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バックパッカーの旅Ⅱ(欧州~北アフリカ~欧州~日本)
ユースホステルでの楽しい語らい
駅に降り立つと、すぐ横にセーヌ川が流れている。
これが、日本で耳にしていたセーヌ川・・・・・・と思っても、どうももうひとつピンと来ない。
俺 「何処にでもある川やがな!」
どう見ても、普通の川だ。
駅を出て、セーヌ川に架けられた橋を渡り、すぐ右に折れて十五分ほど歩くと、左手に目的地のユースホステルが見えてきた。
歩いていると、車に乗ったフランス人に声をかけられる。
フランス人「何処へ行くんだね?」
俺 「ユースホステルへ行くんですけど。」
どうも流暢な?英語が通じない。
ガイドブックに書かれた、フランス語の住所を見せると、すぐ分った様で。
フランス人「すぐ近くだ!私の車で送ろうか!」
俺 「有り難うございます。でもすぐそこですから、大丈夫です。」
フランス人「そう!では。」
人の親切を何だと思ってんだと言うかのように、車は走り去ってしまった。
通りのパン屋には、長くて大きいフランスパンを持った、母親と小さな女の子が俺の方をジッと見ている。
顎鬚を蓄え、髪も散髪していないボサボサ頭。
おまけにアフガンコートの出で立ちと見れば、どこか胡散臭い目で見られるのは当たり前かも知れない。
俺 「ボンソワール!」
ニコッと笑いかけると、その小さな女の子も笑った。
*
目指すユースホステルは、緑の芝で覆われた広い敷地の奥に建てられた、まだ新しい建物だった。
中に入ると、ロビーが広く、中央に会議場で使われるようなドーナッツ状の丸いテーブルが配置されている。
たぶんここで、ユースホステル特有のミーティングが行なわれる所なんだろう。
我々、ヒッチハイカーは基本的にユースホステルは利用しないのが基本だ。
というのは、規則で縛られたくないという、我々の伝統があるからだ。
それに昔、ユースホステルでヒッチハイカー連盟の者が、ユースで騒いでて追い出しをくらったと言うくらい過去があるからなのかも知れない。
健全さが売り物のユースにとっては、我がヒッチハイカー連盟は、招かれざる客なのかも知れない。
受付でユースの会員証(そんな我々でも、いざという時のために一応会員証は持っているのだ。)を見せ、チェックインを済ませてから金額を聞いてビックリすることになる。
14フラン(840円)という三年前の料金には程遠く、朝・夕食込みでなんと32フラン(1920円)も取られてしまった。
倍以上ではないか。
ククククク・・・・・・。
俺 ”あ~~~あ!今更安宿を探す気力もないし、安い宿が見つかる保証もないし、しゃあない!今日だけここで、バスの長旅の疲れでも癒すとするか!”
