栄養学講師 0
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管理栄養士「R」です!1週間にわたって開催していたイー・ウーマンの円卓会議、本日が最終回です。イー・ウーマン円卓会議 (5/30、6/01、6/03、6/06という日付をクリックすると、4回の議論の内容を見ることが出来ます。皆さんの投稿文が並び、1番下に議長である私のコメントがあります。)まずは、投稿した下さった皆さん、ありがとうございます!皆さんの投稿を読んでいるうち、「やっぱりそうだ!」と改めて確認したミッションがあります。それは、“若い女性への食育”です。どの回の投稿を見て頂いてもわかる通り、皆さん、「多すぎる食情報に混乱」しています。食に関心の高い方ほど、こうした混乱が強いのではないでしょうか?こうした情報に対する考え方は、議長のコメント欄に書きましたので、そちらをお読みください。情報が多過ぎるのも問題ですが、栄養について系統立って学ぶ機会(場所)がないことも問題だと考えます。食育基本法が制定はされましたが、「子どもの食育」が中心です。「大人の食育」、特に影響力の高い「女性への食育」が絶対に必要です。投稿して下さった方のお住まいを見ると、北海道から沖縄まで広く、とても私の講座には来て頂けないだろうなぁ・・・と思いました。(例:来週のランチ講座 )「女性の食育」で、全国を行脚したい! と強く思います。どうすれば出来るかしら・・・?うーん、現時点で考えられる実行可能なアイデアとしては、老後のライフワーク・・・ちょっと遠いなぁ・・・でも、長生き出来そう!うん、長生きしなくちゃ!
2011.06.06
管理栄養士「R」です!前回、前々回と、戸谷教授の講義について書いています。今回は、そのまとめです。戸谷先生は、「サプリメントはあくまで補助であり、特に子ともには必要ない。3食をきちんと作って、食べさせることが先決だ!」ということを強調されていました。そして最後に、「今、日本沈没という映画がリニューアルされている様だが、最近の若者の食事では、土地ではなく、日本人の質が沈没してしまう・・・。」とおっしゃっていました。先日BLOGでも紹介したNHKの番組を見ても、http://plaza.rakuten.co.jp/hikarilovelove/diary/200606060000/先生のおっしゃっている事がよくわかります。食事による日本沈没、何としても食い止めなくては・・・。とても考えさせられました。。。
2006.06.14
管理栄養士「R」です!前回に続き、戸谷教授の講義から。なんと、「子どもの嗜好は胎児期に形成される」という実験結果が出ているとの事。また、以前のBLOGにも書きましたが、http://plaza.rakuten.co.jp/hikarilovelove/diary/200508220000/低体重児(1500kg以下)は、将来、糖尿病などの生活習慣病になるリスクが高い!妊娠期間中のお母さんの食生活は重要です。。。こうしたお母さんたちへのサポート体制も必要ですね。。。
2006.06.12
管理栄養士「R」です!昨日、昭和女子大学 戸谷教授の講義を受けました。その中から興味深いお話しをいくつかお伝えしたいと思います。本日は、「断乳から卒乳、離乳食から補完食へ」。おととしくらいの母子手帳から「断乳」という言葉が消え、「卒乳」に変わった事をご存知でしたか?(私も知りませんでした。)では、「断乳」と「卒乳」という言葉から整理してみましょう。1.「断乳」とは、ある日をもって授乳を止めることです。 決めるのはお母さんです。2.「卒乳」とは、子どもが自然にお乳を飲まなくなることです。 決めるのは子どもで、期限がありません。次に、母乳栄養について考えてみます。母乳栄養のメリットは、主に次の4つです。1.初乳に豊富な免疫物質2、乳清たんぱく(牛乳や粉ミルクとの成分のちがい)3、母子のスキンシップ4、授乳による子宮復古ユニセフ・WHOでは、「2歳かそれ以上まで、母乳を続けるように」薦めているそうですが、理由は、第3の栄養「母子のスキンシップ」です。特に、子どもが1歳を過ぎてからの母乳は、カラダの栄養というより、心の栄養です。「離乳食を食べられる(カラダの栄養はとれる)ようになったから止める」という図式ではないのです。これに伴い、「離乳食」という言葉も「補完食」という言葉に変わりつつあるそうです。「離乳食」は、「乳」から「普通食」に切り替えるための中間(つなぎ)の食事というイメージがあります。これを「補完食」という表現に切り替えることで、必要な栄養が増える生後6ヵ月頃からの赤ちゃんに、母乳では足りない栄養素を補完するための食事(つまり、基本は母乳であり、それを補うための食事)と位置づける目的がある様です。子どもが納得いくまで乳を飲み、自分から離れていく、「卒乳」。これが理想になってきているのですね。。。
2006.06.11
管理栄養士「R」です!以前、服部栄養専門学校の服部校長先生がおっしゃっていたのですが、日本ほど料理の出来ない国はないのだとか。「8歳でご飯の支度と準備、12歳で炊事が出来る」が世界の標準だそうです。日本には20歳すぎても何も出来ない若者が多過ぎる。。。(笑)ちなみに8歳の我が息子は、夕飯のご飯を炊いてくれる。そして得意料理は「オムレツ」!ちなみに今夜の我が家の夕食は、息子の特製「オムレツ」。中の具を包むのが難しそうですが、何とか3人分仕上げてくれました。親が忙しいのがかえっていいのかも。。。後は、味噌汁を教えれば完璧!
