皮膚科医独身の ”こだわり” ブログ

  皮膚科医独身の ”こだわり” ブログ

2006.10.12
XML
カテゴリ: 医療問題について
報道が報酬の問題に置き換わっています。この医師に対し、報道が厳しすぎるのでは?年間2日しか休みがないという労働基準法違反そのものの実態は放置し、高額の報償の非難ばかり。『医師は悪者』の姿勢がありありです。
実情は、この医師にとってはお金の問題ではなく(もちろん命を削ってというレベルの仕事をされているようですが)病院の経営陣、行政、議会の過度の介入に嫌気がさしたようですね。元々は給料も非公開の約束だったようです。

9月4日の投稿 地方在住医 さんのコメント【伊勢新聞記事の引用含む】が、正に核心を突いた意見だと私は思います。
  ↓
http://tyama7.blog.ocn.ne.jp/obgyn/2006/09/post_d6f6_1.html

伊勢新聞より(内幕が一番詳しい)
  ↓
http://www.isenp.co.jp/news/_2006/0901/news00.htm









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006.10.13 03:12:54
コメント(4) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:市立尾鷲総合病院での産婦人科医問題(10/12)  
freya さん
はじめて投稿させていただきます。
NHKの10/13-14の医師不足報道の番組に落胆しています。勤務医がなぜ次々辞めるのか、という問題点が意図的にぼかしてあるように感じました。「訴訟の増加が一番の原因であること」と「マスコミにも過剰に医療不信を煽った責任がある」ということを、出演していた勤務医から聞き出して徹底討論すべきでした。折角のゴールデンタイムだったのに、医師が理不尽な訴訟でいかに苦しんでいるか、特に、福島県の大野病院事件には一切触れず、訴訟・逮捕がいかに勤務医辞職を促進させてしまったかには、知らん顔の番組であきれました。また、医師の長時間労働・低賃金が放置されてきた責任にも触れられませんでした。
私は産婦人科の勤務医でしたが、40歳代で基本給は月40万、当直料は3万少し、夜間緊急呼び出しは一晩中働いて手術しても5千円、オンコール(自宅待機)は只でした。「せめて週休2日、1000万希望」と転職を希望した30代の女医さんが13日のVTRにありましたが、おそらく彼女の今までの年収は体がボロボロになるまで働いても700万に届かないでしょう。医者はお金ではない、誰でもできるわけではない職業として誇りを持っている、そう考える医者の善意をいいことに、賃金も体力も搾取されてきました。その上、一緒に病気と戦う同士であったはずの患者から、罵声をあびせられたり、訴えるぞと脅されたり。病気が治らないからと訴えられ、死亡したからと逮捕され・・・医師の士気が下がり、そんな危険な仕事をしなくても・・と考えるのは身勝手でしょうか。医者を非難できる人はどうぞ医者になって下さい、と言いたいです。
今日もNHKは最後まで「産婦人科医逮捕事件」を取り上げず、むしろ、「逮捕」を口走った勤務医が意見を言おうと挙手しているのを徹底的に無視していました。所詮マイノリティの医者の意見は恐らく絶滅するまでとりあげられることはないのでしょう。
(2006.10.15 00:40:47)

Re[1]:市立尾鷲総合病院での産婦人科医問題(10/12)  
freyaさん コメントありがとうございます。
『医者の善意をいいことに』『マイノリティの医者』まさにこの単語です。医療従事者しか書けない言葉です。議員は医師批判をすれば票になる、マスコミは医療不祥事を書けばよく売れる。正しい批判は大歓迎ですが、最近の風潮は度を越しています。
『医療現場の意見を政策に』その気持ちが今の活動の根源です。今後とも、よろしくお願いします。書き込みが、私に勇気を与えてくれました。ありがとうございました。
(2006.10.16 17:34:37)

先生を追いかけたいくらい。  
主婦A さん
後任に決まった先生はとてもいい先生です。患者との意思の疎通が下手な先生が多い中、どこで産もうかと悩みやっと探し当てた先生です。そういう意味で産婦人科の医師不足に直面したのは津かも。あまり先生に精神的な負担をかけない環境をどうかお願いします。 (2006.10.18 16:05:20)

Re:先生を追いかけたいくらい。(10/12)  
主婦Aさん
>後任に決まった先生はとてもいい先生です。患者との意思の疎通が下手な先生が多い中、どこで産もうかと悩みやっと探し当てた先生です。そういう意味で産婦人科の医師不足に直面したのは津かも。あまり先生に精神的な負担をかけない環境をどうかお願いします。
-----
コメントありがとうございます。
『産婦人科医が不足している尾鷲市立尾鷲総合病院に19日、新しい医師が着任した。津市で開業医をしていた野村浩史さん(50)で、五嶋博道院長から産婦人科部長として辞令を受け、「一生懸命仕事をして、地域のために役立ちたい。地元住民の信頼を得て大勢の人が産科に来ていただけるとうれしい」と抱負を述べた。前任者と引き継ぎを行い、20日から診察を開始する。』だそうですね。今後、うまく根付くといいですね! (2006.10.20 21:32:45)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

皮膚科医独身

皮膚科医独身

バックナンバー

2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2025.07

カレンダー

コメント新着

xczsquduru@ xczsquduru &lt;a href=&quot; <small> <a href="http…
oyrmragdhs@ oyrmragdhs &lt;a href=&quot; <small> <a href="http…
zjeuhigief@ zjeuhigief &lt;a href=&quot; <small> <a href="http…
pjgmpaxgko@ pjgmpaxgko &lt;a href=&quot; <small> <a href="http…

フリーページ


© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: