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2008年12月01日
Donruss Elite Extraが発売。個人的にかなり期待していたのですが、なんとなく暗雲漂う感じが…。その原因は、箱に3~4枚程度のオッズで出るであろうRCオートのメンツ。08年ドラ1選手は十数人程度しか見つからず、しかもその多くが全体20位以下という有様。上位指名はG.BeckhamとB.Poseyの2人だけというのは寂しい限りです。その一方で、ドラフト外や下位指名といった無印的な選手が大量に出回ってます。今回オートを書いてない上位指名選手の多くはUDのUSA関連カードでオートを書いてるので、そちらの契約の関係でDonrussではオートを出せなかったのでしょうか?う~ん、これは予想外。本格的な出品ではないですし、チェックリストも出てないのでまだわかりませんが、これはとてつもなくマズイ状態なんじゃないかと思います。ドラ1組の全てといってもいい人数を網羅していた去年のものと落差がありすぎです。ついでに08 Bowman Draftのオートも調べてみました。既に発表されてる38人のうち、08年ドラ1は11人(追加されたPosey含む)で、残りは08年ドラ2が7人、ドラフト外が6人、それ以外が14人という内容でした。08 Bowman Draftも発売開始。AFLACオートのメンツが結構多くて驚き。 紙質の問題か、擦れてるのがあるのが残念です。YoutubeにてElite Extraの開封動画とBowman Draftの開封動画を発見。
2008年11月27日
08 Stadium Clubが発売。 チェックリスト、開封動画はこちら。やはりこのブランドのレギュラーカードは文句のつけようが無いです。写真の写りが綺麗なだけでなくセンス溢れるものが多いので見惚れてしまいます。それ故に、高級パック&少なすぎる封入枚数というのが残念に思えて仕方ありません。この構成では、SPのRCを除いた100種のレギュラーですらコンプは絶望的なのでは?オートのメンツは予想通り厳しいもの。直書きのRC、ステンドグラス風透明プラ製のBeam Teamと、見栄えは最高なので、納得できる選手のオートさえ引ければ十分満足のいく結果になるのですが…。ヤンキー・スタジアムメモラとスケッチカードは胡散臭さがプンプン。特にスケッチカードは画家によっては非常に残念な代物になってたりして笑えます。まさにB級の雰囲気丸出しで、物好きな人にはツボに嵌るカードかも。胡散臭いといえば、1枚変なエラーカード(?)を発見。06 ToppsのA.Gordonを彷彿とさせる、枠部分のみのカットアウト品です。いまのところ元々の選手が誰なのかさっぱりわかりません。08 Timelineも発売。 チェックリストはこちら。好評だった過去のブランドの復刻版ということで、こちらのレギュラーもいい感じです。やはり定番といわれたブランドのセンスは一味違うのでしょうか?こちらのオートもSPとコモンの差があまりにも極端なので期待薄。Donruss Elite Extraが一週間、UD Sweet Spotが一ヶ月ほど発売延期。
2008年11月07日
ここ数ヶ月盛り上がらない感が漂っていましたが、ようやく面白い季節に。特にDonruss好きの自分にとって、一番盛り上がる時期といってもいいかもしれません。さて、このThreads、発売前までは「平凡な商品だろ」と思いさほど期待してなかったのですが、いざ蓋を開けてみるとビックリ仰天、レジェンドメモラがかなり存在してるよう。しかも、S.J.Jackson、S.Paige、P.Roseなども予想以上の枚数で、なんとなく引けそうな気に。てなわけで、期待と妄想を膨らませながら開封。レギュラーは若手選手と引退選手が綺麗に半々ずつ出現。ダブりが数枚発生してることとコンプに1枚足りないところも共通で凹みました。出来は過去のThrowbackThreadsとほぼ同じで軽い箔押しのみの簡素なもの。今回は権利関係の問題でチームロゴが使えないため、修正が行われた写真が多数あります。アングルや選手の体勢によってはロゴが見えないのでそのままっていうものもありますが、帽子もユニフォームもロゴが消された選手なんかは高校球児の練習着姿のようで怪しさ満開。なぜかBush父のカードもあります。Diamond Kings R.JacksonDiamond Kings G.BrettCentury Legends B.GibsonCentury Stars H.KillebrewCollege Greats W.ClarkDynasty Giantsインサートは6枚出現。Diamond Kingsが恒例の布地風エンボス加工をしていたのが非常に嬉しかったです。今年は凝ったフレームパラだったので引いてみたかったのですが、残念ながら出ず。ただ、他のインサートはブランドロゴを箔押しているだけでかなりチャチな出来に見え、以前よりももっと大味というかスカスカした印象になってしまってます。Base Set Gold Proof A.Villalona /50Base Set Green Proof L.Marson /250Base Set Rookie Green Proof C.Peguero /250Court Kings Silver D.Rose /250シリアル入りパラレルは4枚。レギュパラはリフ加工+色違いの箔押しで格好いいです。写真が大きめなのも○。ジャイアンツの野手のトッププロスペクト・Villalonaが出たのはかなりの収穫でした。逆にインサートは色違いの箔押しのみなので、かなり質素。選手もなぜかNBAの選手。 08年ドラフト全米1位の人のようですが…。オートは3枚、やはり若手選手でした。 すべてリフ仕様&箔押しでなかなか綺麗。Base Set Rookie Signatures J.Ceda /999J.Cedaはカブスの21歳のピッチャー。高い奪三振率と与四球率を誇るわかりやすい荒れ球速球使いのよう。チームのプロスペクトランクは4位とそこそこ高い評価なので、期待されてるんでしょうか?防御率4.80というそれほど良くない成績であっても1Aから2Aに昇格しています。昇格後は中継ぎに転向し、30.1イニングで42奪三振、防御率2.08と内容が向上しています。Base Set Rookie Signatures Gold A.D.L.Santos /100A.D.L.Santosはエンゼルスの20歳のキャッチャー。今年は打率がたったの.178、通算でも.223しかないので駄目っぽく見えますが、守備面ではチーム傘下の選手中No.1レベルの評価を得ている選手だとか。一応2Aに昇格しちゃっているので、チームは多少なりとも期待しているみたいです。ただ、同じポジションではH.Congerの方が評価が上なので厳しそう。Base Set Signatures Gold J.Montero /975J.Monteroはヤンキースの18歳のキャッチャー。今年のチームのプロスペクトランクで6位と微妙な位置でしたが、大活躍。この若さで1Aのレギュラーを獲得し、132試合で17HR、87打点、打率.326を記録。ランナーを置いた場面ではさらに高い打率を残す勝負強さも持ち合わせているよう。打撃面では同僚のRomine以上かも。恐らく3枚の中で1番の当たりなんですが、カード上部に物凄く酷い剥れがあって激萎え…。期待していたメモラは2枚。Base Set Bats J.Tabata /500基本的に1枚というパターンが多いので2枚という結果は良かったのですが、そのうち1枚が若手のJ.Tabataのバットというのは、ちょっと期待はずれでガッカリでした。相変わらずレギュパラのメモラはテキトーな造りだなあ…。Baseball Americana Material Position C.Fisk /75そんな中、Fiskのジャージが出たときはホッとしました。引退選手のメモラなんて久しぶりと思って振り返ると、なんと約半年ぶり。まさか数年で引退選手関連のカードがここまで激減するとは、思いも寄りませんでした。以上、開封終了。期待していたほどの結果ではなかったものの、それなりの満足感が得られました。Topps、UDとは違ったコンセプトや、構成、雰囲気、等々に触れるのはやはり新鮮ですし、何より1年に数個しかないDonruss商品なので、Donrussファンには堪らないものがあります。また、オート、メモラともに中当たりから大当たりまでそこそこの枚数が存在していることと、オッズオーバーの箱がかなり存在するため、開封の緊張感が最後の1パックまで楽しめます。ただ、問題点もちょこちょことあります。まず、若手オートのメンツが厳し目なうえ、2枚以上出るのがデフォというのはキツイとこ。そして、もっとも期待しているレジェンドメモラは1箱に1枚程度しか出ないわけですから、コレクターがこの商品に求めているものと実際に手に入る中身が若干ズレてるように感じます。また、シールオートやデザイン流用といったカード全般のチャチさ加減は相変わらずで、インサート・オートorメモラ版どちらも中途半端な仕上がりになってるのが多いのが×。今年のMLBカード界で最大の目玉メモラといってもいいS.J.Jacksonのバットカードすら、駄メモラの代表格と悪名高いレギュラーパラ仕様で出すのはちょっとどうかと思います…。この商品に対する評価は、Donruss社が好きかどうかという点によって大きく変わる気が。
2008年10月29日
個人的に注目していたDonruss Threadsが発売。商品名の「Threads」からわかるように、メモラの出品数がかなり多いのですが、その殆どが引退選手のもので、若手選手のものはほぼ皆無といっていい状況でした。発売前は引退選手メモラがSPになるのではと危惧してたのですが、これで一安心。というか、S.J.Jackson、S.Paigeといった超大物でも25~100枚と予想以上に多く、P.Roseに至っては、すべてのメモラを合計すると1000枚以上封入という大盤振る舞いで…。ただ、Donrussらしい手抜きの流用デザインが多めなところは注意。一方のオートはちょっと不安。RCオートが合計5万枚近いうえ、コモンがちらほら。逆に引退選手はSPが目立ちます。う~ん、若手選手と引退選手がどれくらいの割合になるんだろう?各種カードが気になる方は、Donrussのこのページからチェックできます。(表示されてるプルダウンメニューをBaseball→2008→Donruss→Threadsの順に移動)Topps Updates Highlightsも発売。今年も大統領関連やWBC、オールスターといった各イベントに関するカードに加え、デカパッチ、スケッチ、切手、バイバック、シルクなど多様な面白カードが山盛りです。このボリューム感と心地よいカオスっぷりはさすがToppsといった感じです。そして、ここ数年恒例となっているエラーカードは写真が上下逆さまになったもの。枠部分や印刷サインの配置は通常なままなのが、シュールさをより増大させてます。
2008年10月23日
そろそろ発売ラッシュの季節。今週末のSP Authenticを皮切りに、年始までほぼ毎週1つのペースで新商品が出ます。で、恒例ネタということで年末までの商品をまとめてみました。各商品の詳しいネタは、過去の日記へのリンクを参照していただければ。10月08 UD SP Authentic08 Topps Updates & Highlights08 Donruss Threads11月 08 Topps Stadium Club08 UD Timeline08 Topps Heritage High Number08 Donruss Elite Extra08 Topps Sterling08 UD Sweet Spot12月08 Bowman Draft Picks & Prospects08 Bowman Sterling08 UD Ultimate Collection08 UD Documentaryやはり年末は書入れ時ということなのか、今年も高級版が多め。その中で値段も博打性も飛びぬけてるのがTopps Sterling。正に一発勝負の打上げ花火。綺麗に打ちあがれば素晴らしいのですが、たまに大暴発する危険性もあるシロモノですが。今年は全員が引退選手、しかもRuthやGehrigなどとんでもないラインナップになってます。ただ、故人は当然オートを用意し難いわけで、オートの選手は限られそうな気がしますし、値段の対価として納得できるとは言い難いカードも存在するでしょうから、かなり恐ろしいです。特定の選手の箱をどうしても開けたい場合は、発売後のE-bayで未開封箱を探した方が吉かも。同じ1箱=1パック形式ですが、影が薄いのがUD Ultimate Collection。メモラにオートを直書きしたりして色々と工夫を凝らして頑張ってはいるのですが、如何せんここ数年の滑りっぷりが印象を悪くしており、過度に期待できない感じがします。箱3のレギュが899シリで100種なので総生産数は約3万箱。 捌き切れるんでしょうか?超高級版でありながら安定した内容になりそうなのがBowman Sterling。毎年ドラフト組のオートが大量に封入され、それらが効率よく手に入るのが強みで、さらに今年は各種リフがパックから出るという点が大きく評価されてます。シール使用と高級パックという点が気にならなければ非常に優秀な商品だと思います。唯一の問題はオートのメンツですが、こればかりはいざ発売してみないとわからないですね。Bowman Draft Picks & Prospectsは色々な点がBowman Sterlingと違ってきそう。パック数や封入カード数が年末商品のなかでNo.1ランクという内容の充実&安定ぶりや、直書きオートの美しさ、1万円弱という手頃な値段設定というのはSterlingにはない魅力かと。しかし、非常に気にかかるのが、目玉のプロスペクトオートの構成。今年はラインナップが40人と激増し、さらに08年ドラフト以外の選手も入るよう。これって08 Bowman Chromeの悪夢の再来なんじゃ…。 これは様子見が吉?個人的に気になるのがDonruss ThreadsとDonruss Elite Extra。若手+引退選手、若手+マルチ系という怪しさ満開の構成が人を選ぶかもしれませんが、Bowman系より早く08年ドラフト組が、近年見かけなくなったレジェンドが入っているのは◎。ただし、Donrussは当たり外れにかなり波があるので、ある意味博打性も高いと思います。Stadium ClubとSweet Spotは一応定番ブランドですが、構成を変化させすぎて微妙な感じ。どちらもパックが中途半端に高額なんですが、このタイプの商品ってよくコケてる印象が…。値段、封入枚数、目玉カードといった各設定がパンチに欠けてることが多いせいでしょうか?正直なところ、いままでの構成に戻したほうがマシなんじゃないかと思っています。ううむ、今年も何を買ってなにをスルーするか悩みそうです。売り切れ前に確保すべきか、雌伏して安売りを待つべきか、ここの判断が重要になりそう?08 UD SP Authenticが発売。 チェックリストはこちら。SorianoのLetter Autoがあるため注目してましたが、90枚では自引きは100%無理。そもそもLetter Autoのメンツはかなり厳しく、枚数も極端なほど差がありますし、RCオートのほうもコモンの量が半端ではありません。また、大当たりのコンボオートは枚数が少なすぎで絶望的な感じが…。
