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2013.05.19

【乙武氏、車椅子での入店拒否問題に思う】「子供の頃ならこんな問題になって無かっただろう、今は良い時代になった」と

テーマ：《障害者のつぶやき》(443)

カテゴリ：障害者・高齢者

乙武氏、車椅子での入店拒否に激怒！Twitterで店名晒し炎上- 秒刊SUNDAY Infoseekニュース

【続きはInfoseekニュースへ】

「ええ時代になったなあ」 としみじみ思った。

今の２０代（平成世代）には分からないかもしれないが、それこそ１９８０年代（あまちゃんの小泉今日子がアイドルだった時代）に小学生だった我々世代にとってこんなのと言って済まされる話ではないが、こういうケースは我々は今回の様に「初対面の人」ならまだしも、周りの健常者の保護者や祖父母、福祉関係者までもが結構今で言えば「差別認定」にあたる事を言っていたが当時ほとんどは 「スルー」 だったし今のいじめは大抵「生徒ＶＳ生徒」で私の世代にすれば 「所詮は子供のちゃんばらのたぐい」 だが、当時は 「障害者ＶＳ健常者の保護者＆行政機関」 の構図

で完全に相撲に例えれば 「幕下以下が横綱に勝負するようなもん」 なのだ。実際自分なんて小学校の頃足の麻痺が今より重かったので「洋式トイレ設置」を町（当時）の教育長に要望した所、教育長が自分（当然当時は子供）に向かって「金が掛かる」の一語だった。今なら大問題になりそうな発言だが、当時は 「当然スルー」 だ
そういう経験をしている世代なんで我々世代にはある程度 「差別的対応をされた場合の対応と免疫」 が有るんだが、平成世代だったらもっと事態は大きくなっていた。と思う。

という意味では 「あってはならない事」 だが一方でそういう扱いを受けた相手（被害者）が
そういう時代の経験が有る私と同世代の乙武氏で逆に飲食店にとっては 「あの程度で済んだ」 が実態だろう。と真に思う。

そういう意味で今精神障害者や発達障害の方が「周囲や行政機関の理解が乏しい」と言う事をよく聞くが、「我々身体障害者や知的障害者が３０年前、おしんや小泉今日子がアイドル時代に言っていた様な状況が、あまちゃんの時代で小泉今日子が母親役を朝ドラでやっている３０年後に、今度は精神障害者や発達障害者の問題に変わった」と感じている。

そういう意味では精神や発達障害者の方にアドバイスを送るとすれば

「１回説明して、理解を得ようなんてこの世界は簡単じゃねえ。行政にしても周囲にしても理解を得るには根気が要る世界だべ」

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