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2008.04.17

もう少し「共助」の精神が欲しい「後期高齢者」

(2)

テーマ：ニュース(95920)

カテゴリ：カテゴリ未分類

先日来「後期高齢者医療制度」の保険証未着問題等に書いて来たが、制度そのものの賛否については、色々な評価はあるものの私の考えとしては、今の人口構成（年代別)等を考えれば
この世代（後期高齢者）に自己負担（保険料）を求める事は 「やむなし」 と言う結論を自分なりに出した。

理由は一昨日のスーパーニュースで３月迄７５歳以上に適用されていた老人保険制度との比較
（以下旧制度と書く）をやっていて見たのだが、旧制度の負担割合（制度の支え方）は
国（税金等公費）で５０％、健康保険組合や国保からの負担金５０％で運営されていたようだ。

これを新制度では当事者（後期高齢者）１０％、国（税金等公費）５０％、健康保険組合や国保からの負担金４０％で運営していると言っていた。
当事者達は 「国は高齢者切り捨て」 と言っているがそう国の制度負担率は
「旧制度と比較して現状維持であり切り捨ててない」

むしろ制度が変わった背景としては高齢化で旧制度を続けた場合健康保険の支え手
（負担人数）が細る中、特に国保の老人保健拠出金が高齢化率の高い自治体ほど雪だるま式に増え住民の負担する保険料では賄えなくなるのは必至だろう。
そう旧制度を続けたら老人医療の拠出で 「財政再建団体転落」 する自治体が出ると思う。

よくお年寄りの皆さんは 「子や孫にツケを残さない様にしたい」 というのを良く耳にするが、高齢化がこれだけになった事で
現役と国に「丸抱え」してもらっては 「貴方方が常々言っているツケを残さない事は不可能！！その気持ちがあるなら１０％位頼むから負担してよ」。 と思う。

「自分の負担だけ安けりゃいい」みたいな「自己中」では制度そのものが壊れる。
高齢者にもそれなりの負担を願って「全体で制度を支える」精神（共助）を高齢者にも理解してもらいたい。

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最終更新日 2008.04.17 22:50:51
コメント(2) | コメントを書く

■コメント

働けない高齢者に「共助」を説くのは酷

お節介おじさん

非常に説得力のあるお話でした。この問題の根本原因は、仰るとおりで、日本の人口比率の不均衡にあります。今後どんどん増え続ける高齢者に反して、どんどん減り続ける若年層。この状態が続けば、高齢者の医療費は若者だけでは、賄えなくなります。だから高齢者にも負担して頂こうという非常に分かりやすい論理です。でも収入が有限な高齢者に負担を強いる医療保険が、諸外国に有るでしょうか？この制度の根底に、日本の古来からの風習である「姥捨てや山」の考え方があるように思います。これからは年を取るのも自己責任の時代。貧乏な年寄りは早く死ね・・という考え方が、政府のお偉いさんにあるような気がします。政治家のみなさんは、富裕層に属するので、長寿医療保険の心配をしなくてもいいと思います。でも下流層の年寄りは、社会の迷惑にならない内に、早くあの世に行って頂きましょう・・という訳です。私はそろそろ老年期に入りますが、私自身は、年老いて日本社会に迷惑を掛けない内に、物価の安い海外に移住するつもりで、現在その準備をしています。老人を大切にしないこの日本で、ミジメに一生を終えるのは御免こうむりたいですね。 (2008.04.18 07:09:58)

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Re:もう少し「共助」の精神が欲しい「後期高齢者」(04/17)

bunchan1210

負担はやむなしだと思いますが、地方により、3倍にまでなっているところもありましたよね。
見ると、中間層が約2万円増えているのに比べて、700万～の人たちは、逆に2～4万くらい減ってるではありませんか。
私は、負担何よりよりも、高所得者に得になるこういうやり方が気に入らないんです。
そのうち、障害者の負担も増えてくるかもしれません。
国民のせいばかりじゃありませんよ、国が省庁が無駄遣いした結果でしょう。
自分たちの議員年金は何も手をつけず、汚いです。
強行採決して、国民に何も説明もせず、混乱を招いて当然です。 (2008.04.18 09:28:47)

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