2006.05.12
管理栄養士「R」です!前回の「香辛料は、カラダを温めるか、冷やすか?」については謎が多いです。一般的には、寒い地方や寒い季節の食物は、カラダを温め、温かい地方や温かい季節の食物は、カラダを冷やすと言われています。しかし、こうした事に科学的な根拠はありません。つまり、経験則です(何千年もの?)。しかし、食物を論じる時、全てに科学的な根拠が必要かどうかは疑問です。今日は、この科学的根拠について考えてみたいと思います。科学的根拠とは、普遍性・客観性・再現性を基本とします。これは、投薬を中心とした医療用の「モノサシ」だと思います。薬は、誰が、どんな条件で飲んでも効かなければなりません。男性には効かないとか、肥満の人には効かないとか、生理中は効かないとか、2日酔いの日は効かない、・・・などという事はあってはならないのです。しかし、食べ物の場合、誰が、どんな条件で食べるかによって、消化&吸収のされ方は違ってきますし、効果(という言葉は適切でありませんが・・・)だって違うはずです。同じ食べ物でも、2日酔いの日に食べたものと、運動後の心地よい空腹時に食べたものが、カラダの中で同じ様に作用するとは思えませんし、組み合わせる食べる物(食べ合わせ)によっても違ってくるはずです。(血糖値の上昇カーブ、食べ合わせによって変化します。)第一、食べ物自体、季節によって、地域によって栄養価が異なるのです。(夏大根と冬大根、北海道の大根と九州の大根・・・など。)もっと言えば、食べ物は「生き物」、一期一会の世界だとも言えます。(私の大好きなワインはまさに一期一会、同じワインはこの世に2本とありません。)こうした食べ物を、薬用の「モノサシ」で計る事自体、無理があるとは思いませんか?
2006.04.19
管理栄養士「R」です。最近、「消費者教育の不足と必要性」を痛感しています。(今の?)日本人は、自分で考え、自分で選ぶという行動パターンが少ないと思います。他人の言動や流行に惑わされやすい・・・???例えば買い物に行った時、商品を選ぶだけの知識やモノサシ(基準)がないと、1.他人がいいと言っていたものを購入する (他人のモノサシで行動する)2.1番安い物を購入するのどちらかの行動をとるでしょう。1の場合、メーカーや販売店の思うツボとなり、市場は大規模な広告宣伝を打つことが可能な大手メーカー主導型になっていくでしょう。2の場合、市場は価格競争となり、安かろう悪かろうの商品が氾濫し、結果的に市場の質が低下することになるでしょう。市場を健全にするためには、消費者である私たちがもっと勉強しなくてはなりません。消費のための勉強は、「義務」ではなく「権利」だと捉えるべきです。我が国には、こうした「消費者教育」が不足しています。「生きる力」の1つとして、もっと積極意的に実施してほしいと思います。また、「情報」も不足しています。ここでいう「情報」とは、メーカーが発信する「販促用の情報」ではなく、「客観的な情報」のことです。私たち栄養士も、実施する「食育」や「栄養指導」の中で、「正しい食品の選び方」や「健康情報のジャッジの仕方」などをどんどんメッセージしていきたいですね。。。
2006.04.04
管理栄養士「R」です!最近、マクロビオティックに触れる機会がありました。マクロビオティックは、単なる食事療法ではなく、生き方そのもの(哲学)だと感じました。栄養学には様々な「モノサシ」があります。★現代(西洋)栄養学には、「エネルギー値」や「栄養素」というモノサシ、★薬膳には、「熱・温・平・涼・冷」というモノサシ、★マクロビオティックには、「陰陽」というモノサシ・・・。そして、3つの中にも、それぞれいくつかの説があります。モノサシは1つではありません。どのモノサシを使うのかは、自分で考え、自分で決定するのです。「食べ方」は「生き方」です。「食べたもの」が「その人」になるのです。。。
2006.03.29
カリスマ栄養士です!なかなか更新出来ず、ごめんなさい。。。さて、「健康のため、食生活を改善したい!」そう思っていらっしゃる方は多いと思います。 しかし、何をどう改善したらよいのかわからない・・・。 そこで、とりあえずTVの健康番組などら得た情報を試してみるが、効果の程は定かではない・・・。 こんな方におすすめなのが、「主食」の改善です。「主食」をビタミン・ミネラル・食物繊維を多く含む玄米や雑穀米などに変えるのです。 「主食」は毎日摂るので、カラダへのインパクトが大きいです。たまに頑張った「おかず」を作るより、効果的です。 そして、3ヶ月くらいは頑張って続けてみる・・・。 食事でも、サプリメントでも一定期間継続しないと、効果の程は計れません。 1つだけでいいから続けてみる・・・。 これが「食生活改善」の秘訣です!
