ブリジットみたいな日記

1年ぶりの日本で思った事。Aug 11, 2005


前回、日本に帰ってきて思った一年間の事。
August 11, 2005(from Diary)




前回日本に帰ってきたのは一年ぶりだった。

久し振りに見る日本。
じめついた空気。
小さい物。

アメリカになじんだ大きな体はすごく隠れていたかった。

一年前から15kg太った。
それは元気と引き換えだった。
一番痩せてしまった時で30k台前半だった。
流石にやばかったかも知れない。
ヨロヨロで歩けなかった。
精神的な物からだった。

アメリカに行って一番の目標は『元気になる事』。
クリア出来た。
英語とか全く私の目標ではなかった。
生活の上で付いてきたらいいと思っていただけで。
アメリカという適当で広くて自然があるこの国にで元気をもらった。
自然とゴルフに元気をもらった。

ゴルフの楽しさ。
荒んだ体を無理にでも連れ出して自然に触れるようゴルフに連れ出してくれた友人に大変私は感謝しています。

久し振りの日本は思っていたより窮屈でもなくしんどくなかった。
それがとても意外だった。

日本に一時帰国をしようと決めたのは祖母の不調を聞いてすぐに決めた。
帰ってきたらとても調子の良くなった祖母がいて安心した。
寂しかった父にはめられたものだったけどでも元気でよかった。

フロリダでの生活。
寮のトラブルから始まり、顔の大怪我。車にはねられ事故。2度の追突事故。
保険問題。常夏フロリダも0度になってガッカリした事。虫だらけ。
ハリケーン。停電生活。日本人。3度の引越し。ゴルフ。
そして日本に居た彼の問題。
毎日生きるってことに追われていてここではいろんな不便さから
本当に必要な事、大切な事に気付いたり、当たり前じゃないという事を知ったり。
なんでも適当のいい所、悪い所。それは都合のいいこと、悪い事だったり。
何よりゴルフが『楽しむ』という事を教えてくれた。

ニューヨークでの生活。
マイナス20度の季節に引越し。バイト。食パン生活。
中国人トラブル。家の問題。ルームメイトの困った猫。
引越し。初めての日本人ルームメイト。
窓のない地下の部屋の暮らし。暗い部屋。悪い空気。暑い家。
寒すぎた部屋。摩天楼。薄着の重ね着。つまらない学校。
通いつめたゴルフショップ。ゴルフ。
焦ったっていいことないよということを身をもって思い知らされる。

常に誰も知らない所に飛び込んでいっては、
でも何とかやれてきたのは、いつも誰かが助けてくれていた事。
だからこうやって今も居るんだなって事。
不安ばかりででも涙はぐっと飲み込んで飛び込んでは足を一歩ずつ自分で歩かせるしかない。
そうやってやってきた。

もし何かあったら全部おいていってもなくなってしまっても
命だけあったらいいんだから。

そうやって重い荷物を背負って移動してきた。
荷物なんて軽いに越した事はない。

何もなくなったって
命だけあったらいいんだから。

そうやって自分の足を進めてきたことを思い出した。

一番大切なことは何か。






そんな不安を知らないうちに気付いたら色んな人が手を差し伸べてくれて
今までやってきていたこと。
本当にすごく心から嬉しかった。

出発前に手伝ってくれて応援してくれていた彼のこと。
心配しながらも見守ってくれている家族の事。先生の事。友人の事。



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