ASH RA TEMPEL


このバンドは初期と中期以降の音楽が全くと言っていいほど違うので要注意。私はどちらも好きなんですが・・・。初期はマニュエル・ゴッチング、(ギター)、クラウス・シュルツ(ドラム)、ベース(ヘルムート・エンケ)のサイケ・ロック。しかしシュルツはソロ活動のために抜け、エンケはドラッグで廃人に・・・。74年頃にはゴッチングのソロユニットと化する。そしてソロになっての初レコードと言っていいだろう「inventions for electric guitar」。この作品はギターとエフェクターと4chテレコ2台というシンプルな機材で作られた。確かイタリアのスタジオに移ったときに機材がそれだけしかなくて、それだけで音楽を作ろうとしたという話だったと思う。その間繋ぎと言っても過言ではない音楽がそれ以降のアシュラの大元になるとは・・・。この「inventions for electric guitar」、最高に気持ちいいっすよ。薬無しで持っていかれます。飛ばされる~。初めて聴く人には「new age of earth」がお勧め。この作品以降アシュ・ラ・テンペルからアシュラにユニット名変更。そしてマニュエル・ゴッチング名義の「E2-E4」。これは約1時間1曲だけのミニマル・ミュージック。これも激しくお勧め。最初の正直な感想は、最初から最後まではずっと同じテンポでつまらないってのが本音ですが、良さが分かっちゃうともうヤバイ!3時間ぐらい平気で聴けるようになります。これが反復の快楽なんでしょう。この「E2-E4」、発売当時の評価はなかったに等しかったらしいですが、イタリアハウスのスエニョ・ラティーノに使われて、人気が出たというなかなかおもしろい歴史のあるCDであります。今ではテクノ・ハウス方面から人気があるようです。


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