2006.03.11
カリスマ栄養士です!疲れたら、何だか甘いものが食べたくなる・・・。(疲れなくても、食べたくなる???)これは、「ガソリンを補給せよ!」というカラダからのサインです。甘いものは、ガソリン(糖質)の中でも吸収が早く、即効性の高いガソリン(エネルギー減)だからです。この時、一緒に「酸っぱいもの」を摂ることをおススメします。酸っぱい成分・・・つまり、「クエン酸」の同時補給です。ガソリンだけでは、やがてエンジンの回転が悪くなります。エンジンオイルが必要なのです。これが「クエン酸」です。「クエン酸」は、活動によって出来た疲労物質をエネルギー産生サイクルに戻し、新たなエネルギー源として再利用してくれるのです。スポーツ選手がオレンジジュースやクエン酸飲料を飲むのはこの効果を期待しているからです。特に、長時間の活動時に有効です。クエン酸は、柑橘類や梅干、お酢などから摂取出来ます。「疲れたら甘いお菓子」ではなく、「疲れた時こそ、酸っぱい食べ物」を意識してみてはいかがでしょうか?
2006.02.15
カリスマ栄養士です!最近、やたらと目につく「プレ更年期」という言葉。朝日新聞にも、日経新聞にも記事が掲載されていました。そして先日買った雑誌にも「プレ更年期」の特集が・・・。世の中は「プレ更年期」ばやり・・・?そういう私も「プレ更年期」???疲れやすい・・・、ストレスを強く感じる・・・、太りやすく痩せにくい・・・、カラダの変わり目は、食事の変えどきです。このタイミングをプラスに捉えれば、<更年期>を<幸年期>に変えられます。「プレ更年期」は、人生の後半戦へのハーフタイムの様なもの・・・。後半戦をきっちり戦うためには、ハーフタイムの使い方は重要です。そろそろ私も、自分の専門(栄養学)を自分の為に使う時期がきた様です(笑)。人生の後半戦を思い描きながら、カリスマ栄養士は、現在、ハーフタイム中!
2006.02.07
カリスマ栄養士です!私達人間は、植物が光合成によって作り出した栄養分や動物それ自体を食べて生きています。 つまり、「食事」は、植物や動物の命を頂く行為です。★★感謝!★★もっと広く言えば、自然をカラダに取り込む行為です。取り込む自然(植物や動物)の健康を保つことが、私たち人間の健康の基本であることを、皆が理解する事が大切ですね・・・。
2006.01.15
カリスマ栄養士です!今回は、「子供版デトックス~実践編~」です。デトックスの目的は、腸内をキレイにし、★栄養吸収をスムーズにすること★です。くり返しますが、栄養は摂取量ではなくて吸収量ですから・・・。ポイントは3つです。1、腸内をキレイにするために、 ★食物繊維を摂取!★2、腸内細菌のバランスを整えるために、 ★発酵食品の摂取!★3、食べ物の吸収をよくするために、 ★よく噛む!★
2005.12.09
カリスマ栄養士です!来年4月から1年間、子供向け月刊誌の「食育頁」を担当する事になりました。現在内容を考えている所ですが、4月号は「子供版デトックス ~腸内環境を整えよ!~」にしようと思っています。なぜなら、栄養は「どれだけ摂るか」ではなく、「どれだけ吸収出来るか」にかかっているからです。そして、この吸収力を左右するのが、★腸内環境★です。流行のデトックスとは、まさにこの★腸内環境★を整えるためのものなのです。担当する「食育頁」でもまず4月号で、★腸内環境を整え★5月号からの「よい食事(栄養)」をしっかり吸収出来る体制を整えたいと考えています。展開をお楽しみに・・・。
2005.12.09