2008年10月15日
チームリミ、ルーキーエディションに続き、TTGも値上げ。定価1万円という価格設定はさすがにちょっと考え物で、買うかどうか悩んだのですが、毎年恒例の商品ですし、予約価格ならなんとかマシということで購入。値上げされたぶん、メモラの封入率がぐっと上昇したらしいのですが果たして?では、開封。今年のレギュラーは、表面が和紙のようなマット加工風味になってます。高級版らしく上品に仕上がってはいるものの、かなり抑え目な加工で物足りなく感じます。去年一昨年のようなエンボス加工のほうが派手で個人的には好みでした。サブセットはベテラン選手のカードのためか、渋いデザインに。加工0のなんてことないカードかもしれませんが、サブセットがあると随分と開封が面白いです。やはりレギュラーばかりのパックが続くより、中身に変化がある方が良いですね。ちなみに、レギュで9枚、サブセットで2枚と結構な枚数のダブりが発生。1箱だけでこの現象は勘弁してほしいところ。恒例の面白写真を使ったチェックリストですが、今年はさらにテーマを絞ってるよう。すべてボールに飛びつく瞬間の写真が使われており、並べると壮観。なんだかStadium Clubを思い出します。ホロ箔パラレル 帆足和幸 /150金箔パラレル 成瀬善久 /200金箔パラレル T.ウッズ /200メモラと同じくパラレルの封入率も増加。 4枚入っている箱もあるみたいです。ホロ箔はいつもの光る粒々タイプではなく、リフぎみに光るものなので非常に綺麗。ボールカード T.ローズ /300ボールカードもパワーアップ。といってもシリアル入りになっただけで、基本的な造りに変化は無し。しかし、なぜこんなにバランスの悪いデザイン&ボールの配置なんだろう?右側に選手の写真が窮屈に詰まっている一方で、左側は小さな文字のみでスカスカですし、ボールがど真ん中にあるせいで、選手の写真と重なって不恰好になってる場合も…。キャップカード 成瀬善久 /50ボール以外のメモラ、しかもレアなキャップが出ました。右隅に他の生地との接している部分があり、ちょっとパッチ風味なのがまた嬉しいです。以上、開封終了。メモラとパラレルの増量やサブセットの復活と、例年より中身の濃い印象で楽しめました。BBMの商品にありがちな淡白な開封ではなかったせいでしょうか?さすがに値上げしただけはあります。ただ、1箱1万円でボール+αという中身を考えると微妙な感じもします。メモラはチームリミでもカートンに2枚前後と手ごろなオッズになってますし、そもそもその地位はどんどん下がり続け、今では直筆サインより下に位置してるわけで。この現状を考えると、もしかしてチームリミの方が満足度は高いんじゃないかと…。好きなチームを選べますし。08 Bowman Draftpicks&ProspectsにAFLACオートが入るとか。
2008年10月02日
08 Sweet Spotに続き、08 Ultimate Collectionも構成が変化するようで、去年までは1箱=4パックという形でしたが、今年からは1箱=1パックという形に、そして1パックに3枚入り、うち1枚がオート or メモラ、という内容になります。ただし、1パックあたりの値段はさほど変わりません。また、中身に関しても極端にスケールダウン・スケールアップというわけでもなさそうです。以下は、その中身。・オートデカジャージ (ケースに4枚)・デカジャージ (ケースに3枚)・オートメモラ (ケースに2枚)・RC or USAオートジャージ (ケースに2枚)・オートジャージ (ケースに1枚)・デカバット (ケースに1枚)・4コンボメモラ (ケースに1枚)・コンボオート (ケースに1枚) 合計 1ケース=15箱ちなみに、オートデカジャージはジャージに直接サイン(Signature on Swatch)とか、デカジャージにデカパッチ版ありとか、オートメモラは4パッチオートまでありとか、コンボオートは2,3,4,6,8までありとか、随分景気のいいお話が。これはホンマかい?まあ、相変わらず扱いの難しいRC or USAオートがしっかり封入されていますし、デカメモラやコンボメモラは最近手に入りやすい傾向になっちゃってるので、1万強のパックからそれらが1枚だけの場合だと割に合わないかもしれません。こういった当たり外れの部分は、さすが博打箱って感じが…。まあ、今回の形なら1パックずつ勝負でき、さらに自分の良きところで終了させやすいので、例年より若干勝負しやすくなったのではないかと思います。 あくまで「若干」ですが。今年のBowman Sterlingは、金・黒・赤の各リフがパックから出るみたいです。箱特典のカードは、RCのバリエーションに。
2008年09月22日
盛り上がらない。 率直に言えばこの一言で済む昨今。あまりやる気が出ない状態が続いたので、気晴らしに手ごろな値段のこれを買ってみました。オートのメンツの駄目さ加減がバレたせいでかなりの勢いで暴落してしまった商品ですが、レギュラー等の出来はそこまで悪くない印象だったので、日本人RCさえ出ればいいかなあ。では、開封。レギュは可も無く不可も無く、毒にも薬にもならない、完全空気な出来。同梱の復刻デザインと比較すると悲惨なまでにその差が見えてしまうのが、なんとも残酷。もしかして、RCの引き立て役にするためにここまで地味なものにしたのでしょうか?07年版RCは21枚。井川、岩村、岡島の3人が出たので、かなり満足のいく結果に。先発転向直後にあわやノーヒッターの活躍を見せたMorrowのRCが出たのも○。ただ、なぜか初期傷があるものばかりだったのはキツかったです。 なぜ?96年版RCも21枚。木目のあるデザインってそう見かけないので、なんとなく新鮮。右下の小さい顔写真もなかなかいいアクセントになっていて、面白いです。10年以上も前だとこうもセンスが違ってくるもんなんですね。かなりの枚数なのに、日本人は松坂の1人だけだったのが残念。95年版RCは8枚。SP版で日本人、しかも松坂が引けたのはかなりの収穫でした。写真が大きく使ってあるせいか、4バリエーションの中で最も見栄えが良いです。93年版RCは6枚。こちらも日本人が1枚、井川が出ました。全面ホイル仕様なのが逆にチープな感じも。Base Set Autograph M.DesalvoBase Set Autograph C.Stewartオートはやはり2枚ともコモンでした。シールを貼っただけの簡素な代物ですが、台紙のレギュの出来がいいのでそこそこの仕上がりに。ちなみに、わかりにくいですが箔押しの色がレギュのものとは変えられてます。以上、開封終了。定価もそこそこで、レトロな復刻デザイン、バリエーションの豊富さ、SPの配分等が絶妙なので開けることと集めることがとても気楽に楽しめる構成になっているのではと思います。実際、多様なRCがボロボロ出てくるのを1枚1枚確認するのはワクワクしましたし、日本人RCや有力ルーキーの様々なカードが手に入ったのは素直に嬉しかったです。最近はこういった商品が限られているので、余計にそう感じるのかもしれません。しかし、オートのメンツの極悪さと(RC)の存在は致命傷。ベケットで確認すれば一目瞭然ですが、有力なルーキーは数人なうえに軒並みSPで期待薄。逆にコモンは選手も発行量も段違いに多いので、箱2のオッズで期待しろというのも無理な話。また、RCロゴのせいで(RC)扱いのカードばかりなので、ルーキーものの商品としては中途半端。大物ルーキーが引けても、結局正式なRCじゃないので素直に喜べません。なんというか、出来の良いパチモンを掴まされたような感覚が…。結局、カード自体の出来は秀逸だけど、付加価値的な面が駄目だったということでしょうか。
2008年09月16日
06年以降迷走を続けるSweet Spotですが、今年も構成が変化。1箱=6パック(6缶)で、1パックに1枚オートorメモラという構成になり、中身はスイスポオートとRCスイスポオートが1枚ずつ、メモラが4枚。去年は1缶にオートとメモラが2枚と詰め込みすぎたために値段が無駄に高くなりましたが、これで今年は少しはパック勝負が出来そうな値段に落ち着くのではないでしょうか。内容がそう思えるものに仕上がるかどうかはまだ謎ですが。ちなみに、スイスポオートにはUSAチーム版があるのですが、少し微妙。プロ入りするかわからない、プロスペクトより不確定要素の強いアマチュア選手オートが、超高級版から、しかも1枚しか入ってないベテランオートの代わりに出るのはキツイのでは?コンセプトをUSAチームに絞っており、オートも大量封入のUSAセットとは条件が違います。確かにUSAチームオートは面白いカードですが、適材適所でないとちょっとアレな感じ。08 Bowman Draftpicks&Prospectsのオートの中に、08年ドラフト組以外の選手がいるのですが。封入率は低そうですがRCオートも入るようですし、なんとなく疑問符の浮かぶ内容…。
2008年09月03日
去年のElite Extraに続き、Donruss社から商品が発売。構成はプロスペクト+レジェンドというもので、1箱に2オート&2メモラ。やはりMLB側との権利関係か、現役メジャーリーガーのカード化はされない様子ですが、傘下のマイナーリーガーがオート等にラインナップされてます。去年のように他スポーツやコーチといった人々の話は見当たらないので一安心。目玉は、MLBカードでは見かけることのないShoeless Joe JacksonとPete Roseのメモラ、08年ドラフト選手のオート&メモラ、Americanaインサートのメモラなど。その他に、NFL版にも入っていたレターパッチ型オートも入るとか。この胡散臭くてごちゃ混ぜ感のあるラインナップがDonrussらしく、思わず苦笑。Bowman Draftpicks&Prospectsよりも早くドラフト組のオートが入るのは嬉しいのですが、そうなると立場が怪しくなっちゃうElite Extraの処遇はどうなるんでしょうか?ちょっと気になります。07 Donruss Elite Extraのレデ130番はChamberlainのオートを予定してるよう。もう在庫もなくなってる商品のレデなので適当な選手でお茶を濁してもよさそうなのに、妙に気合を入れて頑張ってるのでなんだか嬉しくなりました。やっぱりMLBカードに本格復帰してくれないかなあ、頼むから…。
2008年08月27日
去年ほど盛り上がりっていないBowman Chromeですが、買ってしまいました。正直オートのメンツが微妙なうえに、Triple Threadsのパック方が面白そうなのですが、黒田RCがありますし、この時期の定番商品は外せないので取敢えず…ということで。では、開封。レギュラーの出来は毎年同じで変わらないのですが、今年はセンタリングが最悪。上下左右の枠の太さが酷くバラバラのものが多いような気がします。たまたま悪い箱にあたっただけなのかもしれませんが。RCはたった3枚しか出ず。ラインナップは全部で30人なので、特定のRCが出る確率は10箱に1枚程度?う~ん、これでは黒田をピンポイントってのはかなり厳しいですね。去年も4枚だけなので似たようなものですが、もうちょっと増やして欲しいところ。プロスペクトのセンタリングはそこそこ。上下の枠部分が直線的でなく複雑な形なので、ズレが目立たないおかげでしょうか。カード裏を見ていて思ったのですが、今年は若い選手が若干多いような気がします。少なくとも、ベテラン級の年齢の選手は見当たりませんでした。Base Set Refractor M.OrdonezBase Set Refractor B.CrosbyBase Set Refractor B.HowpeBase Set Refractor B.RobertsBase Set Refractor C.GrandersonBase Set Rookie Refractor A.Galarraga今年は通常リフが6枚と多めの封入。相変わらず綺麗ですが、ベテランばかりなのでなんとなくアレな感じ。Base Set Blue Refractor R.Zimmerman /150Prospect Blue Refractor L.D.L.Cruz /150Prospect Refractor M.Canham /500シリ入りリフが少し多めの3枚出現。今年のブルーリフは、青色を少し淡くしたおかげか透明感が増したように思えます。特にプロスペクトは全面が青で統一されてるので非常に綺麗に仕上がっています。L.D.L.Cruzは19歳のキャッチャー。出場数も成績もまだまだですが、この年齢で1Aにいるのは良いのでは。攻守ともにいいものを持っているらしいので、伸びに期待。M.Canhamは07年ドラフト1位・全体58位指名のキャッチャー。キャッチャーを始めてまだ数年なので守備面は不安ですが、打撃はなかなか。特に選球眼が良く、高い出塁率を記録してます。珍しくリフで有望と思える選手が引けたのは満足。Prospect Autograph H.Rodriguez一方、オートは平凡な引きでした。 1st Yearじゃないですし。H.Rodriguezは21歳の右腕。90マイル後半の速球とチェンジアップ、カーブが持ち球で、特に速球が高評価。イニング数を上回る奪三振を記録する一方で、ワイルドピッチと四球の多さが酷いです。技術的にも年齢的にもまだまだってところでしょうか。以上、開封終了。好きな定番商品ですが、満足いく結果とはいきませんでした。やはりオートとリフがよくないとパッとせず手ごたえを感じられないからでしょうか。特に目玉のオートの面子が45人と激増した割に大物が少なくコモンが多い状態なうえ、1st Yaerでない選手も結構いるので、かなり厳しいんじゃないかと思います。将来に期待して寝かすのが楽しみなブランドなので、一概には言い切れませんが…。Toppsは福留RCでオート版を企画してたのでしょうか。「Topps Certified Autograph Issue」ロゴがあり、プリントサインも入っていなくて、証明シールを貼るための場所が残っているカードがE-Bayに出回っています。当然オートは書かれていませんが、なかなか面白いエラーカードです。
