お子ちゃまアユミ

お子ちゃまアユミ

作文


 私はこの唯我独尊という漢字から最近まで『世の中自分ほど偉い人間はいない』という意味だと思っていました。
 しかし何かの雑誌モデルさんがこのお釈迦様のいう唯我独尊とは、『この世の中で、みんなそれぞれにお互い自分というのは、かけがえのない尊い存在であり、かけがいのない尊い命であるということ』と言う意味だと知ってこの言葉が好きになったという記事を読みました。そして私にとっても好きな言葉となりました。
 26歳という若さでなくなった童謡詩人の金子みすずさんの有名な詩である『私と小鳥とすずと』という作品がありますがその最後の部分にこういった言葉が綴られています。
 ‘みんなちがって、みんないい’
 唯我独尊をわかりやすく、尚且つすぐ心まで入ってくるこの言葉に尽きると思います。「お互いにみんなそれぞれ尊い存在です。お互いの違いを認め理解し合うことが大切だ」ということをお釈迦様も言いたかったのだと思います。
 「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり」
 皆さんもよくご存じの『平家物語』の冒頭の一節ですが、この世の中は常に移り変わり、何一つとして永遠不変のものはないということ。
 これを伝えたのもお釈迦様と聞きました。
 地位も、名誉も、財産も、わたし自身も、ひとえに風の前の塵に同じ。
 私たちは、生まれて年をとって病気になって死んでいくという無常の中にあります。
 いつ訪れるか分からない、死という大きな山が音をたてて私たちに迫ってきています。
 無常の中にいる私たちは一日一日を大切に生きたいと改めて思いました。


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