カリスマ栄養士です!野球を教えていらっしゃる読者の方から、「身長を伸ばす食事」についてご質問を頂きました。★カリスマ栄養士の回答★残念ながら。「これを食べたら身長が伸びる!」という食べ物はありません。食べものの場合「A=B」という単純な公式は当てはまらないのです。薬であれば「頭痛=バファリン」の様な公式が、ある程度成り立ちますが・・。食べ物=1つの栄養素ではありません。同時に食べるものや、個人の消化吸収力、3食全体のバランスや運動、睡眠、ストレス・・・などいくつもの要素が絡み合って結果が出るので、「これを食べたら身長が伸びますよ!」とは言えないのです。以上を前提とした上で、身長を伸ばす為に必要な要素としては・・・1.十分なエネルギーバランスのよい食事 エネルギー不足ではどうにもなりません。 しかし、ジュニア選手の場合、エネルギーが足りていないケースが多いのです。 トレーニングによる消耗を補充する分に加え、成長の分も考慮しなくてはいけないからです。2.バランスのよい食事 栄養素は関連し合って働くので、特定の栄養素ではなく、 全ての栄養素を万遍なく摂る事が大切です。 特にたんぱく質をしっかり!3.十分な睡眠 成長ホルモンは、寝ている間に分泌されます。 「寝る子は育つ」は本当です。4.1~3を満たすために、適度な運動をする。 ハードな運動は、身長を伸ばす事だけに限って言えば、マイナスの場合もあります。
2005.10.12
カリスマ栄養士です!前回の「マクドナルド」の話題は、関心が高かった様です。ちなみに小学2年生の我が息子も「ハッピーセット」大好きです。以前は「あんなものは絶対に食べさせない!」と躍起になっていた私ですが、祖父母の家で食べる・・・友達の家で食べる・・・結局、食べてしまうのです・・・。スナック菓子や清涼飲料水も同様・・。第一、学童保育の3時のおやつでスナック菓子や菓子パンが出ます。最近はアレコレうるさく言うのをやめました。うるさく言うのをやめたもう1つの理由に、アレルギーの子供を持つ知人の存在があります。彼女の子供は食物アレルギー(+アトピー性皮膚炎)で、どこへ行くにもタッパに入れた(子供の)食べ物持参です。これを見て「何でも食べられる我が子は幸せだなぁ・・・。」と、つくづく思います。本当の食育って、何でも食べられる様な子供に育てる事なのでは・・・?食育の最終目的は、「食の自立」です。つまり、自分の心身にとって必要な食べ物を自らで選ぶ(作る)力を養うものです。自立した子供たちは、親元を離れ、日本(世界)中に旅立ちます。親が用意した「無添加で、無農薬で・・・」などという理想的な食べ物を食べられる(食べさせられる)のは、ほんの一時期です。(だからこそ、この時期に理想的な食べ物を食べさせたいという親の考え方も理解出来ますが・・・。)「どんな所で、何を食べても生きていける力」をつけさせる事こそ、真の食育だと思います。(だから、やっぱりいいものを食べさせて、タフな心身を作らなくてはいけないのですが・・・。)普段、しっかりした食事をしていれば、たまのジャンクフードなんて何のその・・・デス!
2005.09.25
カリスマ栄養士です!本日は、クロサンドラYさんの「小学生が荒れている」へのトラックバックです。「小学生の荒れ」には食事も大きく関係しています。前回書いた「低血糖症」しかり、「孤食」しかり、「ビタミン不足」しかり・・・。★ちなみにビタミンB群は、思いやりビタミンとも言われています。ビタミンB群を除去した餌を食べて育ったマウスは、我が子をも食い殺すのです!何年か前、マクドナルドの社長さんのコメントを知り、びっくりした事があります。社長さんはこう言っていたのです。「ハッピーセットなどで子供のウケを狙うのは、未来の顧客を確保するためです。幼少期、マクドナルドの(濃い)味に慣れた舌は、成人してからも必ずマクドナルドの味を求める・・。つまり、懐かしい母の味になるのです。」*ハッピーセットとは、玩具付の子供用セットの事です。ひぇ~!子供が大好きな「ハッピーセット」のからくりはこういう事なのね・・・。でも、「今の利益」と「将来の顧客」を同時に確保するなんて、経営者としては頭いいよね・・・(当然?)。でも、やっぱり「食」にかかわる経営者なら、もうちょっと節操を持ってほしい!・・と思いませんか?