2008年08月21日
調子に乗ってTriple Threadsを1パック追加。オートがほぼ確実にRC・若手オートである構成を考えるとキツイ商品ですが、ハイリターンに魅せられたうえ、博打を打つ高揚感にも狂わされてやっちゃいました。狙いはもちろんフォルダ型メモラ。このケース開封動画(1、2、3、4、5、6)を見る限りでは、手ごろなオッズの様子ですが…?では、開封。Base Set M.Mantle /1350Base Set H.Killebrew /1350Base Set R.Kiner /1350前回書き忘れたのですが、今年のレギュはエッジの状態が悪いように思えます。特に、上下の枠が黒いせいで剥がれの白い部分が余計に目立ちます。やはり、厚いカードは裁断面がよろしくないものが多いですね…。Base Set Gold J.Verlander /99Base Set Sepia T.Seaver /525わかりにくいですが、Verlanderの方はゴールドパラ。シリアル数を書き起こそうとして初めて気が付きました。今年のパラは去年以上に地味なのが残念。んで、問題のメモラは?レギュ等がちゃんと5枚揃っている時点でフォルダ型は無し。しかも、前回のカードほどの厚みは無し。ということは、普通のメモラかRC・若手オートの2択。ぐわっ、柄が完全にRC・若手オート…。Base Set Rising Star Team Initial Autograph Relic Platinum C.Young 1/1確かにRC・若手オートでしたが、モノは1of1仕様のプラチナパラでした。1of1オートのオッズはケース1とはいえ、嬉しい限りです。選手もまさにRising StarといったところのC.Youngなのが◎。今年は研究が進んだのか数字を落としていますが、身体能力の高さは折り紙つき。まだ24歳と伸びしろもありそうなので、今後に期待してます。マイナーでも1度も3割に到達してない粗い打撃は気にかかりますが。以上、開封終了。約3年ぶりとなる1of1の自引きで、博打の結果は勝ちといえるものに。 ただ、カード自体は危惧していたRC・若手オートでしたし、期待のフォルダ型も出ず。なかなか思った通りにいかないところも博打箱っぽい結果でした。メモラの代わりに原版だけのパックや、メモラ無しの地獄のスカパックもあるよう。さすがにこんなパックはそうそう出ないと思いますが、勘弁願いたいですね…。
2008年08月16日
06年、07年と毎年1パック買っているTriple Threadsを今年も購入。デカパッチやレターパッチ、24コンボなど派手にも程があるカードが魅力ですが、値段と釣り合わないコモンRCオートや微妙なメモラもあり、博打箱らしい内容になってます。去年は悪夢のようなカードが出てしまいドン引きでしたが、果たして今年は?では、開封。Base Set C.Fisk /1350Base Set L.Berkman /1350Base Set M.Buehrle /1350レギュラーは前年と同じように厚い紙にキャンバス地のようなエンボス加工がしてあります。やはり薄いカードより高級感があるところは○です。ただ、上下の枠が黒いことに加え、背景のカラーがドス黒く見える濃さが×。写真も小さいものを使用しているため、全体的にこじんまりとした印象になってます。Base Set Sapphire W.Randolph /25Base Set Sepia J.Morneau /5252枚の色パラで、ちとレアな25シリのサファイアパラが出現。しかし、これもやっぱりドス黒い色合いなのでサファイアっぽさは感じられずに萎え。06年のパラのようなリフ加工のほうが良かった…。んで、問題のメモラは?厚みが明らかにレギュとは違ってました。でも、目玉のフォルダタイプほどの厚みは無し…。ということは、パッチ?Triple Threads Relic Gold M.Holliday /9結果は2冠王のHollidayの9シリ3メモラ。素材を見てみると、3つともジャージのようなのでパッチではなさそう。ゴールドパラレルだからパッチ並みの厚みに仕上げたということなんでしょうか。マルチカラーのパッチ来い…と期待しちゃったのでちょっと肩透かしを喰らっちゃいました。ただ、リフの輝きを渋く抑える落ち着いたデザインが格好良いので、お気に入りです。オレンジのジャージがオールスターのものという地味ながらレアな素材なのも○。以上、開封終了。個人的にはそこそこと思えるカードが手に入ったものの、あまり良いとは言えない結果でした。大物が多く入っているのは事実ですが、それ以上に平凡なメモラも存在してる訳ですから、当然といえば当然の結果なので、仕方ないところではあります。ただ、平凡なメモラと言ってもカードの出来は平均以上のものに仕上がっているので、超高級版を開けるときにありがちなベケ値といったリターンというものを度外視して、綺麗なカードそのものを見ると、悲観するほど悪くはないんじゃ…と思います。RC・若手オートは無茶苦茶厳しいものがありますが…。
2008年08月06日
微妙な商品が多くてダレぎみでしたが、ようやく面白そうなものが発売。停滞気味の気分を一新してくれる商品になるといいのですが。08 Triple Threadsは例年通りワクワクしてくるメモラが目白押し。B.Ruth、T.Williams、J.Dimaggio、T.Cobb、 R.Hornsbyといった超大物レジェンドのメモラや、馬鹿馬鹿しい24メモラ、デカパッチなどは、本当に迫力が違います。最近は空気のようになっているメモラが魅力的に仕上がっているのは嬉しい限り。ただ、アレなカードの代表格たる大統領メモラは遠慮したいところです。Cashmanがいないだけマシなのかもしれませんが。一方のオートは、かなり厳しそうな様子。大半を占めるであろうRC&若手オート、特にRCは非常に危険な香りが漂っています。封入されるか怪しまれてた松坂オートが存在してただけに、当たればデカイですが…。08 Allen Ginterは他の商品と比べて出品数が桁外れに違います。一時は1万点を超えていて驚きました。 それだけ米国では評価されてるんですね。今年も惑星やら建物やら魚などがレギュラーカードになっており、異常なセンスが炸裂中。ただ、これだけ開けられてても、ブッ飛んでるメモラ&オートはそれほど多くありません。Linconの髪の毛、マンモスの毛、オート入りのピック、タイヤ跡カードぐらいでしょうか。期待していた恐竜の骨や、ダイノジオートが見当たらないのが残念。08 Goudeyは基本デザインが同じであるためか、去年と殆ど変わらない印象。違いはカードがレギュラーサイズになったくらい。非常にアクの強いTriple Threads、Allen Ginterに比べると地味な感じに見えますが、Goudey Graphsがかなり渋い出来で○。 まさかUDがこんなカードを作るとは…。Triple Threads、 Allen Ginter、Goudeyの各開封動画も。
2008年07月31日
ついにあのStadium Clubが復活。 ただし超高級版としてですが。内容は1パックに1枚のオート、シリ入りRC、シリ入りパラという極端な構成で、ほぼ同じ形のNBAやNFLのものは1箱2~3万円前後と結構なお値段になっちゃってます。ただし、オートの半分はRCだそうです。 う~む。また、その他に1カートンにスケッチカードとトリプルメモラオートが入っていたり、1箱に1枚ヤンキーススタジアムメモラだとか、妙にメモラ等が強化されてて別物みたいです。ただ、この商品で最重要ポイントである写真は従来のレベルを維持してるようです。ちなみに、ヤンキーススタジアムメモラというのは久々の変態的メモラの復活。ヤンキーススタジアムのベンチ、壁、横断幕という、アレな素材が使われるよう。とりあえず参考にNBAとNFLの商品ページでも。ついでに、YoutubeでのNBA版開封動画も。
2008年07月19日
発売される商品がイマイチで、カードへの興味が若干薄れてしまっているわけですが、こんな時は、久しぶりにカードネタでも書いて気分を変えてみることに。前回紹介したネタは表の写真に関してですが、今回はまったく逆のネタ。カード裏の記述の話です。Tom's 40th b-day gift from wife: a website.「40歳の誕生日プレゼントに妻からもらったものはウェブサイト」野球と一ミクロンも関係ないプライベートな話がたった1行書かれているだけで、この人物が一体どんなプレイヤーなのかさっぱりわからん異様な紹介文になってます。このカードが発行された年は1998年。PCが普及した今とは違い、この時代に個人サイトを持つのって結構珍しいでしょうから、カードの製作者がこの話を取り上げたくなったのかもしれません。ちなみに、今検索してみてもそれらしきサイトは見つからず…。色々と時代の流れを感じる1枚です。Greg owns a complete set of '68 Topps cards.「グレッグは1986 Toppsのコンプリートセットを所有している」上記のものと同じく、野球とまったく関係ないプライベートな記述が書かれています。メジャーリーガーがカードコレクターであるなら、その話がカード販促になると思って、カードの製作者がこの話を取り上げたくなったのかもしれません。ご贔屓さんだから単純に嬉しくなっちゃって、というのもあるかもしれませんが。ちなみに、G.Gagneは相当コンプセットにこだわるカードコレクターのようで、別の年のカードでも似たような記述がありました。Greg's special gift to his 3 children :"I try to build a Topps baseball set for each one of them every year. "「グレッグは彼の3人の子供のために、毎年Toppsのコンプセットを作成している」己のためだけでなく、カード収集の布教活動にも精を出すグレッグ氏。しかも、「try to build」ということは、出来合いのコンプセットをただ買うのではなく、自分でちゃんと集めてコンプしようとしてるわけですから、本当にカードが好きなご様子。しかも、毎年3つ…。 まさにコレクターの鑑です。しかし、こうやってコレクターの魂は受け継がれていくのでしょうか。この子達もコレクターになっているのかなぁ。なんとなく米国のカード文化や家族愛の一端のようなものが感じられ、ちょっと和みました。普通のレギュラーカードでも、裏まで探すと意外な面白さが隠されてたりするものです。ただ、最近はカードの裏の記述まで読み込むのはサボりぎみ…。とりあえず、収集対象のSorianoのものだけでも目を通しておくかなぁ。
2008年07月12日
今年もSP Authenticが発売されますが、若干構成が変化。主な変更は以下の3つ。まず、1箱オート3枚、そのうちLetterとRCオートが1枚ずつという構成に戻りました。By the Letterが2枚だった去年のSP Authenticがイマイチ売れなかったということで、人気カードを増量しても、構成が極端に淡白なら魅力が打ち消されるという事に気付いたのかも。RC Letterは消滅し、RCジャージオートが登場。 パッチ版もあります。メンツはBruce、Longolia、Kershaw、Masterson、Vottoなど大物の名が連なっているのですが、その中に福留の名があるのがちょっと心配に思えてしまいます。08 SPxでもラインナップに入っていたのにそのまま無かったことにされてるので、福留以外の選手も実際には入らないなんてことになるのでは…と邪推してしまいます。普通のオートもありますが、そちらのメンツは今のところ微妙…。RC Letterの代わりなのか、USA National Team By the Letterが初登場。シリアルが99枚になる予定なので、もしかすると結構なオッズで出るかもしれません。それが良いと言えるかは疑問符がつきますが。ちなみにUSA Junior Teamのオートジャージも入っていて、USA Teamが妙に推されてます。今年のUSA Team Setの売り上げの影響?変更点がこれだけありますが、オート関連のみで、ベースセット部分には特に変化は無し。インサートも2種+Yankee Legacyなので、もしかすると今年も淡白に感じるかもしれません。1種だけですが、シリ入りパラレルが復活してるだけマシ?08 UD Piece of Historyが発売。 動画はこちら。ハリウッドメモラは肖像権の関係かやっぱり写真なしでした。
2008年07月04日
