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2021.04.29
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カテゴリ: オカルト映画
2217 THE JUON -呪怨- ディレクターズカット


※ジャケット(オモテ面)

【 スタッフ 】
・監  督  清水 崇
・脚  本  スティーヴン・サスコ
・プロデューサー サム・ライミ
       ロブ・タパート
       一瀬隆重
・エグゼクティブ・プロデューサー ジョー・ドレイク
       ネイサン・カヘイン
       カーステン・ロレンツ
       ロイ・リー

・撮影監督  山本英夫
・美術監督  斎藤岩男
・編  集  ジェフ・ペタンコート
・音  楽  クリストファー・ヤング

【 キャスト 】
・カレン………サラ・ミシェル・ゲラー(水谷優子)
・ダグ…………ジェイソン・ベア(咲野俊介)
・スーザン……ケイディ・ストリックランド(原千果子)
・中川刑事……石橋 凌(石橋 凌)
・陽子…………真木よう子(真木よう子)
・佐伯伽椰子…藤 貴子(藤 貴子)
・五十嵐刑事…松永博史(松永博史)

・ジェニファー…クレア・デュバル(重松 朋)
・ピーター……ビル・プルマン(谷口 節)


※ジャケット(ウラ面)

【 仕 様 】
・型  番  GNBR-7227
・製作年度  2004年
・製 作 国  アメリカ

・発  売  日本ヘラルド株式会社
・販  売  ジェネオン エンタテインメント株式会社
・提  供  日本ヘラルド株式会社
       ジェネオン エンタテインメント
       クロックワークス
       Entertainment FARM
・価  格  ----
・字幕翻訳  石田泰子
・吹替翻訳  チオキ真理-
・日本版DVDチャプター監修 清水 崇
・制作協力  ----
・日本公開  ----
・リリース  2005.07.22
・収  録  98分
・サ イ ズ  16: 9 LB ヴィスタ
・音  声  1.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド
         オリジナル (英語)
       2.DTS 5.1chサラウンド
         オリジナル (英語)
       3.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド
         日本語吹替
・字  幕  1.日本語字幕
       2.英語字幕
       3.吹替用字幕
・そ の 他  片面2層、MPEG-2、COLOR、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
       PG-12、DVD VIDEO、レンタル専用
・映像特典  1.オリジナル予告編
       2.日本版予告編
       3.オーディオコメンタリー1:サム・
         ライミ、サラ・ミシェル・ゲラー他
         スタッフ・キャスト 8人
       4.オーディオコメンタリー2:清水崇
         監督、一瀬隆重プロデューサー、藤
         貴子(伽椰子役)


※ディスク

【 ジャケット 】
・オモテ面:恐怖の連鎖、ついにハリウッドを侵食!
・ウラ面 :これが、世界最恐の“呪怨”だ!!
      全米公開版よりも過激!!
      ディレクターズカット版
        全米No.1ホラー、凱旋上陸。
        日本人監督初、2週連続No.1!
        驚異の1億ドル突破!!

思い切ったジャケットだと思う。髪の間から覗いた伽椰子さんの目。見開かれた眼には俊雄くんの姿が映っている。インパクト重視だけど、いいジャケットだ♪
その反面、ウラ面は、ちょっと捉えどころがないカンジ。これは、青緑色に色調を統一したせいだろう。それはそれで雰囲気はあるが、ちょっと見にくいかなぁ。(苦笑)
でも、情報量は確保されているし、まずまずの仕上がりかな。
というワケで、オモテ面とウラ面を合わせた評価は「良」と致しましょう。(笑)

【 感  想 】
「異国の色」

最初のカットから「おや?」と思った。明らかに邦画にはない色だった。何故こんな色が出せるのか、私には解らない。「フィルムの違い」「照明の違い」「仕上げの違い」、いろいろあるだろうが、同じ日本を舞台に同じ日本人が監督をしていながら色=空気感の違いが出ることに素直に感心してしまった。

――連絡の取れない陽子の代わりにエマ・ウィリアムズの介護をしに行くことになったカレン・デイヴィス(サラ・ミッシェル・ゲラー)。慣れない日本で不安もあったが、アメリカ人の家族だと言われて訪問を決意する。しかし、その家は何かがおかしかった。おばあさん以外に誰もいない。ひと頻り、おばあさんの世話を終えたカレンは掃除を始めるが、2階の部屋でガムテープで封印された押入れを見つける。押入れには、一冊のノートと、黒猫を抱いた少年が閉じ込められていた。
……というお話し。

日本映画界も米国や欧州からスタッフを招いて邦画を撮らせたら面白いかも知れない。日本を舞台に、主要なキャストには日本人を据えて、スタッフのほとんどをハリウッドから招いたら、きっと邦画ばなれした作品になるに違いない。もちろん日米同時公開ね。誰かやってくれないかなぁ。(笑)

――新居に引っ越しして来たウィリアムズ一家。認知症の義母が夜中に徘徊する音が気になって、ジェニファー(クレア・デュバル)は眠れない日が続く。そんな或る日、彼女は2階で怪異に遭遇する。そして、夫のマシューまでも霊に襲われる。
……という展開。

清水崇監督が、どんな意図で本作品を撮ったのか定かではないが、日本の映画界にとって非常に意味のあったことだと思う。

けれど、作品そのものに関しては、大味になってしまった。窮屈で物足りない感じを受けたのは、私だけではあるまい。「もっと怖く出来たはず」、そう思ったはずだ。
自由に作れたオリジナルビデオ版や劇場版第1作目と違い、多くの枷の中で作ったろうことは容易に想像できる。解りやすくなったと言えばそれまでだが、作家性を殺してまで迎合する必要はなかったろう。「サラ・ミッシェル・ゲラーが何だ! ビル・プルマンが何だ、こちとら日本が誇る最恐の映画監督、清水崇だゼ! 言うこと聞きやがれ!」と思ったけど、相手が製作総指揮サム・ライミでは勝ち目はありませんな。(笑)

全米No.1になったようだけど、作品としては、日本人が観るとビミョーな感じ。でも、日本映画界にとって、この作品が作られたことは、とても意義のあることだと思うので、是非、観て下さい!(2作目の方が、描きたいことが明確だった)


【 『呪怨』シリーズ 】
『2209 呪怨 [ビデオオリジナル版]』
『2210 呪怨2 [ビデオオリジナル版]』
『2211 呪怨 劇場版 [デラックス版]』
『2212 呪怨2 劇場版 [デラックス版]』
『2213 呪怨/白い老女』
『2214 呪怨/黒い少女』
『2215 呪怨/終わりの始まり』
『2216 呪怨/ザ・ファイナル』
『2173 貞子 VS 伽椰子』

【 清水崇監督関連作品 】
『1365 バイオハザード/ヴェンデッタ [ブルーレイ+DVD]』

【 ジェイソン・ベア出演作品 】
『0554 ディー・ウォーズ/D-WARS』

【 ケイディ・ストリックランド出演作品 】
『0958 アナコンダ2』

【 真木よう子さん出演作品 】
『1427 ミックス。 [ブルーレイ]』

【 クレア・デュバル出演作品 】
『0253 ゴースト・オブ・マーズ [ブルーレイ]』

【 ビル・プルマン出演作品 】
『1027 レッド・スカイ』
『1498 インデペンデンス・デイ [ブルーレイ]』
『1499 インデペンデンス・デイ/リサージェンス』
『0490 U.M.A レイク・プラシッド デラックス版』
『0131 タイタン A.E.』





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Last updated  2021.04.29 05:30:07
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