2005.09.23
カリスマ栄養士です!本日は、★分析 その2 ビタミン不足★についてです。「ビタミン不足による肥満」これは最近よく耳にする言葉ですが、特に「子供の肥満」に多いのです。これまで肥満は、摂取カロリー > 消費カロリーという、カロリーの収支計算(・・が黒字になる)で説明されてきました。これは間違いではないのですが、摂取カロリーを落としてもなかなか痩せない人がいます。また、子供の場合、「成長分」があるので、少々の食べすぎ(黒字)で太るはずがないのです。これらの疑問を解決するのが「ビタミン不足」です。メカニズムは、以下の通り・・・。<おさらい>栄養素の中で、カロリー(エネルギー)になるのは3大栄養素(糖質・蛋白質・脂質)です。ビタミンやミネラルは、カロリー(エネルギー)にはなりません。<カロリーの燃焼=エネルギー>カロリー源としてカラダに入ってきた3大栄養素は、体内で完全燃焼する事で、エネルギーに変わります(代謝)。この時必要な栄養素が、ビタミンなのです。つまり、ビタミンが不足すると、食べたカロリーが燃焼(代謝)出来ず、体内に残ってしまう(=皮下脂肪になってしまう)のです。この結果、体脂肪(カロリー)は増えるのに、疲れやすい(エネルギー不足)という症状も出てきます。スナック菓子や清涼飲料水、ファーストフードやコンビニ食(いわゆるジャンクフード)などに偏った食事が、ビタミン不足を招き、代謝が狂って、肥満してしまう子供たち・・・。今や、「ビタミン栄養療法外来」というダイエット用の医療科も存在するのです(虎門会稲毛病院内)。そんなに食べていないのに痩せない・・体脂肪は増えるのに疲れやすい・・・というあなた、ビタミン不足を疑ってみては?
2005.09.19
カリスマ栄養士です!昨日、運動会で肥満児が多い事に気付き、びっくりしたという事を書きました。今日はこの肥満児について、少し考えてみます。まず、肥満児が増えている理由ですが、以下の2つが問題だと思っています。1.運動不足2.ビタミン不足★カリスマ栄養士の分析 その1★1.運動不足当然ですが、今の子供のほとんどが運動不足です。運動会を見ていても、基本的な運動能力(走る・飛ぶ・支える・持久力・・・など)がとても低下している様に感じられます。ゆとり教育による学力低下が話題になっていますが、低下しているのは学力だけではなさそうです((笑)。肥満は将来の生活習慣病のリスクになるだけでなく、危険な時に「生きのびる力」にも関わってくると思います。●体重が重いと・・・(おぶって逃げる人も大変!)●カラダの幅が太いと・・・(何かに挟まれた時、すり抜けられない!)●100mを全力疾走出来ない様だと・・・(危険に遭遇した時、走って逃げきれない!)●逆上がりが出来ない様だと・・・(危険に遭遇した時、何かにつかまって自分を支えられない!)●縄跳びが飛べない様だと・・・(危険に遭遇した時、何かに飛びついて助かる事が出来ない!)日本は安全な国ですし、「危険に遭遇」する機会なんてめったにないかもしれません。でも、でも、・・・、やっぱり、子供にはしっかり運動させましょうね!★しかし、学力も体力も低下した日本人は、一体何を武器に、世界で生きのびていくのでしょうか?
2005.09.18
カリスマ栄養士です!今日は子供の運動会でした。やぱり、運動会はいいですねぇ~。特に徒競走! そしてリレー!他の競技も素晴らしいのですが、やっぱり「かけっこ」が1番盛り上がります。全力で走る時のあの表情・・・、思わず惚れてしまいます・・・笑。ところで、徒競走を見ていて1つ気付いた事があります。徒競走は各学年ごと、4~5人ずつの組で走るのですが、★どの組にも必ず 「肥満児(←言葉が悪くてごめんなさい!)」 がいるのです・・。4~5人に1人の割合の「肥満児」、これって日本人が糖尿病になる割合とほぼ同じ!糖尿病は小学生がルーツ??????