最近は特に興味をそそられるようなリリースがなく、なんとなく停滞気味。景気づけに安くなった箱でも買うかと思い、色々と物色して07 SPAを買うことにしました。基本構成は史上最悪の部類ですが、Letterは魅力が抜群の一品に仕上がっていますし、メンツも現役・ルーキーともに多彩かつ充実の内容なので、かなり期待できます。特にRCの方は、松坂、岩村、井川の日本人、Chamberlain、Lincecum、Uptonといった大物新人、今年大きく飛躍したHamilton、Gomezなど、07年商品の中で最高ともいえるラインナップ。これら目玉への期待と値下げ分を考えれば、構成の駄目さ加減にも目をつぶれるかなと…。あと、レギュラーもコンプ手前だったので、ついでにそれも済ませられれば。では、開封。ご覧の通り、無事コンプ完了。コンプの難易度もカードの完成度も大したものではありませんが、結構達成感がありました。特に、最後の抜け番を埋めたときは不思議な安堵感が生まれました。これがカードコンプの醍醐味ってことなんでしょうか。しかし、全て並べてみると壮観です。同じように見えるカードでも、佇まいで選手の特徴が見えたりするのが面白いところ。パック1のインサートの方は、コンプする気にならず。なぜか連番の数枚が固まって封入されてるようで、ダブると一度に纏めてダブってしまいます。2箱+10パックぐらいしか買ってないのに、15枚もダブリが発生してゲンナリ。では、オート1枚目。By The Letter Signatures A.LaRoche /75チラっと見えたチームカラーが青だったので、すぐにLaRocheと気づきました。RC版と合わせて2000枚近く書いているせいか、よく見かけるような…。彼は開幕からスタメンで出られるかもと思っていたのですが、まさかの怪我。Garciaparra怪我→LaRocheに交代→牽制球で靭帯断裂の流れは何かの呪いかと思いました。怪我から復帰しても、代役のDewittが予想以上に使えたので3Aで塩漬けと、不運続き。Youkilisばりの四球マシンと化したおかげか、最近ようやく昇格。 頑張れ~。で、残りの1枚。チームカラーは赤。この時点で、松坂、岩村、井川、Chamberlain、Lincecumは無くなりました。う~ん。チーム名は…アストロズ?あ。By The Letter Rookie Signatures H.Pence /75まさかまさかのPence。ド派手な色使いのパッチとゴールドインクの存在感が素晴らしい1枚です。LaRocheが出た時点でもう1枚はコモンだろうと思っていたので、これには度肝抜かれました。なんか最近のツキかたが異常極まりなくて、気持ち悪いレベルになってきてるような…。パッとしなかった去年の分を、今年になって取り返してるんでしょうか。FinestのRCレデンプションの3番は福留になるそうです。
2008年06月27日
1ヶ月ほど前に送っていたレデンプションが到着しました。Base Set Rookie Autographed Relic H.Kendrick今回届いたカードは06 Bowman SterlingのH.Kendrickのオートジャージ。彼はマイナー通算で1500以上の打席に立っていながらなんと.360という高打率を維持。メジャーでも通算打率が3割を超えており、いずれ首位打者を獲得するのではと言われてます。ただ、脅威的ともいえる虚弱体質のせいで、卓越した打撃技術も宝の持ち腐れ。去年は指の怪我で2度もDL入りし、今年も早速ハムストリングを痛めてDL入りしました。さらに、調整のため出場した3Aの試合で怪我を悪化させて復帰が遅れる始末…。大丈夫かいな。前回と同じ06 Bowman Sterlingのレデがほぼ同じ日数で帰ってきたことを考えると、Toppsにおける製作済みカードのレデンプションの返却速度は1ヶ月がデフォのよう。2~3週間で帰ってくることがあるUDと比べると、若干遅いような気がします。これは、オンライン受付と郵送受付の差なんでしょうか?Red Hot Rookieレデを引いたので、オンライン受付のための登録をしてみました。登録受付開始時は、住所登録で「State」を必ず選択しなければならない仕様だったため、「大阪市 テキサス州」みたいな地球上に存在しない住所になってしまったのですが、今はちゃんと修正されているようなので、ひとまず安心。Red Hot Rookieレデの2番はJ.Masterson、3番はJ.Bowker、4番は福留になるよう。1番がJ.Bruceのオートになるみたいなのですが、はっきりとしたソースは見つからず。また、UD SPxのRookieレデのRR3はLongoriaだとか。ちなみに、Bruce、KershawのRCオートも製作されるという記事が公式にあったのですが、今はなぜかLongoria以外の記事が消滅してしまって確認できなくなってます。08 Legendary Cutsなどの何個かの商品のチェックリストも同時に消えていて、謎です。08 Topps Chromeには小林雅英、CuetoのRCオートが封入されてるようです。いつものYoutubeでの動画を2つ(●&●)。
2008年06月21日
08 Legendary Cutsが発売したのですが、色々とショックなことが。まず、現役選手のメモラがかなり多いということ。引退選手のものは、99シリ以下のか一部のコンボに限られているようです。発売前のチラシで現役選手の写真がちらほら見えてたので、まさかと思ってましたが…。次に、カットオートに選手の写真が使われていないこと。評判の良くないToppsやTristarのカットのように、非常に味気ないデザインになってます。数に限りのある大事な故人のサインを切り取ってまでカードとして再生産したにも拘らず、カードとして魅力あるものに仕上げないというのは、ちょっと頂けません。ちなみに、チェックリストの画像を見る限り、全カットがそんなことになっているよう。うへぇ…。そして、最もアレなのがレギュラーセットは現役選手ばかり&引退選手はSPのみということ。しかも、SPの約半分は大統領がラインナップされているので、実質たったの54種しかなく、総枚数は54種×550シリ=29700枚だけという有様。これってヘタすると引退選手が箱に1枚も入ってないなんて事態も起こりうるんじゃ…。名前の通りレジェンド好きのための商品なのに、こんな構成ではかなりキツイです。唯一良かった点は、出品されてるFuture Legends Autoが直書きなことぐらいでしょうか。新商品の08 UD Ballpark Collectionは、パック平均メモラ3枚の超高級版。こんな変態仕様の構成は久々では。Hair Cut Signaturesというカードが存在するのですが、どうやら髪入りカットオートのようです。写真はこちら。
2008年06月10日
最近プロスペクト系商品を買っているせいでコモンオートが溜まり始めてるのですが、ついにその中から助っ人外国人として来日する選手が現われました。それがこの人。日本ハム入団予定 ボッツボッツは現在27歳の外野兼一塁手で、両打ちのパワーヒッター。07年にレギュラー奪取の機会をものにできなかったのでメジャーでの出場は少ないですが、マイナーでは安定した打撃を見せていて、HR、打点、打率、出塁率の数字はなかなか。その通算成績は、868試合で115HR、493打点、打率.292、出塁率.398。04年は2Aで24HR、92打点、05年には3Aで25HR、102打点の活躍を残しました。欠点は、あまりうまくない守備と、試合数と同じくらいやらかしてしまう三振の多さでしょうか。こんなタイプは強引で変化球に脆いというイメージがあるのですが、どうなんでしょう?日本球界で成功する秘訣は、変化球攻めをに対応できるかどうかなんて聞きますが…。ちなみに、彼はドラフト46順目(全米1375位)という超絶下位指名での入団です。カード発行の時点で26歳という年齢だったことと、わかりやすいパワーヒッターということで、もしかすると来るかもと思ってましたが、予感が当たってしまってちょっとビックリ。このカードが「初めて所持する来日選手のオート」になったので、大事にしようと思います。しかし、コモンオートでもこの様にまだまだ楽しめるものですね。MLB公式に何個か動画(●&●&●&●)がありました。
2008年06月06日
FinestのRCレデンプション1番がJ.Cueto、2番がJ.Bruceになるそうです。なお、J.Bruceはオート仕様で、発送は8月30日以後の予定になってます。話題になったルーキーを、すぐさまブチ込む対応はニクいですね。 ただ、今年もオート仕様が含まれることになったところは有り難い限りなのですが、08 UD SPxとは違って全てオートとは限らないというのは微妙なところ。Bruce以外にオートが製作されるのでしょうか? 気になります。08 Topps Series2が発売。これにもRCレデが入っていて、そのレデの受付をオンラインで行う予定らしいのですが、アクセス殺到の影響か、現在公式がブラクラみたいになってるので、アクセスしない方が良さそう。
2008年05月30日
買おうかどうか悩んだのですが、結局買ってしまいました。最近のリリースが何が目的なのかさっぱりわからないものばかりであるせいか、定番商品であるBowmanって魅力的なものなんじゃ、と感じてきたもので…。とりあえず、黒田RCかリフオートでも出れば。では、開封。レギュラーは今年も120枚程度封入と大盛りです。去年ブレイクした若手が早速レギュラー化しているのは嬉しいところ。今年は外枠が細くなっているおかげで、写真が大きめで綺麗な感じ。古くさいブラウン管テレビみたいなデザインが、なかなか味があります。期待の黒田RCは、やっぱり手に入らず。出まくるベテランレギュラーとは違い、6枚だけしか出ないのでは、どうしようもないです。「Home of The Rookie Card」を自称するのなら、もうちょっと入れてもいいのでは。最も重要なプロスペクトですが、いきなり何枚かダブりが発生。どうも、パックの中身が完全に同一になってるものが数個あったようです。レギュラー等のベースカードがキモの商品でこのシャッフルは頂けません…。今年のデザインは、いままでにないような枠の形になっていて面白いのですが、写真の面積が限られてしまい、選手が小さく写っているものが多くて残念です。Base Set Blue U.Jimenez /500Chrome Prospect Refractor B.Parnell /599シリアル入りパラレルは、青パラとリフの2枚だけ。24パックも開けたのに、目ぼしいカードがこれだけでは少し寂しいです。メンツも寂しいというのが、また泣けてきます。んで、最後にオート。Prospect Autograph Gold Refractor M.Bumgarner /50奇跡のゴールドリフオートが出現。色付きリフオート自体初めて引くのに、それがゴールドリフとは出来過ぎです。M.Bumgarnerは全米10位、ジャイアンツの1位指名の高卒左腕。最速95マイルの動く速球が武器で、将来的には98マイルほどに伸びる可能性もあるとか。カーブ・スライダー等の変化球の方は、投げ始めたのが高2と遅いため評価は低いようですが、それでも86イニングで143奪三振と、超高校級の投球を見せています。現在は1Aに所属しており、4勝2敗、防御率2.56、WHIP1.11と安定した内容。チームのプロスペクトランキングでも3位と評価も高いので、期待できそうです。以上、開封終了。4桁オッズのシロモノなんて引いてしまい、予想外の収穫となりました。また、最近の怪しい商品とは違いコンセプトがしっかりしてるので、安心できる内容でした。ただ、開封そのものはちょっと単調に感じられ、なんとなく物足りないような気もします。同じようなパックを延々と開封すると、どうしても作業的に感じてしまうことや、完全未知数なプロスペクトばかりだと、開封時の手応えがよくわからんからでしょうか。リフ等が多く出たり指名順位で一喜一憂できるBowman DPとは、似て非なるものと感じました。08 UD SPxが発売。 Youtubeの動画はこちら。今年は箱特典としてRCオートのパラレル版が封入されてるようです。
2008年05月23日
08 Bowmanが発売。気になっていた日本人RCですが、黒田の封入は確定のよう。 他の選手は未確認。オートのメンツは、Bowman Sterlingで封入済みの選手ばかりなので微妙な感じ。初の直書きですし、各種リフも魅力的ですが…。 う~ん。ちなみに、レギュラーは220種以上で、Hobby版のパックにランダムで5枚入りなので、特定のレギュラー1枚が1パックで出る確率は1/50ぐらいでしょうか?黒田RC以外にさほど興味がないので、箱買いしようかどうか悩むところです。08 UD SPxのチェックリストが発表。ルーキーオートの欄をよく見ると、福留の名前が。 マジかいな。まだデビューしてないJ.Bruceの名前も載っているので信憑性は低いですが、気になります。あと、08 Triple Threadsに大統領のカットオート+眼鏡が丸ごと入ったカードがあるとか、08 Allen & Ginterに恐竜の骨入りカードがあるとか、アホなお話も。
2008年05月12日
