300段の猫のお話象嵌に関係無いです



ある野良猫に深く関わったことあります
始めは散歩に行くときに野良猫が餌をねだって寄ってくるので
かわいそうと思い餌をやって居ました
野良猫の居るところは昔山を切り開いてお寺を造り末寺も10個ほど有る所です
戦国の武将の墓所がありそのかなり上300段の石段の頂上に公園が有り銅像もある広いところです
そこに常時野良猫が時全部では8~10匹くらい居たと思います
猫の行動範囲も半径500メートルくらい有りました
毎朝の散歩していたので 次第に見方も慣れてきます見慣れてくるとあまりお腹をすかせたたようには見えません、餌の好き嫌いも有るようです
私は乾燥したカリカリの餌しかやらないので本当に困れば貰うという感じでした
そのうち私の利用価値を本当に困ったときの保険と甘えの対象ときめたようです
 特になついたのが2歳くらいの♂猫で朝6時にその場所に行くのですが
「オイ」呼ぶと藪の中から現れます
出会うところから公園の場所までは300段の石段です
どうやらその石段を一緒に登るのを楽しみにしている様子です
いつも同じシュチエションでは飽くのか時々は趣向を変えます
桜に木にに登って降りられないから降ろしてという様子をします
抱き下ろすと素直に抱かれます、
本当は抱かれたいので遠回しに計画したようです
石段を登るときは体力自慢をするように
はじめは一緒の登り始めますが立ち止まって私との差が10段くらい出来ると
50段くらいをサーと登って私の横を通り過ぎる、
そこで止まって私の登るのを遣りすごしてまた10段くらい下から一気にまた50段っけ登ります、かけっこを楽しんでいるのです、
ふと、元気だなーでも何時まで元気で居られるのかと言う気がしました
 そうしている内にその猫が怪我をしたのです、
猫好きのおばさん達は近くの高校におたくの生徒が猫を虐待したとねじこんだのですが、
本当は交通事故で怪我したのを心配して取り囲んで見ていただけでした
子供達は濡れ衣をかけられたのです
怪我をした日から3日ほど様子を見たのですが段々弱り
お寺の階段にかけた前足が力が入らず滑って登れない有様です
これを見てこれは自然治癒はあり得ない無いと判断したので
連れ帰り獣医に診せることにしました
獣医の診断は下アゴの骨が割れて前歯も折れてるので、
手術しかありません
割れたアゴを金具を入れて固定してその際
犠牲抜歯と言うのをしますといっています
やめるつもりは無いので手術をお願いしました
事前に事情を説明のときに野良猫ですと話していたので
先方もなるべくお金が掛からないようにと
手術と様子を見るだけの最短4日の入院にしましょうと提案されました
飼い猫なら2~3週間はかけるのでしょう、
無事手術出来て経過も良いと言うことで
4目に退院させて我が家でめんどうみはじめました
退院した日は病院がよほど怖かったと見えて私から離れません
それで寝るときは布団に入れて体の横においたのですが
夜中になにかおかしいので目が覚めると胸の上に乗っていて数センチのところで私を見ているのです
食事は前歯の大きい部分犬歯が無い状態でもう固い物は噛めません
始め流動食で次第に形有る物にしてゆきました
痛みが有るのか数日は気分が悪そうで食欲も有りませんでした
なんとか食べさせるためにマタタビを舐めさせて気分をかえてやり餌を食べさせました
始めのうちは食事の度に固定した金具が緩んで顔が変形していました
あごがはずれて変形して見えるのです
痛がるのを手で顎の骨を修正していました、
相当に痛いのでしょうが徹底した抵抗はしませんでした
3週間でほぼ骨もつながりやせ細った体も何とか見られるようになり
4週間したら普通になりました、歯のない猫が野生では暮らせないので
一生面倒見るつもりでしたが昼間にお客が来て
ハイと戸を空けると隙をついて足元をすり抜け脱走します
心配して待っていると夜中の3時頃すごすごと帰ってきます
家の前は交通の激しい通りなのに猫らしく左右確認なしに走ります
1日置きくらいに脱走します気を緩めたら終わりです
交通事故で死なれたらせっかく助けたのに元の木阿弥です
2ヶ月目についに元の山に帰す決心をしました
今度は車に少しは気を付けるでしょうから今の所より安全です
それと、山に返してもどうも餌は食いはぐれはなさそうです
と言うのも
この猫の我が家に療養中に会いに来て見舞金や見舞いの品を数人の方から頂きました
情報収集したら 朝5時ごろ山元さん(仮名)  お昼頃  夕方6時くらいに
最低3回は餌を貰っていたようです
それぞれの思いで同じ猫に餌をやっていて
思い思いに名前を付けています「太郎」とか「たま」とつけていたようです
その人達は猫の帰りを待ってるらしいことが分かりました
それで、もし山に帰した後に猫がやせ細るようなら直ぐに連れ帰るつもりで山に帰しました
 怪我の後遺症で声は出ません、ちいさなかすれ声なので「ニャン」の発音になりません
態度でねだるのが上手なので鳴けなくても餌の貰いはぐれはなさそうです
二ヶ月観察したので長所も欠点もばれてしまいましたドライヤーが大の苦手です
それで体を洗うのは断念しました二ヶ月間洗わずじまいでした
山に帰すにあたり猫好きおばさん達には事情を説明し柔らかいえさを頂くようにお願いしました
いよいよ山に返しますケージいれて山にゆき放したら10メートルくらい行って
振り返りサーッと山に中に消えてゆきました、その先に彼の秘密のねぐらが有るのです
翌朝いつもの場所ゆくと待っています
その後は朝6時の散歩に合わせるようにちゃんと待つていますが
次第に早くあえるように私の自転車置き場までて迎えに来ています
もう300段を登らせるのはかわいそうだから缶詰そこで与えていました
たまに今日は居ないなと思うと300段を登った上にいます
よく考えたら5時の山元さんに愛嬌振りまいて美味しい餌をもらい(チーズと高級猫缶)
300段下って私を待っていたのです
 ある時その 山元さんと鉢合わせしました
そしたらその方の下山するまで付き合っていてそのあとで私のところでゆっくりします
ちゃんと人の性分を見分けているのです 
山元さんは相手しないと怒る人 私は怒らない人と分けているのです
それではいつも私が行かなくても飢えるこては無いと思い
雨が続いて誰も行かないようなような日に行くことにしました
それから2年くらい生きて茶店の奥さんに看取られて死に丁寧に葬って頂いたと
山元さんに聞きました、
健康増進にと始めた石段登りも次第に変質して猫に合うために行っていたのです
猫がいなくなりそれ以来そこに散歩に行くとその猫のこと思い出すし
他の猫と比べてしまいます同じ野良猫でも他の猫では愛情湧かなくなりました
それで自然に足が遠のきました
もう随分行っていません


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