読んだ本2014 3/3


ウルトラマン対仮面ライダー (文春文庫PLUS) ウルトラマン対仮面ライダー (文春文庫PLUS)
読了日:5月12日 著者: 池田憲章,高橋信之
昭和が生んだ日本語――戦前戦中の庶民のことば (-) 昭和が生んだ日本語――戦前戦中の庶民のことば (-) 感想
昭和、昭和というより戦中と戦後の言葉の変遷。ボクが期待したのは、1945~1970年の言葉の変化だったので、ちと残念
読了日:5月8日 著者: 遠藤織枝
不肖・宮嶋南極観測隊ニ同行ス (新潮文庫) 不肖・宮嶋南極観測隊ニ同行ス (新潮文庫) 感想
著者は記者と編集者の協働による擬似人格であり、南極基地に始めて行った雑誌記者らしいので、新聞記者との違いを出そうというのは分からないでもない。しかし、であればこそ、観測成果以外の南極基地に関わる人々の日常を取材すべきであるのに、なんだ、この無駄。無駄な面白人間アピール、特に下ネタ。週刊文春連載だったらしいが、かの読者はこれを喜んで読んだというのか。本当に文章の面白さに自信があればエッセイで勝負すべきであり、取材の力に自信があれば記事で勝負すべきであると思う。そのどちらでもなく、くだらなく、つまらない
読了日:5月6日 著者: 宮嶋茂樹,勝谷誠彦
仕事に効く 教養としての「世界史」 仕事に効く 教養としての「世界史」 感想
著者の分析や想像が過剰でなく、フラットでかつそれが分析等であることが明確に記述されている。面白いです。学校の世界史がつまらないのは、史実のみによる記述であることが原因だと思う。当時の情勢や気分を推測によってそれを補う本書は、読み物として、世界史の見方の一つとして面白い。ただ装丁その表紙、「仕事に…」というタイトルがビジネス書のようで困る。これでは読者は、傍から見て意識高い系と思われかねない。意識低い系のボクとしては、本書は歴史読み物として面白いだけに残念。カバー外して読みました
読了日:5月4日 著者: 出口治明
男子厨房学(メンズ・クッキング)入門 (中公文庫) 男子厨房学(メンズ・クッキング)入門 (中公文庫)
読了日:4月25日 著者: 玉村豊男
手にとるように世界史がわかる本 手にとるように世界史がわかる本 感想
<ヨーロッパ+地中海+アラブ>と<中国+朝鮮>と<その他>、それぞれを通しで読んでみましたが、学校の授業よりこの読み方の方が分かりやすいと思います。あと宗教関係をもう少し詳しく書いて欲しい気がします
読了日:4月25日 著者: 小松田直
関西人と関東人の味の違いに驚かされる本 (KAWADE夢文庫) 関西人と関東人の味の違いに驚かされる本 (KAWADE夢文庫)
読了日:4月13日 著者:
歴史の愉しみ方 - 忍者・合戦・幕末史に学ぶ (中公新書) 歴史の愉しみ方 - 忍者・合戦・幕末史に学ぶ (中公新書) 感想
「私は古文書を速読できるのだ。」古文書を探して東奔西走。古文書の内容も面白いが、それを探し見つける著者がすごく楽しそうです
読了日:4月11日 著者: 磯田道史
経験を盗め―文化を楽しむ編 (中公文庫) 経験を盗め―文化を楽しむ編 (中公文庫)
読了日:4月8日 著者: 糸井重里
大衆めし 激動の戦後史: 「いいモノ」食ってりゃ幸せか? (ちくま新書) 大衆めし 激動の戦後史: 「いいモノ」食ってりゃ幸せか? (ちくま新書) 感想
「おかずは日本料理ではない」といわれ愕然とし、生活料理であるおかずを追及する著者の熱い文化論。本書の内容には関係ないが、日本における料理とは、本来酒のつまであって、めしのつまは醤(ひしお)だったということだろう。その理由は、酒もめしも元は米で、米を飲みながら米を食うのはおかしいからだと思う。これは現在の旅館めしに残っている。とすれば、果たして寿司は日本料理といえるのか、そんなこを思う
読了日:4月2日 著者: 遠藤哲夫
日本の歴史をよみなおす (全) (ちくま学芸文庫) 日本の歴史をよみなおす (全) (ちくま学芸文庫) 感想
10~15世紀にかけての社会制度に関する考察。女性が非人がどうだったか、農本社会だったのか物流社会だったのか。百姓とは農民のことではなかったとか。一点残念なのはタイトル、これではその内容が伝わらない。織田信長はほとんど出てきません
読了日:4月1日 著者: 網野善彦
邪悪な植物―リンカーンの母殺し!植物のさまざまな蛮行 邪悪な植物―リンカーンの母殺し!植物のさまざまな蛮行
読了日:3月27日 著者: エイミースチュワート
東大講座 すしネタの自然史 東大講座 すしネタの自然史
読了日:3月25日 著者: 大場秀章,坂本一男,佐々木猛智,望月賢二,武田正倫