発売前から気になっていたものの値段の高さから買えないままだったElementsでしたが、某ショップにて格安で売られていたのを発見し、飛びついてしまいました。07年は現役オート入りの商品を全く買わなかったので、Clear Cutで良いとこを引ければ。珍しくSorianoのオートが多めに封入されているので、それも期待。では、開封。Base Set Rookie T.Tulowitzki /550Griffey箱のカードは、UDがよく使うホイル加工。粘度を持っているかのような奇妙な光り方が、相変わらずアレな感じです。Essential Elements J.Papelbonあまり期待してなかったメモラでしたが、Papelbonとなかなか。チームカラーが見えた瞬間に松坂ジャージかと思いしたが、そこまで話は旨くありませんでした。しかし、1人の選手のジャージが2つってのは、どうなんでしょう?個人的には、2人のコンボにしたほうが良いと思っているのですが…。ちなみに、激レアのコンボオートやケース1のコンボメモラは当然出ず。そもそもコンボオートは60箱に1枚程度のオッズなので絶望的です。Base Set Rookie A.Lind /550Ripken箱のカードは、外側にホロとエンボス加工、内側にエッチング加工と凝ったもの。UDにしては珍しいタイプで、かなり格好良く仕上がっており好感が持てます。この箱のみSorianoが出なかったのが、かなり痛かったです。Elemental Autographs I.KinslerRCオートからの流用の多いElemental Autographsですが、Kinslerが出たので大満足。Papelbonジャージからの良い流れに、少し驚きました。ただ、このカードのデザインはあまりに微妙。他のカードは半円を基調とした丸みのあるデザインなのに、これだけ直線で角ばってます。真ん中に「79」「Gold」といった意味不明な文字があるのも、なんかチープ。Rere Elements Patches T.Helton /35ケースに2枚のデュアルパッチも出現。左のパッチが3色のマルチですし、2個以上のパッチ付きは久しぶりなので、かなり嬉しい1枚。ちなみに、Essential Elementsとは違って表面にホイル加工は無し。Base Set Rookie T.Buck /550最後のJeter箱のカードは、透明のプラ製に箔押し。背景が書き込まれているため透明感があまりないのが残念ですが、それでも秀逸な出来。また、このカードのみ写真がスタジオで撮られたもので統一されており、そこも素晴らしいです。Clear Cut Elements Gold J.Peavy /199Sorianoを期待したClear Cutでしたが、結果はPeavyのパラ版。白い台紙をプラ板で挟んだ作りになっているので、パックを開けたときに上からみると、レデ(Soriano、Jeter、Griffeyはレデ)の様に見えてテンションが上がったのですが…。まあ、投手三冠の現役最強右腕・Peavyならば文句なしです。以上、開封終了。封入されているカードが多彩なうえ、非常に作り込まれていて驚きました。特に、レギュラーカードの出来は素晴らしく、近年のUDのものとは一線を画しており、かなり気合を入れて製作したんだなと感じられます。また、デュアルメモラ、オート、オートジャージが必ず出る構成は良心的ですし、目玉となるClear Cutもスカが少なくて、内容はかなり安定している箱だと思います。ただ、微妙に問題点も。第一に、他の箱に比べて定価が3割増しと高めの設定。第二に、スカやそこそこの当たりはあるが、値段のわりにハイリターンが無い。第三に、ミニボックスを内容別に分けたせいで各箱の内容が偏り、買いにくい。第四に、サーチ対策が不完全なのでパックでも買いにくい。etc...これら1つ1つはさほど酷くはないのですが、それぞれが組み合わさるとちょっと厄介。何か足りないような、ズレてるような、言葉にしにくい奇妙な感覚が残ってしまいました。そんなに悪い箱じゃあないんだけどなあ…。
2008年05月06日
08 Topps Co-Signersが発売。 Youtubeでも動画がありました。商品名にもなっているコンボオートのCo-Signersですが、今年も期待は薄いようです。大半がコモンかルーキーランクの選手で占められており、スターは見当たりません。オートが厳しいToppsの箱1ものとはいえ、高級版でこれはちょっと頂けません。オートを含むRCのメンツはFinest等と変わらないようで、日本人は含まれていません。どのタイミングで日本人RCが封入されるのか気になります。Bowmanも微妙なラインかも。そして、Solo Sigsは完全にボクサーオートと化しており、今のところMLB選手のものは皆無。発売前のチラシがボクシング関連のカードばかり推してたので、嫌な予感がしたのですが…。これだけボクサーオートを確保できるなら、いっそ単独で商品化すればいいのではと思いますし、そもそも、MLBと混ぜ合わせる必要性があるのでしょうか?以前は添え物程度の扱いだったマルチジャンル系カードですが、最近は目玉に置かれており、MLBカードというジャンルすら侵食し始めているように感じられ、なんだか恐ろしいです。08 Premierに07 Premier版の松坂オートが封入されてるとか。
2008年05月01日
延期に延期を重ねて約半年、ようやく07 Tristar Signa Cutsが発売しました。パック1のカットということで話題になりましたが、先に出たNFL版は評判がイマイチなようで、Youtube(●&●&●)の動画でも微妙なリアクションが多かったような…。まあ、カードのデザインが全て共通、選手の写真なし、若手あり、シール使用ありなど、どうしようもない問題点が山ほどあるのでは、致し方ないところではないでしょうか。んで、MLB版は延期されてる間に何かしら改善がなされるかと思いきや、全く同じ内容。微妙すぎて、1パック4,5千円という値段設定が安いのか高いのか、よくわかりません。08 Co-Signersと08 Bowmanのチェックリストが出てました。まだ日本人のRCがリストに入っていないのですが、どうなるんだろう?去年の発売時期より1ヶ月近く早いので、非常に微妙なラインですが…。
2008年04月24日
MLBが開幕してからもう1ヶ月が経つのに、いまだ08年商品を買ってないことに気付きました。てな訳で、手頃な値段のFinestのミニボックスを1つだけ購入してみました。RCオートのキツさのせいで評判は微妙ですが、直書きオートを確認してみたかったので。一応Sorianoのオートもありますが、あまり期待せず開封。レギュラーは例年通りの安定した出来具合。写真を大きく使い、背景も残しているせいか、変なクセもなく好印象です。パック1程度の割合でRCが出ますが、多くが(RC)な上にメンツが良くないので期待薄。RCロゴの規定のせいで、この時期のRCは全然楽しめないような気がします。Topps Team Dual Favorites A.Soriano & F.PieTopps Team Dual Favorites E.Chavez & B.CrosbyFinest Moments A.PujolsFinest Moments S.Sosa今年はインサートがちょっと多めに入っています。リフと一緒にパックに2枚入りというパターンも多く、賑やかな中身になってます。Team Favoritesの色使いが非常にケバくて毒々しいのが、なんとなくFinestっぽいです。チープなインサートですが、欲しかったSorianoのものが出たので個人的にはかなりの収穫でした。デュアル版も合わせて12種しかないので、かなり出やすいようですが。Finest Momentsは基本デザインがレギュに近いので、存在感が薄いです。Base Set Blue Refractor N.Swisher /299Base Set Blue Refractor D.Haren /299Base Set Refractor R.OswaltFinest Moments Refractor T.Hoffman今年のリフは、上半分の枠の凸凹が大人しいため、反射が若干弱いのが残念です。枠から体を出して躍動感があるように見せる騙し絵的なデザインが、枠の色付けで映えるのは○。MLB Rookie Redemption #53ミニボックスに1枚のオッズであるRCレデが手に入ったのは、嬉しい誤算でした。番号は5番。 去年は松坂でしたが、今年は誰になるんだろう…。番号が若いほどデビュー時期も早い選手なんだと思うのですが、果たして?また、今年もオート付きのものがあるのでしょうか?さすがに全てのものがオートになると思いませんが、期待してしまいますね。ちなみに、期限は09年4月30日と、去年よりかなり長めになってます。Base Set Rookie Signature Refractor Chin-Lung Hu /499箱1のオートは、台湾人メジャーリーガーとしては初の内野手である胡金龍のリフ(RC)。彼は体格には恵まれていませんが、素晴らしい身体能力を有していて評価は高いようです。去年のフューチャーズゲームに出場し、2打点と1盗塁を記録してMVPに輝いています。また、2Aと3Aで打率.325、14HR、15盗塁と好成績を残すなど、成長著しい様子。ちなみに、チームのプロスペクトランクでは3位。これでドジャースのプロスペクト2~6位の選手のオートを自引きしたことになります。1位のKershawがキッチリ抜けてるところが自分らしいですが。以上、開封終了。この商品、カードの出来の良さも変わりませんが、リターンのキツさも変わりませんね。1箱(3ミニボックス)で2万弱という箱から出るものとは思えないRCが山盛りでは怖すぎます。さらに、Finest Momentsオートでもコモン選手が多くラインナップされてますし…。直書きオートが予想以上に美しかった事が、唯一の光明でしょうか。今回は、リフが4枚だけと、他の開封結果と比べると少なかったのが残念でしたが、厳し目のRCオートで胡金龍が、さらにRCレデも出たので、即死は免れた様に思えます。
2008年04月21日
評判の悪さは発売以前からわかっていましたが、安さに釣られて買ってしまいました。去年は買った商品の殆どがRC系の無難なものだったので、たまにはこんなのも良いかなと。納得できそうなカードが出る確率は1/4程度ですが、果たして?レギュは、金箔の曲線ラインと黒い背景のコントラストが効いてて中々クールです。ただし、超高級版としては相変わらずチャチいレベルと言わざるを得ません。これが4枚だけしか入ってないスカパックが8個もあっては、ゲンナリしてしまいます。Legendary Lineage E.Wynn /550Legendary Americana D.Crockett /550インサートは2種が1枚ずつ登場。どちらもレギュほど箔押しがされてないので、かなり安っぽいです。正直なところ、どうせシリアルが550だろうと1999だろうと大差はないのですから、枚数を倍増させて封入率を上げ、スカパックを少なくすれば良かったのではと思ってしまいます。Masterful Material G.PerryMasterful Material R.Yount期待のカットオートですが、メモラが普通に2枚出て終戦。箔押しやデザインが渋くて思っていたより良いのですが、それでも割高です。夢(カット)と現実(メモラ)の落差がありすぎるせいでしょうか。とにかく、きっつい結果に終わりました。と思っていたら、もう1枚厚いカードが。しかも、これは横型のカードのよう。カードをずらしていくと…Legendary Materials Dual D.Winfield /125ありゃりゃ、普通のジャージ。メチャクチャ期待していたので、この結果にはずっこけてしまいました。カード自体はそれなりに格好良いのですが。 う~ん。以上、開封終了。いくらカットが出てなんぼの箱とはいえ、スカ箱がこれほど身も蓋も無いのは驚異的。内容が期待通りでなくとも、何かマシな部分があればストレスを感じなくてすむんですが、この商品に場合は、カードの出来、メモラ・シリ等の枚数、値段が酷過ぎて論外です。また、サーチ防止ダミーが入ったパックも2つしかなかったので、開封の緊張感は薄れました。その残りパックをスカと知りながら開けるのは、アホらしくて泣きそうになります。超高級版なんだから、そこぐらいには気を使ってくれてもいいんじゃないかと…。ほぼ予想通りとはいえ、このように致命的な問題点が山ほど存在する商品では、オッズオーバー+特価という好条件があっても、さほど満足いく開封とはいかないですね。まあ、カットを期待して興奮するという面白さはありましたが…。なんというか、博打箱という言葉がピッタリくる箱でした。08 Allen & Ginterに、エアギター世界王者であるダイノジの大地洋輔のオートが入るとか。まさか、MLBカードの箱から日本のお笑い芸人のオートが出る時代がやってくるとは…。
2008年04月15日
今年も君の靴さん主催の古箱サルベージ企画に参加させて頂まして、国内では見当たらない箱を開けることができました。君の靴さん、ありがとうございました!前回同様Reflectionsを買いたかったのですが、売り切れだったので断念。代わりに05 Artifactsをチョイスしてみました。箱1の直書きオートに加え、20箱に5枚のオートメモラ、3枚のパッチ、8枚のコンボと、近年の商品に比べるとかなり優良オッズなうえ、手ごろな値段なのが魅力です。1/2以上の確率で何か良いものが出るのですが、発売直後に買った2箱からは何も出ず。いい加減、1/2オッズの呪いから開放されたいものですが。Future Stars A.Rowand /1350Future Stars E.Jackson /1350Legends B..Williams /1999Legends B.Doerr /1999Legends N.Ryan /1999パックにはオート、メモラ、シリ、パラのどれかが入っているのですが、パラが出ず。パック保障が無いってのは結構ショックでした。なんだか嫌な予感が漂ってきたような気が。MLB Apparel S.Rolen /325AL Artifacts A.Huff /325うへぇ、予感的中。箱に3枚のメモラのうち1枚が、しかも重要なパラ版が出ませんでした。恐らく、このポジションにレアメモラ等が封入されるはずなので、1/2オッズの敗北が確定。またかい…。Autofacts K.Griffey Sr /699オートはGriffey………のお父さん。うーむ、そんなに悪くありませんが、スカパック2つのダメージを考えると…。ささ、次いってみましょう。んで、今回も買っちゃいましたLeaf Limited。前回は避けたかったRCオートを引いてしまったので、そのリベンジです。でかい当たりもありますが、とりあえずRCオートやジャージ以外なら…と思いながら開封。Base Set M.Alou /699Base Set D.Jeter /699Biography T.Williams分厚いカードが2枚あったので何事かと思ったら、Biography入りでした。メモラやオート版もありますが、当然インサート版。正直、Spotlightの方が良かったなあ。んで、気になる真ん中のカードは?お、厚い。これでRCオートもジャージも避けられました。 やっほう。後は、オートがくっ付いているか、パッチの場所がどこかが勝負です。Threads Jersey Prime M.Mussina /50結果はシングルパッチ、色は白黒の2色でした。ヤンキースはチームロゴ以外が非常にシンプルな部分しかないので、仕方ありませんね。ただ、この曲線部分は恐らく胸の「NY」のものなので、一応ロゴパッチの範疇でしょうか。しかし、相変わらずドンラスのリフは綺麗で格好良いですね。結構お気に入りの1枚となりました。以上、開封終了。Artifactsのスカが非常に痛いですが、これはしょうがないですね。そもそも、国内では買うことすらできないので、開けられるだけでも嬉しいもんです。さて、もはや恒例になりつつある1/2オッズの呪いが解けるのはいつの日か?乞うご期待?
