新発想ビジネスヒントフォーラムWEB2.0

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2008年01月20日
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玄米の話も、なかなか奥が深そうに思うのだけれどもきっかけはおっぱいの件である。

我々は哺乳類だという。だけれども一体われわれは、なぜ哺乳類であることを忘れてしまうのだろう。ふつう、おっぱいというのは子孫を育むための機軸器官だとは見なされなくなっている。インターネット上で、女性の画像を追っかけていると圧倒的にサーバー上のデーターがそれらの四肢、身体画像だと分かる。つまり、インターネットを支えている「語られざる利用情報」は、間違いなく軍事情報やら経済情報以上に女性の身体の画像情報だと思われる。その中でも、おっぱいの情報量は相当なものだ。当然、生殖器そのものを露出した画像も壮絶に多いのであるが、いかに女性のおっぱいの画像保有に資産性があるのかを雄弁に物語っている。


だが、いくらインターネット上に浮遊させる画像情報のかたちで、女性の乳房の画像が資産性があろうと子供ひとり養うわけではない。また、流動資産、現金に化けたところでそれはふたたび子供を養う生活の局面に降下した時でも、牛乳の加工品で授乳される事例が大半である。これは本当は大変、危険なことなのである。おっぱいは、本来の哺育目的の身体組織から大きく離脱して「生物記憶」「内臓記憶」を疎外するほうに社会が大きくぶれているという事を意味しており、当然急速に女性が人類進化の軌道から離脱、もしくは退行していると考えなければならない。そのように三木成夫先生は、考えたらしい。


酪農と乳製品流通は、巨大産業である。身体にいいから牛乳を飲め、と実妹まで言いつのっている。残念ながら、自分は牛乳はいくら努力しても飲めない。飲めば身体を壊すのである。半日も、身体に滞留せず、一気に体外へ送り出してしまう。これは子供の頃からそうだ。それで、この牛乳加工製品が栄養価が高いという話を、永年フィクションではないかと生理的に疑っていた。これは資本の論理として、牛肉畜産流通を産業化したいという巨大資本の論理であっても、哺乳類としての人類には相当危険な賭け事だと思われた。



実は、自分が何年も続けている悲観論のような話題がほんとうの「楽観主義」なのである。



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この画像の意味が理解いただけるだろうか?猿人から現世人類に至るまでの限定された系統樹である。この系統樹の意味することの底知れぬ恐ろしさを思うと、寝られない。人類に至る進化、発展の歴史は、どうもカタストロフィーの連続。滅びに、滅び。絶滅に、絶滅を繰り返して実現されている。つまり、進化、退行という「大博打」を繰り返し、ギャンブルに負けつづけて再生するという繰り返しで人類に至るまで類人猿は鍛えられてきた。進化も、退行もいずれも負けるギャンブルで、それで一旦滅びることで学び取り、山奥やら僻地から遅れて登場してきた一部のノロマが次の時代の主流に躍り出るというひとつのパターンとなっている。これは、その証左だ。



今回、現世人類が取った「大博打」。それは資本主義という国際金融資本の発生と併走する哺乳行動の排除。これが間違いなくひきかえせない負けるギャンブルだという気がする。


DNAの教えるところでは、かつて我々のDNAの起源は樹上から追いやられてサバンナに落とされた非力な類人猿だったようだ。足が奇形化して樹上で身体をささえられなくなり、草原に追いやられたのだ。ところが、裸の猿になったわれわれは、草原では連戦連敗。98%以上は、猛獣に食べられるという悲惨な選択を強いられた。来る日も、来る日も、家族を食べられ、子供を食べられ、孫が消えという暮らしを続けていた。おそらく数万年ものあいだそうだった。人類が、かろうじて絶滅から逃げられたのは、汗腺の発達。そして、そしてモラルもなにも度外視の旺盛な繁殖欲だろう。すなわち猛獣が寝ている昼間、日中にこそこそ動き出して食べ物探しが出来るようになったからだ。汗をかける我々だけがサバンナの昼に堪えられた。周囲に、まっぴるま動き出して餌を探すような間抜けな猛獣が少なかったからだ。


「家族」だ、「家庭」だというものは、ここ数百から1千年ほどの人間がつくったフィクションに過ぎない。資本主義の発生と、同時に登場した観念だ。財の蓄積のための都合。そういうと嫌われるかもしれないが、事実だろう。本来は、いまそこに生きている人間同士で、仲良く協力しあって暮らすという創意、工夫なければ類人猿からわれわれ現世人類は世界覇者に勝ちあがってはこれなかった。少子高齢化社会などというような社会は、結局どこからか猛獣がやってきて餌になることを選んだ社会だと思ったほうがいいのかもしれない。














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最終更新日  2008年01月20日 17時38分18秒
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