

そんなこと現代人はできっこないよ、と言われちゃいそうですが。

>(120歳まで背筋延ばして長生きするのが目指すところといわれれば、
>このお二人はまだまだなんでしょうが)

120歳となると、やはり難しいのではないでしょうか?
120歳を目指すためには、どのように生活したらよいのか、
ということを自分で理解して実行していく必要があると思います。
そのためには数ある健康情報から正しいものを自分で考え実験し選び、
実行することしかないと思うのです。
ぼくもいまだに「どっちが正しいのかな?」と疑問に思っていることがあります。
それは自分の体を使って実験しています。







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Last updated  2007.05.06 20:51:27
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