2008年04月08日
この時期の定番商品、08 Finestが発売。定番である故に構成に別段変化が無いので、取り上げるつもりはなかったのですが、1つだけ嬉しい変更点(?)を見つけたので、ご紹介。E-Bayを見れば一目瞭然なのですが、オートが直書きになってます。05年以来となる3年ぶりの美麗オート復活には、軽く興奮してしまいました。問題は、オートの大半を構成するRCオートのメンツが微妙なこと。去年デビューして活躍した有力ルーキー(Lincecumとか)のRCは07年中に発行済みで、今の時期に入れられるRCは、終盤にしか出てない選手ばかりになってしまうので…。Detwiler、Hochevar、Clementぐらいが当たりでしょうか?08 Premierも発売しました。こちらもRCに過度な期待はできそうにありません。Kennedy、Buchholzがいるものの、超高級版のラインナップとしては貧弱に見えます。一方の当たりカードは、レジェンド系メモラが予想以上に過激な状態。Ruth、Gehrig、DiMaggio、Robinson、Clementeなどなど、かなりの枚数です。 あんなに沢山ジャージを貼り付けるくらいなら、他の商品に1ピース分ほど廻してくれたほうが…。さらに、今年は大統領のカットオートのミステリーレデまであるみたいです。う~ん、この動画の様に当たればデカいんでしょうけど、1箱で4万弱はちょっと…。FinestにはYoutubeでお馴染みripparty(ToppsTV)に出演したお姉さんのオートがあるみたいです。
2008年03月31日
先日の06 Bowman Sterlingのレデが帰ってきました。一ヶ月ちょっとでの帰還は、ブログを始めてから送ったものの中では最速です。中身を取り出してみると、Base Set Rookie Autographed Relic S.Thorman残念ながら(?)代替ではなく、オリジナルでした。Sterlingらしく落ち着いていて優雅な出来上がりが抜群なのですが、選手がアレなので。FielderやHamelsを狙って、また追加購入してしまおうか…。ちなみに、このカードはトップローダーどころかスリーブにも入れられないまま送られてきました。今まで帰ってきたレデは全て何かしら梱包されてたので、この扱いはちょっと衝撃。UDとToppsの対応の違いなのか、それとも単に面倒だったのか。 謎です。08 UD Series2は、箱1で米国ナショナルチームのオートジャージが入るよう。オートが大量に必要になるので、別にチームセットを作る分が無くなるかも…。
2008年03月27日
MLBの開封は、約1ヶ月ぶりになります。新商品がリリースされるペースはゆっくりですし、惹かれるものも特に無し。てな訳で、まだ開け足らない07 Bowman Sterlingを1パック。取り合えず、ドラフト組のオートをもっと充実させたいところです。Base Set Rookie T.AbreuProspect J.SmolinskiRC・プロスペクトは、共に可もなく不可もなくといったところ。このシリーズでは、レギュに過度な期待はできないですね。カードの出来が素晴らしいので、非常に残念ですが…。Base Set Memorabillia B.Bondsやっぱりオートメモラは出ず。Bowman Chromeのプロスペクトリフといい、手頃なオッズのものを期待すると何故か出ません。しかし、Bondsは今後どうなるんでしょうか。薬物問題が再燃してる中、過去にステロイドの陽性反応が出てたとか、洒落にならん状況です。移籍先も見つかってませんし、このまま引退?んで、オートは。Prospect Signature K.KulbackiK.Kulbackiは全米40位、パドレスの1位指名の大卒外野手。大学3年時、53試合で24HR、75打点、打率.464、OPS1.511と破壊神の如き活躍を見せました。基本的に高打率&出塁率が売りで、ついでに長打も期待できるマネーボール型選手のようです。素早く動けるタイプではありませんが、守備もそんなに悪くないとか。マイナーでも打率.301、出塁率.382、8HRとなかなか頑張っています。ただ、チームには有望野手が多いためかプロスペクトランクには載ってません。Prospect Signature Refractor N.Hagadone /199N.Hagadoneは全米55位、レッドソックスの1位指名の大卒左腕。90マイル前後の動く速球、左打者に有効なスライダー、チェンジアップが武器。大学時代は同僚にLincecumがいたため中継ぎでしたが、プロでは先発にまわるようです。マイナーでは、10先発(24.1イニング)で33奪三振、防御率1.85、WHIP0.90となかなか。ちなみにチームのプロスペクトランクでは8位。チームの投手陣は強力ですし若い競争相手も大勢いるので、こちらも大変そうです。以上、開封終了。Sterlingのリフオートを初めて手に入れたのですが、非常に綺麗で驚きました。背景を消してるために全体が銀一色になり、同色のシールの違和感が薄れるせいでしょうか。兎にも角にも、素晴らしく綺麗なカードを手に入れられたのは○でした。しかし、狙い通りドラフト組のオートが手に入りましたが、まだ飽きないなあ…。08 Triple Threadsに野茂オートを封入予定なんて話があるのですが、マジなんでしょうか?現段階での予定なんて完全には信用できないものですが、非常に気になります。07 SPAのイチローオートみたいなガセで終わらなければ良いのですが…。あと、08 Topps Series2に大統領候補のレターパッチが入るとか。これはいったい誰をターゲットにしたカードなんだろう?
2008年03月20日
凶悪メモラの代名詞となったTriple Threadsが、今年も発売。1箱2パック、3メモラとメモラオートが1枚ずつという基本構成も変更無し。変わったところは、封入される目玉カードの過激度でしょうか。特にフォルダオープン型のカードが異常なまでにパワーアップされてます。以下は、その目玉カード。・6人のオート&メモラコンボ・2人のオート&3メモラコンボ・1人の24メモラコンボ・1ピースのスーパーパッチを含む3コンボ・1ピースのレターパッチを含む3コンボ画像を見たとき、そのあまりのインパクトと多彩さに度肝を抜かれました。しかも、前年に続いてオールスターMLBロゴパッチやバレルもしっかり存在します。派手なメモラが好きな自分にとって夢のようなカードばかりです。ただ、心配な点もあります。まず、今年もまた増産するようです。1パック3枚の1350シリレギュが145種になったので、総生産数は65250パックに。去年より1万パック近く、一昨年の新登場時の2倍以上も増えています。んで、RC or 若手オートの総数(2人のオート&メモラコンボ含む)は24620枚。つまり、これらの出現確率は38%弱。 去年より5%程度の増加ってことになります。いい選手に混じって完全コモンの若手が毎年封入されてるので、これはかなり恐ろしいです。また、大統領のカットオート&3メモラというセレブ系メモラが存在するということは、去年の悪夢の再来の可能性もあるというわけで…。う~む、今年も結果の泣き笑いに大きな差が出てしまいそうです。
2008年03月12日
何度か来日外国人のカードのネタを書いてますが、アップしてきた画像は1人1枚だけ。殆どの選手がメジャーで芽が出ないまま来日してるので、あまりカード化されてない訳です。そんな中、今回紹介する選手のカードは5種も所有してました。探すと見つかるもんだと思ってましたが、この枚数はちょっと予想外。元中日 ディンゴ(ニルソン)何度もカード化されてるということからわかる通り、彼は本物の現役メジャー選手でした。キャッチャーという負担のかかるポジションながら、3割20本前後の成績を残す強打者で、96年にはチーム史上初の1イニング2HRを達成するほどの爆発ぶりを見せました。しかも年齢的にも脂の乗りきった時期だったので、すごい選手がやってくると思ったものです。また、数少ないオーストラリア人のメジャー選手であり、かつスターにまで登り詰めたので、祖国では英雄であるという大仰な逸話や、ディンゴという聞きなれない登録名も印象的でした。そんな彼を取り巻く話の中でも最も印象深いのが、五輪出場に関する契約。来日した00年はシドニー五輪が開催され、オーストラリアも出場することになっていたので、本選のある時期にはチームから離れても良いという異例ともいえる内容です。仕事としての試合よりアマチュアの試合を優先させるという姿勢には、滅茶苦茶驚きました。球団がそこまで譲歩して契約するなんて、よっぽど活躍するに違いないと考えた人も多いのでは。ところが、結果はご存知のとおり散々なものに。五輪が開催される遥か前の時期から空気と化していて、いつの間にか消えていました。まるで「前フリを振れば振るほどオチが効く」という言葉を体現しているかのようでした。ちなみに、アテネ五輪やWBCにも出場しているので、TV中継でちょこちょこ見かけます。北京五輪の代表には入っていないようなので、今年は見れず仕舞いで残念…。カテゴリを来日外国人とカードネタに分割。
2008年03月08日
無駄な出費は避けたいとか言いながら、開封の虫が騒いでしまい買ってしまいました。BBMは安価ですしパック買いならとレジに持っていくと、思いのほか値段が…。今年から1パック300円に値上がりしてたんですね。 1.5倍の値上げですか。ま、文句を言っても仕方ないので開封開封。レギュラーの出来はいつも通り。値上がりのせいなのか、カードの厚みは通常版のようにペラいものでなく普通のタイプ。中田、佐藤、唐川といった大物ルーキーは全く出ず。狙いどころは別にあるのでさほど気にならないものの、少しだけガッカリ。07年ルーキー 田中将大07年ルーキー 大引啓次2枚出たインサートは、共に07年ルーキー。デザインも加工も歴代のヒスコレインサートに酷似しているので、笑ってしまいました。ホロ泊サインパラレル 岩崎翔 /50金箔サインパラレル 白仁田寛和 /200シリアルパラレルは2枚出現。今年から1箱に2枚は確実に入っており、3枚のパターンもかなりあるとか。ホロも全選手にあるおかげで想像以上に身近なオッズになってるみたいです。こんな感じでシリもインサートも出たものの、まだ目的のものが出ないので数パック追加…。この値段ならBowman Sterlingのパックに突っ込んでいたほうがマシだったような。で、ようやく引けたのがこちら。レギュラー 松山竜平なんてことはないレギュですが、これだけはどうしても欲しかったので嬉しい1枚。少し前に紅白戦があったのですが、その時の打席で見せた鋭い打球や存在感に惹かれたので。オープン戦でも結果を出しているので、評価はうなぎ昇りのようです。開幕一軍どころかスタメンもありうるので、要注目。ちなみに、金箔サインの白仁田とはライバルだとか。Youtubeに4安打2HR、VS斎藤 佑樹の動画が転がっていました。
2008年03月01日
とあるショップに立ち寄ると、隅っこにパックの色が違うBowman Sterlingが。よく見ると、絶滅してたと思っていた06年のものだったので驚きました。君の靴さん主催の「MLB古箱サルベージ隊」に参加してるため無駄な出費は避けたいとこですが、今買っとかないとなくなるかもという理由で強引に自分を納得させることに。この年のメンツは魅力ありますし、自分は大物が引けないままでしたし。こんなことだから、資金難に陥るんだよなあ…。Base Set Rookie S.OlsenProspect C.Wimberly06年のルーキーカードはことごとく(RC)扱いですが、これも例外ではありません。出来が秀逸なものなだけに、もっと楽しめるメンツにしてもらいたかったです。プロスペクトのWimberlyは大卒の俊足外野手で、チームのマイナー組織内で最も走塁が巧いとか。高い打率も望めるようですが、2Aに昇格した昨季はダメダメ。Base Set Rookie Autographed Relic S.Thorman(Redemption)出ない出ないと嘆いていたオートメモラがついに出現。ところがどっこい、メンツのなかで最もショボいThormanでゲンナリ。UDに比べるとToppsのレデは送るのが面倒くさいという点も、萎えちゃいます。発売からだいぶ時間が経っているので、代替に期待でしょうか。ヤバイ。これはやっちゃった?オートはだけは頼むぞと願いながら見ると…。Prospect Signature A.GordonProspect Signature L.Hochevarなんじゃ、こりゃ。ロイヤルズの超新星2人のオートが同時に手に入る異常事態に唖然呆然。どちらも伸び悩んだせいか評価を下げてますが、それでも今後を期待できる選手です。発作的に買ったときは大抵駄目なんですが、珍しく大当たり。ああ、良かった…。各ギャラリーを更新。
2008年02月23日
オフシーズンということで、カードの方もまったり具合になってますね。こんな時期は、買い逃した商品をちまちま攻めていくに限ります。てな訳で、07年のドラフト組オートがまだ欲しいのでBowman Sterlingを追加。おまけで07 Bowman Heritageと08 Toppsも数パック購入してみました。07 Heritageからは、Schillingジャージ、Mantleパラ、KouzumanoffのNoSigSP等が出現。駄菓子屋的な雰囲気を醸し出す加工は健在で、奇妙な懐かしさが込み上げてきます。特に今年は写真と絵画の中間のようなものに仕上げているためか、それが顕著です。08 Toppsでは特筆するようなものは出ず。 基本的な作りも例年通り。1枚だけ名前部分の箔押しが銀ではなく金のものがありましたが、パラの一種なんでしょうか。Giuliani市長が紛れ込んでるカードや大統領候補カード等と併せて、全体的にカオス仕様に。しかし、大統領選があるとはいえ、娯楽商品に政治要素を持ち込むセンスはすごい…。んで、一番重要な07 Bowman Sterlingの結果はこちら。Prospect D.JenningsBase Set Memorabillia V.Guerrero期待してなかったプロスペクトで、ちょっと良い選手が出ました。D.Jenningsはレイズのチームプロスペクトランク6位、アスリート能力は1位。パワーはあまりありませんが、45個の盗塁を決められるスピードは魅力です。オートメモラ出ろと念じていましたが、今回もまた引けず。箱に1~3枚ぐらい入ってるはずなのに、縁がないなあ…。Base Set Rookie Signature J.DanksProspect Signature B.LahairオートはRCとプロスペクトの組み合わせ。J.Danksは今年ローテ入りしたものの、6勝13敗、防御率5.50と精彩を欠く内容。また、2A以上のレベルでの成績も平凡なのでトッププロスペクトとは言い難いです。03年の全体9位指名、22歳という若さなどを考えると、まだ伸びるかもしれませんが。B.Lahairは02年の全体1180位指名という下位指名からの叩き上げの一塁手。強打者なのに2年連続でHR数が減少してるうえ、年齢も25と厳しいラインにいます。加えて、現在マリナーズは1塁を守れる選手がだぶつき気味なので、定着は難しそう。前回とは違い、オートが2枚ともコモンレベルの選手…。ただ、この駄目要素を帳消しにするカードも出ました。それがこれ。Base Set Rookie Refractor D.Matsuzaka /199まさかの松坂RCリフ。RCは1パックに1枚しか入っていないので、ピンポイントは不可能と諦めてました。それが2パック目にして出現、しかもリフだったのは都合が良すぎ。以上、開封終了。期待のオートが2枚ともコケるとは思いませんでした。松坂リフで救われたものの、肝心のドラフト組オートがかすりもしてないのは痛すぎ。自分の思い描いていた展開と違っていると、思いのほかショックです。う~ん、Bowman Sterlingは今回で打ち止めにする予定でしたが非常に微妙なところです。市場から消えつつある商品なだけに、さっさと決断しないとマズイのですが…。
2008年02月13日
E-Bayで、こんなのを発見。 既にLegendary Cutsの情報が出回っているようです。正確な情報源とは言い難いですが、他の出品でも同じ事が書いてあるので大丈夫かと。主な変更点は以下の3つ。今年は1箱にメモラが4枚。 現役選手とのコンボジャージも存在するよう。去年の「1人の選手の1~4ジャージが2枚だけ」という凶悪で割高な構成の反省かも。インサートは無く、その代わりに1of1のレギュラーパラレルがケースに2枚封入。去年好評だったフィルムカードのようなものかはわかりません。1of1なのに大量封入のレギュパラといえば04 SP AuthenticのGame-Datedが思い出されますが、あのような「1人の選手に数パターンの1of1」という形になるんでしょうか?カットオートはケースに3枚。うち1枚はミステリーレデだそうです。人気の高いカットとはいえ、近年の乱発で人気に陰りが出始めているようなので、去年話題を呼んだミステリーレデをさらなる目玉として持ってきたみたいです。去年のものより満足を得られるようにしようという変化は見えますが、それでもまだ微妙。04~5年の奇跡的な構成で満足度の閾値が上がりすぎてるせいかもしれませんが…。
2008年02月06日
若干ネタ切れなので、年末に買ったまま放置してたBowman DPの報告でも。06年6月からBowman系で引くオートが投手ばかりなので、野手が欲しくて買ってみました。プロスペクトリフも出てないですし、ドラフト組のChromeもまだ欲しいので、それも期待。さ、開封。まだ2箱目なのですが、かなりダブりが発生してしまいガッカリ。プロスペクトが28枚、プロスペクトChromeが13枚もダブったのは本当にキツいです。これらのダブりに加えて酷かったのが、パック1のゴールドパラ。前回の全部プロスペクトという結果に続き、24枚のうち22枚がRCという狂いまくったシャッフル。バランスもへったくれもない構成には唖然とするしかありません。こんな期待を裏切る内容のなか、ChamberlainのRCパラとPriceのChromeの出現は救いでした。緑RCも無事コンプ完了。Draft Picks Blue R.Diaz /399All-Star Futures Game Prospect Refractor C.GonzalezAll-Star Futures Game Prospect Refractor B.Lillibridge青パラと期待のリフ2枚は、共にフューチャーゲームのもの。今年は1st cardのリフが全然手に入らないのですが、どういうオッズなんでしょ?All-Star Futures Game Prospect X-fractor C.Kershow /299箱1のX-fractorもかい…。Kershowなだけマシですが、やはり望んでいたものと違うのでガッカリ感は否めません。しかし、パラ4枚の全てがフューチャーゲームというのはキツイですね。Draft Picks Autograph Refractor B.Revere /500オートだけは期待をしていた野手、しかもリフが出ました。B.Revereは全米28位、ツインズの1位指名の高卒外野手。去年の高校での成績は、9HR、長打率1.033、打率.516と数字だけならパワフルな感じ。しかし、最大の売りはスピードで、マイナー50試合で10三塁打と21盗塁を記録してます。他も打撃成績も打率.325、出塁率.388と、なかなか良いので期待も高まります。ただ、盗塁死と四球の数を考えると、かなり早打ちで無茶をするプレースタイルのよう。他にも、ヘボい返球、粗いスイング、打席中での奇妙な癖など、改善すべき点は多そうです。う~ん、身体能力は抜群ですが、技術的な問題でデビューまで時間がかかるかも?以上、開封終了。期待通り野手のオートが出たものの、リフとドラフト組は完全に期待はずれでした。また、良い商品とはいえBowman Sterlingの発売後に考えると、少し割高に感じてしまいます。オートならSterling、1st CardならDPと、商品の狙いが違ってるので一概には言えませんが。しかし、最近はRC系の商品にしか手を出す気になれないですね…。高級版を買っても出るオートがRCかそれに近い若手ばかりで、スターはSPという状態ですし、レギュも「1箱=○パック」という体裁をなすためだけのものに成り下がっている感があります。結局手に入るものがRCか若手オートなら、初めからそれに特化してる商品のほうが健全かなと。レギュラーも、出来が多少ショボくても「RC」という付加価値があれば気になりません。このように箱の中身が1枚残さず楽しめるものであるなら、こちらを開けたくもなります。値段も安いのが多いですし。そういえば、最近RC系商品が積極的に出されてますが、これが高級版に代わる新しい流れに?
