*My Angel’s Room*

*My Angel’s Room*

れみ

出産体験談



H13年3月28日(日曜日)

なかなか陣痛来ないね~。もう来てもいいのにね~なんて会話を母としていました。
予定日は明日。確かにそろそろ来てもおかしくは無いです。
早く来るようにと母と買出しに・・・
歩く為に連れて行かれました。でものんきに二人で「今夜は鍋にしようか。キムチ鍋なんてどう?」
と夕飯の会話をしていました。家に帰ってきて夕方母と近所を一回り散歩・・・
この日は日曜日だったので、夕飯に主人が来てくれました。

さ~てご飯ご飯。と鍋を食べ始めた時・・・時間は大体6時半頃。
うっ・・・痛いかも・・・
と生理痛のちょっと激しい感じの痛みが私を襲いました。
「あのね・・・痛い!」とみんなに言うと
(゚ロ゚;)エェッ!?
一同驚き。「さっきまで普通だったじゃん」と。
母が「陣痛は突然くるものなの。」とみんなをなだめ・・・その間苦しむ私・・・と。
「あ。納まった。」母が「陣痛かもね~。時間測ってみなよ。」
「痛くない時にご飯ちゃんと食べておきなさいね」と。
言われるまま陣痛の合間にご飯をパクパク。
「あーきたきた・・・」(w_-; ウゥ・・「納まった~」。≠( ̄~ ̄ )モグモグモグモグモグ
この繰り返し(;^_^A アセアセ・・・
妹が「おもしろ~い。痛くない時は普通なんだ~」と私を|0゚)カンサツしていました。

時間を測ると10分間隔だったので病院に電話。
婦長さんが出てくれて「あ~。まだ大丈夫だとは思うけど、一応おいで」
と行ってくれたので主人と病院へ。
なぜか両親も着いてきました。父はビデオカメラまで持参。ヾ(--;)ぉぃぉぃまだ気が早いよ・・・

私は内診室へ・・・婦長さんが診てくれました。
「やっと来たね~。頑張ろうね。でもみんな気が早いわ」「う~ん。まだ3cmってとこだからまだまだだね。」
「一度家に帰ってお風呂も入っていいよ。」
え!?そうなの?そんなに余裕があるものなんだ~と思い家へ帰りました。
お風呂もしっかり入りました。
主人は翌日(月曜日)仕事でしたが休んでくれました。(こういうとき自営業っていいですね)

しかし夜も痛みが引くわけがなく眠れぬ夜を過ごしました。(といっても合間合間に少しは眠れました。)
朝方5時頃間隔が7~5分になってきました。母に話し、もう一度病院へ電話。
今度は違う助産士さんでした。「そうだね。そろそろいいかもしれないので来て下さい」
(゚-゚;)ウーン結構みんな余裕!?私ってまだまだなのかしら?そんなこんなで主人を起こし病院へ・・・・

H13年3月29日(月曜日)
入院準備もしっかりして病院へ。早速内診しもらうと・・・
「あらら・・・破水してるよ。すぐ入院ね。」(- -ノ)ノ エェ!?
破水!?自分で気付かなかったんですけど(;^_^A アセアセ・・・
破水って良く「パン」って大きな音がしてジャバーっと出るって聞くんですけど!?どういうことだ!?
アワワ ヽ(□ ̄ヽ))...((ノ ̄□)ノ アワワ
聞けば高所破水とかでほんのちょっと部分的な破水だったようです。へーそんな事もあるのか・・・と納得。

主人に朝食代わりにパンとジュースを買ってきてもらいました。
病室がいっぱいで入れなくて診察室のベッドで寝かされていました。

9時頃、病室が空いたので移動・・・個室でした。(元は4人の大部屋希望でしたが)
個室にはトイレシャワー付き。テレビも観れるし。主人はずっと一緒にいてくれました。
じわじわとした陣痛にひたすら耐える私・・・しかし生まれてくる気配が無い・・・
まだ動いてるよ~お腹の中で元気に(;^_^A アセアセ・・・
「おーい。もう出てきていいんだよ~」とみんなで呼びかけてみたり(笑)
そんなこんなで夕方に・・・さすがに辛くなってきた私。何が辛いって眠くて・・・
あと、陣痛が徐々に強くなってきた事。腰を押されると気持ち良かったのが今度はお尻。
変な話ですがグーッと来た時肛門を押されるといい感じ(〃´o`)=3 フゥ