2005.09.17
カリスマ栄養士です!今日は私がとてもビックリしたお話しです・・・。昨日は私が主催する「更年期サークル」の日でした。(私は更年期にはまだちょっと早い年齢ですが・・笑・・)以下、参加者との雑談です。A「うちの娘、ダイエットのし過ぎで、もう1年も生理が来ていないの。」私「えっ!1年もですか・・?」A「そうなのよ、164cmで40kgしかないのよ。」私「た、体重はともかく、1年も生理がないなんて何とかしなくちゃ・・(汗)」A「生理がないっていう事は、カラダが不調を訴えているっていう事よ!って言ったんだけど、生理が止まっている子なんていっぱいいるよ、普通だよ!って言い返されちゃって。」私「!!! いっぱいいるぅ~??? 普通~??? !!!」* * * * * * 省略 * * * * * *私「まぁ、男の子の目も気になる年頃ですけど・・・。」A「男には興味ないのよ。どちらかといえば男嫌い!男の子の視線じゃなくて、女の子(同性)の目が気になるらいいの。みんな痩せているらしくて・・・。私「ひぇ~、男の目じゃなくて女の目・・・。」カリスマ栄養士の驚き★生理が止まることに、何の疑問や不安を感じない。(みんながそうだから・・・)★異性の目ではなく、同性の目を気にしてダイエットに励んでいる。こんな事では、「少子高齢化化時代」という言葉から、「少子不妊症時代」に変わってしまうかも・・・?家庭科や保健の授業で、「生理」について教えないのでしょうか?この会話の後、「更年期サークルどころじゃない!思春期サークルをやろうか・・・?」と、真剣に考えてしまいました。
2005.08.28
カリスマ栄養士です! 今年3月、厚労省は「妊婦向けの食事指針」を作る事を決めました。理由は「低出生体重児」の増加です。 これまで、妊婦が太ると難産や妊娠中毒症のリスクが高くなるため、「太らない様に・・(具体的には7kg増くらいまで)」という指導が主流でした。 しかし、「低出生体重児」には将来様々なリスクが伴う事がわかってきており、わが国でも1980年代後半から「低出生体重児」が増加傾向にあるため、今回の食事指針策定に至ったのだと思われます。 1.低出生体重児とは・・ 出生時の体重が2500g未満の赤ちゃんの事 2.低出生体重児の原因 ○早産 ○妊娠中毒症 ○多胎 ○喫煙 ●妊娠前のやせ 妊娠前の体格が「やせ」で、妊娠中の体重増加が7kg未満の場合、 低出生体重児を生む比率15%もあるというデータが出ています。 また、妊娠前に「やせ」の妊婦は、標準体重の妊婦に比べ、 低出生体重児を生む割合gs3倍多いというデータもあります。 3.低出生体重児のリスク ●虚弱体質 ●運動能力の低下 ●知能の遅れ ●高血圧や糖尿病などの生活習慣病にかかりやすい! これらのデータを受け、厚労省は「低出生体重児」問題に動き出したのです。 最近では、★出産時までに7kgの体重増は確保すべき!★妊娠前に「やせ」だった女性は、妊娠中の食事制限はタブーとも言われています! *ここでいう「やせ」とは、BMI18.5以下の事です。 BMI=体重kg÷(身長m×身長m)
2005.08.22
カリスマ栄養士です!以前、噛む事はアレルギー予防に重要だと書きましたが、こんな言葉をご存知ですか?「噛めば栄養、噛まなければ毒!」食べ物はしっかり噛んで食べれば栄養になるが、噛まずに飲み込むと毒(病気の元)になるとう意味です。現代の病気(特に生活習慣病)は、食源病ともいわれ、不適切な食生活が原因となっているものが多いです。「噛まない」という言葉は、●噛まなくてもいい柔らかいものばかり食べる●味わう間もなくかきこんで食べる(忙しいストレス社会)●食べ物への感謝の気持ちがない・・と、色々な解釈が出来ますが、これらが全て万病の元だという事です。★食べるとは、動物や植物の命を頂くという事です!★よく噛んで(消化して)、味わって、感謝して・・・命(食べ物)をしっかり成仏させてあげないから、その見返りとして病気になってしまうのではないでしょうか?
2005.08.08
カリスマ栄養士です!私は今週一杯夏休み・・・。週末は息子(小学生)の野球部の合宿に秩父まで行っていました。付き添いママの仕事はというと、具合の悪くなった子供の面倒、子供とコーチの食事のお世話、汚れたユニフォームの洗濯・・・・などですが、これらをちゃっかり他のママにお任せし(少しはやりましたが・・)、一緒にランニングやキャッチボール、ダッシュまでやってしまった私は当然、筋肉痛!・・トホホ・・・ところで、合宿中に気付いた事が1つありました!タイトルの「アレルギーと便秘」の関係です・・。最終日、お腹が痛いと訴えている子がいたので事情を聞いてみた所、「3日間ウンチが出ていない」との事・・。お母さんに確認してみると、赤ちゃん時代からの便秘で、浣腸の使いすぎでドクターに叱られた事もあるとか・・・。その子はアトピーで、お兄ちゃんも喘息の「アレルギー兄弟」だったのです。アレルギーは免疫疾患です。免疫力の鍵を握るのは「腸内細菌」です。便秘がちで腸内細菌のバランスが悪いと、免疫力も弱くなりやすいのです。アレルギー対策の1つに「便秘対策」があります。腸内細菌のバランスを整えるために「発酵食品」をおススメします。納豆、ぬか漬け、味噌、ヨーグルト、チーズ、などなど・・・。