古本マニア雑学ノート〈2冊目〉―愛と古書と青春の日々 古本マニア雑学ノート〈2冊目〉―愛と古書と青春の日々
読了日:3月24日 著者: 唐沢俊一
死体は告発する―毒物殺人検証 (角川文庫) 死体は告発する―毒物殺人検証 (角川文庫) 感想
毒が効くメカニズムや死体に現れる現象というより、事件簿的な感じ
読了日:3月23日 著者: 上野正彦
漢字が日本語をほろぼす (角川SSC新書) 漢字が日本語をほろぼす (角川SSC新書) 感想
日本語は漢字を捨てればグローバルな言語になるという主張。言葉は音がその本体であり、意味は映すが音は不完全にしか映せない漢字、例えばカンジは漢字・感じ・幹事…と解釈し得る、それは日本語を表すには適していない。漢字を音読みで使う上ではその通りだと思う。でも和製漢語を大量に生み出した明治期について、もしそうしていなければどうなっていたか、rightをどう約すべきだったか、あと一歩踏み込んだ論が欲しかったと思う。あと、著者のお怒りが論理的に著述されてるいい文書だと思います。好きです
読了日:3月17日 著者: 田中克彦
新選組三部作 新選組遺聞 (中公文庫) 新選組三部作 新選組遺聞 (中公文庫)
読了日:3月12日 著者: 子母沢寛
宇宙でトイレにはいる法 (集英社文庫) 宇宙でトイレにはいる法 (集英社文庫)
読了日:3月11日 著者: ウイリアム・R・ポーグ,楠田枝里子
学んでみると生命科学はおもしろい (BERET SCIENCE) 学んでみると生命科学はおもしろい (BERET SCIENCE)
読了日:3月8日 著者: 田口英樹
世界地図から歴史を読む方法 2 (KAWADE夢文庫) 世界地図から歴史を読む方法 2 (KAWADE夢文庫) 感想
感想は1に同じ。
読了日:3月7日 著者: 武光誠
世界地図から歴史を読む方法 (KAWADE夢文庫) 世界地図から歴史を読む方法 (KAWADE夢文庫) 感想
表題に反して、地図が教科書レベルで海岸線と国境しかない。高原・山脈・砂漠や大河といった地形や、緯度や降雨量といった気候の情報くらいは必要だと思う。地図から何を読んでいるのかといいたい。それと民族に言及する以上は、その人種・宗教・言語の記載はいるんじゃないか。
読了日:3月7日 著者: 武光誠
百年前の日本語――書きことばが揺れた時代 (岩波新書) 百年前の日本語――書きことばが揺れた時代 (岩波新書)
読了日:2月27日 著者: 今野真二
史上最強カラー図解 毒の科学 毒と人間のかかわり 史上最強カラー図解 毒の科学 毒と人間のかかわり
読了日:2月26日 著者: 船山信次
二度はゆけぬ町の地図 (角川文庫) 二度はゆけぬ町の地図 (角川文庫) 感想
汚い・臭い・だらしない。中卒未成年の主人公がだらしなく、たくましく昭和を生きる。方向は反対だけど「青春を山に賭けて」(植村直己)にも通ずるものがある
読了日:2月18日 著者: 西村賢太
南極からのメッセージ―地球環境探索の最前線 (NHKスペシャルドキュメント) 南極からのメッセージ―地球環境探索の最前線 (NHKスペシャルドキュメント)
読了日:2月18日 著者:
自家製 文章読本 (新潮文庫) 自家製 文章読本 (新潮文庫) 感想
膨大な数の「文書読本」類からの引用、全部覚えているんだろうか
読了日:2月13日 著者: 井上ひさし
辞書の仕事 (岩波新書) 辞書の仕事 (岩波新書) 感想
「辞書は言葉のかがみである。それは世相を写す鏡であり、正しい言葉の範となる鑑である。」(細部はうろ覚え)から始まり、辞書を作る際の工夫や苦労が述べられる。それは出版社にとっての「かがみ」でもあるのか。ところで「排列」という語が確か4か所ある。見慣れない表記だと思って調べたら、排には順に並べるという意味もあるらしい。
読了日:2月10日 著者: 増井元
青春を山に賭けて (文春文庫) 青春を山に賭けて (文春文庫) 感想
大学を卒業して、登山の費用を稼ぐためにアメリカで仕事(不法就労、1ドル=250円の時代)をし、山に登る。そういう生活の繰り返し。魅せられたのが山だったからよかったようなものの、賭博やアニメだったらとんでもないダメ人間です。あと植村さん、貧乏飯にジャガイモやパンはいいんですが、キュウリは栄養価が低いのでおすすめしません
読了日:2月7日 著者: 植村直己
読むだけですっきりわかる日本史 (宝島社文庫) 読むだけですっきりわかる日本史 (宝島社文庫) 感想
語りかけ口調で、日常では使わない言葉には説明もあり、分かりやすくてよいです。これでルビが振ってあれば、小学校高学年にもお勧めできて、なおよいと思います
読了日:2月5日 著者: 後藤武士
