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2007.06.29
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カテゴリ: 気づき・学び
実は、ここ2~3日、落ち込んだ気持ちで過ごしていました。温めていた

大切な夢に向けてやってみたことが、上手くいかなかったことが分かったから。


この夢を見始めてから、実現に向けていろいろやってみたのだけれど、どうも

うまく形にならないことばかりでした。今度こそは……と思っても、結局ダメ。

そんなことが度重なると、だんだん自信もなくなってきます。しょせん、私には

ムリなのかな。そんな思いが頭をよぎります。次に何をやったらいいのか、もう

思いつかない。いっそのこと、方向転換したほうがいいのかも……。そう思っても、

別のことも思いつかない。広~い宇宙の真ん中で、一人ぽつんととり残されて、

どこへ行けばいいのか分からなくて、途方にくれている。そんな気持ち。




考える時なんだから。気持ちをゆったりと持って、ゆっくりした時間を過ごすのが

一番。周りのみんなは、そう言ってくれます。それは、そのとおり。お腹の赤ちゃんと

対話しながらゆっくり過ごす時間は、何とも言えない幸せな気持ちにさせてくれます。


でも、私は、それ「だけ」ではやっていけない。母親になるからといって、夢を

忘れたりあきらめたりすることはできない。とても大事なこの夢に限って、どうして

ちっとも近づいてきてくれないんだろう?悶々としていました。


そんな昨日のこと。ピアノを弾きに行った、レンタルスタジオのある店で、ある

ピアニストの方が書いた本を眼に留めました。本に眼を通してみると、想像を絶する

波乱に富んだ人生を歩んできた方であることが分かりました。


ヨーロッパに留学して、人種差別をはじめ様々な障害を乗り越えて、やっと才能に

眼をつけてくれる人たちが現れて、コンサートを開けることになった矢先のこと。



せざるを得ず、千載一遇のチャンスをみすみす逃すことになってしまった彼女。


あと一歩で夢が現実になるという時に、その夢が砂上の楼閣のようにあっという間に

崩れ去ってしまった。その時、まだ年若かった彼女がどんな思いだったか、想像に

余りあります。彼女はその後、生計を立てるために音楽教師としての仕事を細々と

続けたそうです。小さな町に暮らし、ピアニストとして舞台に立つ機会にはまったく



ホームコンサートや、アルバイト先の病院で弾いたピアノが喜ばれるようになります。

そして、彼女は、聴衆を選んだり、形にこだわったりすることなく、自分のピアノを

本当に喜んで聴いてくれる人たちのために、どんな形であっても弾き続けていこう、

と思うようになっていくのです。


そんな時、ふとしたことから彼女の生涯がテレビ放映されることになり、それがきっかけで

注目が集まり始めます。そして、リスクを冒してCDを出すことを承諾した会社から発売

された一枚目のCDは、何十万枚も売れたそうです。彼女が書いた言葉の中には、人生を

天に委ねるといった意味のことがちりばめられていました。そして、どんな状況にあろう

とも、好きなピアノをやめなくて良かった、とも。


彼女の経験とは比較できなくとも、失意の中にあった私が、どんなに勇気づけられたか

知れません。私も、気がつかないうちに、形や見返りにとらわれて、自分の夢の本質を

見失いかけていたのかもしれない……そんな気がしました。初心に戻って、私のやることを

少しでも喜んでくれる人たちを大切に、もう一度できることをやってみよう。そう思い

ました。


この本に出会ったのも、偶然ではないに違いありません。そう思うと、素直に感謝の

気持ちがわいてきます。





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Last updated  2007.06.29 21:34:48
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