2008年02月02日
プロスペクトカードの代名詞たるBowmanが、今年も発売。基本構成には変化がありませんが、オートでちょっとした、でもかなり嬉しい変更が。それは、箱1のプロスペクトオートがChrome版になるということ。同系統のカードに変えただけとはいえ、ただのカードとChromeでは出来が大違いです。また、パラレルも単純な色違いからリフラクターへとグレードアップ。これに、いまだToppsでオート無しのMoustakas、Wietersらが入るかどうか気になります。Sterlingでは書いてBowman DPでは書かなかった選手も入りそうなところは微妙ですが…。他のオートは、RCオートとSigns of the FutureとBowman Scouts Autographsの3種。RCオートの画像ではあのBuchholzが出ちゃってますが、実際はどうなるんでしょうか。HTA版箱特典のSOFは今年もシールのようですし、チラシ内でのプッシュも弱いので期待薄。新登場のBowman Scouts Autographsは、今のところ正体不明。スカウト自身のカード?う~ん、去年がしょっぱい結果だったので今年はスルーしようと思ってましたが、どうしよう。構成は定評があって心配ないので、オートと日本人RCのメンツ&値段次第でしょうか。
2008年01月24日
いま非常にアツい07 Bowman Sterlingを、とりあえず1パック買ってみました。通常はドラフト組に期待すべき商品ですが、今年はChamberlain、Lincecumの大物RCオートが。さらにBowman DPには無かった全米1位指名のPriceのオートもあるので、期待は膨らみます。さ、開封開封。Base Set Rookie A.LindProspect J.Goedert今年のデザインは、鋼鉄をイメージさせる重厚感あるものになってます。細かい模様が無く、色合いも黒っぽいので、前年までのものとはかなり印象が違います。個人的には去年の上品な仕上がりの方が好みですが、マンネリ防止のため仕方ない所?選手は(RC)と05年の9位指名野手なので、あまり喜べず。Base Set Memorabillia C.Biggio今年こそはメモラオートをと期待しましたが、例年通りジャージ。商品のテーマとは違い、さらに普通のメモラしか出ない問題点も例年通り。選手は3000本安打を達成して殿堂入りを確実にしたBiggioなので問題ありませんが…。う~ん。それでは、オート1枚目。Prospect Signature C.Withrow先日の07 Donruss Elite Extra Editionで出たWithrowが再び。カード裏の成績を見ると、90個の三振に対し四球は8個と制球力がいいみたいです。ドラ1選手なので悪くありませんが、色んな選手のオートが欲しかったので複雑です。オート2枚目は。Base Set Rookie Signature R.Braun新人王R.Braunの(RC)オートでした。RCオートの一番の当たりはChamberlainかLincecumですが、Braunも十分当たりです。思わず、「おっしゃ」とガッツポーズが出ちゃいました。以上、開封終了。同じRC系のBowman DPとは違いシールですし、パックではリフが1種のみなのが残念ですが、ドラ1オートがあっさり出るうえ、そのラインナップも充実していて集めがいがあります。また、1パック6000円という値段と超高級版という位置づけでイメージしにくいですが、2枚のオートが出るので、オート1枚あたりの投資が易く済む経済的な商品に思えます。なんというか、かなりの安心感と期待感が同居している印象です。ただ、プロスペクトばかりの箱や、RCばかり、しかもHamiltonが2枚という箱、果ては6枚入りパックや4枚入りパックなど、メチャクチャ偏った封入も存在しますが。
2008年01月22日
いつか買うつもりだったDonruss Elite Extraですが、ずるずる引き伸ばしている内に品薄に。こりゃマズイと思い、捜索してなんとか1箱だけ確保できました。毎度Donrussとは相性が良く、特にElite Extraは良い思い出があったので今回も期待。目標はCollege Patchを引くことと、マルチスポーツの怪しいカードを避けること。ま、出たら出たで変なカードギャラリーが充実してネタになるのでマシかな?今年初の開封なので、福が来るとこを期待しつつ、開封。レギュラーは、いつも通りホイル箔がベースになっています。「Extra Edition」のホロ箔押しが、ワンポイント的になっていて好印象です。画像の通りドラフト組と様々なスポーツ選手のカードが存在し、その割合は半々。また、1箱でダブりは全く無く、さらにコンプまで数枚という良構成で驚きました。ちなみに一部の選手は通常レギュが存在せず、オート版かパラレルでしか出ません。M.DominguezやM.Wietersとかのカードも欲しかったのですが…。 残念。School Colors A.Parseghian /1500School Colors G.Kenady /1500School Colors V.Dooley /1500College Ties Green M.Cabham & D.Barney /1500インサートは4枚だけの出現でした。04年のは1パックレベルで出てたので、ちょっと拍子抜けの枚数です。加工もデザインもDonrussらしく、懐かしい感じがして心なしか頬も緩んできます。チープインサートなうえ面子がコーチばかりで、しょーもないカードではありますが。Aspiration Die-Cut Julian Sampson /100パラも1枚だけでガッカリ。しかも、選手はフィリーズの12位指名という恐ろしく下位指名のピッチャー。ただ、相変わらずダイカットとリフが素晴らしく綺麗なカードであることは安心。で、オート&メモラですが、ごっそり出ました。 要するに、ホットボックス。相性が良いとはいえ、都合の良すぎる展開に気持ち悪さも感じる結果です。なんか変な落とし穴があるような…。Throwback Threads C.Dolezel /500Throwback Threads M.Powell /500メモラはThrowback Threadsの1種のみ。 出た選手は、NFLとクリケットでした。今までは渋いデザインでしたが、今年のはリフ加工で派手な仕上がりです。下半分がシールを貼るためにガラ空きになってるので、若干萎えます。 AHLとラクロスの選手でした。higosozanさんご指摘ありがとうございました。Throwback Threads Prime B.Cecil /50パッチも出ました。 単色ですが、これはちゃんと野球選手なので問題無し。使われてる素材は大学時代のものかと思いましたが、どうもマイナーのものっぽいです。大学のジャージは赤色なのに、ジャージ版に挟み込まれているのが青ジャージなので。う~ん、珍しい大学メモラを期待してただけに残念です。ちなみに、B.Cecilは全米38位、ブルージェイズの1位指名の大卒左腕。1Aで14試合13先発、防御率1.27、WHIP0.95と素晴らしく安定した内容。なぜか大学時代の全ての成績を上回る好調ぶりで、期待も膨らみます。そして、期待していたオートは7枚も出ました。Turn of the Century Rookies Signatures A.Gallagher /500全米116位、ドジャースの3位指名の高卒内野手。パワーヒッターですが、マイナーでは平凡な数字ですし、三振とダブルプレーが多くて微妙。Turn of the Century Rookies Signatures D.Kopp /449全米71位、カージナルスの2位指名の大卒右腕。大学時代の成績はいたって平凡で、なぜ上位指名されたのか不思議でなりません。かなりノーコンらしく、大卒で大きな改善点があるのはちょっと…。ただ、球速と変化球のキレがそこそこなので、球団はこれからの伸びに期待してるよう。Turn of the Century Rookies Signatures J.Tolisano /419全米85位、ブルージェイズの2位指名の高卒内野手。両打ちで広角に打てる技術を持ち、低身長のわりにパワーもあるよう。また、守備や肩、走塁技術も平均より上と評価されるなど、なかなかの好素材です。高校時代は、83打席で8HR、42打点、長打率1.000、打率.518の好成績。マイナーでは、49試合で10HRと頑張ってますが、低打率と三振の多さが気になります。Baseset Rookie Signature C.Fuller /67406年の全米132位、エンゼルスの4位指名の高卒内野手。去年はルーキーリーグで45試合に出場、打率.301、出塁率.398、21盗塁と、かなり活躍。エンゼルスのマイナー組織の中でも、かなりスピードのある選手だとか。Baseset Rookie Signature C.Withrow /700全米20位、ドジャースの1位指名の高卒右腕。常に90マイル以上を計測する速球と、キレのあるカーブ、制球のいいチェンジアップが武器。高校時代、マイナーともに、イニング数を上回る奪三振を記録しているので期待できます。チームのプロスペクトランクでは6位。Kershaw、Elbertがいるうえ、チームが若手を飼い殺す傾向にあるので、大変そうですが…。と、ここまでは通常オートの紹介。次からは、人気のあるダイカットパラのオート。しかも2枚。その気になる選手は?Aspirations Signatures Die-Cut S.Moncrief /50Stats Signatures Die-Cut M.Akers /50出たー!…。なんで2枚とも他スポーツの選手なんだよおおおお!ここで見事にマルチスポーツカードの恐ろしさが発揮されました。開ける前から覚悟していたこととはいえ、現実になるとなんとも…。Moncriefは5度のオールスター出場&2度のDefensive Player of the Yearを獲得していて、Akersは99年の女子サッカーのワールドカップ優勝メンバーと、ともに良い選手ですが。以上、開封終了。初開封で福ではなく初笑いが訪れるあたり、「へっぽこ」らしいなと苦笑。ただ、この箱の内容自体は非常に満足いく出来であり、秀逸の一言です。最近の箱は、出るカードの種類も枚数も決まりきっていて面子でしか楽しめませんが、この箱なら、どのカードが何枚出るかという楽しめるランダム要素が多くて◎です。良い感じで緊張感が続き、最後の1パックまで開封を楽しめることうけ合い。また、College Patchを筆頭にダイカットパラ、メモラオートなど目玉カードも充実してますし、レギュも様々なルーキーを網羅していて集めがいがあり、全体的な構成が優秀です。ただ、相変わらずシールを貼るだけという簡素で未完成なデザインを採用しているため、箱の軸となるRCオートの1枚あたりの満足度は低めと言わざるを得ないのが残念です。また、今回の評価は定価で買った場合のものであり、再入荷後の値段では厳し目かも。
2008年01月16日
07年商品の大トリを飾る07 Exquisite Rookiesが発売。販促チラシでは目玉カードしか写っておらず、多くのものが名前の羅列のみでした。大部分を構成するRCオート等がどうなるか不明だったので、気になってましたが…。出品されてるカードは、当然のように高級版らしいものなのですが、どこか既視感が。雰囲気やデザインが、Ultimate、Premier、Blackなどと酷似していてる気がします。視覚的なインパクトにおいて重要なメモラ枠の文字フォントが、共通っぽいのは如何なものか。まさか、商品コンセプトが同じならデザインや雰囲気も同じでいいって訳ではないですよね?また、大量に用意しなきゃならなかったせいか、オートもシール。直書きに移行しつつあった流れは何処へ?主に手に入るオートは、ルーキーですからメンツも極端な博打仕様。組み合わせによっては、ドン引きするくらい天国と地獄の差がつく可能性もあるんじゃ…。この博打要素などのリスクを考えると、ヤバさは07 Topps Sterlingといい勝負かも。同じ程度の確率でリターンがあるのかどうかはわかりませんが。Youtubeでの開封動画(●&●)を発見。RC中心という商品コンセプトとはズレますが、スターのジャージオートならそれなりな感じが。それでも、他のオートでスカればやはり痛そうです。
2008年01月09日