TVディレクターの演出術: 物事の魅力を引き出す方法 (ちくま新書) TVディレクターの演出術: 物事の魅力を引き出す方法 (ちくま新書) 感想
「空から日本を見てみよう」などのディレクターによる手作りのTV番組(タレントの力を当てにしない情報バラエティ)の作り方というか心得。こういう視線で作ってるんだなあと
読了日:2月4日 著者: 高橋弘樹
骨と関節の不思議―からだを動かし支える仕組みを解く 骨と関節の不思議―からだを動かし支える仕組みを解く 感想
スポーツ解剖学とでもいうのでしょうか。内容は、膝5割、肩・肘・股関節が5割。肩・股関節は球関節、肘は蝶番関節であるのに対して、膝は顆粒関節で曲がる・ずれる・固定するという機能と体重を受けるという過酷な条件下にあるとか。それにしても、東海大出版ということである程度覚悟はしていたが、読解難易度は高い。とても縦書き理系の本とは思えない。あと図版がもっと欲しい。「右膝の大腿骨側を見た図、下が前」とかの説明も欲しい
読了日:1月30日 著者: 今井望
はかま満緒の放送史探検 (朝日文庫) はかま満緒の放送史探検 (朝日文庫)
読了日:1月28日 著者: はかま満緒
霊長類ヒト科動物図鑑 (文春文庫 (277‐5)) 霊長類ヒト科動物図鑑 (文春文庫 (277‐5))
読了日:1月27日 著者: 向田邦子
キミがこの本を買ったワケ (扶桑社文庫) キミがこの本を買ったワケ (扶桑社文庫)
読了日:1月26日 著者: 指南役
本の運命 (文春文庫) 本の運命 (文春文庫) 感想
氏の本への愛情がひしひしと伝わる。息をするように本を読むんだろうなあ。ところで司馬遼太郎さんは視線を動かさずに速読するらしい。氏の蔵書が図書館になったのに対して、司馬さんの蔵書は博物館になって背表紙しか見られないのがなんとももったいない
読了日:1月24日 著者: 井上ひさし
からだの見方 (ちくま文庫) からだの見方 (ちくま文庫) 感想
「荒俣宏という怪人」、そうか、養老さんから見てもあれは怪人なんだというところに一番感心しました。でも「妖怪」の方がしっくりきます(本論には関係ありません)
読了日:1月23日 著者: 養老孟司
新装版 日本歴史を点検する (講談社文庫) 新装版 日本歴史を点検する (講談社文庫)
読了日:1月21日 著者: 海音寺潮五郎,司馬遼太郎
地球観光旅行―博物学の世紀 (角川選書) 地球観光旅行―博物学の世紀 (角川選書) 感想
キャプテン・クックからダーウィンまで、冒険と収集の時代、博物学の時代から進化論の時代へと変わる世界を描く。それにしても荒俣宏さん、何をどこまで知っているのだろう。知の妖怪だなあ
読了日:1月16日 著者: 荒俣宏
海に還った哺乳類 イルカのふしぎ (ブルーバックス) 海に還った哺乳類 イルカのふしぎ (ブルーバックス) 感想
後半のイルカのナックと「言葉を交わす」取り組みがこの本の主題だと思うのだけど、物足りない。同著者の「イルカの認知科学: 異種間コミュニケーションへの挑戦」(未読)に詳しいのかしら
読了日:1月16日 著者: 村山司
東京流行生活展 東京流行生活展 感想
2003年の同名の展覧会のカタログ。明治から1980頃にかけての生活史をひもとく。被服と生活用品は詳しいが、あとはちと残念な感。ところで1950年代アメリカっぽさを目指すローラーの青年の写真があるのだが、リーゼント・革ジャン・サングラスはいい、がドッグタグ(首から下げる米兵の兵隊証)・保安官のバッヂ・鋲付リストバンド…なんか色々混ざっていますぞ
読了日:1月13日 著者: 江戸東京博物館
科学の宝箱 人に話したくなる25のとっておきの豆知識 TBSラジオ「夢☆夢Engine!」公式BOOK 科学の宝箱 人に話したくなる25のとっておきの豆知識 TBSラジオ「夢☆夢Engine!」公式BOOK 感想
ラジオ番組「夢☆夢Engine!」を文字に起こしたものらしい。あっさりめ
読了日:1月8日 著者:
超芸術トマソン (ちくま文庫) 超芸術トマソン (ちくま文庫) 感想
トマソンとは、街にある無意味化したもの。その収集の記録、1985年頃か。最近と違い赤瀬川さんの鼻息が荒い
読了日:1月8日 著者: 赤瀬川原平
深夜特急〈4〉シルクロード (新潮文庫) 深夜特急〈4〉シルクロード (新潮文庫)
読了日:1月5日 著者: 沢木耕太郎
黒田如水(吉川英治歴史時代文庫 44) 黒田如水(吉川英治歴史時代文庫 44)
読了日:1月4日 著者: 吉川英治
ミツバチのはなし ミツバチのはなし
読了日:1月4日 著者: 酒井哲夫

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