2005.08.02
カリスマ栄養士です!昨日の「ひじき」に続き、今日は「豆腐」のお話し・・・。1ヶ月程前のYAHOONEWSに以下の記事が載っていました。『大豆は妊娠を妨げる?=精子を衰弱させる働きー英専門家』大豆中に含まれるゲニスティンという物質に、妊娠を妨げる働きがあるという内容です。発表したのはロンドン大学の教授(また英国だー、日本食の敵!)。あらかじめ採取したヒトの精子とゲニスティン化合物を使っての実験で、精子がゲニスティンの化合物に接触した途端、急激な化学反応を開始した事から、<ゲニスティンには精子を衰弱させる働きがある>と結論づけたそうです。この記事を読んで、皆さんはどう思われますか? ★★カリスマ栄養士の私見★★大豆中にはゲニスティンだけが含まれる訳ではありません。ゲニスティン単独で起こった反応が、大豆で起こるのでしょうか?大豆にはゲニスティン以外の栄養素が沢山含まれています。BLOGで何度も書いている通り、栄養素は絡み合って機能するのです。<食品中の1栄養素の反応=その食品の反応>だと結論づけるなんて、何だかとっても短絡的・・・(教授、ごめんなさい!笑)また、試験管内で起こった事がそのままヒトの体内で起こるのでしょうか?個々人の体内環境には左右されないのでしょうか? 大豆は日本人が長年食べ続けてきた伝統食品です。肉・魚・卵・乳製品といった動物性蛋白質を沢山食べられなかった昔の日本人にとって、大豆は貴重な蛋白質源であったと思います。では、昔の日本人には不妊症が多かったのでしょうか?大豆を食べなくなった現代の方が、不妊症が増えている様に思います。(大豆だけが不妊のファクターではありませんが・・。) 日本人が長年食べ続けてきた・・・これこそが、最も信頼出来るエビデンスだとは思いませんか?
2005.07.26
カリスマ栄養士です!本日は「ひじきとヒ素」について・・・。2004年、英国は「ひじきを食べない様に」という勧告を国民に出しました。理由は無機ヒ素が含まれるため・・・です。ヒ素というと「和歌山カレー事件」を思い出しますが(笑)、ヒ素には有機ヒ素と無機ヒ素があり、問題となる(毒性がある)のは無機ヒ素の方です。海藻類には大量の有機ヒ素が含まれますが、ひじきに限り微量の無機ヒ素も含まれています。ひじきに含まれる無機ヒ素は天然由来のものであり、精製過程で負荷されたものではないので、どのメーカーのものでも同じです。これに対し、厚生労働省では「一般的な摂取量であれば健康上の問題はない」としています。★★カリスマ栄養士のジャッジ★★厚生労働省の見解と同意見です!ひじきは日本人が昔から食べてきた食品であり、ひじきによる健康被害も聞いた事がありません。ひじきはミネラルや食物繊維が豊富な上、ノンカロリー。ひじきを食べるリスクより、食べないリスクの方が大きいと思います!今、世界中で「日本食」がブームになっており、英国でも同様です。上記の勧告は「日本食ブームへの警告」と指摘する方もいるくらいです。(笑)★★参考★★大量の毒・大きな刺激は生命力を阻害し、少量では生命力を上げ、微量ではむしろ生命エネルギーに刺激を与え、促進し、正常化する。(1925 シュルツ医師 ドイツ)何でも食べ過ぎれば毒になります。適度が1番いい様ですね!
2005.07.25
今日は食品添加物についてです。食品添加物は決して良いモノではないと思うし、自分自身や家族にも摂らせたくないと思う。でも、食品添加物のおかげで、私達は世界中の食べ物をいつでも、どこでも食べられる様になったのは事実です。まずは、感謝!(食品添加物だけではなく、加工技術・保管技術・冷凍技術・輸送技術の進歩にも感謝!デス。)★★カリスマ栄養士の公式3★★<食品添加物は1つでも少ない方がいい!>解説:食品添加物はちゃんと安全の為の試験が行われ、ADIが決められる。ADIとは・・ 人が毎日この量を接種しても一生無影響であろうという最大値。 体重1kg当たりのmgで表す。(mg/kg・日)ADIの求め方 動物(ラット,イヌ,ウサギなど2種類以上)で2年間以上, できれば一生,毎日投与する慢性毒性試験で生化学的,病理学的な 最大無作用量を求め,これに安全係数1/100をかけて算出する。 人の中毒症例のある場合には,さらに安全係数1/10をかける。★ここでの問題は、ADIは添加物ごとに算出される数値である事。つまり、添加物A,B,C・・・ごとに、毒性試験が行われる。しかし、私達は1種類の添加物だけを摂っている訳ではない。1日に何種類もの添加物を体内に取り入れている。単独で安全な添加物も、複数になったらどうなるのか?A×B×C・・の安全性は確認されていない! 食品添加物は化学物質である事も多い!体内で、添加物どうしが化学反応を起こすかもしれない!「混ぜるな危険!」の様に、体内で白い煙が出ていたりして・・・怖・・・!つまり、1つも2つも同じ・・・ではない!1つでも少ない方が安全なのだ!