宿泊客の中に、日本人がいた。
彼も昨日着いたばかりで、生活費が一日10US$もかかるので、すぐパリを脱出するつもりだと話す。
本当にパリは、エキゾチックでファンタスティックな街なので、気に入っているのだけどこの物価高、長居は無用という事らしい。
受付で、656号室のキーを渡される。
ここユースには、今日10数名の旅行者がいるだけらしい。
部屋の中は六人部屋で、三つの二段ベッドが置かれている。
個人のロッカーは部屋の外に設置されていた。
同じフロア-に洗面所、トイレ、シャワー室が並んでいて、きれいなたたずまいをしている。
部屋に荷物を置き、早速四日間のバスでの生活で汚れた垢を落とすために、シャワーを浴びる事にする。
シャワー室は六つほどの個室に仕切られていて、脱衣所も狭いながら整えられている。
アテネ以来の気持ちいい汗を流した後、ロビーに下りてさっきの日本人と、話をしながら夕食の時間を待つことにした。
夕食の時間は遅くて、午後七時からでないと、食堂には入れてもらえない。
食堂は離れに造られてあり、ロビーから廊下で繋がっている。
庭も照明も・・・・何から何まで、東洋的に造られている感じだ。
食堂はセルフ・サービスで、パンに野菜、ポテトに少しばかりの肉。
チーズと飲み物もある。
その他の食べ物や飲み物は、別にフランを支払って注文するという事のようだ。
オプションという事だ。
食事をしていると、日本の二人の女性と同席になった。
女性「こんにちわ!日本の方ですか?」
俺 「そうです。今着いたばかりなんです。」
女性「アラ!そうですか。」
俺 「君達はいつからパリに?」
女性「もう、二ヶ月になります。」
俺 「ええッ!!そんなに長く居るんですか?」
女性「そう!でも、ここを起点にして、あっちこっち行ってますから。」
俺 「ヨーロッパ中、回ったんだ!」
女性「そうです。二ヶ月のユーレイルパス(ヨーロッパの乗り物乗り放題と言うパス)を買って持って来てますから、使わなきゃぁ・・損でしょ!」
俺 「それは良いね!」
女性「あなたはどちらから来たんですか?」
俺 「アテネからロンドン行きのバスに乗って、途中下車でパリに来ました。」
女性「これから何処へ?」
俺 「もう最大のの目的は達したので、これから君達と同じようにヨーロッパ中を回って、出来たら北アフリカへも行ければ良いなーって思ってるんですよ。」
女性「そうですか。私達もモロッコまで行ってきたんですよ!」
俺 「それはすごいね!・・・・で、どうでしたモロッコは?」
女性「なんか、ヨーロッパと全然違う文化でしょ。ちょっと、怖かったけど行って良かったとは思っています。不潔なところがちょっとね・・・・。」
俺 「それが良いんですよ!そうか・・・・早く行きたいな-!」
女性「日本からアテネまで、飛行機で来たんですか?」
俺 「君達は?」
女性「日本~パリ間の往復チケットなんです。」
俺 「いくらでした?」
女性「そう、二十三万円・・・・くらいだったよね!」
隣の女性に確かめる。
俺 「大韓航空機でしょ!」
女性「そうです!」
俺 「あそこは安いチケット売ってますからね。」
女性「あなたは?」
俺 「俺?俺は船で石垣島から台湾へ渡って、香港、タイ、ネパールから陸伝いで、インド、パキスタン、アフガニスタン、イラン、トルコ、でギリシャと来たんです。ギリシャに暫くいて、今ここです。」
女性「ワーッ!すごいですね。怖くなかったですか?」
俺 「全然怖くなかったといえば嘘でしょ。」
女性「私も行きたいなー!」
俺 「女性はちょっと、覚悟が要りますね。」
女性「そうよね。」
俺 「途中ほとんど、日本の女性は見かけなかったから。」
女性「どのくらい、かかりました?」
俺 「八月に日本を出発して、ギリシャに一ヶ月いたから、三ヶ月かな。」
女性「良い旅してるな!」
俺 「良い旅にしようと、出かけてきたんですから。」
女性「うん!私も女でなかったら・・・・ずっとの憧れですもんね。」
俺 「君達!これから何処へ?」
女性「ここに暫くいて、今年中に日本に帰るつもりです。」
俺 「無事日本に帰れるように祈ってますよ。」
女性「あなたは?」
俺 「ヨーロッパ中回るんで、来年春くらいかな?」
女性「良い旅にしてくださいね。」
俺 「君達こそ!」
食事の後もロビーのテーブルで、旅の話をしながら夜は過ぎていった。
ここは時間が来ると、電気が消されるため、電気が消えてしまうと部屋に入らなければならない。
こんな規則が嫌なのだ。
彼女等との楽しい雑談も、消燈になりお開きとなってしまった。
なんともはや!である。
*
≪今日の収支≫
*ユースホステル宿泊代34フラン(2040円)
*コーラ二本2フラン×2=4フラン(240円)
*地下鉄運賃2.2フラン(132円)
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