なんで婦長さんが自分のお尻押さえられるか確認しておけって
言ったのか今になって分かるわ~って感じでした。主人にもつい
「そこじゃな~いここ!!」とお尻を・・・(*ノェノ)キャー
今考えたらちょっと恥ずかしいかも(;^_^A アセアセ・・・

そんなこんなで夜の9時。
さすがに病室にいるのも不安になってきたので看護婦さんの言葉に甘えて陣痛室へ・・・
主人は立会いしない予定だったのでそのまま病室で寝ていたそうです。
陣痛室は畳の部屋です。いざとなればここでも産めるそうです。
畳の上の布団で横になり、冷たいお茶なども出してもらいました。
婦長さんが「ちょっと長引きそうだし、眠れないと大変だから」
と、ちょっと弱めの睡眠剤を出してくれました。
そのお陰で少しウトウトできました。
そのお陰らしく力が抜け、12時頃の内診で、3センチしか開いていなかった子宮口が7センチに!!
(〃´o`)=3 フゥ先は長い・・・婦長さんも「やっとこれだけ開いたね。でもまだ降りてこないな~」
と言われました。(゚ロ゚;)エェッ!?まだまだなの!?
H13年3月30日(火曜日)
夜中の2時頃・・・強めの陣痛にいきみたくなってきました。
我慢しなくては・・・と思ったもののいきんでしまいました( ̄0 ̄;アッ
その瞬間です!!!
「パンッ」ジャバー(゚ロ゚;)エェッ!?破水したよ~これって・・・
アワワ ヽ(□ ̄ヽ))...((ノ ̄□)ノ アワワ
ナースコールしなくちゃ・・・
「どうしました?」「破水しちゃったみたいです」「すぐ行きますね~」
すぐに来て内診してくれました。でも「うーん・・・まだまだだね~」
「この破水で勢い付いて進むといいんだけどな~」
と・・・まだまだ先は長そうだ・・・
。。゛(ノ><)ゝ ヒィィィ
そんなこんなで又眠れぬ夜を過ごしました・・・

朝になり、内診するとようやく9センチに・・・
「もう、このままじゃお母さんも赤ちゃんも大変だから、10時頃から促進剤使いましょう」
と言われました。(〃´o`)=3 フゥそうだよね~。破水してるし。
れみタン・・・早く出ておいで。一緒に頑張ろうよ~と心の中で叫ぶ私。
10時頃分娩室に移りましたヘ( ̄  ̄;ヘ)))。。。フラフラァ点滴で促進剤を入れてもらいました。
しばらくすると・・・「キタキタ~」って感じでした。
もうひたすら耐えるしかない!いきみたいよ~いきんじゃだめだよ~と自分に言い聞かせて頑張りました。

ようやく子宮口全開になりました。「もう少しだから頑張ろうね」と看護婦さんに励まされるものの・・・
いきみた~い!!という感じでした。でもひたすら我慢。声も出さずに・・・
痛みに弱い私が(;^_^A アセアセ・・・自分でも驚きです。
しかし子宮口全開になった11時頃もれみタンは下がってくる気配が無い・・・
しかもこの状況でポコポコ動いてるし・・・(- -ノ)ノ エェ!?動いてなくていいよ(^▽^;)
そして促進剤もさらに入れてもらいました。しかし出てこない・・・

12時頃さすがにこのままでは限界ということで何やら3人ほど助産士さんが入ってきました。
「もう少しだよ~。ちょっとお腹押すよ」と押されると・・・
「うん。押せば出てきそうだから頑張ろう!」と言われました。何がなんだかちょっと分からなかったですが
「はい!頑張ります!」と返事をした私・・・
「よ~しその調子!赤ちゃんも頑張っているんだからね(*^-^)」と励まされました。
普通に分娩が困難だったので圧出分娩になりました。
「陣痛が来たら教えてね。それに合わせて上から押すからお母さんはひたすらいきんで!」と言われました。
ふむふむ・・・そうやってやるのか。と納得したところで陣痛が・・・
「来ました!」「はいよ~じゃあ行くよ!」
グイグイ・・・
( ̄◇ ̄;)ハウッ~
「声出さずにお腹に力入れて~」
( ̄‥ ̄) = =3
「そうそういい感じ」「息が続くまでね~」
( ̄u ̄;)ハァハァゼェゼェ…
「休憩ね~。又来たら教えてね」
・・・・・・・
「来ました~!!」
この繰り返しを2回した所でもう一人の助産士さんが
「切開しますね~」と。
(゚∇゚|||)はぁうっ!
噂の会陰切開ね・・・痛いかな・・・なんて思っている最中に
「ジョキジョキ・・・」
あ。切られてる。でも痛み分かんないや~≧(´▽`)≦アハハハ