2005.05.26
昨日は久々に我が家で「食育講座」を実施した。テーマは池袋コミカレで実施した「美肌と食事」。メニューは以下の通り。1.山芋とゴーヤのザーサイ炒め 上記3つを炒めたもの(味付けはザーサイ&醤油&削り節)。 何気ないメニューだが、ご飯がとってもススム君!2、じゃが芋&クレソン&トマトのサラダ じゃが芋とクレソンは、相性バツグン! 冷性じゃが芋スープにクレソンのピューレを入れてもGood!3.南瓜のゼリー ゼリーのぷるるんは、お肌のぷるるん!4、薬膳味噌汁 具は、人参・白きくらげ・ホタルイカ・白玉団子です!5、生麩のみたらし団子風6.生麩のお汁粉特におススメなのが、生麩をお餅に見立てた5と6!今回はよもぎ麩と粟麩を使用しました(写真は5のみたらし団子風)。
2005.05.16
ダイオキシンは脂溶性。つまり、水に溶けず、アブラに溶ける。体内に入ったダイオキシンは、カラダの脂肪内に蓄積する。(太っている人の方が危険・・・???)以前、母乳中のダイオキシンが問題になった事がある。(カリスマ栄養士は、混合栄養で息子(現在7歳)を育てた!)母乳中には脂肪が多い為、ダイオキシンが溜まりやすいのだ!つまり、魚もアブラがのっている程、ダイオキシンの蓄積が心配される。しかし、血液サラサラ効果のDHAやEPAは魚油の中に含まれる。あー、やっぱり<出す>しかない!
2005.04.19
ダイオキシンは脂溶性。つまり、水に溶けず、アブラに溶ける。体内に入ったダイオキシンは、カラダの脂肪内に蓄積する。(太っている人の方が危険・・・???)以前、母乳中のダイオキシンが問題になった事がある。母乳中には脂肪が多い為、ダイオキシンが溜まりやすいのだ!つまり、魚もアブラがのっている程、ダイオキシンの蓄積が心配される。しかし、血液サラサラ効果のDHAやEPAは魚油の中に含まれる。あー、やっぱり<出す>しかない!
2005.04.19
先週末、カリスマ栄養士が書いた「出す」事の重要性。出したいものの1つに、「ダイオキシン」があります。ダイオキシンが体内に入るルートは色々ありますが、そのほとんどは食べ物を介して入ってくるのです。そして、食べ物の中で最もダイオキシンを取り込みやすいのは、<魚>なのです!(←日本人の場合)でも、魚には血液サラサラ効果のDHAやEPAが豊富。さあ、どうする・・・???カリスマ栄養士なら・・・魚は食べる!そして、食物繊維や葉緑素を沢山摂り、ダイオキシンを速やかに排泄しまーす!
2005.04.18
「健康にいい食品」「カラダにいい食品」が、皆大好きだ!TVで「○○がいい!」と放送されると、翌日には売り切れてしまう。つまり、「カラダの中に何を入れるか」については、気を使っている人が多いのだ。でも、もう1つ大切な事がある・・。それは、「いかに出すか」である・・。<出す>ものの基本は、尿・便・汗・・などであるが、(これらが出なくなったら大変!命にかかわる!)更に現代人が是非出さなければならないものに、農薬・食品添加物・薬品・ダイオキシン・・といった有害化学物質がある!これらは、知らず知らずのうちに体内に蓄積されてしまうのだ。有害化学物質が多量に体内に入ってくる様になったのは、ごくごく最近の事なので、どれくらいの量が入ったら、どういう弊害があるのか・・全くわからない!(私達は実験台であり、何十年後に結果が出るかも・・・・?)だから、この「イヤなもの」が体内に入ったら、速やかに体外に排出したい!(本当は「イヤなもの」は体内に入れたくないのだが、現代の生活でそれは無理である・・・。)そこで、しっかり<出す>為に、以下の様な食べ物を摂ろう!●野菜・芋類・豆類などに含まれる不溶性食物繊維●緑黄色野菜に含まれる葉緑素●海藻・果物などに含まれる水溶性食物繊維ところで、こういった食べ物を普段からしっかり食べている人は、食品添加物などの摂取も比較的少なく、有害化学物質の蓄積は低いと思われる。しかし、インスタント食品やレトルト食品ばかり食べている人は、有害化学物質がたくさん入ってくるのに、<出す>力が弱く、有害化学物質が蓄積してしまう。つまり、食生活も「勝ち組」と「負け組み」の差が広がっているのである!有害化学物質・オシッコ・ウンチ・爽やかな汗をしっかり出して、元気と勇気も出しちゃおう!
2005.04.15
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