あけましておめでとうございます。08年になったということで、今年お目見えする新外国人のカード紹介でも。現阪神 フォード阪神打線の主軸として期待されている、フォードです。彼の移籍は、久しぶりに知っているMLB選手の移籍だったので、とても印象的でした。で、取り合えずどんな選手なのかわかるような成績を。02年に2Aと3A合わせて打率.318、20HR、122得点、52盗塁と大爆発。そして04年にはメジャーでも、打率.299、15HR、89得点、20盗塁の好成績を残しました。あらゆる方向に打てる打撃技術と一発も打てるパワーを備えたバッターだとか。また、リードオフを任されていただけあり、出塁率もなかなかで走塁もうまいらしいです。かなりの素質を持っていたんですね…。助っ人なんだから考えたら当たり前ですが。これなら、優良助っ人になる可能性もそれなりにありそうです。さて、実はここまでのお話は、記事を書くにあたり調べて初めて知ったこと。では、調べる前、つまり移籍を聞いたとき既にフォードに関して知っていた事とは何なのか?以下のお話が、それ。・試合中に球場内で迷子になった。・腹にアイロン型の火傷を付けて球場に現れ、服を着てアイロンしたのではと言われる。・リーグセーブ王の選手とマイナーで対戦したと言い出す。・オンラインゲームが好きで、普通にオフ会に出ている。・コンピューターに非常に強く、チーム内で機械修理を一手に引き受けていた。・大学入学時に学業で奨学金を得るなど、実はかなり秀才。※月刊スラッガー05年12月号、06年2月号内の記事からの引用※前述の高評価からは想像も付かない天然ぶり。このあり得ないエピソードのせいで、キャラクター優先の印象しか残っておらず、彼が野球選手としてどんな人であるかということが全く頭に残っていませんでした…。う~ん、これはお笑い助っ人になる可能性もあるんじゃ?それとも、前半の話のように優良助っ人になるのか?個人的には、両方に期待です。
2008年01月05日
ここ数年はBBMから撤退傾向で、買うのはTTGを1箱ぐらいでした。収集をMLB重視にした事もありますが、05年のインサートの手抜きが惨すぎて幻滅したからです。ところが今年はMLBカードがさほど面白くなく、代わりにBBMのパックをちまちまと買ってました。問題のインサートもそこそこ改善されていて、シリパラが結構出やすかったですし。ということで、今年手に入れた主なカードをまとめてご紹介を。07 BBM Touch the Game 金パラレル 金本知憲 /15007 BBM 1st ホロサインパラレル 荒木雅博 /5007 BBM 2nd 金サインパラレル 嶋基宏 /100シリアルパラレルで50シリというのがサラっと出たのには、少し驚きました。最近は、1箱にシリパラが1~2枚入ってるのが普通みたいですね。02年からシリパラを続けてるので、もうそんな流れになったんだと物思いに耽ってしまいました。07 BBM 2nd Fantastic Heroes12 100枚パラレル 前田智徳 /100シリパラで最も嬉しい引きとなったのが、この1枚。綺麗な写真を大きく使い、それをリフ加工がより引き立たせていて、雰囲気がいいです。英文字が出しゃばりすぎないシンプルデザインというもの好印象です。今までの駄目インサートとは一線を画す出来なので、出たときは素直に喜べました。選手が広島の至宝・前田だったというところも堪りません。ただ、デザインが明らかにShowcaseから影響を受けていて、思わず苦笑。そして、最近買ったヒスコレ15パックから出たのがこのカード。08 BBM Historic Collection Back to the 70's OB直筆サイン 高木守道 /50チームリミ以外で初めて直筆サインを引くことができました。専用デザインで直書きであるため、非常に落ち着いたものに仕上がってます。また、カードの端から端まで堂々と横断するほど豪快に書いてくれたサインが格好良すぎです。書く場所もデザインも制限してしまうシールでは、得ることのできない素晴らしさですね。選手も2000本安打を達成し、去年野球殿堂入りが決まった高木氏なので、文句なし。07 TTGといい、主に収集してるはずのMLBより良い引きになってしまい、どこか複雑な気分に。本当にカードは何が起こるかわからないという事を実感した開封となりました。
2007年12月27日
ToppsとUDの両社から、今年1番の高級版が発売されました。07 Topps SterlingのE-Bay検索はこちら。 Youtubeでの開封はこちら。トップランクのカードは、相変わらずエグいものばかりになってます。Mantleカットや松井バットバレル、デカパッチオートやイチローロゴパッチなどやりたい放題。また、レターマンも思ってた以上に出てます。選手がラインナップされてる人とは違いますが。こうなってくると、メモラオートが普通に見えてくる辺りがなにか薄ら寒い気も…。ただ、悲しいジャージとかもあるのも事実。出て嬉しいのはDimaggio、Ted、Mantle、松坂などと、かなり限られてます。いくら出来のよいカードが多くても、1度の博打に4万弱かかり、スカもあることを考えると、なかなか手を出しにくい商品であるというのが率直な感想です。07 UD BlackのE-Bay検索はこちら。 Youtubeでの開封はこちら。こちらの方は、1パックあたりの値段がSterlingの半分であるためか、過激度はそこそこ。実使用ものではなくてレプリカ素材を組み込んでいるカードが多いせいかもしれませんが。まあ、通常版あたりに入るカードのレベルを遥かに超えてますけど。やはりどちらも内容、値段共にブッ飛んでる商品に仕上がってますね。当たりの羨ましさとハズレの恐ろしさが同レベルなので、買うには相当な勇気がいりそうです。
2007年12月22日
今年はシールのSigns of the Futuresが無いっぽいということで、期待してたBowman DP。Dounruss Elite Extraと迷った末に、直書きオートのこちらを選択しました。いざ箱を手にとってみて、裏返してみると…。そこには見事にSigns of the Futuresのグループ表が。Toppsのヤロウ…。発売直前まで入るなんてまったく匂わしてなかったのに、いざとなったらコレかい。ちくしょー。買うと決めてた以上後には戻れないので、結局購入。Signs~が出ないことを祈りながらの開封となりました。パックに2枚ずつ入っているレギュラーの構成は、基本的にRCとプロスペクトの2種。各48枚と、綺麗に分かれて出現しました。ちなみに、右端のBondsは唯一のベテラン選手のカードです。RCと言っても、(RC)扱いのものが多数。真のRC扱いとなるのは、画像のMaybinやChanberlainなど一部のものでした。48枚のプロスペクトのうち、期待の07ドラフトもののカードは27枚。残りの21枚はFuture All Starのカードですが、その中にも1st Bowman Cardが3枚ありました。合計30枚の1st Bowman Cardというのは予想以上の多さで、嬉しい誤算でした。パック1のゴールドパラは、全てプロスペクトでした。箱を買う上での狙いはプロスペクトのみなので、この構成は大歓迎。Bowmanのものと違ってメモラ並みの厚さがありますが、エッジの状態も良いです。上部分のカットの角度が、若干斜めになってましたが…。期待のChromeは、RCが14枚、プロスペクトが30枚という結果になりました。そのうち、07ドラフトものが14枚でした。全65種と少な目の構成に思えましたが、1箱では20%程度しか集まらないって事ですか…。こりゃ、コンプは大変そうです。A-ROD Road To 500 438A-ROD Road To 500 445恒例のA-Rodのインサートも付いてます。いつの間にやら写真がヤンキース時代のものに突入してました。ゴールの500HRまで、あと2商品でしょうか?Draft Picks Blue J.Hafner /399ブルーパラは箱1で出現。シリ入りですが、リフほど存在感がなく非常に地味な印象です。ちなみに、選手も5位指名の大卒ピッチャーと地味で微妙なところ。Base Set Refractor A.LarocheBase Set Refractor B.Ryan箱に2枚のリフは、やっぱりRCでガッカリ。Bowman Chrome同様、プロスペクトリフは完全に出し惜しみのオッズになってるようです。重要なリフが、メンツ、枚数共に厳しい設定というのはちと問題です。Chanberlainあたりが出れば文句なしなんですが、そう簡単にはいかないんでしょうね…。Larocheだっただけマシなのかもしれません。Base Set Blue Refractor J.Upton /199箱1オッズのX-fractorに代わり、ブルーリフが登場。選手がUpton弟、しかもRC版と、なかなかの当たりでした。赤、青、緑の弩派手な原色だらけの色使いとリフの輝きが、良い具合に悪趣味です。Draft Picks Autograph T.Alderson心配を他所に、オートはしっかり直書きプロスペクトが引けました。T.Aldersonは全米22位、ジャイアンツの1位指名の高卒右腕。90マイル前後の直球とカーブ、チェンジアップで、72イニングで111個の三振を奪っています。さらに、34イニング連続無四球を記録するなど、桁外れのコントロールを持っているよう。06年には、173個の三振に対して四球はたった9個という驚異的な数字を記録。また、2メートルほどの堂々たる体躯を持っているなど、色々な部分で規格外の選手みたいです。マイナーでは、ルーキー級で3試合2先発、15個のアウトのうち12個が奪三振と敵無しの内容。チームのプロスペクトランキングでは2位、自慢のコントロールは組織でトップの評価でした。これは、結構期待できるかも?以上、開封終了。各種カードがゴロゴロ出て気分良く開封できますし、入手枚数もパック数も大漁です。加えて、1位指名の選手が簡単に出現するので、Bowman Chromeよりお得感があります。この点は、予想以上に良かったので驚きました。内容の充実度と値段設定は、最近の高級版とは比べ物にならない程の良心設定では?ただ、オートが1枚だけですし、Signs~の存在はちょっと引っかかるかもしれません。オートが目当てでシールに拘らなければ、Bowman Sterlingの方が安くて収穫もありそうです。あっちはD.Priceが入ってますし。さて、年末年始はどうしよう…。
2007年12月20日
実は最初はSweet Spotにいくことを決めてたのですが、急遽SP Authenticに鞍替え。やはりオートのメンツが予想以上にヤバそうなので回避、その代わりとして購入しました。SP Authenticは完全にスルーする予定だったのになあ…。とりあえず、開封。レギュラーは、軽い箔押しと部分的な表面加工があるのみというシンプルなもの。いつも通りのSP Authenticのカードといったところです。また、1箱で100種のうち96種がダブりもなく出現したのも去年と同じ。簡単にコンプできるので、良心的かも。Authentic Speed IchiroAuthentic Speed A.Soriano他10枚Authentic Power A.PujolsAuthentic Power S.Sosa他10枚インサートはパック1のオッズで、さらに共に12枚と半々の出現でした。一応2種あるというものの、デザインが完全に共通なのは如何なものか。また、ちとチャチなホイル加工が余計に安っぽく見えてしまってます。ポロポロ出て気持ち良いですし、メンツが多くてダブりもないので嫌いではないのですが…。では、オート1枚目。By The Letter Rookie Signatures Z.Segovia /75誰?見た瞬間に萎えてしまうほどのコモンRCが出ちゃいました。プロフィールを調べると、一応02年のドラフト2位指名選手だとか。メジャーでは1試合だけ先発で投げ、5イニングで8安打1HR5失点という内容ですし、マイナーでも06年以外に特筆するような成績を収めておらず、年齢を考えるとかなりキツイです。う~ん…。ちなみに、By The Letterのカードそのものは素晴らしい出来です。周りのリフ加工との対比で、素材の布の質感がよりくっきりしたような気がします。そして、2枚目は…。By The Letter Signatures T.Lincecum /40きたきた! Lincecum!小さな体をめいいっぱい躍動させるその姿からは、スターの匂いがぷんぷんします。あの体格を考えると色々と心配はありますが、来年もちゃんと活躍してくれるはず。目玉の1人がこうもあっさり出るという都合の良すぎる展開に、少し唖然。馬鹿でかいパッチの迫力と、パッチの黒とインクの白のコントラストも堪りません。以上、開封終了。話題のカードで話題の選手が出るという最高の結果となり、嬉しい限りです。ただ、総合的に考えると、この箱は結構危険なところがあるようにも思えました。レギュではSPやパラもなく、インサートも実質1種のみの状態なので寂しく感じます。故に、開封における楽しみの比重がオートに極端に偏りまくる状態に。完全スカか目玉カード入りかの2択しかない構成は、非常に問題ありです。そのオートも2枚のみで、RCでの大ハズレも存在してるのはかなり恐ろしいのでは?しかも、場合によっては2枚ともルーキー級になることがあるのも…。事実、今回はそうでした。正直、Lincecumが出てないとかなり痛い内容になってたはずです。また、中途半端なサーチ対策のため、半分くらいのパック開けが情けないものに。このように、色々な部分で粗が見えてしまうのは残念でした。
2007年12月12日
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