そうこうしているうちに切開してくれた助産士さんが「髪の毛見えてきたからもう少しだよ!!」と。

え!?髪の毛!?普通「頭見えたから・・・」じゃないのか!?
でもまぁ髪の毛があるのはいい事だわ。なんて事を考える余裕があった私(;^_^A アセアセ・・・

そして先生がようやく登場・・・
いつもはおっとりしてぼそぼそっと話す感じの先生。しか~し!この時は違いました・・・

「ひめリンゴママさん!頑張ろうね!ここまで来たんだから!もう少しだよ!頑張ろう!」
とすご~くテンションが高かった・・・それに驚いた私・・・そして先生が最後の一押しをした瞬間・・・

「つるっ」あ。産まれた!?

「ふぎゃ~ふぎゃ~」

「おめでと~。元気な女の子だよ~」
あぁ。やっと生まれたんだ~良かった~(´;ェ;`)ウゥ・・・

「12時29分だね」と先生
その後
「3550グラムですね~」
(- -ノ)ノ エェ!?でかいよ・・・

そかそか。でも良かった・・・と放心状態の私に助産士さんが
「大丈夫!?生きてる??」と・・・(^▽^;)はい。生きてますけど・・・
「ここから麻酔出るから吸ってね」あ。縫合があるのか~
とぼ~っとしていると今度は先生に「大丈夫?僕の話聞こえてる!?」
と言われました。
あぁ。はいはい。聞こえてます・・・

「大きかったから肛門まで裂けてるんだよね。」
「縫合しますが、きちんとすれば問題はないですからね」
と・・・そっか~肛門まで裂けたのか~と意外とすんなり受け入れた私。
なんせそういうこともあると話には聞いていましたから。

縫合はチクチクちょっと痛かったです。


れみタンは綺麗に拭いてもらって色々測定を終えて助産士さんに抱かれていました。

「皆さんお待ちかねですのでちょっと顔見せてきますね」と連れて行ってくれました。

そういやぁ主人はどうしたんだ!?なんて思いつつぼ~っとしていると
「はい。お母さんが抱っこして暖めてあげて下さいね」
と抱かせてもらいました。その瞬間我慢していた涙がボロボロと・・・

「良く頑張ったね。本当にがんばったね(*^▽^*)」

それにしてもパパにそっくりだ・・・
そして分娩台の上で抱っこしている写真を撮ってもらいました。
そういやぁ主人はどうしたんだ・・・と思っていると登場。
「俺さ・・・家に帰ってたんだよ。まだだって言われて(´;ェ;`)ウゥ・・・」
(T▽T)アハハ!それで遅かったのか~

まぁそんな事よりも・・・「抱っこしてみる?」と聞くとすんなり抱っこする主人。
心なしか涙ぐんでいる様子。しかも「俺に似てる~」と。
(*¨)(*..)(*¨)(*..)うんうんそっくりだよ( ̄m ̄〃)ぷぷっ!


2時間後病室に戻る時自分でうまく立てない・・・

重心が変わったせいと、ものすごい貧血のせいでした。
座っている事もできない。寝ているしかない状態でした。でも意外と元気でみんな驚いていました。

婦長さんに「良く頑張ったね~。あんなに大きな子だったら帝王切開でも良かった位だよ。」と言われました。


そんな私の母子手帳を見ると・・・

微弱陣痛の為陣痛増強・圧出分娩・直腸裂傷
分娩所要時間29時間・出血量多量(1110g)

とまぁ漢字のオンパレード(;^_^A アセアセ・・・

でも、痛みは産まれた瞬間に全て忘れてしまいましたo(*^▽^*)o~♪

これにて私の出産体験談はおしまい
(*- -)(*_ _)ペコリ










© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: